2023.12.31

趣味の入れ込み度がワンランクアップ?

 今年は機材刷新の年になりました。「EOS 80D」と全EFレンズを下取りに念願のフルサイズ機「EOS R6 Mark II」に移行。Lレンズも手に入れました。
 さらに「Cyber-shot RX10III」を元に800mmの望遠レンズに買い替えましたが、こちらはまだ届いていないので、来年のお楽しみというところです。また防湿庫も購入し、妻の「EOS Kiss M」とともに管理を一元化したのもトピックです。


今年はついに機材を刷新! でも腕の方は...?

 撮影を本格的に始めて7年余り。機材のグレードも順当に高まったので、趣味としての入れ込み度も一段と上がりました。あとはそれを使う腕の方もちゃんと上げていかないと。

2023.12.17

これって何だっけ?

 先日購入したネックストラップをカメラに取り付けていた時に、ゴム製パーツがついていることに気づきました(...今さら?)。取り外してみるとこんなものです。メーカー名も入ってしっかり造りこんでいるように見えますが、一体何に使うパーツなのでしょう?


迂闊にも、何に使うかわからないままつけていました(苦笑)。

 実はこれ、「アイピースカバー」といって、光学ファインダーに被せるパーツらしい。一眼レフカメラで例えば日中長時間露光をするような場合、ファインダー側から光が入って写真の出来栄えが変わることを防ぐパーツだそうです。ストラップ側についていたのは紛失防止というわけか...。
 ただ、ミラーレス一眼の場合は電子ファインダーのため、ファインダー側から光が入ることは構造上ありません。従って今の環境下では無用の長物。少しでも装備重量を減らしたいので、外して使うことにしました。

2023.12.10

やっぱりグリーン

 「EOS R6 Mark II」はブルーの純正ストラップをつけていますが、前機「EOS 80D」ではグリーンを使っていました。新しいカメラでもそのまま使いたかったのですが、取り付け部分が痛んでいたのでひとまず手持ちのブルーを使っていたのです。でもやっぱり緑の方がしっくりくるので、量販店まで行って買ってきました。


こちらが今まで使ってきたカード。さすがに外観にも傷みが出てきました。

 所沢では見当たらなかったので池袋まで行ったのですが、驚いたことに在庫なし。そこで記憶を頼りに有楽町まで足を伸ばして購入した次第。こんなに入手に苦労するとは思いませんでした。
 このストラップ、このカラーを使っている人は他に見たことがないので、「マイカメラ」を主張するワンポイントになっています。

2023.12.08

予想通りの展開

 「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」を予約していたネットショップからメールが着信。「当店入荷日が未定」ということで、情報としての中身はない内容でした。まあ、予約したタイミングが遅かったのは承知の上なので、予想通りの展開ではあります(苦笑)。


全く見通しは立たず。予想通りの展開です。

 一方、メーカーのオンラインショップでは予約日翌日から「納期4ヶ月」という話が出ていたそうなので、それがそのまま当てはまるなら「4月までには...」ってところでしょうか。1月の入間航空祭は手ぶらで行く羽目になるかも?

2023.12.06

ファームウェア1.3.0

 Canonから「EOS R6 Mark II」の新ファームウェアがリリースされた旨のメールが着信。変更点はまもなく発売の「RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM」への対応と、軽微な修正とのこと。
 さて、この新レンズは私が予約している望遠レンズと同日発売のAPS-C用。フルサイズ用の新レンズは特別な対応が不要なのかな? 自動クロップの設定を反映させるためかとも思いましたが、APS-C機の「R7」や「R10」も同じようにファームウェアがリリースされているので、このあたりの事情はよくわかりません。


ご利益があるかは不明ですが、適用しておきました。
(画像に触れると表示が変化します)

 RF-Sレンズの利用予定はありませんが、「軽微な修正」は恩恵があるかもしれないので適用しておきました。

2023.12.03

防湿庫「HOKUTO HB-88EM」導入

 HOKUTOのカメラ機器用防湿庫を導入しました。AmazonのBLACKFRIDAYセールで値段が下がっていたこともあり、考えていたよりも1サイズ大きい88L版を購入。このシリーズはエントリーからハイエンドまで3ラインナップの構成でしたが、価格差が小さかったこともあり、今回は一番上のラインから選択しました。


水曜日に発注、土曜日に受領しました。思っていたより大きい。
(画像に触れると表示が変化します)

 本来はスペースに余裕のある寝室に置きたいところなのですが、夏場に灼熱地獄になることがわかっているので、リビングルームに設置することにしました。ただ、湿度コントロールするのにコンセントが必要なため、置ける場所はある程度限られます。今回は部屋の隅に置いていた三段ボックスを移動し、その跡地に設置。


二階は夏場灼熱地獄になるので、リビングに設置しました。
(画像に触れると表示が変化します)

 一度電源を入れれば、あとは自動的に内部の湿度を40%に保ってくれます。このため、今までのように石灰の吸湿剤を交換する必要がありません。電気代を考えても3〜4年で元は取れるはず。
 内部は3段の引き出し+最下段の4段構成です。引き出しはガイド部分がちょっと頼りない印象があるので、丁寧に取り扱わないと壊してしまいそう。内部照明付きなのがありがたい。
 自分と妻のカメラおよび関連機器を入れ、7割ぐらいが埋まりました。ちょっと大きめのものを選んで正解だったようです。

2023.11.29

発売日決定

 予約した新レンズ「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」について、メーカーのCanonから発売日決定のアナウンスがありました。次週の週末、12月8日ということです。もともと商品発表の際「12月上旬発売予定」という話だったので、順当な線でしょう。
 ただ、先にも書いたように予約開始直後からメーカーより供給遅れが示唆されているので、初回ロットでゲットできるかは不透明な状況。さて...?

2023.11.25

UHS-II SDXCカードを購入

 「EOS R6 Mark II」に移行してまもなく1年になろうとしていますが、一つ妥協している点がありました。それはSDカードで、2016~2017年に購入した「DSC-RX10M3」「EOS 80D」時代から使っていたものを流用していたのです。これはSanDisk社の「エクストリーム・プロ」シリーズの64GB品ですが、読み込み95MB/s、書き込み90MB/sというスペックは、今となっては超低速な位置付け。このため最新型カメラにはかなりの役不足です。幸い(?)今年は手元に望遠レンズがなかったので、そもそも連写をする機会がなく、問題は表面化しなかったわけです。


こちらが今まで使ってきたカード。さすがに外観にも傷みが出てきました。

 が、近いうちに望遠レンズを入手する見込みとあっては、これが連写性能のボトルネックになるのが必至です。そこでBLACKFRIDAYセールを使い、読み書きが高速なUHS-II対応カードを今のうちに入手することを決断しました。R6 Mark IIがダブルスロットのため2枚使いになるので、速度と価格のバランスから当初はSanDiskかSONYの32GB品にしようかと思っていましたが、類似品も探してみたところNextorage社が出している「NX-F2PROシリーズ」64GB品の価格性能比が高そうなことを発見しました。商品紹介によればスピードもリード300MB/s、ライト299MB/sとなっており、SONYの「タフ」シリーズと同等です。さらに購入者レビューを見るに、あまりネガティブな意見はなさそうなので、使ってみることに。


ダブルスロットなので2枚ペアで使います。これで連写Ready。

 いよいよ鳥撮影の再開か?

2023.11.24

カメラ買い替えの効果を実感する

 国営武蔵丘森林公園のライトアップ「紅葉見ナイト」にカメラ持参で出かけました。ここは昨年も「EOS 80D」を持参して来たので、今年「EOS R6 Mark II」で撮った写真と比較することで、カメラ性能の差を実感することができました。


こちらはEOS 80D。「手持ち夜景」では盛り過ぎになってしまう。


外部ストロボ+Avモードで撮ってこれ。現場の雰囲気がよく出てます。

 単独でライトアップされる大きなカエデの前で撮った画像がこちら。光量が大きい外部ストロボの効果がよく出ています。


EOS 80Dの内蔵フラッシュでは影が映り込み、発色が不自然になってしまう。


ストロボが軸線から離れるので影ができず、明暗差がきちんと表現されています。

 こちらはメインのライトアップで撮ったもの。80Dでは「手持ち夜景」を利用。4枚撮って画像を合成し、明るい画像を作るが故に発色が不自然になってしまう傾向がありました。これはこれできれいではあるのですが...。
  R6 Mark IIではAvモードでただ撮っただけでもこれだけ写ります。赤が深みを出しています。


「手持ち夜景」はきれいに撮れるものの、実際の雰囲気とはちょっと違う...。


こちらの方がはるかに現実には近いのです。

 「買い替えて良かった」と思える違いが実感できました。

2023.11.19

防湿庫、買う?

 予約した望遠レンズ「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」の諸元を見ていて、気づきました。長さが300mmを超えているのです。
 実は私がカメラやレンズの保管に使っているドライボックスは、一番長い方向でも250mmなので収納できません。これはまずい。
 対応する防湿ボックスを買うか、それともいっそ湿度を自動調整する乾燥剤レスの防湿庫を買ってしまうか...。妻のカメラもあるので、思い切って揃えるのも手かな、と思い始めました。


メーカーサイトを見るに、機能差を設けた3シリーズありますが、価格差はそう大きくはない...?

2023.11.18

無事に到着

 「DSC-RX10M3」を下取りで発送したカメラ店から、到着した旨を書いたお知らせメールが着信しました。まずは一安心です。
 ただ予約商品の下取りの場合、査定の結果が知らされるのは商品発送の翌日ということらしい。となると、結果が分かるのは早くてもまだ3週間先ということになります。が、自分ができることはもう終わったので、忘れてしまいそう...。

2023.11.15

ありがとうDSC-RX10M3

 インド駐在時代から愛用していたデジタルカメラ「SONY Cyber-shot RX10III」をカメラ店の買取センターに発送しました。新しい望遠レンズ「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」の下取りとして、このカメラを手放すことにしたのです。2017年の正月明けから使い始めたので、使用期間は6年10か月になります。
 このカメラ、1インチセンサー搭載ながら600mm相当で望遠端でもF4を確保した、いわゆる「ロクヨン」を実現したカメラです。このスペックをレンズ交換式のカメラで実現しようとするとかなり高額になるのですが、それを手の届く範囲で実現してくれた逸品でした。しかも広角側も24mmなので、これ1台でたいていのものが撮れるわけです。センサーの小ささをレンズの明るさで逆にカバーした面白い製品だったと言えます。動画も発売当時はまだ4K撮影が売りになっていたので高精細の動画が残せ、フルHDではスーパースローの撮影も楽しめました。


ありがとうRX10III。おかげで印象的な写真がたくさん撮れました。
(画像に触れると表示が変化します)

 その一方、動体のAF精度にはやや不満がありました。後継機の「RX10IV」では改良されたようですが、カワセミの飛び込みなどを連続撮影するには正直なところ厳しかったです。また、これは装備の揃え方に起因する私個人の問題ですが、操作性がメインカメラ(EOS 80D)とはずいぶん異なっているため、持ち替えた際に戸惑いが生じてシャッターチャンスを逃す失敗にもつながったことも多々ありました。
 重量は1.1kgあったので、普段の持ち歩きにはやや重かったものの、近くに寄れない動物・鳥や遠景の撮影に重宝しました。面白い世界を見せてくれてありがとう、RX10III。

2023.11.08

購入予約開始時点でもう供給遅れ確定!? 気長に待とう...

 先日発表されたCanonの新レンズ「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」を予約しました。これでまた家計の資金繰りに影響が...。でも、妻も今年は趣味のウクレレを2本も買ったわけだし、夫婦の老後資金さえ使い込まねば許されるはずだ。うん、きっとそうだ。(←言い訳)


予約を入れました! これで望遠システムが復活します。

 さて、予約自体は昨日始まったので1日出遅れた格好ですが、実はもうCanonのサイトで「順次、出荷の予定ですが、通常よりも納期にお時間を頂戴する場合がございます。」と情報が出ています。


公式サイトのアナウンス。「通常より」の通常って、どれだけなの?

 「通常」ってなんだ?という突っ込みもありますが、12月上旬の発売開始後、実際に入手できるのがいつになるかはまだ不透明な状況。まあ「1月の入間航空祭に間に合ってくれればいいや」ぐらいに思ってます。気長に待とう。
 あ、あと高速書き込みできるUHS-II対応SDカードと、レンズプロテクターを揃えないといけないんだった...!

2023.11.02

おー! 800mm!!

 Canonからメールが着信して驚きました。新しいRFレンズ登場の告知です。3本が紹介されていましたが、私が気になったのは次の2本。
 「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」は24-105mmという広角~中望遠域でF値が2.8通しなのが特徴のLレンズです。パワーズームアダプター対応で動画にも対応している点が現代的。ただ高機能がゆえにやっぱり高価で、オンラインストアで50万円弱の値付けになっていました。正直なところ趣味としてはとても手が出ません。


こちらは24-105mmの上位モデルということになります。

 そして今回私が最も目を惹かれたのは「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」。800mmあれば「EOS R6 Mark II」と組み合わせても、今持っている「DSC-RX10M3」より大きく撮れる!
 以前使っていた「EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」に比べると暗いレンズですが、組み合わせるカメラのセンサーサイズがAPS-Cからフルサイズになっていることを考えると、写りの面では充分カバーできそう。何より焦点距離が1.7倍弱延びるというのは魅力的です。注目すべきは価格で、オンラインストアの価格を見るに、何とか手が出せるレベルだと思えました。


こちらが大注目品。Lレンズではありませんが、ホワイトモデルになっています。

 以前に書きましたが、「ROS R7」か「EOS R10」というAPS-Cカメラと「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」の組み合わせを考えていたものの、同じような価格に収まればこのレンズ1本にした方がむしろいいのかも。導入計画練り直しです!

2023.10.24

サイトが統合されるらしい

 Canonから立て続けにメールが着信しました。内容は「Canon Photo Circle」と「Canon Image Gateway」を統合し、「Canon ID」でのログインに統合するというもの。


確かにサイトが分かれていて、使い勝手が良いとは言えませんでした。
(画像に触れると表示が変化します)

 確かに製品登録サイトと写真同好会のようなグループに別れていて、一つの製品の窓口にしては使い勝手があまり良くなかったので、これは好ましい変化かも。新サイトへの移行は来年2月に予定されているようなので、今から楽しみです。

2023.09.26

ファームウェア 1.2.0

 「EOS R6 Mark II」の最新ファームウェア「1.2.0」がリリースされました。製品登録しているとメールで知らせてくれるのがありがたい。
 肝心の変更点ですが、新レンズ(しかも特殊なもの)への対応、FTPS転送時のセキュリティ強化、ソフトウェア開発への対応と軽微な修正らしい。直接的なご利益のある変化点ではなさそうですが、ひとまずアップデートをしておくことにしました。ファームウェアをSDカードにコピーし、カメラのメニューから適用を指示して待つだけです。5分ほどで無事に完了しました。


早速アップデートを適用しました。実益はなさそうですが...。
(画像に触れると表示が変化します)

 実益がなくても機能が上がるのはなんとなく嬉しい(笑)。

2023.09.16

写真の楽しさを再確認

 最近、カメラの活躍機会が減ってるような気がしています。さて、この週末に東京・渋谷で写真展が開かれていることを知ったので、気分転換で見に行くことにしました。東京カメラ部という団体の「愛おしきこの世界。」という催しでした。展示された作品は1,000点以上とのこと。


渋谷「ヒカリエ」のホールで開催されていました。

 様々なジャンルの作品が並び、感性を刺激されました。改めて写真の楽しさ、面白さを再認識した次第です。
 一方、カメラとはあまり関係のなさそうな謎スポンサー(笑)も発見。


なんでこんなところに?
(画像に触れると表示が変化します)

 が、その内容は意外にしょぼかった...何がやりたかったのか?

2023.08.26

これでは役に立たないぞ...

 夏休みに入る前、カメラのメンテナンスをしていた時に気づいたのが、カメラ&レンズを保管する保管箱に入れてある乾燥剤の「異変」。カメラやレンズの天敵は高湿によるカビで、その発生を防ぐべく石灰を用いた乾燥剤パックをボックスに入れているのです。そのパックがパンパンに膨らんでいるのを発見しました。これはもう...限界です。
 そこでこの日、近くの量販店に行って新品を買ってきました。


こちらが購入品。交換前と比べるとパックの容積が全然違う!
(画像に触れると表示が変化します)

 状況を比べて見るとこの通り。左が新品、右が交換前のものですが、全く容積が違います。これではもう吸水効果は期待できません。ここのところ湿度が高い日が多いので、気づいて良かった。
 今回は4袋入りの3パック品を2つ購入しました。一度に使うのは8袋なので、ちょうど3回分ということになります。以前はAmazonで4袋品×10個でまとめ買いしていましたが、長期保管中に硬化してしまうことがあったので、今後はこれぐらいずつで更新していこうと思っています。

2023.08.13

花火撮影に挑戦

 帰省中に高知市の花火大会が見られることになりました。本来は4日前のはずでしたが、台風接近に伴いこの日に順延されていたものです。「EOS R6 Mark II」に買い替えてから花火撮影のチャンスはなかったので、実家のベランダで試してみることにしました。


セッティングを決めて三脚に固定、開始時間を待ちました。
(画像に触れると表示が変化します)

 当然バルブモードでF値は14に固定。ISOは100からスタートしましたが、ちょっと明るさが足りなかったかな。最終的には250まで上げました。ピントはMFで追い込みますが、OVFと違って合わせ込むのはなかなか難しかったです。


これがこの日一番のショットでした。

2023.08.11

望遠システムの構築

 「EOS R6 Mark II」に買い替えの際に、持っていたレンズをすべて下取りに出してしまったため、今は交換レンズ1本だけになっています。一番困っているのが中望遠レンズで、これがないと鳥や乗り物などが撮りにくい。サブカメラの「DSC-RX10M3」を併用していて、画質的にはそれほど劣らないものの、動きものについては厳しいのが現実。半年前に購入したR6 Mark IIの支払いダメージがようやく消えるので、次にどうするかを考え始めています。
 R6 Mark IIでレンズを追加しようとすると、真っ先に考えたいのが「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」。焦点距離が500mmなのでフルサイズカメラでも大きく撮れるのが魅力。ところがLレンズなので、価格が30万後半~40万円になるのがネック。いくらなんでもこれは手が出ません。
 次善の策として非Lレンズの「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」を選ぶと価格は1/4にはなるのですが、以前のシステムが480mm相当だったので、400mmは正直なところ物足りません。うーん、悩ましい。


R6 Mark IIを活かすには左のLレンズだが...手が出せるのは右の方かな。

 そこで思いついたのがAPS-CカメラとRF100-400mmを同時購入すること。これなら焦点距離は640mm相当で、価格は5~6割というところになります。サブカメラとして考えればこの選択肢もありそうな気がしてきました。
 そうなると、カメラ本体をどうするかが次の課題です。考えられる選択肢は「EOS R7」と「EOS R10」の2機種。R7は高画素&連写番長で、バッテリーがR6 Mark IIと共用できて高スタミナ。ボディ内手ブレ補正があるのが頼もしい反面、価格が高くなるのがネック。R10はAF性能は同等でマルチコントローラーも搭載していますが、画素数と連写のピーク性能は劣りボディ内手ブレ補正がないところに差があります。ただし価格はR7よりも6~7万円ほど安い。他にもSDカードのスロット数など差はありますが、私の用途なら実用上の差はないかな。ただ、連写を考えるとR10はバッファが少なさそうなのが少々気になります。


カメラ本体の方にも少なくない差が。性能で選ぶか、それとも価格か?

 そうなると「EOS R7」+「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」がやっぱりいいのかな。ただ、妻の「EOS Kiss M」の更新もあるので、資金計画を真面目に練らないと...。

2023.08.05

学び直し

 妻とターミナル駅で待ち合わせた際、帰りに立ち寄った大型書店の趣味系雑誌コーナーで見つけたのがこれ。インプレスから発売された「Canon EOS R6 Mark II・R8 完全ガイド」です。自宅に戻って電子版を購入しました。

 最初に一眼レフを買った際には、販売店が該当機種の雑誌をおまけでつけてくれたので、それを読んで色々と試して使い方を学んでいきました。この系統の雑誌は機種に特化しているので、様々なシチュエーションでの使い方の紹介をはじめとして、プロカメラマンによるおすすめカスタマイズなどがそのまま使えるのが利点です。もう一度原点に戻って学び直すことにしました。

 そして、巻末にはこの機種で使えるおすすめレンズの紹介が掲載されているので、次にどんなレンズを揃えるべきか考える際に大いに役立ちます。

2023.06.09

チャンス到来か?

 Canonからメールが着信しました。EOS Rシステム登場から5周年を記念し、RFレンズのキャッシュバックキャンペーンを実施するとのこと。製品の価格レンジに応じて、3,000〜20,000円程度お得に買えるそうです。10月10日までの期間限定。


気になるあのレンズも対象...ということは、チャンス到来か?

 私が検討している望遠レンズも対象になっていたことから、これはチャンス到来でしょうか。ただし気になるのは、戻しがVisaギフトカードになっていること。以前は現金振り込みだったので何かとありがたかったんですが...。
 でも、チャンスなのは間違いないので、懐に余裕ができたら上手く使いたいなあ。

2023.06.03

ファームウェア 1.1.2

 水曜日、「EOS R6 Mark II」の新ファームウェアリリースの情報がCanonから着信。この日に適用しました。Windows/MacからファームウェアをダウンロードしてSDカードに保存。カードをカメラにスロットインしてメニューから適用・更新を指示すれば作業は完了です。ただ、前回からのバージョンナンバーの変化は+0.0.1。リリースノートを見ても、変更点は
 (1)タッチ操作「敏感」設定時の、操作制御の安定性向上
 (2)バッテリーグリップBG-R10装着時の充電不具合修正
とのことで、個人的には今のところ全く恩恵がなさそうです。


0.0.1のマイナーアップデート、機能追加はないようです。

2023.05.25

まだ玉があった!?「EOS R100」登場

 Canonから新カメラ「EOS R100」が登場しました。先日の「EOS R8」「EOS R50」の発売でRFマウントカメラのラインナップは完成したのかと思っていましたが、まだ玉があったとは!
 その製品(Rシリーズで初の3桁機)ですが、完全なるエントリー機と位置付けられるようです。センサーは2,410万画素のAPC-Sサイズで映像処理プロセッサーの旧型流用や背面液晶の固定化などでコストダウン...というよりは「EOS Kiss M」をRFマウントにして装備を簡略化したという方が的確かもしれません。しかしシリーズ最軽量でキットレンズ込み10万円を切る価格を実現し、スマホからの移行の受け皿になることを企図しているようです。
 ただ、写真の楽しさが見えてくると色々やりたくなるのがパターン。そうなるとこのモデルではできることが相当限られます。そうなると、どうせ買うなら1クラス上のR50が価格差を考えても俄然魅力的に見えます。難しいところですね。


ちょっと割り切りすぎ? どうせ買うなら私はR50を薦めます。

2023.05.21

帰って来た

 妻の「EOS Kiss M」が帰着。本人が宅急便の代引きで修理費用を支払って受け取りました。
 さっそく中身を確認。彼女曰く「ボディもきれいになってる」とのこと。グリップにあった傷がなくなっていると言ってましたが、修理明細にそれらしき記載はなかったんだけどな...?


少々不安な面持ちの妻。開封すると段ボールに固定されたカメラが鎮座。
(画像に触れると表示が変化します)

 ストラップを取り付け、バッテリーとSDカードを挿入してレンズを装着。電源をONし、試しにレリーズしたところ画像が取得できたとのこと。修理ができていることを確かめられたそうです。


愛用のカメラが戻ってご機嫌な妻。よかったね〜。

 よかったね。精密機器なんだから、もう落っことしちゃだめだぞ...(苦笑)。

2023.05.19

修理報告来たる

 妻の使う「EOS Kiss M」の修理情報がCanonから着信しました。結果は下記の通り。


メカ部の故障が発端というのは意外。その他数ヶ所の部品にもダメージがあったようです。

 予想通り基板交換になりましたが、シャッター機構のメカ不具合が発端だったようです。その他にも破損箇所があり、2点ほど部品交換が発生したとのこと。ただ、それも含めて定額修理の範囲にしてもらえたようなので、対応としては良心的と言えると思います。
 実はこのEOS Kiss M、以前にゴミ付着でセンサー交換しているので、これによってメインボディ以外のほとんどの部品が新品時から交換されたことになるような...?
 日曜日には戻って来そうです。

2023.05.10

「EOS Kiss M」修理ピックアップ

 日曜日に梱包キットが届いたので、すぐに梱包を行いました。ただ、妻の都合が宅急便のピックアップできる時間に合わず、発送は3日後のこの日になったそうです。
 CanonのWebサイトによれば、返却はピックアップから10〜12日後の予定とのこと。カメラが活躍する季節なので、なんとか5月後半までには復活してくれればいいのですが。

2023.05.06

妻カメラの修理を申し込み

 Canonに「EOS Kiss M」の修理を申し込みました。修理に出す手段としては銀座のサービスセンターに持ち込むか、宅急便で発送される梱包キットに入れて送り返すかの2つ。ところがサービスセンターは予約制で、行けそうなタイミングの空きを見ると2週間先になってしまいそう。ということで梱包キットを送ってもらうことにしました。これは翌日には届く予定。
 気になる修理費用は梱包キット代を含め、キヤノンフォトサークルメンバーの会員割引が効いたところで約32,000円弱となる見込みだそうです。

2023.04.28

修理? それとも...

 2週間前の長崎旅行の帰路、飛行機から景色を撮影していた妻が「EOS Kiss Mの電源が落ちた」と言っていました。その時は着陸間際だったので詳しく見なかったようなのですが、この日充電したバッテリーを装着して撮影に持ち出したところ、電源が入らないことが発覚。
 詳しく聞いたところ、最後にシャッターを切った時に「バチッ」と音がして電源が落ちたとのことでした。私も現物を見せてもらい、操作してみたものの無反応。どうも基板が逝ってしまったような感じです。購入から5年弱というところです。
 さて、CanonのWebサイトで症状を調べてみると、やはり「故障の可能性が高い」とのこと。修理は銀座のサービスセンターに予約持ち込みするか、発送キットで送るかの二択。気になる費用は3万円弱とのことで、おそらく対応は基板交換でしょう。いずれにしろ、修理完了までは結構時間がかかりそうです。


故障の可能性が濃厚で費用は3万円弱との予測。たぶん基板交換でしょう。

 いっそ後継機の「EOS Kiss M2」に買い替えるのも選択肢になりそうと思って調べましたが、ボディ単品ではもう製品が残っていなさそう。レンズキットは在庫がありそうですが、レンズがまるっきり無駄になるのでこれはありません。修理以外の選択肢は無さそうですねぇ...。

2023.04.05

予備バッテリーを購入

 妻の愛用のミラーレス一眼「EOS Kiss M」はもともとバッテリー容量が少なく、予備バッテリーの携行は不可欠です。それに加えて使い始めて5年が経過していることもあり、劣化も進んできているらしい。数本あるうちの一つは、ほとんど充電できず、すぐエンプティになるそうです。そうなると買い替えるしかありません。
 そこでAmazonで買おうとしたところ、なんとサードパーティ製のものしか出てこない! いわゆる互換品らしいのですが、粗悪品も混じっている可能性があり、区別がつかないのでサイトからの購入は断念。そこで所沢の家電量販店で入手することにしました。私も劣化サインの出たものが1本あったので、一緒に購入してきました。


左が私、右が妻用です。LP-E6NHの純正品はホログラム付きになってました。
(画像に触れると表示が変化します)

 これで安心して撮影に行けます。

2023.03.26

早速大活躍、Canon「SPEEDLITE EL-100」

 ここ最近、先日購入した外付けストロボ「SPEEDLITE EL-100」が大活躍しています。夜景や夜景ポートレート、夜桜を撮る機会が連続したためです。やっぱり買っておいて良かった。ただ、一方で使いこなすハードルが高いことも見えてきました...。


現行ラインアップの中では末弟の位置付けです。ケースが付属。

 純正品の現行ラインアップの中では末弟の位置付けで、光量を示すガイドナンバーは照射角24〜50mmで21〜26と控えめ。とはいえEOS 80Dの内蔵ストロボがガイドナンバーが約12だったことを考えると私の感覚では大幅な能力UPです。駆動は単3電池2本で行うため、比較的軽量・コンパクトな部類であるとは言えます。
 ただ、小型とはいえ本体へ装着すると、下の写真のように十分な存在感があります。


小型とはいえ存在感は十分。ダイヤルが大きいので操作性も良い。
(画像に触れると表示が変化します)

 設定は基本的に本体側で行う仕様ですが、モードダイヤルが用意されていて、ダイヤルが大きくて操作性は良い。さらに小さいながらも上下左右に首振りができるため、バウンス撮影にも対応しているのが嬉しい。
 ただ、まだまだ使いこなせていないのが実情。焦点距離と光の届く範囲がまだ体感的に会得できていないので、明るすぎたり暗すぎたりと、なかなかいい雰囲気にできません。こればっかりは経験を積むしかないのかな。
 それでも表現の幅が圧倒的に広がるので、是非とも使いこなせるようになりたいものです。

2023.03.10

購入後1ヶ月半のインプレッション

 Canon「EOS R6 Mark II」を使い始めて1ヶ月半が経過しましたので、そろそろ初期インプレッションを記しておきます。比較対象は前機の一眼レフ「EOS 80D」です。

【デザイン】
 お馴染みのEOSスタイルですが、一眼レフと比べてコンパクトになった分、ダイヤルやボタンの設置密度が増えている印象です。質感が高いと言われる金属製の外装ではありませんが、各パーツの合わせはきれいなので、安っぽさは感じません。


マウントの大きさに対してボディがコンパクトです。


背面はダイヤル・ボタンの密度が大きいですね。


「Mark II」が刻まれているのが新型の証です。

【画質】
 APS-Cサイズからのステップアップなので、まずはその高感度耐性に驚きました。光量の少ない場所でもISO感度を大幅に上げずとも充分な写りを出してくれますし、感度を上げてもノイズの乗り方が少ない。デフォルトでの色合いは鮮やかで、これまでの絵作りの延長線上にあると言えます。
 2,420万という画素数は他機種と比較して決して多い方ではありませんが、6,000 x 4,000というキリのいいピクセル数になるので扱いやすく、ストレージが必要以上に圧迫されないのが利点です。

【操作性】
 マルチコントローラーを扱うのは初めてですが、最初は行きすぎたり上手く使えなかったものの、慣れると使いやすい。特に1点AFで二度押しでAF枠がセンター復帰するのが個人的にはありがたい。電源スイッチが右側に来たので、主要操作が右手に集中したのは好印象。電子ダイヤルが3つあるので、それぞれ絞り/シャッタースピード、露出、ISO感度で主要撮影パラメーターをコントロールしています。
 ただ、EOS 80DではAFモード・ドライブモード・ISO感度・露光モードをそれぞれ単独のボタンで選び、メイン電子ダイヤルで設定変更という形で設定変更が直感的に行えましたが、本機ではM.Fn+電子ダイヤル2つで操作する形になったので、操作としては一手間増えてしまった印象です。EVF内にアイコンが出るので切替に支障はないのですが、ここは前の方が良かったなあ。


3世代かけて洗練されてきました。でも2項目同時セレクトはいまひとつ馴染めません。

【バッテリー】
 連写を行わなければ意外に持つなあ、という印象です。iPhoneとBluetoothでつないでGPS情報を付与しながらでも、スナップ撮影だけならバッテリー1個でもぎりぎり1日耐えられるぐらいのスタミナはありそう。

【携帯性】
 本体が小さく軽くなったのはいいのですが、一緒に揃えたのがLレンズ(RF24-105mm F4 L USM)のため、常用するシステムとしては重くなりました。1日中持ち歩くと、身体には結構ダメージが残ります(苦笑)。


レンズの存在感の方が大きいぐらいで、バランスもフロントヘビーになっています。

【機能性】
 何と言ってもオートフォーカスの進化に驚きました。被写体検出を「自動」にしておくと、人や動物、乗り物など様々なものを認識して追従してくれます。特に瞳AFは便利で、失敗写真が明らかに減りました。そして電子シャッターを使えば最大40コマが可能。後のセレクションが大変です(笑)。
 EOS 80Dを選んだ時にも時にも重視した点ですが、本機も画素数と連写性能、機能のバランスが取れている機種だと思います。

【液晶】
 EVFは思っていたよりも見やすく、表示も節電モードであっても充分なめらかでした。表示されている設定に関する情報の量が一眼レフのOVFの時とは圧倒的に違うので、ファインダーから目を離す必要が全くなくなりました。
 背面液晶はお馴染みのバリアングル。特長と呼べるようなほどではありませんが、外でも充分明るく見やすいです。個人的には80Dの時にあった液晶とベゼルの段差がなくなり、スムーズに一体化したのでタッチの操作感が格段に向上しました。

【ホールド感】
 一眼レフと比べてミラーが廃された分、本体部分が大幅に薄くなりましたが、グリップの深さは確保されているので良好です。EOS 80Dに比べてちょっと握りが細くなったような気もしますが、私は手が小さい方なのでむしろ保持しやすくなりました。


本体はミラーが廃されたおかげで大幅に薄くなり、グリップの凸感が大きくなりました。

【総評】
 画質に関しては期待通り。EOS 80Dとは画素数が全く同じですが、明らかに色表現の範囲が広いのがわかります。また前機では暗い場所でシャッタースピードを確保するためISO感度を上げる場合、画質の観点からノイズが出にくい3200までに抑えるよう苦心していたのですが、本機では12800ぐらいまでなら充分使えそうに思えます。
 最も驚いたのがAFの進化。AFエリア「全域」+被写体検出「自動」にすると、あとはカメラにお任せでOK。もし期待と違う検出でもスティック一本で修正できるので、失敗写真が大きく減りました。しかもEVFで見えているほぼ全体が測距点として使えるため、フォーカスロックをする必要がなくなりました(つい1点AFにしてやってしまいがちですが)。これはもう使い方の世界が全く変わります。使い手が考えるのは、もう構図と奥行表現だけかも。
 その反面、どんなシチュエーションでもそれなりに撮れてしまうので、工夫をしなくなってしまうかも。OVFを覗いて出来栄えを予想する必要がなくなるので、想像力も落ちます。このままだと使い手が堕落するのでは...?

2023.03.08

まずは旅の持参用

 ストロボを買いました。Canon純正の「SPEEDLITE EL-100」です。まずは旅に持参するためのコンパクトモデルを揃えることにしました。


買ってしまいました。活用しなければ!
(画像に触れると表示が変化します)

 単三乾電池2本で動作する仕様ですが、いざ実機を見ると結構大きい。やっぱりカメラバッグだけでは収納できず、ナップサックは必須になりそうです。

2023.02.28

どうするストロボ?

 「EOS R6 Mark II」に乗り換えて、困っているのが「ストロボ」。前の「EOS 80D」は光量が小さいながらもストロボ内蔵だったため、アクセサリなしで「手持ち夜景」や「夜景ポートレート」モードが使えたので、活用していました。ところが上位機種ではそもそも非搭載であり、外付けアクセサリの利用が必須です。
 近々夜景を撮る予定もあるので、望遠レンズなどは後回しにして最優先で調達しようと思ってはいるものの、その選択で迷っています。様々な局面で使うなら「スピードライト430EX III-RT」ぐらいの製品を考えるべきですが、旅行などで持ち出すことを考えると、光量は劣るものの携帯性に優れた「スピードライトEL-100」という選択肢もありそう。これでもEOS 80Dの内蔵ストロボに比べると大きいので、それなりの効果は期待できるはず。


左が430EX III-RT、右がEL-100。さあ、どっち?

 大は小を兼ねるとはいうものの、旅行で大きなアクセサリを持ち出すのもツラいので、そこが悩みどころです。まずは使い方をしっかり決めないといけないんでしょうね...。

2023.02.24

「CP+ 2023」に行ってみた

 毎年この時期に行われるカメラの見本市「CP+」に行ってきました。コロナ禍中はオンライン開催のみだったので、リアル開催は4年ぶりです。会場はパシフィコ横浜、平日に有休を取って行きましたが、それでもすごい人出でした。
 参加は無料ですが、事前登録が必要です。専用のWebサイトで申し込み、入場券を自分のプリンターで印刷して持参すればOK。入口でQRコードを読み取り入場者管理する仕組みでした。


2時間かけて会場のパシフィコ横浜にやって来ました。

 まず最初にチェックしたのはもちろんここです。二人揃ってユーザーですからね。


もちろん一番の楽しみはここです。

 さて、私の一番の目当ては新機種のハンズオン。最新機種の「EOS R6 Mark II」に加え、発売前の「EOS R8」「EOS R50」にも触れられるというだけあり、キヤノンブースは盛況でした。私はついこないだ新型を入手したばかりなので、ここの体感は妻の方が役立つはず。妻は「EOS 50R」を試してみましたが、最新のAF性能に感動した...のか? 好印象は語っていましたが...。いずれにしろ次は妻の番ですからね。


妻はEOS R50を実際に手にとってAFを試していました。

 だいたい2時間ほどで目当てのところは巡れました。やっぱりこういったイベントは「触ってなんぼ」ですね。

2023.02.08

新シリーズ発表のサプライズ、EF-Mマウント終了?

 「Canonから新製品発表のお知らせが来ました。「R6 Mark II」の発表がついこの間だったので少々驚きました。カメラ見本市の「CP+」直前で、春に新発売となると、このタイミングが最適なんですかね。ちょっと意外だったのが、発表された製品が従来品のモデルチェンジではなく「新しいシリーズ」だったことです。
 まずは「EOS R8」、モデル名からは「R7」の下位に見えますが、APS-Cサイズではなくフルサイズで、画素数はR6 Mark IIと同じ2,420万画素。AFなどの撮影機能もほぼ同等で、差があるのが連写性能というところでしょうか。特徴的なのはそのサイズ&重量で、フルサイズミラーレスの普及機だった「EOS RP」よりも軽く小さい。これは確かに面白い存在です。価格もR6 Mark IIよりも低いので、動きものを撮らないのなら費用対効果は極めて高い。


名前は変わりましたが、これは「EOS RP」の後継ですよね?

 もう一つが「EOS R50」、こちらはセンサーサイズはAPS-C。名前を見てもどんな性格の製品なのかよくわからなかったのですが、どうも「EOS Kiss M/M2」のRFマウント版に見えます。画素数は2,420万で変わりませんが、AFや画像処理まわりは最新機種同等に強化されており、Kiss Mからは大きく進化。一方でこのモデルのみホワイトのボディ色が選べることから見ても、ターゲットの客層がこれまでの「Kiss」シリーズユーザーと重なるように思えます。


名前は変わりましたが、こちらは「EOS Kiss M」の代替ですよね?

 後者に関してはメーカーのコメントで「これはEOS Kiss M2の後継機ではない」と言っているようですが、この製品が主力になるようならEF-Mレンズを継続展開する理由がなくなります。実質的にEF-Mマウント終了とも受け取れますが、実際のところどうなのでしょう?
 さて、「EOS Kiss M」ユーザーである妻の移行先は、一体どこになるのか? 夫に続いてまたレンズ資産を捨てさせられることになるのか??

2023.02.05

GPSタグは、これで充分?

 「EOS R6 Mark II」に乗り換え、一つ気になっているのは「GPSタグ」です。これまで「EOS 80D」で出かける際にはだいたいGPSレシーバー「GP-E2」を装着して出かけ、位置情報を画像に付与していました。どこで撮影したがが地図上で表示できるので、思い出を整理するのに役立ちます。

 ただ、新カメラにGP-E2を装着するには別売のアクセサリーシューアダプターが必要で、これがまた結構高い。またR6はストロボ非搭載のため、夜間はスピードライトを装着する可能性が高く、その場合併用するのは困難です。

 そこで気づいたのが、スマホのGPS情報を代わりに使用する機能です。具体的にはiPhoneで専用アプリ「Camera Connect」を立ち上げておき、Bluetoothでカメラと接続しておくことで、撮影時に位置情報を画像に自動的につけてくれるというものです。

 この日の外出で試してみましたが、確かにEXIFに位置情報タグが付与されていることが確認できました。気になる接続状況もEVF内に表示されている「Bluetooth」「GPS」アイコンで確認できるので問題ありません。ただ、カメラがスリープした場合はアプリとの接続が切れるようで、その場合はiPhoneを取り出し、アプリから「再接続」をかけなければならないのがちょっと面倒かな。
 あとはiPhoneと常時接続するということで、カメラ含めてバッテリー持ちへの影響が心配。がっつり使うような場合はサブ機の「iPhone 11」を持ち歩いた方がいいのかも。

2023.02.04

ファームウェア更新

 「EOS R6 Mark II」の新しいファームウェアが出ていることに気づきました。カメラで現状を確認するとバージョンは「1.0.0」と表示されたため、スマホアプリ「Camera Connect」からファームウェア更新をかけました。


いきなりバージョンナンバーが1.0.0→1.1.1へ大きくなりました。

 具体的な変更点は新しいスピードライトへの対応と、Bluetooth有効時の起動時間の短縮など。これまでは「枯れた」製品を使ってきたのでファームウェア更新の機会が少なかったのですが、最新製品になって「成長する」楽しみが増えました。

2023.01.31

交換成立! 更新費用の抑制成功

 カメラの中古買取センターから、発送したキットレンズ付カメラ1台+レンズ6本の査定が終了したとメールが着信しました。早速ネットショップのアカウントにアクセスして結果を確認したところ全点が買取上限額+10%になっており、破損や欠品による減額はなかったようです。良かった! 妻からも「大事に使ってたものね」とお褒めを頂戴しました。
 これで購入のために確保していた購入原資(=特許のライセンス料)と併せて、更新費用の75%をカバーすることに成功しました。あとは貯金から借り入れて、来年度に少しずつ返していきます。

2023.01.29

レンズプロテクター装着派へ転身

 私はこれまで画質低下を嫌ってレンズプロテクターの類は装着してきませんでした。しかし今回購入したレンズは高級品のため、大事に使いたい。そこで最初からレンズプロテクターを使うことにしました。
 適合するものを探したのですが、複数の会社から様々な製品が出ており、値段もピンキリで選択が悩ましい。ただ、せっかく高画質のレンズを使っているのに、性能が悪いプロテクターを使っては本末転倒になります。やはり評価の高いもので検討することにしました。
 その結果選んだのがケンコー・トキナー製の「ZXII(ゼクロス・ツー)」。精度の高い平面研磨に新開発のコーティングを行うことにより、撥水性を確保しつつ超低反射を実現したとのこと。幸いAmazonには適用フィルター径の在庫があり、すぐに入手できました。正直なところいいお値段ではありますが、つけっぱなしで使うことになるので、画質を確保しつつの保険代と思えば納得できるレベルです。


最初からプロテクターをつけて使うことにしました。これでひとまず安心です。
(画像に触れると表示が変化します)

 これでレンズ表面についてはひとまず安心、あとはレンズキャップ取り外しで生じる緩みにだけ注意です。

2023.01.29

フルサイズ+Lレンズがこの手に!

 水曜日の夜にカメラを発注したのですが、翌日にオンラインストアから出荷連絡メールが届きました。え、納期3~4週間じゃなかったの!? あれ?
 半信半疑で荷物を追跡していたところ、どうやら本当に出荷されたらしい。金曜日に到着見込みとされていましたが、その日は出掛ける予定があったため、運送会社の配達日時指定を行い土曜日の正午前に届きました。箱の重さを見るにどうやら本当に届いたっぽい(苦笑)。
 土曜日の午後も出かける用事があり、荷物は日曜日に開梱しました。黒い大きな箱が2つ、カメラのボディ単体とレンズです。思っていたよりも重い印象を持ちました。


1ヶ月待ちだと思っていたら、3日で到着しました!


箱はブラック、今まで購入してきたものとは明らかに雰囲気が違います。

 今回購入したのは「Canon EOS R6 Mark II」。先月発売になった最新のミラーレスカメラで、映像素子サイズは36mmx24mmのいわゆる「フルサイズ」。初の一眼レフを購入してから6年でのステップアップです。レンズマウントはRFマウント。センサーサイズが大型化する一方、一眼レフにあったミラー機構が廃されているので、本体はコンパクトな印象です。質感は高いとは言えない印象ですが、ボディの合わせはぴったりとしており、安っぽさは感じません。ダイヤル、スイッチの配置はここ数年のモデルチェンジで整理されてきており、操作感向上への期待が大きいです。


こちらがボディ本体。操作系の配置が80Dとはずいぶん違います。
(画像に触れると表示が変化します)

 一緒に購入したレンズは「RF24-105mm F4 L IS USM」。同じ画角の機動性が高そうな軽量版と悩みましたが、画質を優先して初めてLレンズを選びました。F4通しの標準ズームレンズで、フィルター径は77mm。赤い鉢巻が誇らしく、ずっしりとした重量感があります。レンズフードとポーチが付属していました。
 レンズをカメラに装着すると、今までの一眼レフとはだいぶバランスが違って見えます。重量はSIGMAのF1.8標準ズームを装着したEOS 80Dよりちょっぴり軽いぐらいかなあ。持ち歩くとそれなりに体力は消耗しそう。


レンズの重厚感・存在感がすごい。憧れの赤鉢巻がついにこの手に!
(画像に触れると表示が変化します)

 さて、フルサイズへの移行でどんな絵が撮れるか、早速試し撮りに行ってきます。なお、最初の被写体は購入に関して背中を押ししてくれた妻と決めてます(笑)。

2023.01.28-01.29

さらばEF/EF-Sマウントシステム

 カメラショップの中古買取センターから、梱包材が届きました。これに下取り品を入れて送り返す仕組みです。
 今回下取りに出したのは、キットレンズのカメラ1台と、レンズ6本。新カメラではレンズマウントが変わるため、これまでのレンズは非対応になります。マウントアダプター経由で利用はできるものの、使用頻度が少ないものもあるのと、ニーズに合わせて種類を絞り込むこと、何より更新費用を捻出するため全レンズを手放すことにしました。
 まずは「Canon EOS 80D EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMレンズキット」、APS-Cの一眼レフ機で、6年使用しました。当時としても特に秀でた製品とは言えませんでしたが、全体として機能・性能上の弱点が少なく、バランスが取れていて扱いやすかった。野鳥を写すようになって連写性能にやや不満を持ちましたが、キットレンズのAFスピードは秀逸でした。色々と写真のイロハを学ばせてもらいました。ありがとう。


まるまる6年使った「EOS 80D」を下取りに出すことにしました。


写真の楽しさを勉強させてもらいました。ありがとう。
(画像に触れると表示が変化します)

 次はレンズ群です。まずは純正品の望遠レンズ「Canon EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」と超広角ズーム「Canon EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM」。望遠レンズは野鳥撮影で大活躍。AFも速くて使い勝手のいいレンズでした。超広角ズームは建物の内覧や確認で大活躍しましたが、iPhoneが超広角レンズを搭載したため出番が激減していました。
次に純正の単焦点レンズ「Canon EF-S24mm F2.8 STM」「Canon EF35mm F2 IS USM」「Canon EF50mm F1.8 STM」の3本。24mmはスナップ、35mmはポートレート、50mmは物撮りとそれぞれ得意分野を分けて利用してきました。それぞれいい味を持っていました。24mmは意外に出番が少なかった印象。
 最後はサードパーティ製の標準ズームレンズ「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM」。F1.8通しを実現した明るいレンズで、これ1本で単焦点3本分の価値があると言われました。私の所有個体は巷で言われているAF精度の問題もなく、画質重視の局面では大活躍しましたが、重かったのが唯一の難点でした。


立派に「資産」だったのですが、マウント変更により手放すことにしました。
(画像に触れると表示が変化します)

 以上を1箱に梱包し、日曜日の朝に宅急便で発送しました。さようならEF/EF-Sシステム。私がインドから帰ってきてから急速にミラーレス機シフトが起きたのは不運でした。


店から届いた梱包キットに入れて、宅急便で発送しました。

 下取りの査定がいくらになるかな。大きく減額されると新品購入の支払いが増えてしまうので、かなりドキドキしています。

2023.01.25

ついに!

 希望の商品を発注しました。夕食後から手続きを始めたのですが、結果的にかなり時間がかかりました。普段の取引とは異なる買い物なので、カード会社の「取引モニタ」に検知され、「不正利用」を疑われて決裁されないなどトラブル続き。1回の利用限度制限解除などの手続きを経て、2時間以上経ってようやく発注が完了しました。これなら店舗に出向いた方がどれだけ楽だったことやら...?
 とはいえ計画が前進したので、納品を楽しみに待つことにします。今のところ、納期は約4週間の見込みです。ただし予算の都合でUHS-II対応SDカードやスペアバッテリーなどは後回し。レンズ&液晶プロテクターなど、使うのに必要な最低限のものだけ揃える予定です。

2023.01.22

レンズキットにこだわらなければ...?

 購入を検討している「EOS R6 markII」について、面白いことに気づきました。私が狙っているのは「RF24-105mm F4 L IS USM」とのレンズキットなのですが、これだと大手販売店での納期が現状で約2.5ヶ月になっています。今から発注しても桜の季節には間に合わない恐れがあり、春までの買い替えは見送らざるを得ないと思っていました。
 ところが、ボディ単品で検索すると納期が1ヶ月、非Lレンズの「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」とのレンズキットだと3週間になることに気づきました。しかもこの2種類なら下取り品の査定がアップする「トクトク交換」にも対応することが判明。ということは...。


レンズキットにこだわらなければ、もっと早く入手できそう。値段も最終的に変わらない?
(画像に触れると表示が変化します)

 レンズキットで購入する場合のメリットは、単体で購入する場合に比べてレンズが安価に購入できることです。つまりボディとレンズを別々に買うと割高になるわけですが、「トクトク交換」が適用されれば査定アップ分でそれぐらいの原資が出てくる可能性が出てきます。となると、結果的に総費用は同じにでき、納期も大幅に短縮できるという考え方もできます。
 また、非Lレンズとのキットにして初期費用を抑えるのも選択肢ですが、もしそのレンズに満足できない場合、全く同じ画角のレンズに変えることになるため無駄が多い。後で後悔するぐらいなら最初から妥協しない方がいいというのが、この6年間の教訓。
 あとは査定次第の要素があることをどう考えるか。賭けるかどうかの判断です。

2023.01.07

満月の撮影

 満月をAPS-C一眼レフ+480mm相当の望遠レンズで手持ち撮影しました。ある個人Webサイトの記事を参考にMモード、ISO400、F8.0、シャッタースピード1/200で試したところ、暗い写りになってしまったので設定を変更。ISO640、F6.3ぐらいで雰囲気が良くなりました。
 なお、ホワイトバランス:オートでは白くなってしまうため、設定を「くもり」にして少し黄味を出しています。まあまあかな。


WBをちょっと工夫した以外は、設定を微調整しただけです。確かに撮れる。

2023.01.04

0.00025秒の世界

 面白い絵が撮れました。水道の蛇口の上で水飲みをしているヤマガラです。蛇口から出ている水を嘴で救い上げるようにして飲んでいて、弾いた水滴が見事な弧を描いています。シャッタースピードは1/4000秒、すなわち0.00025秒の出来事です。こういうのが撮れるのがマニュアル撮影の面白いところです。


水滴が弧を描いて飛んでいる様が撮れました。わずか0.00025秒の瞬間です。