2019.12.21

二人あわせて、541GB !?

 今年撮影した写真データをまとめてNASにバックアップすることにしました。ちょうどファイルサーバー3号機の容量にまだかなり余裕があったので、データをすべてそちらに移管し、メインサーバーの負荷を下げるというのが狙いでした。
 ところが、集積されたデータは二人あわせて何と541GB。EOS 80D/EOS Kiss M/Cyber-shot RX10IIIのJPEGがそれなりに大きいのに加え、EOS Kiss M以外ではRAWデータも残しているためです。この勢いが続いてしまうと、今のサーバー容量ではわずか数年間しか持ちません。ちょっと保存方法自体も考えていかないと...。

2019.12.01

Tvモードで羽ばたきを捕捉!

 最近、鳥を撮る際にはシャッタースピード優先モード(Tvモード)を駆使するようになりました。鳥の羽ばたきを捉えようとすると、最低でも1/1000ぐらいはないと厳しそう。とはいえスピードだけをがんがん上げていくと露出が下がってしまうので、ISO感度なども調整して明るさをそれなりに確保しないと見られる絵になりません。まだまだ試行錯誤中ではありますが、少しずつ自分なりのセッティングが定まってきた気がします。


カメラの持つ「時を止める」効果が面白い。
(画像に触れると表示が変化します)

2019.11.16

ホワイトバランスの使い方

 沖縄・瀬長島でサンセットを撮影する際にはちょっと工夫をしてみました。普段私はホワイトバランスの設定を「オート(ホワイト優先)」にしているのですが、これは絵作りで白をより白く見せるように色調をアレンジしてしまうので、どうしてもニュートラル的な描写になり、見た目の印象とずれてきます。つまりこの場合、燃えるような夕景が表現しづらく、寒色系の出来栄えになってしまうきらいがあります。そこで写真サイトのアドバイスを参考に、あえて「くもり」を選ぶことでやや赤みを強くするように意識してみました。
 割と肉眼で見た雰囲気に近くなったように思いますが、どうでしょうか?


かなり見た目の雰囲気に近づけたように思えます。

2019.11.10

妻所有の三脚が実は凄かった

 妻が趣味としての写真を始めたのは「EOS Kiss M」を入手してからと言って差し支えないと思いますが、実はそれ以前から写真は撮っていたようです。私が三脚を使って撮影しているのを見て、「私も持っていたので、実家から送ってもらう」と言っていました。
 それが届いたので見せてもらうと、なんと一流メーカー「Velbon」のモデルでした。型番を見てWebサイトで製品の位置づけを調べたところエントリーモデルのようですが、造りはしっかりしているので、彼女の持つEOS Kiss Mとの相性は良さそうです。


嫁が本格的な三脚を持ってきました。

 私は携帯性を重視して自由雲台を選んだのに対し、こちらはハンドル付きなのでズーム時の被写体合わせには有利そうです。彼女は早速これを使って月の撮影などに取り組んでいました。
 装備を強化した妻、最近は作品のクオリティも上がっており、なかなか手強くなりそうです。

2019.10.20

Tvモードを活用する

 最近はTvモードの活躍の場が増えています。少しずつそのシーンで必要なシャッタースピードが感覚的にわかるようになってきたのか、面白い絵が撮れるようになってきました。


カモの水上での羽ばたきを捉えてみました。見えないものが見えるのは面白い。
(コントロールをクリックすると再生します)


印象的な絵かどうかは運次第、というところもありますが...。

 ただ、やっぱりAPS-C+望遠ズームレンズでは絞り値が暗いので、上手く撮れるシチュエーションは限られてしまうのも事実。また、EOS 80Dの7コマ/秒とバッファーの少なさはちょっと物足りないこともあります。

2019.09.29

もう10-18mmはいらない!?

 これまで公共交通機関で旅に出る際、持ち出すレンズは標準ズーム+広角ズームの組み合わせが多かったです。そこに「iPhone 11」が13mm相当の超広角レンズを搭載したため、今回は便利ズームの「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM」一本に絞って旅行に行ってきました。
 狭い空間や、風景をより広く切り取りたい時にiPhone 11を積極的に使ってみたところ、下に出すような面白い絵がたくさん撮れました。


建物の近くから撮影することができます。歪みは大きくなりますが...。


見上げる構図にすればそびえ立つ感も演出可能。


もともとラウンド形状のモニターを、さらに立体的にします。


狭い場所を切り取るのも効果的。これがスマホでできるなんて。

 ここまで撮れるならば、もうEOS用の超広角レンズ「EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM」は出番がなくなってしまいそうな気が...。

2019.09.22

カワセミのダイブが撮れた!

 近所を流れている川に出掛けてきました。目的は「あの鳥」の姿を捉えるためです。以前に妻が立ち寄った際、常連さんから狙える場所を教えてもらっていたのです。話を聞くに遭遇できる確率が高そうなので、今回は愛用のEOS 80Dに加えて望遠コンデジのRX10IIIやPowerShot SX60 HSまで持ち出し、三脚まで用意してフル装備で出陣です。
 ちょうど到着したところで、常連さんたちがカワセミを観察中でした。留まっている場所を教えてもらってカメラを向けてみると、なるほど樹の中に姿を隠している姿が見えました。ここからはとにかく我慢大会です。


最初は木の中に隠れていましたが、出てくるとすごいスピードで移動します。
(画像に触れると表示が変化します)


枝に止まって獲物を探している時がチャンスです。
(画像に触れると表示が変化します)

 そこから2時間ほどの間、カワセミは時々排水口の近くに降りてきて、枝の上から水面を覗き込んで何度もダイブを繰り返しました。数えられただけでも10回以上。こんなにまとまったチャンスに恵まれるとは運がいい。まずはRX10IIIでの撮影です。


RX10IIIで捉えたダイブの瞬間、いい絵が撮れていました。
(コントロールをクリックすると再生します)

 次に一眼レフのEOS 80Dに持ち替えての撮影です。こちらの方光学ファインダーがあるので動体撮影には向いていますし、合焦スピードが速いので捉えやすい。


動体にはやはり一眼レフで。ただし出来栄えが予測できないのが難。
(コントロールをクリックすると再生します)

 何とか飛び込んだ時の決定的瞬間を撮りたいと、最後にMモードでチャレンジ。露出の問題はあるものの、一眼レフならではの面白い写真が撮れました。


最後にMモードにしてシャッタースピードを上げて撮りました。
(コントロールをクリックすると再生します)

2019.08.31

写真展「嶋田 忠 野生の瞬間」

 銀座からそのまま地下鉄に乗り、次に向かったのは恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館です。ここでは「嶋田 忠 野生の瞬間」という写真展が開催されていました。


恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館に行ってきました。

 こちらは鳥類を主対象とする写真家、嶋田 忠氏の作品群の写真展です。青年時代に撮影した武蔵野から移住した北海道における鳥。最後は最近話題になったニューギニアの鳥類でした。オナガやシジュウカラなど、我々にとって身近な鳥から鳥類の楽園と呼ばれるニューギニアの色鮮やかな鳥まで。その様々な表情や行動を切り取った写真は見どころ満載でした。


展示の終わりに代表的な写真をパネルにしたものが撮影できました。

2019.08.31

写真展「青い狩人 翡翠 小曽納久男写真展」

 キヤノンギャラリー銀座で開催された「青い狩人 翡翠 小曽納久男写真展」を見てきました。しかもこの日は撮影者が撮影や作品について語るギャラリートークも行われるとのことで、それに合わせて行ってきました。
 この方の撮影対象は「カワセミ」。我々夫婦も遭遇すると夢中になって撮影してしまいますが、今回見た作品はプロの凄さを思い知らされるものでした。ほとんどが狩りの瞬間を捉えており、飛び散る飛沫がまるで生き物のような有機的形状に見えました。展示されていたのは30枚ほどでしたが、どれも凄い迫力でした。
 ただ、このクラスになるとAFではもうピントが合わないそうで、置きピンで撮影するとのこと。つまりいかに撮影場所を選ぶかが鍵で、あとはひたすらに忍耐が求められるということですね。


カワセミの狩りの瞬間をテーマにしたすばらしい作品群でした。

 なお、ギャラリーの裏手にあるショールームでは先日発表された「EOS 90D」が既に展示されており、実際に手に取ることができました。やはり新たに追加されたマルチコントローラーは使い勝手がいい。羨ましいです。

2019.08.30

「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM」FW更新

 Canonから交換レンズ「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM」の新ファームウェア「2.0.0」がリリースされたので適用してみました。やり方はカメラ本体の時と同じで、EOS側でフォーマットしたSDカードにパソコンでダウンロードしたファームウェアをコピーし、メニューから更新をかけるだけです。ところが...。


初めてのエラー表示。「画像関連の不具合」を示しているそうです。

 すると背面モニターが突然ブラックアウトし、肩液晶に「Err 70」の表示が点滅。一切の操作を受け付けなくなってしまいました。電源をOFF→ONにしても状況変わらず。これはまいった。ただ、バッテリーパックをつけ直すと復帰することがわかりました。
  CanonのWebサイトによれば、「エラー70」は「画像関連の不具合」を差しているとのこと。試しに撮影してみると問題なく画像は記録されるため、本体の重大なエラーとも考えにくい。さらにインターネット上で情報を探すと海外サイトで興味深い記事を発見しました。SunDisk社の一部のSDカードで同じような現象が起こるとの書き込みがあったのです。私の環境はまさにこれ。試しにTrancend製のSDHCカードで更新作業を行うと...上手く行きました。


SDカードを別のメーカー品に変えると上手く行きました。
(画像に触れると表示が変化します)

 更新作業は無事に終了し、レンズファームウェアは2.0.0に更新されました。いやはや、焦った。
 ただこのファームウェア、「EOS 90D」使用時の流し撮り機能に対応したらしく、私の環境では何の旨味もないようです(ひょっとしたらEXIFに記録されるレンズ名が変わるかもしれません)。苦労の割には報われてないですね。

2019.08.28

後継機登場、「EOS 90D」は想像以上の進化

 Canonから新型のAPS-C一眼レフ「EOS 90D」が発表されました。私が使っている「EOS 80D」の後継機で、このラインでは3年半ぶりの新製品です。その進化点は...

(1)新型高画素センサー採用
 新開発のセンサーはフルサイズ機のEOS 5D markIVやEOS Rを上回る3,250万画素。
(2)最新エンジン「DIGIC 8」搭載
 最近展開が進んでいる最新エンジンを搭載。このおかげで常用の最高ISO感度は16000→25600に向上。さらに暗所に強くなり、容量を節減できるC-RAWも使えるようになりました。
(3)連写性能が大幅向上
 光学ファインダーで10コマ/秒、ライブビューなら最大11コマ/秒まで向上。ただしバッファが少ないらしく、撮影持続時間は逆に短くなっているかも。
(4)新たにスティック型マルチコントローラーを搭載
 これが一番羨ましい。上位機種にあった装備で、AF枠を自由自在に動かせます。従来のサブ電子ダイヤルも継続して搭載。操作性カスタマイズの幅が広がります。
(5)瞳AFに対応し、AF枠に1点スポットモードが追加
 EOS R/RPの機能からのフィードバック。ポートレート撮影時の失敗が少なくなるのはありがたい。また、AF枠には1点スポットモードが新設。従来よりもピンポイントな焦点合わせが可能になるようです。
(6)4K動画対応
 動画は4K解像度でクロップあり/なし両対応とのこと。構図の幅が広がります。
(7)通信
 EOS RやEOS Kiss Mと同じく、BluetoothからのWi-Fi接続に対応しました。


3年半ぶりの新型登場! 想像以上の進化でした。
(画像に触れると表示が変化します)

 AF測距点数そのものは変化なし。ファインダー内の表示もほぼ変わらない(ただし水準器が上下にも対応したようです)など、あまり変わり映えしていない部分もありますが、総合的に見て充分に魅力的な性能。こうなると連写性能が売りだった「EOS 7D」シリーズの今後が気になります。統合されてしまうのでしょうか?
 ただ、バランスが良かった「EOS 80D」からの乗り換えはちょっと微妙かも。センサーも新型になっているので、ダイナミックレンジなどの実力が気になります。専門誌/サイトのレビューを待つことにしましょう。

2019.08.07

EOS 80Dのファームウェア更新

 前夜にCanonからのメールで愛用の「EOS 80D」の新ファームウェアがリリースされたことを知りました。約2年半ぶりの更新です。バージョンナンバーは1.0.3。変更点は「PTP通信」と「ファームウェア更新」にまつわる脆弱性の修正ということで、機能向上の内容はなさそうです。


SDカードにファームウェアをコピーし、本体のメニューから操作すればOK。

 最近新しくリリースされた機種では新機能の追加などが話題になったりしますが、この機種は発売から3年半が経過したこともあり、そろそろ「枯れた」感が出てきました。市場でも最近はもっぱらミラーレスモデルが話題になることばかり。今後、このクラスの後継機は出るのかな...?

2019.07.24

ま、負けた...すごいぞ最新エンジン!

 自宅から見られる打ち上げ花火に、夫婦揃ってカメラを向けました。私は「EOS 80D」に三脚とリモートレリーズを使い、花火撮影の定番であるバルブモードで撮影。妻は三脚を持っていないので、「EOS Kiss M」に装着したレンズをベランダの欄干に乗せてブレを防ぎつつ、マニュアルモードで撮影ました。それぞれの結果がこちら。


こちらは私のEOS 80D、三脚+バルブモードで撮影。


妻がEOS Kiss Mのマニュアルモードで、ベランダの手すりにレンズを載せて撮影。

 さて構図はともかく、妻の方がきれいに撮れているように見えますねえ。ともに出力は2,400万画素のJPEG撮って出しで同等。違うのはカメラに内蔵された映像エンジンで、私の方が「DIGIC 6」に対して妻のカメラは「DIGIC 8」と二世代進化しています。これによって高感度耐性が上がっていると評判なので、その差が大きいのでしょうか。
 ハードの差は腕でカバーするしかなく、工夫あるのみ。次は負けないぞ。

2019.07.19

「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM」FW更新

 愛用しているSIGMA製標準ズームレンズ「18-35mm F1.8 DC HSM」のファームウェア2.0.2がリリースされていたことに気づいたので適用してみました。「USB DOCK」にレンズを装着し、それをパソコンに接続して「SIGMA Optimization Pro」を起動すれば自動で適用対象を認識し、適切なファームウェアをダウンロードしてくれます。あとは適用ボタンを押すだけ。手順は至極簡単です。


作業自体は非常に簡単です。パソコンにUSB DOCKをつないでアプリを起動するだけ。

 さて、今回のファームウェアはフルサイズミラーレス「EOS R」への対応だったようで、私の環境にはどうやら関係なさそうです。ただ、いつかはこのシリーズに乗り換えないとも限らないので、「将来への備え」ということにしておきましょう。

2019.07.13

NDフィルターで流れを溶かす

 こちらも使う機会がなかった「NDフィルター」を、横谷渓谷の乙女滝での撮影に利用しました。NDフィルターは可視光を均等に減らす効果があります。このためスローシャッターを使う場合には必需品となります。


ケンコー製のNDフィルターです。今回はND16を使ってみました。

 最もポピュラーな使い方は「流れを溶かす」こと。ただ、通常の環境でスローシャッターを設定しようとしても限界があります。無理にシャッタースピードを落とそうとしても露出オーバーになってしまうため、取り込まれる光の量を減らす、すなわち減光させる必要があるのです。


迫力ある滝の流れも、この通り滑らかな糸筋のようになります。
(画像に触れると表示が変化します)

2019.07.13

PLフィルターを使い、反射効果を抑制する

 インド時代に購入していたのですが、なかなか使う機会がなかった「PLフィルター」を実際に使ってみることにしました。一番効果が判りやすいのは「水面」のはずです。


こちらがケンコー製のPLフィルター、φ67なので色々なレンズに使えます。

 PLフィルターは偏向膜の効果により、水面の反射をコントロールすることができます。今回訪れた御射鹿池は静かな水面が売りですが、これを使うと水面への樹木の映り込みをより顕著に表現できます。ただ、曇りの日だけに色の鮮やかさはあまり影響しなかったようです。


こちらがフィルターを回転させながら撮ったもの。水面の映り込みが大きく異なります。
(画像に触れると表示が変化します)

2019.07.10

埃混入!取るべき対応は...?

 妻の使っている薄型望遠コンデジ「Canon PowerShot SX720 HS」は、もともと私が持っていたものです。私が焦点距離と画質の観点で他のモデルに移行したため、彼女に譲りました。35mm換算の焦点距離は24-960mmの40倍ズームで、携帯性と望遠性能がバランスされたモデルです。


1/2.3インチセンサー搭載。40倍ズームの高倍率機で重宝します。

 ところが最近妻から「写真の中央に黒い斑点が写っている...」と打ち上げがありました。データを見てみると確かに黒い染みのようなものが現れています。そこで実機の背面液晶で確認すると、やはり同じ位置に黒いものが表示されていました。さらにズームさせると、液晶表示上で染みのボケ具合まで変わりました。


白い背景を撮ったものをPhotoshopで加工すると浮かび上がりました。

 ということで、どうやら埃がレンズ内に入ったか、イメージセンサーに付着したようです。このようなズームモデルはレンズ部が伸長する構造なので、動きが反転する収納時にはどうしても埃を引き込んでしまいます。レンズ交換式カメラと異なり、コンデジはセンサーを露出するのに製品を分解しないといけないため、通常の方法で取るのはまず不可能。思えば先代の高倍率ズーム機「SONY DSC-HX30V」もこれでダメになったのでした。
 さて、自力でなんとかできないとなるとメーカー修理です。調べてみるとこの機種の場合、価格は故障内容に関わらず一律23,000円ほど。ただ、後継機の新品価格が35,000円程度なので、先々のことを考えるとちょっと微妙な位置づけです。
 対応が悩ましい...。

2019.06.19

今年の妻へのプレゼント

 妻の誕生日は7月なのですが、近々役に立ちそうな予定があることもあり、前倒しでプレゼントを渡すことにしました。今年のプレゼントはEOS Kiss M用の純正望遠レンズ「EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM」です。
 最近、彼女が凝っているのは鳥や飛行機の撮影。960mm相当まで行けるコンデジ「PowerShot SX720 HS」を主に使っていますが、センサーサイズが小さいので吐き出す絵は「それなり」。一方、私の持つ望遠レンズをマウントアダプター経由で使っても良いのですが、なにぶん重量とサイズが大きくなり携帯性を完全にスポイルしてしまいます。このレンズなら35mm換算で320mmとなり、EOS Kiss Mの守備範囲が一気に拡大します。
 現物を見ましたが焦点距離の割には非常にコンパクトで、彼女の持つカメラバッグに入れて持ち歩くこともできそうです。鳥や飛行機だけではなく、動物園や水族館でも活躍できそう。
 大事に使ってね。


コンパクトで持ち歩きも楽そうです。

2019.06.16

動きものは苦手...RX10III

 水族館「アクアマリンふくしま」にはEOS 80D+EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMとCyber-shot RX10IIIを持参しました。前者はAFスピードと確実性、後者は大きな水槽で遠くの動物を撮ろうという狙いでした。
 EOSについては極端に暗い場所以外では概ね期待通りだったのですが、その反対に上手くいかなかったのがRX10IIIです。AF-Cを使って動体を追い続けようとするのですが、これが迷う。おまけに水槽のアクリルに水滴がついていると、ピンポイント測距でもピントが合わせられませんでした。30枚ほど撮りましたが、上記の影響で使えるほどの絵はわずか。もう少し特性をつかんでおかないと、重いだけの役立たずに終わりかねません。
 もう一度訓練しよう。


AFに関してはちょっと扱いづらさがあります。

2019.06.10

撮影枚数の少ない訳は...?

 最近、出掛けてもカメラを使った写真の撮影枚数が少なくなっています。妻には「もしかして飽きちゃったの?」と心配されたのですが、実は理由があります。
 それは「枚数が多いと後のセレクションが大変になる」ということ。妻と私はiPhoneも含めると各3台のカメラを使うので、泊まりがけで出掛けた時には二人で1,000枚を超える写真を撮ることもありました。しかしストレージ容量の都合もあるので、同じレイアウトで複数枚撮影した場合はピントやボケをチェックし、保存する写真を絞り込みます(=セレクション)。これが枚数が多いと時間がかかり、負担になってきたのです。
 できるだけ撮影後のポストプロセスを減らそうと、明らかな失敗写真はカメラ本体やiPadで確認した上で予め削除するようにはしています。ただ、ピントのシビアな判断はやはり大画面を持つiMacを使わないと難しく、セレクション作業前であまり枚数を減らせていないのが実情。
 幸い今のカメラ&レンズを導入してからもう2年半ほどになり、打率も上がってきたので山のように撮らなくてもよくなったという面はあります。枚数が減っているのはある程度仕上がりを予想できるようになった、成長の証とも言えるでしょう...か?

2019.05.31

CPC会員誌初めて届く

 先日の会員証に続き、「Canon Photo Circle」の会員誌が届きました。しっかりとした作りの本になっていて、重みもあります。中身も作品から製品紹介、撮影のハウツーまで充実していました。
 これなら会費と充分釣りあう印象です。


ずっしりとした重量感。中には2冊入っていました。かなり上質な印象です。
(画像に触れると表示が変化します)

2019.05.29

APS-Cサイズのサブカメラがあれば...?

 先日の会津旅行では持っているズームレンズ(超広角、標準域、望遠&便利)をすべて持って行きました。クルマ旅だったのでできたわけですが、それにしてもクルマから離れて撮影に行くのに、すべて持ち出すわけではありません。場所によって最適なレンズ選択ができうる一方、できれば車のトランクルームとはいえ屋外でレンズ交換はしたくないのが本音。そうなると考えるのが「サブカメラ」という選択肢です。カメラ2台にそれぞれ違うレンズをつけて持ち出していれば、たいていの状況には対応ができるはず。
 そこで、試しに愛用の「EOS 80D」に近い性能のエントリークラスのカメラの実勢価格を調べてみました。「EOS Kiss X9i」「EOS 9000D」「EOS Kiss M」あたりが候補になるものの、どれも最安で6~7万円台と費用対効果はよくありません。となると、動体には不向きなれど「RX10III」をもっと有効活用すべきなんでしょうね。

2019.05.23

「Canon Photo Circle」会員証届く

 先日Canonのサービスセンターに行った際に申し込んだ「Canon Photo Circle」の会員証が届きました。二週間ほどで着くと言われていたので、思ったよりも早かった印象です。会員証自体は会員番号とグレード、名前が書かれただけの薄いシンプルなもの。年会費は5,400円で、1年毎の更新になるようです。
 月割りで考えると500円弱で高いような気もしますが、質がいいと評判の会員誌が届けられることと、メンテの際に割引が受けられることを考えるとそう悪くないようにも思えます。


意外に早く届きました。SC利用時は持参しないといけません。
(画像に触れると表示が変化します)

2019.05.22

どうやって開く?GPSログファイル...

 EOS用のGPSユニット「GP-E2」を利用していますが、最近iMacでデータを吸い上げる際にアプリケーションから「地図サービスは10月に終了します」と警告が出始めました。もともとこのアプリは32bitアプリで、次期macOSからは起動不能になることも既にPR済み。そこに最近「GPSLogFileUtility」という新アプリがリリースされたのです。
 てっきり後継になるものだと思い込んで起動してみると、(1)ログの吸い上げ(2)ファイルの変換(3)設定&ファームウェア更新というシンプル機能しかないことが判明しました。今までのように地図にログを表示する機能はないようです。
 地図表示はファイル変換したKMZファイルをGoogle MapやGoogle Earthに読み込んで使うようにということです。ただいまやり方を精査中ですが、今までよりも一手間増えて面倒な予感...。


インターフェースはこれだけ...。

2019.05.19

PowerShot SX60 HSを見直した

 自宅の玄関前に、朝食の切れ端のパンをまいてみたところ、予想通りスズメがやってきました。それを部屋の中から望遠コンデジ「PowerShot SX60 HS」で撮影してみました。
 このデジカメ、1,365mm相当の焦点距離ですがセンサーサイズが1/2.3インチと小さいので、画質はそれなりと思っていました。ところが3mほどの距離で撮影した結果はかなり良好で、毛のディテールもしっかり出ています。距離が近かっただけに、手ブレの影響も受けにくかった効果もあるのかもしれませんが、改めて実力を見直しました。


かなり解像感の高い絵が撮れました。用途を選べばかなりイケるかも?

2019.05.15

「あんしんメンテ スタンダード」を受けてみた

 有休が取れたので、かねてから行きたかった「Canonサービスセンター銀座」に行ってきました。愛用のカメラの修理・点検をしてくれる「あんしんメンテ」を受けるためです。私のEOS 80Dは絞って撮影すると画像にゴミが写りこむようになってしまったので、センサー部分を清掃してもらうのが一番の目的。なお、妻のEOS Kiss Mもチェックしてみたところ、レベルは軽いものの同じような症状が見られたので、使用1年未満ですが同じメニューを受けることにしました。
 サービスセンター銀座は東京メトロ有楽町線の銀座一丁目駅から徒歩5分。ショールームとギャラリーが併設されたビルで、サービスセンターはその2Fにあります。10:30の開店に合わせて行きましたが、すでに数人が受付を済ませていました。番号札を取って待つこと数分、順番がまわってきたので申し込み。機能面で不具合は感じていないので、2台ともメニューの中で最も軽い「あんしんメンテ スタンダード」で申し込み。また「Canon Photo Circle」会員であれば割引が受けられるとのことなので、その場で入会しました。受け取りは13:40以降とのこと。
 なお、保証期間内で、かつ保証書を持参すればセンサーの清掃は無料で行うとのこと。EOS Kiss Mはこれに該当しますが、残念ながら保証書は持参しておらず、出直すのも大変(交通費や送料を考えるとメリットが小さくなる)なので、今回はそのままお願いしました。


銀座一丁目駅から徒歩5分、ショールーム&ギャラリーのあるビルの2Fにありました。

 2時間半ほど時間を潰してから戻り、支払いと引取りを済ませました。2台とも特に申し送り事項なしで、確認結果もすべて「正常」でした。興味があったEOS 80Dのレリーズ回数は19,000回以下で、2年3ヶ月の使用であること考えると、このペースで行けば耐久上限まであと10年ぐらいは使えそうです。かかった費用は2台で5,400円弱、出来栄えは丁寧で好感が持てました。


清掃を受けて戻った2台。EOS 80Dはレリーズ回数も表示されます。

 このサービス、首都圏ではあと品川で受け付けてくれますが、全国的には保守拠点は閉鎖傾向にあるようです。このため宅急便を利用して発送・返却するのが主流になっており、その場合の所要時間は申し込みから受け取りまで1週間~10日ほどらしい。手元にない期間がやや長くなるので、送る場合は予め計画を立てないといけません。

2019.05.11

超広角レンズが大活躍!

 入間基地ランウェイウォーク2019には、超広角レンズ「EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM」を持参しました。滑走路を広々と写すことや、巨大な展示物を一枚に収めるのには適任と考えたからです。ただし周辺部の歪みがどうしても大きいので、形状を正確に描写する観点では厳しいですが、純正だけにレンズ補正が効くのである程度はカバーできるはずです。
 実際に滑走路で撮った写真を、RAW現像したものが下の写真です。空間の広さがそれなりに表現できたのではないでしょうか。


ワイド感が広さの表現につながりました。レンズ選択は正解でした。

 こちらはおまけです。JPEGではうっすらしか写っていなかった空の環水平アークが、RAW現像では浮かび上がってきました。やっぱりJPEG撮って出しだけでは見落とすものも多いようです。


ちょっと極端ですが、空の中央に虹色が浮かび上がってきました。

2019.04.30

正体は花粉? これは手に負えないぞ...

 EOD 80Dのセンサーへのゴミ付着を確かめてみました。適当なレンズで絞りを最大にし、マニュアルで思い切りピンボケにして撮影。データをLightroom CC Classicで現像にかけ、「かすみの除去」を行うと浮き上がってきました。下の画像の左側に斑点のように見えるのがそうです。使い始めてもう2年経過するので、それなりに汚れがつくのは仕方ありませんが、これはちょっと...。
 大きさが比較的そろっているので、どうやら花粉のような気がします。ブロワーで数回センサー周りを吹いてみましたが、全く状況は変わりません。これはちょっと手に負えそうもないな。


左側に大きな斑点がたくさん見えます。これはブロワーでは除去不能。

 調べてみるとCanonの「あんしんメンテ スタンダード」というサービスでセンサー周りのクリーニングを実施してもらえるようです。サービスセンターは首都圏では銀座にあり、空いていれば2時間ほどで対応してもらえそう。近いうちに有休を取って持ち込むことに決めました。

2019.04.14

EOS 80D、センサーにゴミ付着?

 前日に国営ひたち海浜公園で撮った写真をチェックしていて、黒い斑点のようなものが写り込んでいるものを数枚発見しました。EXIFデータを参照してみると、レンズは「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM」で、絞りをF14〜16ぐらいで撮ったものに存在していることが判明。同じタイミングでも絞りを開けているものには出ていないことから見て、センサーに付着したゴミのようです。


中央やや右上に黒い斑点が写り込んでいます。センサーについたゴミと思われます。

 その後、一度レンズ交換した後には見当たらなかったので、どうやら落ちたようにも思われます。ただ、念のためにミラーアップした状態でブロワーを吹きかけておきました。これでまだ出るようならメーカー持ち込みメンテナンスを検討することにします。

2019.04.11

一眼レフもまだまだ続く?

 Canonから一眼レフ「EOS Kiss X10」が登場しました。位置づけとしてはエントリークラスで、「EOS Kiss」シリーズの中でも価格優先のモデルです。とはいえその中身はEOS 80D世代の性能。ただし操作性にまつわる部分は微妙に帰られて差別化が図られているようです。


エントリーモデルが登場、一眼レフもまだまだ続く...?

 エントリークラスは「EOS Kiss M」の登場によりミラーレスにシフトしていくのかと思いきや、まだまだ一眼レフのニーズもあるということですかね。

2019.03.24

カメラバッグを新調

 私の1台用で使っているカメラバッグは「OUTDOOR」ブランドのものです。縦型でコンパクトなのが気に入って購入しました。ただ、最近不満が出てきたのはそのサイズ。EOS 80Dにキットレンズや単焦点レンズ装着では全く困らない深さなのですが、メインで使うことの多い「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM」だとほぼ目一杯。ストラップを畳んで押し込みようやく入る状態だったのです。
 そこで、都内に出かけたついでに量販店でいいものがないか物色してみました。


コンパクトで持ち歩きやすい大きさですが...SIGMAのレンズをつけるとはちきれんばかり。
(画像に触れると表示が変化します)

 やはり縦型の方が個人的には使い勝手がよいので好みだったのですが、なかなか見当たりませんでした。唯一見つけたのがHAKUBAが販売している「GW-PRO」というシリーズ。そのうち「RED」というものが良さげでした。ちょっと大きい感じもしましたが、他に選択肢もなかったので購入を決断。やや高価でしたが...。


こちらが新たに購入したバッグです。かなり大きくなりました。

 翌日、サイズを確認すべくEOS 80Dにレンズを装着して試してみました。狙い通りSIGMAのレンズでもしっかり収まっており、巻いたストラップを上に置いてもまだ余裕があります。外枠もしっかりしているので頼もしい。
 さらに嬉しかったのは、望遠レンズ「Canon EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」をつけた状態でも収納できることがわかったことです。これで鳥や飛行機を撮る際にも持ち運ぶ荷物を減らせます。


SIGMAのレンズに加え、持っている望遠レンズまで収まりました!
(画像に触れると表示が変化します)

 なお「OUTDOOR」のバッグは「RX10III」用としてこれからも使っていく予定です。

2019.03.23

「平成のカメラ展」に行ってみた

 先日、NHKニュースで「平成のカメラ展」が都内で開催されていることを知りました。一眼レフに興味が湧いたのは最近になってからですが、デジタルカメラについてはもう20年以上のユーザー。懐かしい製品群も見られそうということで行ってきました。
 東京メトロ半蔵門駅近くにある「日本カメラ博物館」が会場。平成元年から平成30年まで、年ごとのエポックメイキングなカメラ機種の実機が展示されていました。残念ながら館内は撮影不可だったので写真を撮ることはできませんでしたが、懐かしいもの、珍しいものにすっかり興奮しました。


東京メトロ半蔵門駅のすぐ近くにあります。


残念ながら館内は撮影不可だったので、エントランスでのみ撮りました。

2019.03.16

鳥と月は得意分野だが...「PowerShot SX60 HS」

 最近はコンデジ「PowerShot SX60 HS」を望遠鏡代わりに使っています。35mm版換算で広角側21mmから望遠端1,365mmまでカバーできるこのカメラは、鳥や月を大きく捉えることができます。この日も自宅のベランダから遠くの電線にとまるムクドリや、頭上に浮かぶ月を撮影してみました。こういう使い方はとても楽しい。


最近めっきり出番が減ってはいましたが、望遠鏡として復活?

 ただ、画質やピント精度については不満が残ります。Webに掲載するぐらいに縮小して使うなら充分かもしれませんが、iMac 5Kで全画面表示させると手ブレの影響もあってノイズがかなり目立ちます。幸いRAWファイルを吐き出せるので、ブレ以外は現像側でカバーする手はあるのですが、なにぶんにも手間がかかるのが難点です。


ちょっとノイズが目立ちます。


肉眼では見えないものが見えるのは面白い。

2019.03.09

面目躍如!DSC-RX10M3

 地元の桜の名所でカワセミに遭遇。たまたま持っていたカメラが望遠に強い「DSC-RX10M3」だったので、夢中になって撮影しました。飛ぶのがとにかく速いので、止まっているところしか撮影できませんでしたが、それでもこのティテールです。ようやく望遠ならではの使い方ができました。


一見、何も写っていないように見えますが...実は!
(画像に触れると表示が変化します)

2019.03.03

CP+ 2019 まもなく閉幕

 横浜で行われていたイベント「CP+ 2019」がまもなく閉幕します。かつては全く興味がなかったイベントですが、この3年の間に写真がすっかり趣味として定着。妻と共にカメラを持っては出かけていることから、二人で「行ってみようか」と話をしていました。ただ、この週末は用事ができたり天気が崩れたりしたので、結局行きませんでした。
 展示内容は情報サイトで知ることができるので、参加するのは来年の楽しみにします。


気になるイベントでしたが...今回は行けず。

2019.02.14

新フルサイズミラーレス登場!ただし中身は...?

 Canonより新しいフルサイズミラーレスカメラ「EOS RP」が発表されました。驚いたのはその価格で、ボディ単品での市場予想価格は16~17万円台。従来の感覚からするとかなり手が出しやすくなった印象を受けます。
 スペックは2,620万画素と、エントリークラスの一眼レフ「EOS 6D markII」と同じ。昨年発売された「EOS R」で初採用になったRFマウントを踏襲しています。本体は「EOS R」に比して大幅に小型軽量化された一方、マルチファンクションバー&セッティングモニターの廃止・バッテリーの小容量化・EVFの画素数減少などが行われており、価格なりのスペック削減でしょうか。トレンドの「瞳AF」がサーボでも効くようになったのはいいのですが、個人的には連写性能がかなり低く抑えられているのが気になります。


スペシャルサイトがオープンしています。気軽にフルサイズ、という感じでしょうか。

 総合的には一眼レフの「EOS 5D」に対する「EOS 6D」の位置づけ。にしても「ちょっと削ぎ落とし過ぎかな」という印象で、正直なところ私の選択肢には入りそうにありません。ただしこのクラスは現在の市場が活況なので、モデルチェンジの間隔はそう長くはならないでしょう。次期モデルでバランスが向上するのを待ちたいところです。

2019.02.10

最も見た目に近い焦点距離は?

 妻と二人で写真を見ていて、「見た目と写真ってサイズ感が違うよね」という話になりました。そこで見た目の印象に一番近い焦点距離がどんなものか、単焦点レンズを使って試してみることに。
 カメラは「EOS 80D」で、使ったレンズは「EF-S24mm F2.8 STM」「EF35mm F2 IS USM」「EF50mm F1.8 STM」の3本。カメラのセンサーサイズがAPS-Cなので、35mm換算の焦点距離はそれぞれ38.4、56、80mmです。


まずは「EF-S24mm F2.8 STM」です。35mm換算の焦点距離は38.4mm。


こちらは「EF35mm F2 IS USM」、35mm換算の焦点距離は56mm。


最後は「EF50mm F1.8 STM」です。35mm換算の焦点距離は80mm。

 結論から言うと、「どれも印象と違う!」。自宅の窓から見える富士山はもっと大きく見えている印象なので、それを再現したレンズは皆無でした。見た目に忠実に再現というのはなかなか難しいものです。

2019.02.02

久しぶりのパンケーキレンズ

 この日は自衛隊基地内の資料館見学に行ってきました。撮影は基本的にOKということだったので、EOS 80Dを持っていくことに。屋内での撮影がメインなので、久しぶりにレンズは単焦点レンズ「EF-S24mm F2.8 STM」をチョイス。パンケーキレンズでとにかく小さく軽いのが特徴です。
 久しぶりのレンズでしたが、展示物はズームの必要性が少ないので、これでも充分でした。また、帰路には公園で梅の花も撮りましたが、接近できる状況だったので、こちらも問題なし。
 廉価な単焦点レンズですが、写りはやっぱりさすがです。もっと活躍の機会を増やそう。


久しぶりに「軽いEOS 80D」での撮影を楽しみました。

2019.01.02

HDR補正スゴイ!

 この日もEOS 80Dを持ち出して撮影しましたが、ほとんどが逆光下での撮影になりました。いつものようにAvモードで、露出補正やISO感度を弄って撮影しようとしたのですが、なかなか思い通りの明るさになりません。
 そこで使ったのが「シーン撮影」モードの中にある「HDR逆光補正」という機能です。HDRとは「High Dynamic Range」の略。異なる露出で3枚連写して、画像を合成して明暗の大きな画像を生成するものです。むしろレンズ性能に制約の大きいスマホの方でメジャーな機能ですが...。


完全な逆光でも簡単にここまで撮れるのです。テクノロジーすごい。

 これを使えば上のような環境下でも、それなりのクオリティの画像が簡単に撮れます。一方で弱点は連写が効かないこととフルオートのために構図の選び方が限られます。短時間とはいえ3枚同じ構図で撮らねばならないので、手ブレに関しては注意が必要。またRAW画像は出力されません。機能の成り立ち上、仕方のないところばかりですが...。
 それでも手軽にそれなりの写真が撮れるところはありがたいですね。