2017.12.26

EOS 80D(一眼レフ) vs DSC-RX10M3(コンデジ)

 最近はレンズが増えたことから、EOS 80Dだけで撮影に行くことが多かったのですが、望遠性能ならDSC-RX10M3の方が勝っています。久しぶりにLodi Gardenに持ち出しました。
 そこで試しに同じような条件下で、最大望遠で撮り比べてみました。まずはDSC-RX10M3(2,010万画素)です。


DSC-RX10M3で撮影、毛の描写がすごい。
(画像に触れると拡大します)

 切り替わる画像は一部を拡大したものですが、驚いたことに毛の一本一本がはっきりと描写されています。ボディが大型とは言えどセンサーサイズは1インチなので、APS-Cセンサーを積む一眼レフより画質が劣っていても不思議ではないのですが、この描写力はすばらしい。やはりセンサーそのものの性能に加え、搭載レンズ(Carl Zeiss)がいいってことなんでしょうか。


こちらはEOS 80D+EF 70-300mm F4-5.6 IS II USMで撮影。
(画像に触れると拡大します)

 一方、EOS 80D(2,400万画素)の方も同じ条件で切り出したものですが、描写がちょっと甘め? 細部がふんわりと写っているような印象です。ピクチャースタイルは「ディテール重視」のセッティングなんですが、それでも描写にはかなり差がつきました。ただ、無補正の場合ですが色の出はこちらの方が鮮やかで、記憶色に近いです。

 結局のところ、一長一短でそれぞれの良さがあるということですね。

2017.12.10

忘年会の成果と反省

 会社の忘年会で、恒例の記念写真を撮ってきました。これまで「EF 35mm F2 IS USM」や「EF 18-135mm F4-5.6 IS USM」などを使ってきましたが、描写感はいまひとつの印象がありました。
 そこで、今回は先日購入した「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM」を使用。このレンズの弱点はAF精度ですが、F10程度まで絞って使う上にライブビューで撮影したので、この弱点は現れないはずです。さて...。


5Kディスプレイにて等倍表示で見ると圧巻です!

 iMacの5Kディスプレイ(5,120x2,880ピクセル)で等倍表示させてみて驚きました。像が非常にシャープに捉えられていたのです。失敗を避けるため、複数回撮影していたのですが、この人数で写真ごとの一人ひとりの表情の違いがはっきりわかるほどなのです。レンズで写りがこんなに変わるということに改めて驚きました。

 現像はAdobe Lightroomで行いました。暗いところでの撮影なのでISO感度がかなり高くなっていますから、ノイズの処理は念入りに行いたいところ。試行錯誤を繰り返して一応納得できるレベルにきたところで、ふとカメラが現像して出力したJPEG画像と比較してみると...あれ、カメラ作の方がキレイだ!? 確かに専門メーカーの作り込みだけあります。見直しました。

 今回、会場の全景を捉えるのには「EF 18-135mm F4-5.6 IS USM」、演台に立つ人を捉えるのには「EF 35mm F2 IS USM」と使い分けました。残念ながら会場が比較的暗かったため、シャッタースピードが上がらなかったことから被写体ブレが多発。使える写真の打率が結構低かったのが誤算。これが反省です。

2017.12.03

写真の保存環境を考える

 私は撮った写真を2つの方法で管理しています。まずRAWデータはAdobe Lightroom Classic。こちらは外付けのHDDに直接データを保存し、それを参照する形で運用中。
 一方、カメラが直接吐き出すJPEGデータは Apple 純正の「写真」に登録しています。これによってiCloudにデータが自動的に転送され、MacのみならずiPhone、iPadで写真が共有されます。非常に使い勝手は良い。


とにかく便利なんですが...このままでいいのか?


ほぼ1/3を使いました。このペースで行くと...?

 ただ、懸案があるのはストレージの容量。私は400円/月で200GBのスペースを使っています。現在の状況を確認すると写真の枚数は20,000枚、消費容量は72GB弱になっていました。この1年、一眼レフを手にしてから写真一枚あたりのサイズが増えていることもあるのですが、このペースで行くといつまで持つかちょっと心配。
 そろそろ真面目にデータをどう保存していくべきか、考えた方が良さそうです。

2017.11.25

常用レンズになるか?「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM」

 前回記事を書いた「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM」ですが、先日の買い出し帰国でショップで実物を見て、悩み抜いたあげく結局購入してきました。初めてのサードパーティ製レンズです。
 このレンズの特徴は焦点距離18〜35mmでF値が通しで1.8であること。APS-C専用ではありますが、単焦点レンズ数本がこれ一本に収まっていると考えるとすばらしい。常用レンズになる可能性大です。


純正と違い、ポーチとフードが付属しています。重量は810gでかなり重い。
(画像に触れると表示が変化します)

 愛機EOS 80Dに装着するとこうなります。フードまで装着するとかなり長いです。また、今までのレンズと違うのは重量バランスがかなり前寄りになっていることです。カメラ本体の方が却って軽く感じてしまうほど。
 操作部はAF/MFの切り替えスイッチのみ。ズームリングはやや固め、ピントリングは非常に滑らかに回ります。このレンズはズームしても全長は変わりません。


装着時はかなり長くなります。片手で持ち続けるのは結構ツラい。
(画像に触れると表示が変化します)


造りに安っぽさはありません。レンズ径が大きく正面から見ると迫力満点。
(画像に触れると表示が変化します)

 インターネット上での評判では「AF精度に課題あり」という評価が多く、ちょっと心配していました。実際に使ってみると、この個体は概ね合っているようです。合焦スピードも純正よりやや遅いかな?と言う程度で、一呼吸の間にはピントが合います。ただ、被写界深度は開放では極めて薄いので、AFが不安定だとするとちょっと心配。実際に光学ファインダーで撮影した画像を後で拡大してみると、微妙にピントを外しているものも見受けられました。そんなにひどいずれ方だとは思いませんが、不安定さは感じられます。大事な画像はMFを併用して追い込むか、ライブビューで撮影して使うのが良さそうです。

 いつものようにLodi Gardenで試し撮りをしてきました。もちろん重点項目は絞り開放側の描写です。やっぱり通しF1.8は伊達ではなく、すごく背景はボケます。F1.8のレンズは50mm(35mm版換算80mm)で、望遠のものしかなかったので、この距離でボケを出せるのはすごく魅力的。


問題はAF精度...確かに不安定です。MFを併用して追い込むか、ライブビューで使うのが確実か?


ピントの合う範囲が極めて薄い。これは気をつけないとピンボケを量産しそう...。

 「描写にキレがある」というのが最近のSIGMAのレンズの特徴だとよく言われます。となると、このように情報量の多い絵ではその実力が出やすいはず。実際、拡大してみても細部まできっちりと描写されています純正とは描写がかなり異なる印象で、これはなかなかすごいかも。


竹が放射状に伸びる姿を撮りました。細部まで非常にシャープに写っていました。

 焦点距離が標準クラスなのであまり期待していなかったのですが、足下を駆け回るリスも撮影してみました。焦点距離が短いので大きく捉えることはできないため、トリミングによるものですが、姿はシャープに捉えられています。


焦点距離が近いので小さいのですが、シャープに撮れたのには驚きました。

 ただし、気になるのはやはりその重量です。正直かなり重く感じますが、この万能さを見てしまうと目をつぶりたくなります。 信頼性で言えば純正の単焦点レンズを使いたいですが、ほんのちょっと画角をアジャストしたい場合はこちらが有利。AFの不安定性を時間をかけてカバーできるシチュエーションならこちらを選びそう。

2017.11.06

気になるレンズ

 最近、気になっているレンズがあります。SIGMAの「18-35mm F1.8 DC HSM」。
 このレンズの特徴はズームレンズにもかかわらず、全域でF1.8通しの性能があることです。ズーム倍率は2倍なので決して守備範囲は広くないのですが、これ1本で35mm判換算で28、35、50mmの単焦点レンズを持つことと同じ状況になるので、画質重視の観点では使い勝手が良さそう。これ、普段使いにとてもいいかも。


画角的には使いやすいが...問題はAF精度?

 ただ、あちこちにあるレビューを見ると、サードパーティ製だけあってAF精度に難があるようなので、使いこなすにはテクニックが必要そうです。さらに重量は800g超とこのクラスではヘビー級。おまけにAPS-C機専用なので、もし将来フルサイズに移行するつもりがあるなら使えなくなります。
 うーん、悩ましい...。

2017.10.18

久しぶりに装着、超広角レンズ

 明日がDiwaliなので、アパートの電飾が賑やかになってきました。過去2年は日本に行っていてじっくり見ていないことと、おそらく今年で最後になりそうなので、カメラで撮っておくことにしました。
 そこで久しぶりに引っ張り出したのが超広角レンズ「EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STM」です。夜景を撮る上では明るくないレンズであることがマイナスですが、どうせ絞るし三脚を使えばいいので問題なし。それよりも広い範囲を収められるのが楽しい。上の写真に写っているベランダから、下の写真を撮りました。


台所からは左下半分だけ見えます。実はこれだけ近い距離なのです。


近い建物をこれだけ広く撮れるのは超広角レンズのおかげです。

 見た目とはずいぶん違うということがわかりますが、レンズを変えるだけでこんな写真が撮れてしまうレンズ交換式カメラはやっぱり面白い。

2017.10.16

本当にニーズはあるのか? APS-Cコンデジ

 Canonから新製品「PowerShot G1X mark III」の発表がありました。
 このシリーズはこれまで「コンデジとしては大きい」1.5インチセンサーを搭載していました。これでも私の使う「DSC-RX10M3」よりも充分大きいのですが、今モデルでは同社の一眼レフ「EOS 7Dx」「EOS x0D」「EOS x000D」「EOS Kiss」シリーズと同じAPS-Cサイズに変更してきました。
 機能面では3倍ズームレンズを搭載し、35mm判換算の焦点距離は標準域をカバーする24-72mm。実売予想価格は13万円前後とのことです。


このクラスにそれほどニーズがあるのだろうか...?

 APS-Cセンサー搭載にしてはコンパクトで重量も軽く、最も大事なカメラの要素である「携帯性」には優れているのですが、価格から見た製品の立ち位置には疑問も。これだけの値段ならエントリー一眼レフ「EOS Kiss」に好きなレンズを足した方が、コストパフォーマンス+将来性を考えるに幸せになれるのでは?という気がします。
性能はともかく、この価格で本当にニーズがあるのかな...?

2017.10.14

APS-C機の限界?

 会社のイベントでいつものように写真係を務めていました。しかしここ最近は高感度での撮影セッティングで迷っています。会社でよく使われる会場はホテルの地下にあるホールで照明が比較的暗い。このため手ブレ、被写体ブレを防ぐためにISO感度を上げてシャッタースピードを稼ぐのですが、ISOオートにすると6400(上限デフォルト値)まで迷わず上がってしまいます。当然、そのまま撮ると高感度ノイズで画像はザラザラになります。
 これを「Adobe Lightroom」で補正し、なんとか見せられるレベルまで手を加えるのですが、それならばできるだけ低いISO感度で撮っておきたい。そこで試しに集合写真で感度をISO 3200に固定し、Mモードで絞りF8.0、シャッタースピード1/80で撮影してみました。本当はもうちょっとシャッタースピード上げたいところですが、三脚使用なのでそこは割り切っています。ただ、これでもノイズレベルは厳しかった。


左はJPEG撮って出し、右が補正後。補正してもディテールはこの程度しか...。

 今回はさらに背後の照明がついておらず、さらに状況が悪化しており、目に見える形での画質向上にはつながりませんでした。まだ試行錯誤が必要なようです。
 この点についてはAPS-C機の限界を感じざるを得ません...。

2017.10.08

すっかり惚れ込んでいます!

 Canon製の一眼レフ「EOS 80D」を手にしてから7ヶ月半が経過しました。Canonの製品群は上位から35mm版フルサイズの「EOS 1D」「EOS 5D」「EOS 6D」、APS-Cサイズの「EOS 7D」「EOS x0D」「EOS x000D」「EOS Kiss」という並びになるので、この機種はまさに「真のミドルレンジモデル」という位置づけです。
 使い始めて改めて使い勝手の良さに惚れ込みました。何より気に入っているのは、何度も書いてきていますが機能のバランスの良さ、即ち「汎用性」です。それぞれの項目で飛び抜けた性能はないのですが、すべての項目が80点以上という雰囲気。スペック上では「特長がないのが特徴」ですが、それは弱点が少ないということを示しています。
 特に私が気に入っている点は
 ・45点測距AFポイントはカバーエリアが広く、構図の自由度が高い
 ・ナノUSMとの相性が抜群で、該当レンズ使用時のAFスピードがすばらしい
 ・操作性は上位機種譲り。測距点選択のスティックがない点が劣るが、カスタマイズで補える
 ・バリアングル液晶搭載で、構図選びの自由度が高い
 ・連写機能や感度はトップクラスではないが、実用上は充分
 ・発色がとても良い
 ・本体は軽量かつコンパクト
というところです。ただし高感度を要求される場面だけは、センサーサイズの制約でちょっと苦しいです。


この機種にすっかり惚れ込んでいます!
(画像に触れると表示が変化します)

 上位機種にあたる「EOS 5D mark IV」「EOS 6D mark II」「EOS 7D mark II」はそれぞれに秀でたところがある一方で、EOS 80Dに機能的に劣る部分を持っていることを考えると、このバランスの良さは捨てがたい。
 35mm版フルサイズ機種の解像度やボケは魅力的ですが、APS-Cならではの良さ(長い焦点距離が使え、被写界深度も薄すぎず使いやすい。何よりサイズがコンパクトに収まる)にも改めて気づきました。
 この特性を考えると、簡単に乗り換えずに末長く使って行きたいと思います。いい買い物をしました。

2017.09.23

雨の日の撮影はきつい

 この日は職場のクリケットの試合だったので、専属カメラマン(?)として出動しました。機材はEOS 80DとDSC-RX10M3。下の写真は職場の総務担当者が撮影中の私を撮ってくれたものですが、なかなかの重装備です(笑)。
 写真はEOS+望遠レンズで撮影しましたが、初めてDSC-RX10M3でスーパースロー動画を使ってみました。容量を考慮して240fps-2秒の撮影でしたが、エンドトリガーのおかげで貴重なシーンも確実に捉えられました。後で職場の人に見せたところ、かなり好評。 さすが「目に見えないものが見える」カメラです。


意外にサマになってたみたいですね...まるで大砲屋?

 一方でこの日は雨。幸いレンズフードのおかげでレンズ表面に水滴がつくようことはなかったのですが、風向きなどには相当気を使いました。やはり雨の日の撮影は気持ち的にもきついです。
 帰宅後、すぐにレンズやボディは念入りに清掃し乾燥剤入り保管庫へ。レンズへのカビの発生だけは絶対避けねばなりません。

2017.09.14

今度はAFと連写が進化!「DSC-RX10M4」登場

 私の愛機「DSC-RX10M3」の後継機が発表になっていました。名前は「DSC-RX10M4」。
 今回の主な変更点はAFまわりと連写性能とのこと。私が使っていても確かにAF性能には不満があったので、この進化は喜ぶべきところでしょう。一方で連写性能も大幅に向上しています。ただ、その他の基本諸元はあまり変わっていないようなので、マイナーチェンジといった印象です。


600mmF4の基本性能は変わらず、AFと連写が主な改良点らしい。
(画像に触れると表示が変化します)

2017.09.10

望遠レンズで月を撮ってみた

 「EF 70-300mm F4-5.6 IS II USM」で月を撮ってみました。
 焦点距離では600mm相当の「DSC-RX10M3」が有利ですが、EOS 80Dの480mm相当でもクレーターまではっきり描写されています。このレンズ、なかなかの実力と見た。


影に近いところにあるクレーターの凹凸感がしっかり出ています。

2017.09.02

望遠+動体撮影対応!「EF 70-300mm F4-5.6 IS II USM」

 私の主な撮影対象はリスなどの小動物と野鳥です。これらは望遠に強いカメラ/レンズが欲しいところ。なので主に使用しているのはSONYのコンデジ「Cyber-shot DSC-RX10M3」です。焦点距離600mmでF4をキープできるので、1インチセンサー搭載ではありますが、目を見張るような絵が撮れることもあります。
 ただ、いわゆるミラーレスのような操作感になってしまうので、動体の撮影が苦手。こういった局面ではやはり光学ファインダー搭載の一眼レフが真価を発揮します。そこで、望遠レンズを一本買い足しました。
 購入したのは 「EF 70-300mm F4-5.6 IS II USM」。昨年発売された新世代レンズで、ナノUSM搭載によりAFの速度・精度が高まっているのが特徴とされています。APS-C機での焦点距離は112-480mm、最大望遠では下の写真のようにかなりの長さになりますが、重心はカメラ寄りにあるので降り回すのも難しくはありません。


これがEOS 80Dに装着した姿。望遠端ではここまで延びます。
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 スイッチ類は他のレンズとほぼ同じで、AF/MF切替、手ブレ補正ON/OFF、広角側でレンズをロックするスイッチがあります。さらにこのレンズには液晶画面が存在していて、「MODE」ボタンの操作で焦点距離や被写界深度、揺れ量などの表示をさせることが可能です。ボタン長押しで反転表示も可能なのですが、このレンズを使う場合は光学ファインダーを覗いていることが多いはず。実際にはあまり役立ちそうな気がしないのですが...?


液晶で焦点距離がわかりますが...あまり実用的ではない? スイッチ類は他のレンズとほぼ同じ。

 実際に撮影してみました。被写体は高知城です。112mm相当だとそれなりの広さで写ります。一方の望遠端だと天守閣の形状がはっきり見えてきます。さらに等倍で表示させると、天守閣にいる観光客の姿まで捉えられていました。


こちらは広角端、APS-Cでは112mm相当です。


望遠端480mm相当、ここまで寄れます。等倍表示ではここまで写っていました。
(画像に触れると表示が変化します)

 やはり動体は光学ファインダーで撮りたいものです。それを可能にしてくれるこのレンズ、早くLodi Gardenで試してみたい。

2017.08.25

レリーズ実戦配備

 先日購入したレリーズが早速出番です。この日は会社の歓送迎会で、最後の集合写真でデビュー。また前回、35mm(換算56mm)の単焦点レンズを使ってかなり人から距離を取らねばならなかったため、今回は18-135mmの標準域をカバーするズームレンズを持参。さらに明るさを考え、AvモードではなくMモードで撮影しました。


レリーズのおかげで余裕を持ってシャッターが切れました。

 今回はレリーズのおかげで、ブレを気にせずシャッターが切れたので、前回よりは精度が上がったようです。
 ただ、それでもISO感度は6400まで上昇させざるを得なかったので、撮影されたデータにはそれなりに高感度ノイズが乗っていました。やはりAPS-Cにはこの明るさは荷が重いのか?

2017.08.13

集合写真改善計画、純正レリーズ「RS-60E3」購入

 前回、会社のイベントで初めて集合写真を撮影したのですが、そこで一つ誤算だったのはiPhoneをリモコン代わりに使って撮影するというワザ。Wi-Fiを使ってカメラに触れずにシャッターを切るという作戦だったのですが、肝心な時に接続が不安定。並んでいる人を待たせるわけにもいかないので、やむなく直接シャッターを切りました。
 一方、次回のイベントがこの月末に行われることが会社でアナウンスされました。ぜひともこのチャンスを活かしてワンランク腕を上げたい。前回の失敗を踏まえてどう改善するかが技術者の腕の見せ所です(?)。
 三脚を使っているとはいえ、カメラに直接触るのはブレの原因になります。Wi-Fiで確実性に欠けるとなると、次善の策は有線。 調べてみるとEOS 80Dには「RS-60E3」という純正レリーズがありました。そこで以前カメラを購入したConnaught PlaceにあるCanon販売店のサイトを見ると、どうやら扱っていそうなことが判明。よし、行ってみよう!


Connaught PlaceのBLOCK Nにある「Canon Image Square」に買いに来ました。
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 事前にiPhoneに型番と画像をメモしておき、「このリモートスイッチを探してるんだけど、在庫ある?」と画面を見せながらお店のスタッフに聞いてみると「あるよ」との回答。値段を聞くと1,095Rs。あれ、なんか日本より割安のような...? ともかく意外にあっさり購入できました。


これがRS-60E3の外箱、封筒に入れてくれました。外箱によればMADE IN TAIWANだそうな。
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 早速自宅で機能を試してみました。本体は手のひらにすっぽり収まるほど小さい。ボタンは一つだけで、両サイドにはケーブルを巻き付ける突起がついていました。
 EOS 80Dには側面にあるリモート端子に接続します。ケーブルの長さは60cmなので、あまりカメラから離れることはできません。ボタンは本体のレリーズボタンとほぼ同じような感触ですが、バルブ撮影に対応するために2段目でロックすることも可能になっていました。これでレリーズによるブレ発生を完全に回避できます。


カメラ本体には専用の端子で装着、あまりケーブル長がないので離れられません。
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 私はカメラ側で親指AFを設定しているので、これがどう機能に影響するかが懸案だったのですが、どうやら本体のシャッターボタンを代行するだけのようで、半押しでもAFは動作しませんでした。これなら混乱しません。
 これで問題は一つ解決しました。今後も着実にステップアップして行こう。

2017.08.07

使い勝手を再確認「EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM」

 この日はLotus Templeに行くことにしていて、EOS 80Dの装着レンズをどうするか悩んでいました。というのもインドの観光地ではまず入場の時に荷物検査があるので、できるだけバッグは持ち込みたくありません。とはいえ風景を撮るなら超広角レンズを入れたいし、画質重視なら標準相当の単焦点レンズも使いたい。
 ということで「一本だけ選べ」となると、やっぱりキットレンズ「EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM」という選択になります。幸い景色がメインなら絞って使うことになるので、明るいレンズでなくても充分なはず。


久しぶりにキットレンズを持ち出しました。

 ところが、Lotus Templeには入れなかったので、またもやリスを撮る羽目に...。ところがこの撮影を通じて、このレンズの良さを改めて再確認することになりました。


AFがとにかく速くチャンスを逃しません。 持っているレンズで随一の合焦速度です。


F値が大きくても距離を稼ぐことができれば、背景もそれなりに溶かせます。

 その良さとは、とにかくAFのスピードが速く、かつ狙い通りになる確率が高いこと。今回はほぼ止まった被写体がメインでしたが、動体ならばますますこの能力が活きてくるはずです。
 考えてみれば、持っている単焦点レンズはすべてこのレンズの焦点距離内にあります。ただしこのレンズはF値が小さいため、ポートレートや植物などに使うには分が悪いものの、焦点距離の観点ではあらゆる用途に対応可能。まさにオールマイティ、さすがキットレンズに設定されるだけのことはある。
 その重さから持ち歩くのを敬遠していたレンズですが、これならフォメーションを見直そうかな。

2017.07.23

風景写真御用達?「EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STM」

 5本目のレンズは「EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STM」です。
 純正APS-Cサイズ用の超広角レンズで、EOS 80D装着時の焦点距離は16-29mm。ちょうどキットレンズが18mmスタートなので、それと被らない設定になっています。価格も比較的安価なのが嬉しい。


長さはキットレンズの2/3ほどですが、重量は半分以下。

 重量は極めて軽いです。キットレンズが515gに対して何と240gと半分以下。これはマウントをプラスチックにするなどの工夫もありますが、焦点距離の幅を詰めたという光学設計の割り切りによる効果と解説されています。
 一方でF値が比較的大きいため、暗いところでの撮影は苦手なようです。また、いつものことですがレンズフードは別売となっています。


EOS 80D装着時の姿、見た目とは異なり軽いので楽々振り回せます。


フィルター径は67mm、キットレンズに使えるフィルターは使い回せます。手ブレ補正も搭載。

 それではその特徴である画角を比べてみましょう。三脚にカメラを据え、EF-S 24mm F2.8 STMとレンズだけを交換し、最も広角側の焦点距離10mmの設定で撮影してみました。35mm換算後の焦点距離で言えば16mmと38mmの違いになります。写真を比較してみると、写る範囲がかなり広くなっていることがわかります。この分だけ風景を広く収められるわけです。


EF-S 24mm F2.8 STMとの画角比較、ものすごく写る範囲が広い。
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 下の2枚が実例、こういった特性はやはり風景写真でその真価を発揮すると思われます。ただ、写る範囲が広い分だけ歪みやすいという問題はありますが、EOS 80Dではレンズ補正データが登録されているので、撮って出しJPEGでも補正の恩恵を受けられます。このため、撮れた絵を見てもあまり不自然さは感じられません。


基本的には絞って使うことになるので、あまり周辺の光量落ちは気になりません。


一方、曇ってちょっと暗くなると、写真も明るさが落ちてきます。

 フードまでつけるとやや嵩張るところはあるものの、重量は軽いので持ち歩き自体は苦にはなりません。風景を楽しむ旅行には是非とも携行したいものです。

2017.07.02

3本の単焦点レンズの画角を比べてみる

 単焦点レンズが3本(35mm換算の焦点距離が38mm、56mm、80mm)揃ったので、それぞれの画角を同じ条件で比べてみることにしました。やり方は下の写真のように、机の上に置いたモノを三脚で固定したカメラで撮ります。この状態でレンズだけを交換し、iPhoneからリモートでシャッターを切り撮影していきました。
 各レンズでF値は5.6と、それぞれの開放値で撮ったものを並べています。


だいたいこんな位置関係で撮影しています。

 まずは「EF 50mm F1.8 STM」、35mm換算の焦点距離は80mm。これで撮影範囲を合わせました。
印象としては遠くにあるものを引き寄せているような感じが強いです。やはりポートレートなど主題がはっきり決まった被写体に使うべきですね。開放F値は1.8なので被写界深度がかなり狭いことがわかります。事実、飛行機のモデルの幅以下にしかピントがあっていません。


F5.6と開放F1.8にて。遠くにあるものを引き寄せているような感じが強いです。
(画像に触れると表示が変化します)

 次に「EF 35mm F2 IS USM」、35mm換算の焦点距離は56mm。撮影範囲がひとまわり広くなりました。これぐらいなら寄る・引くことで画角のコントロールがしやすい距離感に見えることから、やはり万能的に使えそう。開放F値は2.0で先のレンズよりは大きいものの、ボケかたにそう大きな違いはないように見えます。


F5.6と開放F2にて。寄る・引くことで写せる範囲をコントロールできそうです。
(画像に触れると表示が変化します)

 最後は「EF-S 24mm F2.8 STM」、35mm換算の焦点距離は38mm。撮影範囲が大きく広がりました。風景やスナップ、屋内など狭い場所でなどに使うには適していそう。ただし大きく撮るには向いていないようです。ただしレンズが一番コンパクトなので、街歩きなどにはこのレンズが活躍しそうです。


F5.6と開放F2.8にて。えらく小さく写りました。これは完全にスナップ用ですね。
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 さて、こうしてみると同じカメラでもレンズによって写りが大きく変わることが実感できます。
 結論としては「EF 35mm F2 IS USM」を標準に、ポートレートや被写体を絞って撮る時は 「EF 50mm F1.8 STM」に交換、風景を広く捉えたい時には「EF-S 24mm F2.8 STM」に換装するという使い分けになるかな...。

2017.07.02

本格ブレ対策!「SLIK スプリント PRO II」

 こちらも日本で買い出ししてきた一品、SLIK社製トラベル三脚「スプリント PRO II」です。
 三脚は持っているのですが、今使っているDSC-RX10M3が重量級のため、いささか役不足感あり。そこで「いいのが見つかれば買おう」ぐらいの気持ちで量販店を見て回ったところ、下調べ結果で第一候補だったものが在庫一掃特価品として出ているのを発見。市価に対し約半額だったので思い切って買ってしまいました。
 色はガンメタとの二択でしたが、見た目で軽量感のあるシャンパンゴールドを選択。


専用のバッグ付きです。色はシャンパンゴールドで軽く見えます。
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 私の考える条件は軽量・コンパクトに加え、自由雲台装備でアイレベルまで高さが稼げることと、足がレバーロック式であること。これらは現場で素早くセッティングを行うのに譲れないポイントです。
 重量はアルミ製で940g、高さは1,615mmまで伸びますが、エレベーターを用いればそれ以上の高さで使うことも可能です。ただし安定感は下がってしまうので、あまり積極的には使いたくない。


足がレバーロックなので速やかに展開できます。エレベーターでさらに高さUP可能。
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 カメラ本体と比べると、コンパクトさがわかります。もともと「トラベル三脚」なので、小型軽量が売り。
  一方、エレベーターを外せば地を這うようなローアングルでも使えます。剛性はこれまでと比べものにならないほど高く、カメラを安定して支えられます。


エレベーターを外せば地を這うような使い方も可能です。
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 耐荷重は2kgで、機材を考えるとやや物足りないのですが、ここは使用環境を考えてやや妥協しました。クイックシューが2個ついたセット品だったので、EOS 80DとDSC-RX10M3にそれぞれ予め装着しておくことで、カメラ交換もを素早く行うこともできます。
 いいタイミングで購入できました。

2017.06.29

いつかはフルサイズ

 Canonから新カメラ「EOS 6D mark II」が発表されました。前モデルは2012年の発売だったので、シリーズとしては待望のモデルチェンジです。私も「EOS 80D」購入前には比較対象に挙げていたのですが、価格の割に機能面での見劣りが大きく、検討対象から外した経緯があります。今回のモデルチェンジでは、当時不満に思った点の多くが解消されているようです。機能の観点からは「EOS 80D」のフルサイズ版といった位置づけに見えます。


「いつかはフルサイズ」...このシリーズは有力な選択肢になります。

 バリアングル液晶搭載や45点測距AFなど、機能面ではEOS 80D並みに強化されています。もともとの特徴だったGPSなどの機能も踏襲されたので、これ1台で何でもできるまでに進化。もちろんエンジンは最新のDIGIC 7。重量は若干増加したものの、ほぼ前モデル並みをキープしています。唯一残念なのは光学ファインダーの視野率が100%でない点ですが、それにしても魅力的なスペックです。
 カメラを始めた人が必ず思うであろう「いつかはフルサイズ」。私も多分に漏れず、いつか撮影に自信が持てる日が来たらフルサイズに移行したい。その時にはこのシリーズは有力な選択肢になることでしょう。

 なお、同時にローエンドのエントリーモデル「EOS Kiss X9」も発表されています。

2017.06.24

EOS 80Dの写真にジオタグをつける「GP-E2」

 GPSデータを写真データにつけるデバイスはもう一般的になりました。スマートフォンはWi-Fiの助けもあって測位が早く、実用的な使い勝手が実現されています。でもiPhoneにできて、写真の専用機である一眼レフにできないというのは悲しい。特に旅の写真にはGPSデータをつけたい。
 幸いEOSシリーズには「GP-E2」という純正オプションが用意されています。写真にジオタグをつけるだけのみならず移動軌跡のログまで取れるという優れもの。


これが純正のGPSレシーバー。ダイヤルとインジケーターのみ。

 カメラにはアクセサリーシューで接続します。面倒なケーブルや設定は必要ありません。GPS衛星から発せられる時刻情報を基にした自動時刻修正にも対応しています。また内蔵された電子コンパス情報から、写真には撮影方向まで記録できるとのこと。ただし精度良く測定するにはキャリブレーションが必須です。


EOD 80D装着状態。ちょっとスマートさには欠けますが、魅力には代え難い?
(画像に触れると表示が変化します)

 専用のキャリーケースも同梱されていて、単独でGPSロガーとしても使えます。これはなかなか面白い。最も更新間隔を狭く(1秒)しても単3乾電池一本で10時間は動作するようなので、予備電池を用意しておけば旅行にも充分対応できます。ただ、キャリーケースは少し小さすぎるようで、なかなかスムーズに入ってくれません。


ベルトにぶらさげておけは手間要らず。ただしケースが小さくスムーズに入らない。

 実際に試したのがこちら、Lodi Gardenでの撮影の間にログを取ってみたのですが、公園内の移動がはっきり記録できています。測位の精度も期待以上でした。
 旅には手放せないオプションになりそうです。


自宅からLodi Gardenまでの道のりと、公園内での移動が記録できていました。
(画像に触れると表示が変化します)

2017.06.18

実力はポートレートで発揮?「EF 35mm F2 IS USM」

 日本から買ってきたEOS用のレンズはもう一本ありました。実は自分の中で本命視していたのはこちら「EF 35mm F2 IS USM」です。
 単焦点レンズはこれで3本目、APS-Cでの焦点距離は56mm。これまで購入したのが24mmと50mmなので、焦点距離的にはその中間、やや望遠気味の標準レンズとしての位置づけになります。これまで買ったレンズとは異なり、レンズフードやポーチが付属していました。フィルター径はキットレンズと同じく67mmで、長さだけが短くなったような印象です。


「EF 35mm F2 IS USM」はキットレンズとパンケーキレンズのちょうど中間の大きさです。
(画像に触れると表示が変化します)

 EOS 80Dとの組み合わせではほどよいサイズ感です。付属していたレンズフードはかなり大きく、花びらの切れ込みが深いのが特徴。これを装着すると全長は長くなりますが、重量バランスは良好です。
 開放F値は2.0でまずまず明るく、手ブレ補正付き。USM(超音波モーター)なのでAF性能にも期待できそう。画角が好みに合えば、つけっぱなしレンズになるかもしれません。


こちらがEOS 80D装着状態、レンズと本体の大きさのバランスがいい感じです。
(画像に触れると表示が変化します)


上面には撮影距離表示や被写界深度目盛りがあります。


付属のレンズフード装着状態。意外に全長は長くなりますが、重量バランスは良好です。

 まずは被写体に花を使い、絞り値違いでボケ具合を確かめてみました。最初がF8、次が開放のF2です。見ての通り大きくボケています。「EF 50mm F1.8 STM」ほどではありませんが、「EF-S 24mmF2.8 STM」と比べるとかなり面白い表現ができそうです。


花を使ってボケの効果を見ます。なるほどよくボケてくれます。
(画像に触れると表示が変化します)

 こちらは風景をF8で撮影した結果です。このサイトでは掲載用にリサイズしていますが、オリジナル画像を見てみるとこれぐらいの絞りではシャープに写せるようです。
 ただ、個人的な好みで言えば画角は「ちょっと狭い」印象。もうちょっとだけ広いほうがちょうどいい広さになりそうなんですが...。写り的には文句はないのですが、ここにほんのちょっとだけ不満があります。


絞って使えばシャープに景色を閉じこめられます。


シャープさを活かせば、こういう絵でも潰れずに撮れます。

 私がよく被写体にする小動物については当然ながら向いていません。実際のところ、かなり接近しないと大きく写すことはできませんので。ただし解像度を活かしてトリミングによりそこそこの描写は得られます。このWebに載せるためのい素材ぐらいなら問題ありません。


大きく写っているのはトリミングの結果ですが、それでもそこそこ解像感は残っています。

 最後は動体撮影ですが、接近しないと大きく撮れずにもどかしい思いをするのは同じです。一方でAFはキットレンズ並みに速く、チャンスをモノにしやすい点はいいですね。レンズが軽いので被写体を追尾しやすいのもGOOD。
 でも、こちらも使い方としては向いていませんよね。


インドハッカを連続撮影、これぐらいの大きさでないと撮れません。
(画像に触れると拡大します)

 実際に使ってみての結果ですが、画質・ボケについては全く不満はありません。画角については期待通りではありましたが、私の好みから言えばほんのちょっとだけ「遠い」。ただ足を使っての画角調整ではそれほど極端な移動距離は必要なかったので、やはり一番汎用的に使えそうです。私の基本レンズはやっぱりこれかな。
 ポートレートを撮るなら遠すぎず近すぎずの距離で撮れ、かついいボケが得られるので使いやすそうです。

2017.06.11

"使いどころ"まで絞られる「EF 50mm F1.8 STM」

 日本での買い出しで入手したのがEOS用の単焦点レンズ「EF 50mm F1.8 STM」です。安価ですがよく写るということで、「撒き餌レンズ」という称号があります。これで面白さにハマってレンズを買い足していくわけです。
 さて、なぜこのレンズを買うことにしたかというと、実焦点距離38mmのレンズで色々試した時に、主題を見出せない絵を量産してしまったからです。万能的に使えるのは間違いないのですが、印象的な絵を撮ろうとすると困る…という悩み。だったらもっと画角を狭くしてみればテーマを表現しやすいはずという狙いです。


保有レンズ一覧、中央のEF 50mmのコンパクトさがわかります。
(画像に触れると表示が変化します)

 さて、私のカメラ「EOS 80D」はAPS-Cサイズなので、このレンズ装着時の焦点距離は80mmとなります。フルサイズ機で使えば標準レンズなのですが、こうなるともう望遠レンジの区分になります。
  フィルター径は49mm、本体にはAF/MFスイッチのみのしかないシンプルな操作系です。専用のレンズフードES-68も併せて購入しました。実はこっちの方が品薄だったりします(苦笑)。


専用レンズフードES-68を装着した状態。


フィルター径は49mmですが、レンズフードのおかげで迫力があります。

 実際に使ってみたところ、絞り開放ではさすがF1.8だけあってよくボケます。その反面、被写界深度が極端に浅くなってしまうので、ピントを確実に合わせきらないとピンボケ写真が多発してしまいます(実際そうなった)。
 また、予想を超えて写せる範囲が狭い。いつものLodi Gardenの遺跡もかなり距離を取らないと全景を撮ることができませんでした。風景を写すには確かに向いていません。使いどころがなかなか難しい。


F1.8、ISO100、シャッタースピード1/2000秒。ふんわりボケが美しい。


一枚目がF4、二枚目がF1.8です。開放ではもはや背景の内容は不明(笑)。
(画像に触れると表示が変化します)


望遠気味の特性を活かせば小動物もそれなりに撮れそうです。
(画像に触れると表示が変化します)


F8での撮影、解像感の高さが改めてわかりました。
(画像に触れると表示が変化します)

 とはいえ植物であるとか、ちょっと離れたところからポートレートを撮る場合には重宝しそう。これ1本で何でもというわけにはいきませんが、用途を適切に選べて使えば面白いレンズです。

2017.06.10

フル装備!

 最近の悩みはカメラバッグ。インドで撮影に出掛ける時は「DSC-RX10M3」と「EOS 80D」を持ち出すことが多いのですが、これまで使ってきたカメラバッグはカメラ1台+レンズ1個しか入りません。単焦点レンズの数も増えたこともあり、セットで持ち出したいと思うようになりました。
 そこで先々週の買い出し帰国時にカメラバッグを購入してきました。Mサイズのショルダーバッグでレンズ付きのカメラなら最大3台、もしくは2台+レンズ2個程度なら余裕で入ります。これならカメラの持ち替えも簡単です。


撮影に必要なアイテムがすべて入ります。
(画像に触れると表示が変化します)

 外には三脚を固定するベルトやポケット、スーツケースにつけるためのベルトもあるので様々な運用ができます。後ろのポケットにはiPadも入るので、Wi-Fiを使って大きな画面で写真の出来栄えを現地で見ることも可能。
 日本では大袈裟ですが、クルマ移動が基本のインドではこれがベターです。

2017.05.21

特定条件下なら最強「Canon PowerShot SX60 HS」

 カメラ紹介第4弾は「Canon PowerShot SX60 HS」についてです。

 昨年9月にインドの Connaught Placeで購入しました。幸いCanonの製品はグローバル仕様なので、日本語も問題なく使うことができています。2年半前に発売されましたが、いまだ後継機は出ていません。
 この機種の特徴は望遠性能。35mm換算の焦点距離は1,365mmで、広角側も21mmであるため、倍率で表せば65倍という驚異的なズーム性能を誇ります。倍率だけならNikonのライバル機が上回っていますが、広角側とのバランスやRAW撮影も可能な点でこちらがバランスが取れていると思いました。


見た目は重厚ですが、実は結構軽いのです。
(画像に触れると表示が変化します)

 見かけは一眼に近いのですが、そこはコンパクトデジカメです。ダイヤルメニューの項目は一般的なコンデジとさほど変わりません。その向こう側にメインダイヤルは装備していますが、サブダイヤルはなくドーナツ式ボタンでの対応になります。このボタンがへなへなな感触で操作しにくい。
 ただしバリアングル液晶装備のため、撮影アングルの自由度は高くなっています。ただしEVFには同じ項目が表示できるので、個人的には確認のための再生以外にはあまり使っていません。


ボタンは比較的少なく、セッティング変更はひと手間多くかかります。


バリアングルの装備により撮影アングルの自由度は高い。

 レンズの鏡筒は最大望遠でここまで伸びます。鏡筒には焦点距離が刻まれています。
 この機種の最大の欠点はAF性能、込み入った構図だとなかなかピントが合わないし、また合ったように見えても微妙にピンボケだったりします。やはりこの点は価格相応です。
 私はレンズ横の下側のボタンに「AFロック」を割当て、擬似親指シフトで使っています。


かなり伸びますが、先端は軽いので重心は狂いません。
(画像に触れると表示が変化します)

 最近の私のように小動物やリスを撮るのには面白いカメラです。ただしセンサーサイズが1/2.3インチと小さいことからボケはあまり期待できません(ただし望遠を活かした背景ぼけは容易)。画素数も比較的多いので画質の面からは今ひとつ。それでも決定的チャンスが来れば面白い写真が撮れます。
 主力はDSC-RX10M3に譲りましたが、時々持ち出してこれならではの撮影をしています。

2017.05.17

コスパ最高サブカメラ?「Canon PowerShot S120」

 カメラ紹介の第3弾は「Canon PowerShot S120」です。

 駐在が決まり、サブカメラとして使っていたIXYの後継として購入。既に型落ちに近い状態だったので比較的安価に購入できたような気がします。 当時はまだカメラに詳しくなかったので意識していなかったのですが、こちらに来てカメラのスペックを勉強すると、実は結構な優れものであることが判明。
 1/1.7インチという登場当時としては1段大きいセンサーを搭載しているにも関わらず、画素数は1,210万と控えめの設定になっていて画質とのバランスを取っています。最大の特徴は開放F値が1.8という明るいレンズの搭載。このため暗所での撮影に強く、「居酒屋カメラ」の称号(?)があるそうです。


非常にコンパクト、正面にf:1.8が誇らしげに刻まれています。
(画像に触れると表示が変化します)

 本体は金属製で重量は200gを少し切るぐらいで、コンパクトなサイズの割にはずっしり感があります。後面の操作系は特に特徴はありませんが、ボタンが小さいながらも形状がしっかり盛り上がっているので、メリハリのある操作感が得られています。ON/OFFボタンも凹んでいるのでこれにまつわる誤操作は起こしにくい。
 その他、このクラスでは珍しい水準器を装備しているのも嬉しい。本格的です。


操作系に特徴はありませんが、よく考えられている気がします。


このクラスでは珍しい水準器を装備、重宝しています。

 操作系で特筆すべきはレンズ周りに設けられたリング。これには様々な機能を割り当てることが可能。私は主に背面のサブダイヤルを絞り、このリングに露出補正を適用して絞り優先モード(Av)で使用しています。変更頻度を考えるとこれが一番使いやすいような気がしています。


操作面での最大の特徴はレンズ周りのリング。ちょっと出っ張ってしまいますが...。

 また、このカメラは何とRAW撮影にも対応しているので、自分で思いのままの現像を楽しむこともできます。さらにはスマホアプリ「Canon Camera Connect」により、スマホでのGPS測位結果をEXIFとして画像に付与することまでできるのです。まさに万能コンパクト。

 あまりの使い勝手の良さから、EOS 80DやDSC-RX10M3のサブカメラとして手放せそうにありません。

2017.05.14

「Cyber-shot DSC-HX30V」引退

 「DSC-HX30V」を引退させることにしました。昨年書いた通り、センサーのところに埃が付着してしまったようで画像に映り込むようになってしまったためです。
 実は色々調べて見ると、インターネット上では同じ悩みを抱えた人がいて、実際にイメージセンサー部分まで分解清掃した猛者もおられるようです。私もトライしてみることを考えましたが、最近小さなものが非常に見にくくなっていることと、使用頻度を考えると「そこまでして...」という思いも強い。
 このため引退を決断しました。

2012年以降、活躍してもらいました。

2017.04.30

現状主戦力「SONY Cyber-shot DSC-RX10M3」

 今週はただいま主力運用中の愛機「SONY Cyber-shot DSC-RX10M3」についてです。

 SONYの1インチセンサー搭載機の中で「ネオ一眼」スタイルを持つ本機は、シリーズの中でも望遠性能を重視したモデルです。焦点距離は24〜600mm、しかも開放F値は2.4〜4という驚くべき明るさを誇ります。一眼レフで同等の性能を持つレンズを用意するととんでもない額になることを考えると、高価ながらもコストパフォーマンスは逆に凄いというべきなのかもしれません。動画も4K解像度まで対応する最新モデル。
 フィルター径は72mmで、正面から見ると迫力満点です。


フィルター径は72mm、重量は1kgを超えています。
(画像に触れると表示が変化します)

 操作性についてはレンズに3連リングがあり、ピント・フォーカス・絞りを独立でコントロールできます。ただし絞りリングは幅が狭く、つい余計なところを触ってしまい慌てることがあります。
 レンズの根元にはフォーカスモードスイッチがあり、ここでAF/MFや追尾を切り替えられます。


個別に動かせるんですが、絞りリングは狭く操作しづらい。

 背面です。残念ながらバリアングル液晶は非搭載ですが、上下にチルトするのでハイアングル・ローアングルには対応することができます。ボタンは最小限に絞り込まれた感じです。
 ボディは金属製でずっしりしており、持ち歩くには不便ですがその代わり撮影時に安定感があります。


EVFを覗くと液晶が消える設定になっています。

 左側の肩にはモードダイヤル。EOSと比べるとシンプルです。面白いのはパノラマがあることです。
 フラッシュは向こう側にあるボタンでポップアップしますが、あまり強力ではないっぽい。


左側の肩は非常にシンプル。モード数も少ないので迷いません。

 右側には液晶画面があります。シャッタースピード、絞り値、残り撮影数、電池残量や各種モードを確認することができます。ただしEOSと比べると情報量が少ない上、ほぼ同じ情報がEVF内部にも表示されるのでEOSほどは重宝しません。見かけだけ(これも重要ではありますが)かも。
 C1とC2は機能を割り振れるカスタムボタンですが、私は測光モードとフォーカスエリア切替を割り当てて使っています。右の露出補正ダイヤルは方向がいまいち分かりにくい。メインスイッチはシャッターボタンの根元にあり、人差し指で簡単にON/OFFできるので非常に使いやすいです。


肩液晶と露出補正ダイヤル、ボタンは最小限に絞られた感じです。

 最近は鳥や小動物を撮る機会が多いので、ここ最近は主力で運用しています。

2017.04.23

ただいま勉強中「Canon EOS 80D」

 そういえばまだ詳しく書いていませんでした。最新の愛機「Canon EOS 80D」を紹介します。

 CanonのAPS-Cモデル群の中では「中の上」の位置づけになります。映像エンジンは「DIGIC 6」で有効画素数は2,420万。発売は2016年3月なので、このシリーズのモデルチェンジはまだ当面先になると思われます。私は最も汎用性が高い「EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USMレンズキット」で購入しました。
 ボディは樹脂製なので高級感はあまり感じられませんが、安物を感じさせるものではなく、その分軽量化されていると思えば気になりません。


EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM装着状態を前面から。

 こちらが背面側。バリアングル液晶は閉じてあります。私はファインダー撮影が好みですが、左目で覗かざるを得ない関係上、右下にあるサブ電子ダイヤルの操作が実はちょっと窮屈であることもわかりました。ボタンはすべて丸形なので押しやすく、クリック感が明確なので視覚なしで操作するのも問題ありません。
 私は右上のCanon機の特徴である「AF-ON」ボタンを「測光開始」に割り当て、いわゆる「親指AF」を設定して使っています。


バリアングル液晶を閉じた背面、ボタンは押しやすい。

 左側には電源スイッチとモードダイヤル。ダイヤルは中央のボタンを押さないと回せないため、誤操作を防止することができるようになっています。モード数はご覧の通り豊富で、カスタムモードも2つ用意されています。私は今のところはほとんど絞り優先の「Av」で使用しています。


左側のモードダイヤル、アイコンだけなのでちょっと意味がわかりにくい?

 右側には液晶画面(通称:肩液晶)がついています。設定状況が一目で見られるので便利。またその上にはボタンがついており、これを押して右上のメインダイヤルをカリカリ回すことでセッティングを変更できます。また液晶表示とボタンの項目(AFモード、ドライブモード、ISO感度、測光モード)位置がそれぞれ対応しているので、視覚的にも非常に分かりやすい。


これがあるとないのとでは操作感がずいぶん違います。

 シャッターボタン周りは非常にシンプル。グリップは非常に深く感じられます。握った印象も手にしっとり食いつくような感覚があり悪くありません。レンズの付け根にはファインダー撮影時に絞りを作動させる「絞り込みボタン」がありますが、何度か試したものの正直どう見ていいのかまだわかっていません。


シャッター周りはシンプル、グリップ感は非常にいい。

 再び背面、今度は液晶を表に向けた状態です。当然コンパクトデジカメのようにライブビューでの撮影も可能。しかもタッチパネルになっているのでこの画面でも操作が可能です。またクイック設定ボタンを押せば設定一覧が表示されるので、セッティングを見通し良く変更できます。
 ただ、この状態ではカメラを安定させることが難しいので、私はあまりライブビューは使っていません。


こちらがライブビューでの撮影モード。


クイック設定ボタンで変更できる項目、設定変更が簡単です。

 最後にキットレンズ「EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM」です。側面にはAF/MF切替スイッチ、手ぶれ防止のON/OFF切替スイッチに加え、レンズを広角端で固定するロックボタンがあります。
 このレンズの特徴は、本機との組み合わせでとにかくAFの合焦スピードが速いこと。ズーム倍率もそこそこ大きいので万能的に使えます。ただしちょっと重いので、気軽に持ち歩くには向いていません。


キットレンズは万能的に使えますが、ちょっと重い...。

2017.04.16

失敗写真も復活?「Adobe Lightroom」

 前回の一時帰国では小学校の同窓会があり、せっかくなのでカメラ持参で参加してきました。まだEOS 80Dは試し撮りさえしていなかったので、Cyber-shot DSC-RX10M3と暗所での画質に定評がある(居酒屋カメラとの称号もある)PowerShot S120を持参。前者を先発、後者を抑えの布陣で臨みました。
 が、はっきり言って失敗。Cs RX10M3では露出補正がいまいち、PS S120はISO感度を高めに設定したのが仇になって白飛び?というぐらいの絵になってしまいました。これはマズい。

 この日の朝、この会に参加していた友人(女性です)から「そろそろ欲しいんだけど...」と連絡があり、この問題をそのまま放置していたことに気づきました。今さら「失敗でした」とも言える状況ではなく...どうする!?
 そこで「Adobe Lightroom」の出番です。私はCanonとSONY、2メーカーのRAW画像が撮影できるカメラを持っているので、各メーカーの現像ソフトは使わずデータ整理はこれで行っています。


こちらがLightroomのスプラッシュ画像、私はCleative Cloudユーザーなので利用可能。

 RAW現像すれば多少の失敗はリカバリーできるはず。まずは自動補正を行い、その上で各種パラメーターを細かく調整していきます。数値に目標値のようなものはないので、あくまで見た目の印象で決めていきます。かなり細かく調整できるので、色々と試しながら納得できる絵に仕上げていきます。
 思ったよりも白飛び・黒潰れを最小限にできたようです。


編集中の図、画面右側のパラメーターを調整することで現像していきます。

 これが仕上がりです。肖像権の問題があるので画像は小さめにしています。カーソルを画像に合わせるとRAW現像後の画像が表示されます。まずまず見れるぐらいにはできたようです(ほっ)。


左がCs RX10M3、右がPS S120 の画像。カーソルを重ねると補正後の写真になります。
(画像に触れると表示が変化します)

 ま、なんとか格好はついたかな。ただ、これぐらいで満足していてはいけませんね。次回までにはもう少し経験を積んでいい素材を撮れるようにしないと。

2017.04.08

焦点距離と絞り値の分析

 「GearHead」でカメラごとに使い方がどうなっているかを分析してみました。

 まずは「Canon PowerShot S120」です。焦点距離は35mm換算で24mm〜120mm、開放F値が1.8〜5.7です。センサーサイズが1/1.7インチなので、焦点距離の換算倍率は4.62倍になります。このカメラでは主に風景やスナップを撮る機会が多かったはず。
 目立つのは最大広角と最大望遠の撮影が非常に多いこと。一方で絞りは結構広がりがあります。これはオートでだけ撮っていた時期も含むので、広範囲にばらついています。


ズームMINとMAXが極端に多い傾向です。


あまりボカしを意識していなかったということかな?

 次は「Canon PowerShot SX60 HS」です。焦点距離は35mm換算で21mm〜1,365mm、開放F値が3.4〜6.5。センサーサイズが1/2.3インチのため焦点距離の換算倍率は5.53倍。望遠は随一ですがレンズは暗めの機種です。
 こちらは最大望遠の撮影が非常に多い。被写体がリスや鳥、月なのでやっぱり寄りたくなるんですね。そのくせに絞りを最大開けて撮っていることが多そうです。シャープさが足りない絵をたくさん作ったみたい。


最大望遠でしか使ってないじゃないですか。


そのくせに絞らずに使っているので、シャープさのない絵を量産した?

 3番目は「SONY Cyber-shot DSC-RX10M3」。焦点距離は35mm換算で24mm〜600mm、開放F値が2.4〜4。センサーサイズは1インチで焦点距離の換算倍率は2.73倍。
 こちらはもっと極端です。ほとんど最大望遠でしか撮っていません。ただしPowerShot SX60 HSとは異なり少し絞ってシャープさも追求しようとしているのが読み取れます。


なんと最大望遠でしか撮っていない! 被写体を考えると当然?


2段絞りが一番多いということは、シャープさも追求しているわけです。

 最後に「Canon EOS 80D」。焦点距離は35mm換算で28.8mm〜216mm、開放F値3.5〜5.6のズームレンズと、38.4mm F2.8の単焦点レンズです。APS-Cサイズなので焦点距離の換算倍率は1.6。
 これも単焦点を除けば望遠端での撮影が比較的多く、しかも絞り開放も多い。使い方としてはちょっと中途半端な感じです。一方で絞りを積極的に使おうとはしているのが読み取れます。


ばらついてはいますが、広角端と望遠端という極端な使い方には変わりない。


注目はF8.0〜11あたりを積極的に使っていることかな。

 総合的に言えるのは、焦点距離で極端な使い方が多いということ。これは被写体が風景、小動物、鳥、月といったものが多いために、必然的に広角端と望遠端に二極分化しているということでしょう。また、最適な絞りがまだ見えてきていないということも見えてきました。
 ちょっと被写体選びにも工夫が必要かもしれませんね。

2017.04.07

新しいEF-Sレンズが登場

 EOS 80Dの購入を機にCanonの会員制サイト「CANON iMAGE GATEWAY」に登録したので、新製品のお知らせがメールで配信されるようになりました。その中で気になったのは5月末登場予定の新しいレンズ「EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STM」です。
 今使っている単焦点レンズは24mmのため、EOS 80D装着時の焦点距離は38.4mmになります。最近これで撮影していて思うのが「主題をはっきりさせるのが難しい」ということ。スナップを撮る分には写し込める情報量が多くなっていいのですが、後で見て印象に残る絵が撮りにくいのも事実。そうすると次は標準レンズといわれる50mm近辺のものが候補になります。
 そこに登場したこのレンズ、EOS 80D装着時は56mmになるのでその条件を満たせます。しかも定価を考えると比較的安価な設定になりそう。もちろんマクロレンズなので、近接撮影もできますし。


焦点距離56mmであれば、標準レンズとして使えそう。
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 一方で気になるのが開放F値。F2.8といえば先のパンケーキレンズと同じです。それと比較するならば画角が広がるだけということにもなりかねません。ボケ味を重視するなら同じ焦点距離の「EF 35mm F2 IS USM」の方が良さそうです。こちらは先のレンズよりも明るく、さらに手ブレ補正が入っています。ただしそれなりに値段は張ります。


ボケを重視するなら選択はこちらかな。でもやや高価です。

 結局のところ、使い方、狙いをまずははっきりさせないといけませんね。スナップ重視で画角だけを選ぶなら先のレンズがいいでしょうし、ポートレートや対象物をしっかり狙った撮影をするなら後者の方が優れています。
 後悔しないように、よくよく考えないと...。

2017.04.07

使い方が分析できる?

 Mac App Storeで面白いアプリを発見しました。名称は「GearHead」。
 これは画像ファイルを登録すると、EXIFデータから撮影条件を抽出しヒストグラム処理をして表示してくれるというものです。デジタルカメラは撮影時にその情報を自動的にファイルに埋め込みますが、その中にはレンズ情報に加えて絞り値、焦点距離、ISO感度などが記録されます。これが統計処理されることで、どういう条件で撮影することが多かったかを可視化できます。これは面白い。


GearHead、以前は無償版もあったようですが今は600円です。


これは面白い。ただしセンサーサイズ別にやらないと焦点距離は整理できない?
(画像に触れると表示が変化します)

 早速使ってみましたが、焦点距離の表示がなんだか変です。考えてみると撮影したカメラはセンサーサイズがばらばらでした。APS-Cと1インチ、1/1.7インチ、1/2.3インチの4種類。実際(に近い)焦点距離を求めるにはこれらを換算しないといけないようです。カメラの機種ごとに統計をとらないと真の姿は見えなさそうですね。
 今度時間がある時に詳しく分析してみよう。ひょっとすると好みの焦点距離や絞りが見えてくるかも?

2017.04.02

難しい...

 インド門とJuddha Jayanthi ParkにEOS 80D+EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USMを持参し撮影をしてきました。ところが後でデータを見てみると白飛びが多発。こうなるとRAW画像でも補正不可能です。
 この日の午後は太陽が高くなって非常に明るかったことから、日陰ではないところでは露出補正をマイナス側に振るべきでした。シャッターチャンスに集中するあまり、セッティングを充分に確認せず失敗写真を量産してしまう結果になりました。
 一見条件が良くてもこの出来栄え、写真は本当に奥が深い...。

2017.03.26

機動力を重視した選択

 カメラを始終持ち歩くようになると、必要になるのがカメラバッグです。世には様々なタイプがあり、ショルダー掛けするものや、バックパックタイプ。果てはプロカメラマンが使うようなトランクケースまで様々です。となると自分の要求、使い方を良く考えて選ぶ必要があります。
 色々情報を集めた末に私が選んだのはOUTDOORブランドのカメラショルダーバッグ。縦長のナイロン製で容量は3.2L。インドではクルマ移動がほとんどなので大きなものも選択肢としてありでしたが、持って歩き回ることを考えるとやはり最小限の大きさにしたいということで選びました。
 私はAmazonで購入しましたが、値段も2,000円弱とリーズナブルなのが嬉しい。


こちらが外観。外ポケット付きで中には移動可能な仕切りがあります。
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 こちらがEOS 80Dを入れた状態。標準レンズの「EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM」をレンズフード非使用状態で装着しています。ネックストラップを折り畳めばちょうど収まる感じ。また、中の仕切りの位置を調整することでパンケーキレンズ「EF-S 24mm F2.8 STM」も入りました。工夫すればさらに予備バッテリーも入りそうですが、傷つきを考えるとこれは外ポケットの方がいいかも。


EOS 80Dの標準レンズ+パンケーキレンズがちょうど収まっています。
(画像に触れると表示が変化します)

 次はDSC-RX10M3です。こちらもレンズフードを非使用状態で挿入していますが、奥行き方向にはかなり余裕がありました。さらにレンズフードを使用状態にして挿入してみたところ、ちょうどファインダーの出っ張りがチャックの位置に来るぐらいでちょうどいい。強度的には心配もありますが、装着状態で収納しておいて必要な時に取り出せばすぐに撮影できるのは嬉しいところです。


DSC-RX10M3だと余裕あり。さらにレンズフード装着状態でも入ります。

 サイズ的にもそれほど嵩張らないので、肩掛けで持ち歩くのにちょうどいい。使いやすいです。

2017.03.23

カメラの保管方法

 台数が増えてきたカメラですが、ここで問題になるのは保管です。グルガオンは乾燥している期間が長く、カメラの天敵であるカビに関しては有利なものの、一方で埃が非常に多い。また短いとはいえ雨期もあり、また保管場所である寝室は加湿器を使うので、やはり乾燥剤つきの保管ボックスを使うのが良いと思われます。
 そこで一時帰国の時に専門メーカーの製品を買って持ち帰りました。HAKUBA製の乾燥ケースです。天井部の白い部分に乾燥剤を入れてレンズへのカビの発生を防ぎます。EOS 80DとDSC-RX10M3用に各1個用意しました。


EOS 80DとDSC-RX10M3用にそれぞれ使っています。


EOSは交換レンズ、Cyber-shotはブロワーやレンズペン等のツールと一緒に保管しています。

 ちょっと物々しすぎるというところはありますが、DSC-HX30Vのようにトラブルに見舞われてもすぐには修理に出せる環境ではないので、念には念を入れています。

2017.03.12

パンケーキレンズ「EF-S 24mm F2.8 STM」

 日本から一眼レフ「EOS 80D EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM レンズキット」を持ち帰りましたが、実はもう一つ関連製品を買って帰っていました。純正の交換レンズ「EF-S 24mm F2.8 STM」です。
 外観から「パンケーキレンズ」と呼ばれるこの製品、APS-C専用の純正単焦点レンズです。フルサイズ換算で焦点距離が38mmということなので、スナップ撮影に最適とのこと。


これがEF-S 24mm F2.8 STM単品、いわゆるパンケーキレンズです。

 最大の特長はその「薄さ」。カメラ本体からの出っ張りは100円玉の直径ぐらいしかありません。キットレンズと比べるとこれだけ長さが違います。これならカメラを普通のバッグに入れて持ち運ぶことも可能かもしれません。なお、下の写真はそれぞれレンズフードとキャップを装着しています。


EOS 80Dの標準レンズと比べると、長さがこれだけ違います。


カメラに装着したところの比較、なるほど全然違う。

 下の写真が本体への装着状態です。薄いながらもAF/MF切り替えスイッチが準備されています。装着時は個体差なのかマウントがちょっと固く、回転させるのにかなり抵抗を感じるのがちょっと気になりました。MFリングの動きは非常に滑らかですし、AF時もそれほど大きな音はしません。
 実は「ズームがない」ことに一番最初は戸惑いましたが、考えてみれば初期のデジタルカメラはみなそうでした。デジカメを使い始めた最初の3機種「DS-20」「FinePix 2700」「DSC-F77」がこのあたりの焦点距離だったので、ちょっと懐かしい感覚を覚えました。


このフォルム、昔の銀塩カメラを思い出します。

 極端に明るいレンズというわけでもないので、特徴は薄いのですが軽量コンパクトという観点では最も優れていると思われます。旅行などで装着すると有用になりそう。F値もキットレンズよりは小さいので、ボケもそれなりには使えるでしょうし。
 とりあえず夜景を撮ってみました。


とりあえず自宅からの夜景、シャッタースピードがキットレンズよりは上げやすい。

 うーん、写りは正直この環境ではよくわからないな(当然です!)。ただしシャッタースピードの選択肢が少し広がったのは確認できました。
 画角が決まっているだけに、これを活かすにはとにかく様々なアングルを試すために「機動力」を使うことが必要だと色々なところで書かれています。しっかり経験を積めば構成面でスキルアップにつながるらしいので、これから積極的に使っていこう。

2017.03.03

表現力の違いに驚く

 EOS 80Dを使って夜景撮影に挑戦。まずは自動で最適な絵を造る「SCN」モードで撮ってみました。センサーサイズが大きい分捉えられる光の量が多いせいか、今までよりもかなり明るい夜景が撮れます。


こちらはオートモード、ちょっと明るすぎる絵造りです。

 さらにネット情報を参考に、絞り優先(Av)モードを使ってISO感度を下げ、露光時間を長く設定してみました。ホワイトバランスもオートではなく、少し青白くすることで明るさを抑えます。それによる写真が下の画像です。


こちらはマニュアルモード、やはりコンデジとは表現の幅が全然違う。

 表現の幅の広さは今までとは比べものになりません。写真の奥の深さが少し見えてきました。

2017.02.28

ついに一眼レフを手にする「Canon EOS 80D」

 帰国した木曜日、抜糸が早く終わったこともあり新宿に繰り出しました。目的はカメラです。次回の帰国インターバルが少し長くなりそうでなので、必要になりそうなものは買っておきたいと思っていました。
 さて、高級デジタルカメラ「DSC-RX10M3」を使うようになって感じたのは、センサーサイズの差によって映り具合がかなり異なること。もう少し画質を追求してみたい、さらには様々なセッティングで撮影を楽しみたいという思いが強くなったので、思い切って一眼レフを追加購入することにしました。

 機種は色々悩んだのですが、Canon製のミドルレンジモデル「EOS 80D」に決めていました。APS-Cセンサー搭載の中級機という存在です。その中でも最も汎用性の高いであろうレンズキット「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM」版が狙いです。
 平日ということもあって客が少なかったので、現物を触りながら販売員さんとじっくり話ができました。気になる値引きは特筆すべきレベルまではいきませんでしたが、ネット価格に近いところまで下げてくれたのと、この量販店はJALマイルに還元できることに加え、販促のおまけもつけてくれたので購入を決断しました。 ただ、残念ながら一緒に購入したかった交換レンズは在庫なしということで、こちらは別途購入することに。


こちらが外箱。思ったよりも大きくはなかった。

 高知の実家に戻ってから開封しました。持ってみた感じは「意外に軽い」。これは普段「DSC-RX10M3」を使っているせいかと思いますが(笑)。グリップは深く握りやすいし、レンズのダイヤルは回しやすい。また、よくセッティングを変えるところについては専用のボタンが用意されているので変更が容易。これは色々試せそうだ。
 スペックは有効2,420万画素(最大6,000x4,000ピクセル)、EFとEF-Sレンズが利用できます。肩液晶とバリアングルモニター、視野率100%のファインダーを持ち一部機能は上位モデルを凌いでいます。


EF-S 18-135mm IS USMの装着状態、迫力あります。


バリアングル液晶搭載。ボタン類が豊富で操作性は良さそう。

 早速家の窓から高知市街を試し撮り。パソコンの画面で細部まで確認してみるとこれまでの画像とは解像度が段違いです。なるほどこれがセンサーサイズの差か...。


試し撮りの1枚、6,000x4,000ピクセルでも細部までくっきり。

 これからどんどん撮って、とにかく表現力の幅を広げたい。
 ここまで来るともう趣味といっていいかも?

2017.02.15

Canon一眼レフ、新エントリーモデル発表

 この日Canonから新しい一眼レフカメラのエントリーモデルが発表されました。「EOS 9000D」と「EOS Kiss X9i」の2台です。このうち私が興味を持ったのが「プレミアムエントリー」という位置づけの「EOS 9000D」。先日まで前モデルの「EOS 8000D」を検討対象にしていたので、その強化具合が気になるところです。
 スペックを見てみるとかなり意欲的なアップデートがなされているようです。AFは上位機種の「EOS 80D」ばりの性能となり、操作ボタンも見直しが入っています。何より画像エンジンが最新の「DIGIC 7」になり、暗所での性能は上位モデルを凌ぐところまで進化しました。


エントリーモデル2台がモデルチェンジ、「EOS 9000D」と「EOS Kiss X9i」です。


一部の性能は上位機種「EOS 80D」を上回ってきました。
(画像に触れると表示が変化します)

 確かにスペックは魅力的なんですが、価格は上昇気味で「EOS 80D」との価格差があまりなくなってきました。こうなると「EOS 80D」の方が逆に魅力的に見えてきます。ただ、こちらはモデルチェンジの谷間なので当面は現状のままとなるはず。選ぶにはちょっと悩ましい状況ですね。発売は4月とのこと。

2017.02.12

Canon製カメラのスマホリモコン撮影が便利!

 最近のCanon製カメラの特長として、スマホとの連携があります。「Canon Camera Connect」アプリを使えばカメラ本機にGPSを搭載していなくても、スマホで測位した結果をカメラに転送して画像に埋め込むことができます。スマホは常時携帯することが多いので、これはいいアイデアです。
 その他、機種によっては一部機能のリモートコントロールも可能。私の愛機「PowerShot SX60 HS」も対応しているのですが、下の写真のようにWi-Fi経由で撮影のズーム、シャッター押しが可能。若干タイムラグはありますが。


カメラに触れなくてもズーム、シャッター押しが可能。ブレが回避できます。

 例えば月を撮影する時などは、三脚を使っていてもシャッター押しでカメラを動かしてしまい、慎重に操作しないと画像にブレが生じやすいと言う問題があります。この機能を使うことでカメラ本体に手を触れずともシャッターが切れることから、手ブレで失敗することがありません。また、Wi-Fiの接続が手軽で意外に手間がかからないことから、タイマー代わりに集合写真などを撮る際にも重宝しそうです。

2017.01.28

Cyber-shot DSC-RX10M3 使用開始!

 昨年の8月末 に実家に届いていたデジタルカメラ「Cyber-shot DSC-RX10M3」の使用を本日開始しました。年末にようやく手にしたものの、病気もあって使用機会に恵まれず。とはいえこのまま使わないのはありえないので、おなじみのLodi Gardenに行って撮影をしてきました。
 まずは機器の使用感から。持って構えた印象は「デカイ! 重い!」。何しろ装備重量が1.095kgですから、それなりに気合いを入れて構えないといけません。


起動状態、焦点距離24mmからのスタートですが、それでもこれだけ出てます。
(画像に触れると表示が変化します)

 今までのカメラと決定的に違うのは操作性です。今まではボタンが少なく、モードを切り替えるのにメニューに入って操作する必要がありました。それが露出補正、フォーカスモード設定、絞り、ピントなど独立して動かせるので、セッティング変更が容易です。シャッターチャンスに集中できるとともに、急な思いつきにもすぐに対処できます。
 あとは反復練習で操作を覚え込んでいかねばなりません。


EVFがメインになるので、液晶には情報表示を選択。肩の液晶も便利です。
(画像に触れると表示が変化します)

 細大望遠だとここまで伸びます。レンズの周りには絞り、ズーム、ピントを独立して動かせます。さらに根元にはフォーカスモードのスイッチがあり、オートフォーカス(固定/追尾)、マニュアルおよび自動&手動併用をここで切り替えられます。今まで「会心の一枚」と思っていたら微妙にピンボケということも多かったので、ここは期待大。


細大望遠でここまで伸びます。リング類、各種スイッチも充実。
(画像に触れると表示が変化します)

 さて、実際の撮影結果です。まだ機能のすべてを理解しているわけではないので手探り状態ですが、植物、動物、鳥を素材に試してみました。まずは花です。この時期は咲いている花が少なく、また近くに寄れなかったのでマクロ撮影は試せませんでした。開放で撮影しましたが、それでも解像感は高い。とにかく今までの小センサー搭載機と違ってボカすのが容易です。


開放だと被写界深度が非常に浅いことがわかります。
(画像に触れると表示が変化します)

 次はおなじみのリスです。こちらも毛並みの描写が今までとは段違いで、立体感がすごい。しかもオートフォーカスが速く、シャッターボタンが軽いのでブレにくい(これは本体の重さの効果もありそう)ので撮りやすい。さらにSDカードへの記録も速いので撮影に集中できます。


とにかく今までと比べると解像感が高い。1インチセンサーでこれだとすると...?
(画像に触れると表示が変化します)

 最後は鳥です。後で調べたところ、アオショウビン(青翡翠)というカワセミの仲間(ただし小さい鳩並みの大きさがある)のようです。鮮やかな青色の羽が特徴的で、被写体としては目立ちやすく好適。高い樹の上から水面に向けてダイブを敢行していましたが、残念ながら飛翔中の姿は捉えられませんでした。それでも枝に留まっている様子が何枚か撮れましたが、こちらも肉眼では見えないディテールがしっかり写っているのに驚きました。


今までのコンデジと比べると全く違う特性です。
(画像に触れると表示が変化します)

 まだ凝ったセッティングで撮影していないにもかかわらず、今まで使ってきたカメラからすると全く別の表現になってしまうことに驚きました。1インチセンサーがこれだとすると、APS-Cやフルサイズセンサーってどんなことになるんだろう? 興味は尽きません。が、「見えないものを可視化できる」片鱗は見えたように思います。
 次回はもう少し使う機能を増やしてトライしてみる予定。とにかく「どんどん撮って慣れろ」です。

2017.01.03

恐るべしPowerShot SX60 HS

 日本の正月三が日はとてもいい天気でした。療養中とはいえ寝込んでいるわけではないので、持ち帰ったPowerShot SX60 HSで高知城を狙ってみました。距離は直線で約1.5kmぐらいのはずです。
 最大望遠+デジタルズームで天守閣を撮ってみると、驚いたことにそこ今何人上がっているかまではっきりわかりました。これは凄いや...。


すごい、1.5km先に何人いるかまではっきりわかる。