2004.12.31

強化も一段落?

 今年はコンピュータ関係はちょっと一息というところでした。トピックといえば、自作2号機のケース交換を図ったぐらいでしたか。予告していたPower Mac G5への乗り換えも、結局約束されていた3GHz版のリリースが行われなかったことから見送りました。

2004.12.30

ちょっぴり強化

 自作2号機に追加装備をしました。FDDドライブと一体になったメディアリーダです。私のデジカメでメモリースティック、ケータイでminiSDカード、古いデジカメでスマートメディアといろんなメディアを使うので、これは便利に使えそう。


穴だらけなんでちょっと埃が心配だけど。


Windows上ではこう見えます。どっちがどっちなの?

 さらに、Seasonic社の400W ATX電源「SS-400FB」を内蔵。私の環境では絶大な静音&温度低減効果があったんですが、パッシブダクト搭載の2号機ではほとんど効いていないみたいです。パッシブダクトで冷えた外気が直接CPUに当てられるので、あまり関係ないんでしょうね。でも電源容量が350W→400Wになった分だけ「強化」されたかな。


でも、あまり効果ないみたい。

 さて、その他にも適用されていなかったWindows XP SP2も合わせて適用。さらには無線ルータWHR3-AG54のファームウェア更新(2.2→2.2.2)など、NASのファイル整理も含めて1日かけて作業完了。SP2を適用して、ちょっとパフォーマンスが落ちた感じがするのは気のせいかな?


ようやく適用できました。Service Pack 2。

2004.12.22

Adobe Reader 7 公開

 Adobeの純正PDFビューワ、「Adobe Reader」の最新版、バージョン7.0が公開開始されました。アイコンやスプラッシュが白と赤を基調にしたシンプルなものになっています。6.0で不満の種だった起動時間も再び短くなりましたが、全画面表示の時にページ一覧が表示できなくなっているのは変わっていません。やっぱり5.0が軽くてシンプルで一番使いやすかった...。


スプラッシュもシンプルで好ましい。

2004.12.16

ATI Catalyst 4.12がリリースされています。

 ATI RADEONグラフィックチップ用のドライバ、Catalystが4.12にアップデートされています。どうやら新発表のRADEON X850に合わせた更新のようで、私の使っているノーマル9600にはあまり関係がないみたいです。また、nVIDIAも新しいローエンドチップ、GeForce 6200TCを発表したようで来年(?)のLonghornのβリリースに向けてグラフィックチップの機能向上も過熱してきました。

2004.12.16

Mac OS X 10.3.7 Updateリリース

 ソフトウェア・アップデートからMac OS X 10.3.7 Updateがかけられます。今回もネットワーク関連の修正と、主にゲームの際のグラフィックまわりの不具合の改善が行われているようです。


今回は小振りなサイズです。

2004.12.15

Windowsの定例パッチ12月分がリリース

 Windowsの12月の定例パッチがリリースされ、Windows Updateにて更新作業が可能になっています。私の環境(Windows XP Professional SP2)では4件がリストアップされました。今回は深刻度で「緊急」と判断されたものはないようですが、セキュリティ対策では前もっての適用が非常に重要です。なお、Windows XP SP1以前ではこれに加えてInternet Explorerのパッチも追加されるようです。


Windows XP SP2では4件該当。

2004.12.12

「携帯万能 for Mac 2005」ダウンロード販売開始

 先日購入した携帯接続ソフト、「携帯万能 for Mac OS X」の新版「2005」が12月10日に発売されました。発売元のSSI TriStarのWebサイトを見ていたら、ダウンロード販売が始まっていましたのでオンライン購入。ケーブルは前のものがそのまま使えました。SH506iCで試してみたところ、以前は複数のアプリケーションを切り替えながら使っていたのが、1枚のパネルに統合されて使いやすくなりました。ケーブルは充電&モデムに対応しているので、これで出先に持っていくケーブルは1本で済みそうです。


パネルデザインがMetalアピアランスに変更

2004.12.12

D865GLCの最新BIOS「P22」適用

 IntelのUS WebサイトでD865GLCの最新BIOS、「P22」が公開されていました。早速適用...と思ったのですが、Windows上から更新するプログラム「Express BIOS」はなぜか動作せず。仕方がないのでフロッピーから起動して更新する「Iflash BIOS」で実行。結果は問題なくOKでしたが、なんか気になる...。ちなみに日本サイトの最新版は「P21」になっていました。

2004.12.11

マルチメディアリーダーを追加

 携帯電話を「SH506iC」に買い替えて、カメラとminiSDカードがつくことになったので、メディアリーダーを新しく買いました。USB 2.0接続で、コンパクトフラッシュ/SDメモリーカード/スマートメディア/マイクロドライブ/メモリースティック/マルチメディアカードで、派生も含めて10種類のメディアに対応するGREEN HOUSE製のメディアリーダーです。使えないのはxDピクチャーカードぐらいかな?
 特価品で、お値段何と970円。これはラッキー。Mac OS X/Windows XPとも標準のマスストレージドライバで動作するので、いろいろと活躍しそう。


もはや何でもOKです。

2004.12.11

ケータイSwitch!

 木曜日の夜、今まで使っていたケータイ「SO504i」のジョグダイヤルが動作しないことに気づきました。ジョグダイヤルはこの機種の売りですが、これが動作しなくなると操作性は劣悪なものに。購入してから2年以上経っていることもあり、思い切って機種変更をすることにしました。
 近くのDoCoMoショップに出かけて(もちろん下調べは欠かさずに)、最終的に選んだ機種は「SH506iC」。軽さと薄さで「prosolid」と最後まで悩みましたが、値段がほとんど同じだったので機能満載の「5」シリーズにしてしまいました。冷静に考えれば電話とメールがあればそれだけで事は足りるはずなんで、「prosolid」でも全く困らないはずですけどね(笑)。iモードFeliCaなんて、きっと使わないだろうな。

<上面>

 右がSO504i、左がSH506iCです。次こそ薄いのにしようと思っていたのに、ボリュームはあんまり変わらない? 写真では見にくいけど、SHには表面にラメ(!?)が入っててちょっとやだな〜。やっぱりprosolidにしときゃ良かったかも。

<側面>

 こちらもほとんど変わらない。でもアンテナ内蔵式になって、出っ張りがなくなった分だけコンパクトに見えます。デザインはSOの方が私は好みです。SHは横にもボタンがついてて触るところすらない感じ。このボタンはカスタマイズできそうですが...。

<裏面>

 一番の差はカメラの有無。200万画素といえば、5年前くらいのデジカメぐらいの性能はあります。AFもついているので扱いやすさも問題なし。でも本当に私の生活に必要なのかどうかは謎。

<展開>

 こうやって見ると却って大きくなっているような...。でも操作はジョグダイヤルより4方向ボタンの方が確かに使いやすいですね。のだちゃん、あなたが2年前言った通りになりました(笑)。個人的には色使いはSO504iの方が好きです。
 液晶が一回り大きくなって色数が増えたのと、内蔵フォントが見やすいのが気に入りました。

2004.12.03

Mac OS XのSecurity Updateリリース

 12月2日付けでMac OS X用のセキュリティ・アップデートの配付が始まっています。「ソフトウェア・アップデート」もしくはAppleのwebサイトから単体ダウンロードが可能です。主にネットワーク関連の脆弱性の修正が行われているようです。

2004.11.30

Windows 2000はSP4が最終版?

 Windows 2000。NT 5.0と言われるこのバージョンは、動作の軽さと質実剛健さで私はXPよりも好きなバージョンです。現在の最新版はSP4ですが、MicrosoftはこのSP4を最終版にしてしまうようです。つまりSP5はもう出ないということ。先日のMicrosoftのリリースでは、アップデートはXPを優先に行っていくということでしたので、その流れを明確化したものといえそうです。


もうSP5は出ない!?

2004.11.24

iCal 1.5.4がリリースされました

 Macの標準PIMソフト、「iCal」が1.5.2→1.5.4に更新されました。ソフトウェア・アップデートまたはUSのAppleサイトより入手可能です。新機能の追加はなく、脆弱性の改善が目的のようです。


マイナーバージョンアップのようです。

2004.11.21

ようやく携帯データのバックアップ

 かねてから欲しいと思っていた携帯電話のメモリバックアップソフト。Windows版のソフトウェアは豊富なので、そちらで揃えようかとも思ったのですが、やはりモバイルパソコンがPowerBook=MacなのでSSIトリスターから発売されている「携帯万能 for Mac OS」を購入してみました。
 私の使っている携帯は2002年物の「SO504i」。ソニー・エリクソン社製の端末で、カメラなどの機能は一切なし。そのため、着メロ編集や画像編集なんかは全く必要なく、アドレスやメールの読み込み・書き込みができればそれでいいのです。


個人情報なので内容はお見せできません。

 Mac用の携帯接続ソフトは、他にもリュウドから発売されている「携帯Sync」などがありますが、今回「携帯万能」を選んだ理由は付属のUSBケーブルが多機能なことです。充電に加えてモデムモードもサポート。帰省や旅行の際にこれを持っていけば、携帯の電源ケーブルとモデムケーブルを両方持っていく必要がなくなるのです。これは便利。


充電中の様子です。


充電はデスクトップからコントロール。

 これでバックアップ完了。普段あまり活躍することのない携帯ですが、バックアップの備えあれば憂い無しです。でも、電話帳を編集していて気がついたのですが、登録件数が少ないな...。本当に必要なんだっけ、これ?(笑)

2004.11.14

再びATI Catalystが更新

 ATIチップ用のグラフィックドライバ、「Catalyst」の4.11が公開されていました。前の4.10からオプション項目に「WMVアクセラレーション」という項目が加わっていましたが、今回は目に見える変更点はないようです。しかし、ちょっと全体的な描画タイミングが遅くなって、パフォーマンスが落ちているような...。


実際に効果があるのかどうかは不明。

2004.11.10

Norton AntiVirusがセキュリティセンターに対応

 Windowsマシンのメンテナンスで、Norton SystemWorks 2003の「LiveUpdate」をかけたところ、ウィルス検知・駆除コンポーネントのNorton AntiVirusの更新版が検出されました。早速更新してみると、AntiVirusがWindows XP SP2の「セキュリティ センター」に対応し、ウィルス対策が有効になっていることが確認できました。


やっと本来の表示に。

2004.11.09

Firefox 1.0正式版がリリース

 先日紹介したWebブラウザ、「Mozilla Firefox 1.0」がリリースされました。1週間ほど前、RC1が公開され、不具合修正の話もあってリリースが遅れることが懸念されていましたが、予定通りのリリースになりました。Windows版、Mac OS X版、Linux版など各種プラットフォームに対応し、かつ日本語版の配付も始まっています。


ここが日本語版のWebサイトです。

 先日の調査ではMicrosoft Internet Explorerのシェアが低下傾向とのこと。正式版のリリースによって、Mozillaは10年前のように復活できるのでしょうか?
 ちなみに私はWindowsではこちらをメインにする予定ですが、Mac版ではSafariを使うつもりです。

2004.11.09

やっと...1.4 GHz

 私のPower Mac G4(QuickSilver)の搭載するCPUは、Sonnet Technology社製のアクセラレータを使ってPowerPC G4/1.4GHzに交換しています。ところがソフトウェア側の対応が不十分だったため、Mac OS X上で表示されるクロック周波数は何と「0 MHz」...。今回、Sonnetから「Sonnet Cache 1.3」なるカーネルエクステンションの配付が開始され、対応機種の中にQuickSilverがあったのでインストールしてみました。すると、表示が下記のように...。感無量です。


ようやくまともな表示になりました。

2004.11.06

Mac OS X 10.3.6リリース

 Mac OS X 10.3.6アップデートが公開されています。さて、前回の更新で起動時間がやや長くなってしまったMac OS Xですが、今回は改善されたのかな? 内容的にはファイル共有の改良、ネットワークマウントの信頼性向上、グラフィックドライバの更新、DVDプレーヤやSafariのアップデートなどが行われているようです。


また更新です。

2004.11.01

FSB=1066MHzのPentium 4 XE発表

 IntelよりFSB=1066MHz版のPentium 4 Extreme Editionが発表されました。ただしチップセットはi925XEのみの対応になったようで、実際のクロック周波数は3.46GHz。130nmプロセスで3次キャッシュ2MBを搭載していますが、PrescottコアではなくNorthwoodコアであることからもちょっと旧い仕様でのデビューとなっています。
 ITmediaで紹介されているベンチ結果を見ても、Pentium 4 560(3.6GHz)やAthron 64 FX-55と比較して勝っている点も少なく、価格(10万円強?)に比べるとあまり魅力的ではない...かな? ただしDDR2-533メモリの能力を引き出すにはいまのところ唯一の存在ですかね。

2004.10.30

RSSリーダ探してます

 最近、いいRSSリーダを探してます。今使っているのはMac OS X用の「NewsFire」。次期Mac OS X「Tiger」で紹介されている「Safari RSS」にも似た雰囲気のRSSリーダです。ただしこのNewsFireはブラウザ内蔵ではないため、記事をクリックすると「Safari」が起動して記事詳細を読むことになりますが、「Safari」自体が結構軽いのであまり不自由は感じません。しばらく使ってみよう。


小さなプログラムの方が使いやすい?

2004.10.29

FirefoxのRC1リリース

 先日も紹介したMozillaベースのWebブラウザ、「Firefox」ですが、RC1(リリース候補版1)がリリースされました。ただし日本語版はまだみたい。一方、Mac OS X版もdmgイメージファイルの配付が始まっていますが、「Safari」と似ていることもあってあまり普及しないのでは?

2004.10.27

カノープスのビデオカード復活、でも内容は?

 以前、NVIDIAのグラフィックチップGeForceシリーズで、最高の画質とパフォーマンスを誇るグラフィックカード「SPECTRA」シリーズを発売していたカノープス。もちろん、値段も高くて高嶺の花だったのですが、そのカノープスから新しいグラフィックカードのシリーズが発表されたようです。
 ただし、「SPECTRA」シリーズではありません。新しいシリーズは「MTVGA」と名付けられ、驚くべきことにNVIDIAのチップではなくて、RADEON X600 Pro/9600 XTというATIのバリュークラスのチップ搭載のものだったのです。
 高品位な設計で一世を風靡したカノープスのカードが再び出てくるのは嬉しいのですが、バリュークラスだけにフォーカスしたラインナップは時代の流れでしょうか、「SPECTRA」のファンだった私としてはちょっと違和感ありです。

2004.10.24

iTunesとPhotoshopが干渉?

 最近、Mac OS X 10.3.5上で、iTunesで音楽を聴きながらPhotoshopを起動すると、そのままフリーズするという現象が何回か起きています。iTunesの再生が止まり、次にPhotoshopのコントロールが利かなくなる。そしてFinderに切り替えるとカラーサークルが永遠に回り続けて、アクティビティモニタを起動しようとしてもそのまま固まるということで処置なし。原因も全く不明。

2004.10.20

WMP10ダウンロード開始

 Microsoftから「Windows Media Player」の最新版、バージョン10のダウンロードが開始されました。見ての通りインターフェースがちょっとポップになって、文字の背景が白系の色になって視認性が向上していました。AppleのiTunesを意識したのでしょうか? WMPがiTunesよりも優れている点は映像ソース(ビデオファイル)も一括管理できる点です。ただしiTunesで標準コーデックになっているAAC(拡張子m4a)はオーディオファイルとして認識してくれないようです。


管理性&視認性向上?

2004.10.20

New iBook & Power Mac G5発表

 AppleからiBookのマイナーモデルチェンジの発表がありました。今回からAirMac Extremeが標準装備されてさらにお買い得度UPしてます。それにしても、Power PC G4 1.2GHzで12万円ちょっととは驚きです。私のPowerBook G4も真っ青です。
 また、Power Mac G5にも1.8GHzシングルプロセッサ版が新たに追加になっています。ただしこのバージョンはフロント・サイド・バス速度がプロセッサ速度の1/3に抑えられてるため、位置づけはiMac G5のディスプレイなし版と考えた方がよさそうですね。メモリスロットが多い点と、PCIバスを搭載しているといっても、正直ちょっと魅力が薄いかな。


シングルプロセッサG5が再び追加。

2004.10.16

ATI RADEONの純正ドライバ「Catalyst」が4.10に更新

 ATIのビデオチップ、「RADEON」シリーズの最新ドライバ、「Catalyst 4.10」が公開されていたので、更新をかけました。今回のバージョンアップでは、オプションの項目に「wmvアクセラレート」というチェックボックスが増えたのが目新しいです。とはいえ私のビデオカードはやや古い「RADEON 9600」搭載カードなので、実際に効いているのかどうなのかは不明。


wmvアクセラレートの項目が増えました。

2004.10.16

D865GLCのBIOS「P21」に更新

 私の愛用するマザーボード、「Intel Desktop Board D865GLC」の最新のBIOS「P21」がUSのIntelサイトで公開されていました。最近は日本のIntelサイトは更新が止まっているようで、最新は「P18」。このタイムラグが悲しいですね。とはいえネットには国境がないのが最大の利点。ダウンロードしてBIOSを更新しました。


USのIntelサイトからダウンロード。

2004.10.11

Windowsで話題の"Firefox"を試してみました。

 話題のWebブラウザ、「Mozilla Firefox 1.0PR」をインストールしてみました。「Firefox」はMozillaベースで、「Microsoft Internet Explorer」に置き変われるものとして期待されている新星です。IEはバージョン6.0が登場してから早3年、機能的にはほとんどアップデートもなく、また最近はセキュリティ関連で非難が集中している有り様。とはいえ、乗り換えられるような魅力的なブラウザがないのも事実で、ユーザは納得いかずにIEを使い続けていることも多いはず。


"Safari"にも似たシンプルなUIが魅力。

 インストールした「Firefox」はコンパクトで動作が軽いのが魅力。インターフェースはMac OS Xの「Safari」に似た感じですね。インストールすると自動的にIEのお気に入りをインポートしてくれるので、移行も楽です。まだプレビュー版ですが日本語版も公開されており、今後の進化が楽しみなソフトウェアです。

2004.10.11

リアケースファン反転の効果は?

 Windowsマシンでちょっとトライしてみました。私のWindowsマシンはCPUパッシブダクトは非搭載のため、前方吸気・後方排気のエアフローになっています。これをちょっと工夫して、リアケースファンを反転させてみました。こうすれば、冷えた外気が直接CPUファンの上に流れ込むため、温度低下によるファン回転数の低下が期待できるはず。
 実際にやってみると、従来に対して温度は変化ないものの、電源ファン&リアケースファンの総回転数は確かに下がりました。ところがケースファンが前方に向かって空気を流し込むせいか、耳につく騒音がUP。本来の目的である静音化につながらなかったので、元に戻しました...。

今回の静音トライ結果
リア外向き リア内向き
プロセッサゾーン 46℃ 46℃
システムゾーン1 37℃ 38℃
システムゾーン2 39℃ 39℃
CPUファン1 2825 r/min 2861 r/min
電源ファン 1632 r/min 968 r/min
リアケースファン 1646 r/min 1910 r/min

2004.10.10

SoundStickをMac/Winで共有

 Windowsマシンには1,000円物の安物スピーカーを使っていましたが、せっかく静音化でまともなiTunes環境が整備できたのに、音質がチープ(特に低音)で不満でした。そこで、新しくサブウーファー付きのスピーカーでもつけるか...と店に探しに行ったのですが、そこでふと思いつきました。
 MacではUSB接続のharman/kardon "SoundStick"を使っているので、それをUSB切替器でセレクトすればわざわざ新しいのを買う必要はないのでした。サブウーファー付きのスピーカーセットは最低ラインでも1万円。切替器ならケーブルを追加しても半額でもおつりがきます。


スペースも大きくならず、リスニング環境も改善。

 早速やってみると、これがスペースも取らずに快適。DVD-Video&iTunesでの音楽鑑賞は静かなWindowsマシンで、メールやメディアコンテンツ作成には使い慣れたPower Macでという二刀流が安価に実現しました。ただしUSB接続のため、音量調整がWindowsからでないとできないのに難があります。Macのキーボードに音量調節キーがついているありがたさを今更ながらに思い知りました。

2004.10.03

Mac版のRealPlayer 10が公開

 Mac版のRealPlayer 10が公開されています。最近はストリーミング配信形式でもWindows Media 9(wmv)のサイトが増えて、RealPlayer形式の配信サイトもだんだん減ってきましたが、まだ手放すには早すぎかも。そういえば、QuickTimeはほとんど見かけなくなりました。これからQuickTimeはどこに行くんでしょうか?


バージョン10に到達。

2004.10.03

私の半自作マシン

 今日は私の半自作Windowsマシンの内部を紹介します。もともとはショップブランドの格安マシンでしたが、ほとんどのコンポーネントを換装してしまったために、ほとんどオリジナルのマシンと化してしまいました。

 まずは外観です。MicroATX用のケースで、5インチベイ×2、3.5インチベイ×3を持っています。
 上側5インチベイには松下寿電子のSuperMultiDVDドライブ「SW-9583S」を装備、下側には余り物のCD-ROMを搭載して、再インストールの際の作業性を向上させています。特にOfficeはアップデートの際にオリジナルCD-ROMを要求するため、このように2台の光学ドライブがあると何かと便利です。
 その下にあるスリットは吸気口。ここから冷えた外気を導入して、CPUやチップを冷却するわけです。

 内部構造です。Serial ATAのHDDはまだ使っていませんが、スマートケーブルを使用して前方からの空気の流れを阻害しないように工夫しています。
 マザーボードはi865Gチップセット搭載、MicroATXサイズのIntel純正品、「D865GLCL」を使用しています。機能はあまり豊富とは言えませんが、純正ながらの安定性が最大のメリットといえます。
 また、冷却ファンの制御機能がBIOSに搭載されているので、手頃なサイズの静音マシンを組むにも最適な一枚です。オンボードで100BASE-TX LAN・AC97サウンドが搭載されているので、特に不足は感じない構成です。

 CPUはNorthwoodコアのPentium 4 2.6C GHzを載せています。発熱と性能ではまずまずのバランスを持っている製品と言えるでしょう。もちろんHyper-Threading対応です。 CPUクーラーは定番のCoolerMasterの「Cyprum KI4-7H52A-OL」を使っています。純正クーラーだと回転数が3,000r/minを超えてしまいますが、このクーラーだと2,800r/min程度でかつ温度が下がるのです。 電源は底面に12cmファンを搭載するSeaSonicの「SS-350FB」。ファンは低回転でも風量があり、私の環境では静音化の切り札となりました。

 PCIバス周りです。ビデオカードはAGP 8X接続でSapphireの「ATLANTIS RADEON 9600」を差しています。貴重なファンレスの定格動作カードですが、1世代前の製品でもあり、性能はそこそこ。それでも別にゲームとかに手を出さなければこれでも十分満足です。 一番下のPCIスロットにはこれまたファンレスのMPEGキャプチャカード、Canopusの「MVTX2004」、画質・レスポンスともに満足の内容です。
 上に見えるのが8cm角のケースファンです。これは実は交換していません。マザーボードのファン制御機能のおかげで十分静かなため。

 前方にあるドライブベイです。120GB+160GBの2台のHGST製HDDに挟まれているのがFDD。ほとんど出番はありません。HDDは基本的にPower Mac G4から持ってきているので、まだパラレルATAです。もっともRAIDを組まない限りは速度的なメリットはさほどないのが現状ですが、ゆくゆくはSerial ATAモデルに換えたいな。 ドライブベイの下は見ての通りガラ空きなので、正面からの冷えた外気がCPU付近まで流れているはず。静音化対策前は、ここにATAの帯ケーブルがとぐろを巻いて、空気の流れを阻害していました。
 メモリはSamsungの256MB DDR400のDIMMを2枚差しでデュアル動作にしています。

2004.10.24

Windowsマシン、HDDでMacを抜く

 WindowsマシンのHDDを交換しました。これまで使っていた2001年物の60GBを、HGSTのDeskstar 7K250 「HDS722516VLAT80」に換装。本当はSerialATAモデルにしたかったんですけど、後々のことも考えてUltraATA/100のものにしておきました。Windowsの再インストール&再アクティベーションは避けたかったので、DドライブにしてそちらにバックアップデータやDVDイメージファイルを保存。それでもまだ80GBぐらい空き容量ができたので、当分はこれでいけそう。
 これで、内蔵HDDの総容量はPower Mac G4を抜いてしまいました。ますますPower Mac G4離れが加速してしまいそう...。あとはメールデータの移行だけかな?

2004.09.19

ケース内温度50℃突破?

 Windowsマシンで8GBで2時間ちょっとのMPEG2ファイル容量を小さくしようと、Microsoftから無償配布されているWindows Media Encorder 9を使ってwmvファイルに変換してみました。ところがこのエンコーダ、1回実時間再生した後で再度実時間出力するんですね(いわゆる2パスエンコード)。5時間ほど、CPU負荷最大で作業を継続したところ、3時間過ぎたあたりで突然「ピー、ピー」という警告音が鳴りました。画面を見ると「Intel Active Monitor」で警告が出ており、システムゾーン2温度が警告値の50℃を超えていました。リアケースファン回転数も2,800r/minまで上昇。
 その時のCPU温度は57℃でしたので、こちらはまだ余裕があります。結局最後までエンコード作業を続けましたが、特に動作不安定に陥るでもなく、作業終了。これで限界が見えましたね。室温30℃でフルロード状態を続けても、とりあえず安定していることが確認できました。ちなみに、変換したムービーを開いてみたら、動きがカクカクでとても鑑賞に堪えるレベルではありませんでした。一体何のために1日作業したの???

2004.09.18

NAS導入、さらばPower Mac?

 実家にも導入しているNASを自宅にも導入しました。Power Mac G4には250GBのHDDに録画した番組(MPEG2ファイル)やその他ムービーを置いておいて時々楽しんでいたのですが、前から言っているように騒音がひどくとても鑑賞とはいかない環境に我慢ならなくなりました。そこで、このハードディスクを「玄箱(KURO-BOX)」に移植して、比較的静かなWindowsマシンからも見れるようにしてしまえ!というのがコンセプト。


一度やっているので分解・組立もラクラク。

 Power Mac G4に内蔵していたHDS722525VLAT80を移植、玄箱は一度分解・組立をやっているので今度はスムーズに作業完了できました。ファームウェアを1.02に更新して、Power Mac G4からファイル転送。ところが家のLANは100BASE-TXのため、100GB弱のデータを転送するのに5時間程度かかってしまいました。QuickSilverはGigabit Ethernet搭載なんですけど、これでは活かせません。


Linuxの転送が終わればWebブラウザで設定可能。

 これで、映像アーカイヴが無事完成。Windowsマシンからアクセスして、PowerDVDで再生してみたところ、コマ落ちもなくスムーズに再生できました。ただし一つだけ計算外があって、Linuxファイルシステムの都合上1ファイル2GBの制限がついているようで、8Mbps程度の高画質モードで2時間ほどのMPEG2ムービーが転送できませんでした。これについては分割するか、ビットレートを落としたファイルを作るしかなさそうですね。
 重装備のPower Mac G4から、負荷分散をはかってメール以外はほとんどWindowsマシンでこなせるようになりました。ニューマシン('05 Power Mac G5?)に乗り換えるまで、当面はこの体制で行くつもり。でも、発表されるまでにお金は貯まるのかな???

2004.09.16

Mac OS Xセキュリティアップデート(再)

 先日リリースされた「Security Update 2004-09-07」の改訂版がリリースされました。前回のアップデートをかけたユーザーにも適用するように呼びかけられています。また、iChatを更新するアップデートも16日付けで公開されています。

2004.09.15

MS月例パッチがリリース

 Microsoftより9月の定例パッチが公開されています。今回修正された問題はかなり深刻なもの。というのも、JPEG画像に埋め込まれた悪質なコードが実行されてしまう可能性があるというのです。しかもこの問題はSP1までのWindows XP、SP1までのOffice 2003とOffice XP、果てはInternet Explorer 6 SP1までもが該当します。JPEG画像ということは極端な話、Webサイトを閲覧しただけで危険にさらされるということになってしまいます。
 エンドユーザー側では、Windows XP SP2にアップグレードすれば脆弱性は解消されるとのこと。また、Offce XPでは修正プログラムがOfficeアップデートで公開されているので、該当するアプリケーションを持っている場合は速やかに対処しておいたほうがいいでしょう。


これそのものは対策ではありません!

2004.09.08

Mac OS Xセキュリティアップデート

 「Security Update 2004-09-07」がリリースされています。変更点はネットワークサービス関連。Mac OS Xでもここのところ脆弱性の指摘が数多く出てきていますが、今回のものもそれに対応するものと思われます。


ネットワーク関係の更新。

2004.09.07

マシンの"役割"

 人でもモノでもそうなのですが、私の使っている、もしくは面倒を見ているパソコンには、それぞれ役割があります。最近Macを触る時間より、Windowsマシンを使っている時間が長くなっていていることもあり、マシンに要求する性能・機能もちょっと変化してきているようです。

メインマシン、「Power Mac G4 (QuickSilver)」、2001年秋の当時のハイエンドモデルでした。現在はSonnet社のアクセラレータでPowerPC G4 1.4GHzにパワーアップして使用しています。
 用途はメール&Web閲覧、このWebサイトの更新、音楽ジュークボックス、DVD-Videoの作成、映像&画像&音楽アーカイブです。とはいえ、導入年次が古いこともあって、この5台の中でもかなり低スペックなマシンになってしまいました。強化を図ってきてはいますが、何といってもシステムバスが133MHz止まりなのがネックで、そろそろ物理的にも機能的にも限界が近づいてきている感があります。
 通常時の処理能力を見ると、十分現役として通用すると言えますが、何といってもその騒音(爆音)が最大の問題点。解決の見込みは全く立っていませんし、これからも解決することはないでしょう。

 サブマシン、「PowerBook G4 (12inch)」です。2003年4月に購入。主な用途は帰省や旅行の際のメール&Web閲覧とこのWebサイトの更新です。
 私の使っている中で唯一のアンダーGHzマシンですが、用途を限定していることもあって特に機能的な不満はありません。
 ただ気になるのが発熱です。発生熱量の大きいPowerPC G4 867MHzでかつアルミニウム筐体のために、本体がかなり熱くなってしまうのが難点。それでもサイズ・重量は光学ドライブ内蔵型ではかなりバランスがとれており、お気に入りの一台です。

 Pentium 4 2.6C GHz+i865Gを搭載する自作1号機です。2003年3月から使っています。当初は仕事用マシンとして導入しました。Mac版のOfficeではフォントの問題で文書のレイアウトが崩れることが多かったためです。
 CPU・GPU・メモリ・ストレージなどで突出した性能は持っていませんが、騒音レベルも含めてバランスに優れたマシンであると認識しています。
 仕事と、Web閲覧・音楽ジュークボックスとしての利用がほとんどですが、録画機能を持たせたことで役割が広くなりました。最近はDVDもこちらで見ています。
 このマシンには隠れた役割が一つあります。それは実家にある2号機に装備するハードウェアの先行テストを行っているのです。この1号機で得られた結果を2号機に適用することで、安定性を確保することができる、というわけです。

 Pentium 4 2.4C GHz+i865Gを搭載する自作2号機です。このマシンは実家(自営業)の仕事のために導入したマシンです。このマシンのコンポーネントは実はほとんど1号機と同じです。それは、仕事に使うために安定性を重視しているからです。普通のビジネスマシンと同じく、Officeアプリケーションの使用と、メールやWebブラウズが主な用途です。
 このマシンも突出した性能はありませんが、ビジネスマシンとして見ると一級品です。一時期不安定な時期もありましたが、問題は解決。Windowsマシン3台の中で、このマシンのみCPUのパッシブダクトを搭載していることから、ポテンシャル的には最も高いものを持っていると思われます。

 Pentium 4 2.4B GHz+i865Gを搭載する自作3号機です。これももともと仕事用に揃えたマシンで、EPSON DirectのBTOマシンでした。現在は2号機がその役割を担っているため、現在は使わなくなったコンポーネントを流用してWebブラウズ&ミュージックジュークボックスマシンとしてだけの使用です。
 ケース自体がSocket 370時代のもので、最新の発熱量が多いCPUを搭載することが難しく、また電源の配置も含めてケースの騒音レベルが高いのが欠点。しかし、必要なときにWebブラウズするぐらいであれば難なくこなします。やっぱり2台あることで便利なことも多々あるのです。

2004.09.05

静音化への道(欲望?)は果てしなく

 MPEGキャプチャカードを装備して、役割の増えた自作1号機。そうなると、常時起動も視野に入れて静音化を図りたいもの。もともとこの機体はショップブランドのマシンの中身をすべて交換してできたもの。電源とリアケースファンはその当時のままなのです。その問題点は2つ。1つはリテールファンの回転数の高さ。2つめは電源の騒音レベルが高いこと。
 静音化と冷却性能は相反する要素なので、ただファンレスにすればいいってわけでもありません。幸い、ビデオカードとキャプチャカードはファンレス、HDDは流体軸受け採用のHGSTのDeskStarに交換しているのでこの2つを改善できればそれなりに静かになるはずです。
 まずはIntel Active Monitorで現状把握です。私の使っているIntelのマザーボード、「D865GLC」はBIOSレベルでファン回転数制御を装備しているため、温度が低いときにはファン回転数を低下して騒音レベルを低下させる機能が搭載されています。もちろんこの機能は使用中。


左が起動直後、右が負荷をかけた状態

 負荷後のモニター結果は、円周率計算プログラム「Superπ」で1,677万桁の計算を実行した直後(約24分かかる計算)です。その状態でも温度はIntelが定めた動作上限温度75℃を大幅に下回っており、まだ余裕があるようです。その一方でリテールファンとケースファンの回転数が比較的高いことが騒音レベルを高めていると思われます。そこで今回はリテールファンをサードパーティ製の冷却能力の高いものに交換し、電源を静音タイプのものに交換することにしました。なぜケースファンを変えないかというと、最近の電源は底面に大口径の排気ファンを設けているため、それによって排気効率が上がればファン回転数を下げられる、と考えたからです。
 まず、CPUクーラーは冷却性能で定評のあるクーラーマスター社製の「Cyprum KI4-7H52A-OL」を選びました。銅製ヒートシンクに定格動作2,750r/minの70mmファンを搭載した製品です。2003年のパーツの評価ではCPUクーラー部門で部門賞を取った実力派です。高性能ヒートシンク+1サイズ大きい空冷ファン搭載によって、冷却能力がUPすることによりファン回転数はきっと下がるはず。
 次に電源です。こちらはSeaSonic社の製品で、国内ではオウルテックが販売している「Super Tornade SS-350FB」(容量350W)を選択。川越のSofmapで特価品をゲット。この製品は底面に12cmファンを搭載しているので、直下にあるCPUの熱を効果的に排出できることが期待されます。ちなみにこの12cmファンには回転数をモニターするコネクターが搭載されていました。この製品も某雑誌の電源特集で、最も静かであるとの評価がなされていた製品です。
 さて、いよいよ交換です。1時間ほどかけてマシンをバラして、新コンポーネントを投入しました。マシンをセットアップして実際の効果検証です。今回はOSの再インストールがないので楽なものです。Intel Active Monitorを一旦削除して再インストールすると、前述の電源ファンの存在を認識したためにファン表示が1個増えました。


左が起動直後、右が負荷をかけた状態

 結果から見ると、リテールファン・ケースファンとも回転数が抑えられています。CPU温度だけが交換後4℃上昇してしまっていますが、他の部分で温度上昇が見られないのは、CPUファンの冷却能力UPと電源ファンの大口径化による風量確保の効果が出ているものと思われます。CPU温度だけが上がっているので、ヒートシンクとCPUヒートスプレッダの密着が弱いのかもしれません。しかしフル負荷をかけた状態で50℃を下回っているので、実用上は問題がないと判断しました。

今回の静音トライのまとめ。
起動直後 効果 計算後 効果
対策前 対策後 対策前 対策後
CPU
温度 (℃)
34 33 −1 44 48 +4
システム1
温度 (℃)
30 30 0 41 38 −3
システム2
温度 (℃)
31 30 −1 44 40 −4
CPUファン
(r/min)
3,368 2,723 −645 3,368 2,831 −537
ケースファン
(r/min)
1,366 922 −444 2,164 1,832 −332
電源ファン
(r/min)
1,368 1,820

 さて、気になる音の方ですが通常使用時(比較的CPUに負荷をかけない状態)では実際静かになりました。まだ常時起動させておけるほどのレベルではありませんが、iTunesで音楽を再生させてみてもそれほどマシン本体の騒音は気にならなくなりました。これならパソコンでTVを見たり、DVDを再生させても鑑賞に堪えられるはず(注)。残念ながらフル負荷時は回転数こそ下がっていますが、音レベルはこれまでとあまり変わっていないようで、結構うるさいと感じます。それでもPower Mac G4に比べると雲泥の差といえます。
 こうなると、ますますPower Mac G4離れが加速しそう...。次のステップとしては、ファンレス電源の採用やCPU水冷化などが考えられますが、自宅の周りの環境が車の往来やらで結構うるさいので、これ以上やってもただの無駄かもしれませんね(笑)。

(注)私のテレビは10年物の15インチ(しかもモノラル!)なので、パソコンの方が大画面なのです。

2004.09.04

負荷の肩代わり、Mac to Win。

 Power Mac G4 (QuickSilver)があまりにも重装備になりすぎて、電源容量やらがちょっと心配になってきたため、機能の移管を始めることに決めました。まず最初のターゲットはMPEGキャプチャカードと120GBのハードディスク1台。この機能をWindowsマシンに持たせて、負荷を減らそうというのが今回の作業のコンセプトです。
 今まで使っていたMPEGキャプチャーカードは、ピクセラのPCIカード。機能に不満はないのですが、チップファンが付いている点とMac版のソフトウェアのレスポンスが遅い点が不満だったので、移管に際して新しいものに変更することにしました。新たに装備するのは定番のカノープス「MTVX2004」を選びました。MPEG1/2のハードウェアエンコードが可能なカードです。市場には格安品も存在していますが、安定性第一で考えた今回は奇をてらわず定番品を選択しています。


トラブルを生まないための定番チョイス。

 また、メインのハードディスクは今までMacで使っていたHGSTのDeskStar 120GBを移植して起動ディスクに変更。Windows XP Professionalの再インストール時、ライセンス認証が1度拒絶されたのには焦りましたが、もう一度再起動後オンラインで認証したら何故か成功。自作には面倒な時代になりました。昔は再インストール好き放題だったのに。インストール後すぐにSP2にアップデート、システムのクリーン化も促進です。
 ハードディスクのキャッシュが8MBに増強され、プラッタ容量も増えているためシステムの動作も若干きびきびとした印象です。また、新設したMTVX2004はレスポンスも良く、また画質もゴーストリデューサ・3D Y/C分離が効いてMacのCapty/PCIよりも綺麗に見えます。めでたし、めでたし。
 こうして見てみると、なんかだんだんWindowsマシンに肩入れ始めているような...。なんか、そのうち「メインはMacです」とは言えなくなってしまう日が来るのかもしれません。

2004.09.02

Windows XP Service Pack 2導入しました

 予告通り、Windows XP SP2アップデート日本語版が配布開始されました。Windows Updateにアクセスすれば標準的な環境で約80MB程度のダウンロードで適用が可能です。他にも、IT管理者用としてWindows XP Home Edition/Professional/Media Center Edition/Tablet Editionすべてに対応した270MB超のプログラムも公開されていますので、複数マシンの更新を行う場合はこちらの方が便利かも。


左が適用前、右は適用後。SP2の表示が追加。

 確かにバージョン表示には"Service Pack 2"の文字が。下の表示はシステムに認識されているバージョン番号。RTMの表示が付いていますが、これはまた修正プログラムの更新とともにビルド番号に置き換えられて行くものと思われます。注目はタスクバーにあるアイコン。これが今回の目玉、セキュリティセンターへの入口です。現在のところ、Windows側からインストールされているNorton AntiVirusの状態を認識できないため、警告アイコンが表示されています。後日、Symantecから修正プログラムが提供されるはず。


RTM表示が8/3付け?

 以前も乗せましたが、最も大きく変わったのがコントロールパネルに追加された「セキュリティ センター」です。Firewall・Windowsの自動更新・ウィルス対策ソフトの状況をまとめて表示できるこの項目は、ようやく使いやすい形で整理されたといえます。


コントロールパネルに新しく加わりました。

 「セキュリティ センター」の中身は、下のようになっています。前述のように、今日現在でNorton AntiVirusの状況取得が出来ない状態のため、あえて「ウィルス対策」は無効化して煩わしい警告が出ないように変更してあります。AntiVirusの動作そのものには問題ないようなので、AutoProtectがONになっていればそれほど気にする必要はないと思われます。


一番大きく変わったのがFirewallの設定方法。

 ファイアウォールについては、これまでも装備はされていましたが閉じるポートを選択しなければならず、TCP/IPのポートに関する知識がない場合は事実上お手上げでした。SP2からは閉じたポートを必要に応じて開ける形式になり、デフォルトでファイアウォールONになっているのでブロードバンド環境にルータを介さずコンピュータを接続している場合のセキュリティは確実に向上するといえます。とはいえ、過信は禁物ですが。


目立ってないけど、重要。

 Internet Explorer 6では新たにポップアップ・ブロッカーが標準装備化されました。これで、うっとおしい広告ウィンドウが開くのを防止できてネットサーフィンの快適性は高まることでしょう。ただしGoogleツールバーなどではすでに実現している機能なだけに、目新しさはありません。
 まだ使い込んでいないので、ソフトウェアの不具合などは見つかっていません。しばらくはネットワーク系のソフトウェアに注意して使って行くつもりです。

2004.09.01

Windows XP SP2日本語版、9/2よりDL提供開始

 ITmediaが伝えるところによると、長らく待たれていたWindows XP SP2日本語版がRTMに移行し、9/2よりWindows Updateでの配付が始まるようです(自動更新機能利用の場合は9/29より)。
 目新しいのが、10/1からの郵便局窓口での配付。多少タイムラグがあるのが残念ですが、面白い試みです。パソコンに詳しくないホームユーザーの場合はダウンロードするといってもなかなか手順がわからず苦労するはず。CDを郵便局で配布するのは良いアイデアだと思います。

2004.08.31

3代目「iMac G5」が発表!

 Appleから、3代目となるコンシューマーマシン、「iMac G5」が発表されてWebサイトで公開されています。今回は下のようなデザイン。一体型デスクトップマシンとしては、極めてシンプルというか、直線的というか...。今までのiMac G3(おむすび?)、iMac G4(電気スタンド?)と比べると、驚くようなデザインでもないですね。でもこの方が嫌われることはないかな。


形はいたってノーマルに?

 気になるスペックですが、CPUは既報の通りPowerPC G5 の1.6/1.8GHzを搭載し、ディスプレイは17/20インチワイド液晶の2種類。ハードディスクはSerialATA接続、メモリはDDR400、USB2.0。FireWire 800が省かれた以外はほぼ上位機種のPower Mac G5と同等のスペックに更新されました。ただし、FSB(フロント・サイド・バス)速度がPower Mac G5のプロセッサ周波数の1/2から1/3に落とされており、ここで性能差をつけられているようです。
 これでいよいよ64bitパワーが身近になりましたね。価格も16〜23万円と、先代とほとんど同じレベルになっていますから、そこそこ売れることでしょう...iPodの母艦として(!?)。

2004.08.31

起動が遅い!

 間もなく丸3年を迎える私のメインマシン、Power Mac G4 (QuickSilver)。ところが最近、起動に時間がかかるようになってしまいました。思い当たるところはあって、電源容量。なしにろQuickSilverには1.4GHzのCPUカード、電力食いのGeForce 4 Ti 4600、PCIカード2枚(うち空冷ファン付き1枚)に加えてHDDが4台(!)内蔵されているのです。純正の総容量344Wでは、ちょっとキツイ状態。これでも当時は大容量だったんですけどね。
 Power Mac G4はコネクターのピンアサインが特殊で電源換装が難しいので、ちょっと負荷をWindowsマシンに肩代わりしてもらわないと解決できないかな...? とりあえずキャプチャカード1枚と、HDD1台をWindowsマシンに移そうかなと思案中。

2004.08.22

とうとう出なかった、SP2

 帰省中にできればSP2の適用までやりたかったんですが、結局(正式には)出ませんでしたね。Windows XP SP2日本語版。一応、自動更新の設定はしておいたのですが、果たして上手く動作するのかどうなのか。ちょっと不安。互換性がないのはたぶんNorton AntiVirusぐらいだとは思うんですけどね。

2004.08.20

0.5MBの無駄削減

 Mac OS X用のシェアウェア、「JPEGBatcherX」を使って、Webサイトに使っているJPEGファイルの最適化を実行してみました。すると、ファイルの総容量で見て0.5MB程度のファイルサイズ減少に成功。今までPhotoshopやLiveMotionで書き出したファイルをそのまま使っていたので、随分無駄な情報が乗っかっていたようです。

2004.08.19

恐怖!? 外界からの攻撃!!

 無線BBルータの設定を見直している時に、ログをチェックしたところ驚くべき事実を発見。インターネットからのsyn-flood攻撃と思われるものや、port-scanとおぼしきパケットがルーターの機能で防御されていました。こんなの見てしまうと、CATVモデムやADSLモデムなんかで、コンピュータ直付けでインターネットする気にはとてもなれませんね。セキュリティ機能を持つルータでLANをインターネット接続する場合も、よく設定を確認しておく必要あり、です。


実働4日間でこんなに警告が...。

2004.08.19

ATIとnVIDIAからドライバの新バージョンリリース

 RADEONシリーズの開発元、ATIからWindows 2000/XP用のグラフィックドライバの最新バージョン、「Catalyst 4.8」がリリースされています。また、ほとんど時を同じくしてGeForceシリーズの開発元、nVIDIAからは「ForceWare 61.77」が登場。こちらはDirectX 9.0cへの対応を行った模様。nVIDIAはハイパフォーマンスデスクトップの売り上げ減少に伴って、シェアを落としているため今後の巻き返しが期待されます。

2004.08.19

もう見つかった?

 ITmediaが伝えるところによると、Windows XP SP2に早くも2つの脆弱性が発見されたそうです。まだ一般リリースされていないうちにこの有り様。もっともここまで進化したOSで、バグやセキュリティ・ホールがないというのは考えられないことですけどね。

2004.08.18

次期Power Mac G5のスペック?

 Mac OS Rumorsが面白い話を伝えています。PowerPCの新チップセットの概要についてです。その情報によれば、チップセットには次のような機能が搭載される?とのこと。

 ・ビデオバスがPCI-Express x16に変更(現行機はAGP 8X)
 ・FSBが最大2GHzに向上(現行機の最高は1.25GHz)
 ・Hyper-Transport 2.0に対応
 ・SerialATA II (転送速度300MB/s)に対応(現行機は150MB/s)
 ・192KHz 5.1サラウンドデジタルオーディオ装備
 ・10Gbps Ethernet装備(現行機は1Gbps)
 ・メモリはDDR2 SDRAMで、128GBまで拡張可能

 う〜ん本当かな?というのが第一印象。順当な部分もあれば、コストを考えるとちょっと行き過ぎかなぁという部分もあります。それでも夢のある話ですよ、これは。IBMの90nmプロセスへの移行が上手く行っていない部分はありますが、PowerPC 970FXが3GHzを超えるのもそう遠い話ではないでしょうし。期待して来年を待ちましょう。あれ、IEEE802.11nへの対応はどうなるのかな?


PowerPCの新チップセットはどんな姿に?

2004.08.16

誕生日プレゼント?

 メールが届いていました。送信元はNiftyのメールアドレス。添付書類がついていて、PowerBookにインストールしているNorton AntiVirusから警告メッセージが出ました。正体は一時期蔓延したNetskyの亜種ウィルスのようです。なお、メッセージ中に書かれていたのは私の昔使っていたメールアドレスだったことから、おそらく昔メールをやり取りしたところがウィルス感染してしまったと思われます。ちなみに今日は私の誕生日。とんだプレゼントというわけです。


とんだプレゼントです。Macじゃなきゃやばかった。

2004.08.15

Windows Update、リニューアル?

 3号機のセットアップ中に不思議なことに気がつきました。Microsoftの「Windows Update」のサイトデザインが変更されていたのです。重要な更新とカスタムに分離されて、必要な更新を選びやすくなっています。特に、右側のデザインは明らかにWindows XP SP2を意識したものであり、リリースがいよいよ秒読み段階に入ったことを伺わせます。


これが証拠のキャプチャ画像です。

2004.08.15

教訓:ケーブルにも注意が必要

 自作3号機の設定をしていて、妙なことに気がつきました。プライマリATAマスターに接続してあるHDDの転送モードがDMA モード2になっているのです。このモードは実はUltraATA/33のもの。ハードディスクの本体はHGST Deskstar 40GBモデルでモード5(UltraATA/100)までサポートされているはず。また、マザーボードもi865Gで同じくUltraATA/100に対応しているので、モード5が自動的に選択されるはずなのですが...?
 Windowsからレジストリを書き換えてもダメ。BIOSの設定をいじってみてもダメ。あきらめかけたその時に思いついたのがATAケーブル。何気なく傍にあったものをつかったのですが、実はこれは光学ドライブ用に使う40芯のもので、それを流用してしまったためにモード3(UltraATA/66)以上が使えなくなっていたのでした。


世の中に40芯と80芯があるの、忘れてた。

 ケーブルをUltraATA/133まで対応したスマートケーブル(80芯)に交換して再起動したところ、今度は問題なくモード5で認識されました。今回はうっかりミスでしたが、自作の世界ではケーブルといえども侮れません。

2004.08.15

徹底的に手を入れました!

 4ヶ月に一度の実家のパソコンの定期点検(?)、まずは主力である自作2号機です。今回のテーマは冷却性と安定性の向上。前回手を入れて気づいたのは、エアフローにまだ改善の余地があるということ。そこで、ATA&FDケーブルをスマートケーブルにして、空気の流れを阻害するものをなくしてみようと思い立ちました。さらに、nVIDIA GeForce 4 MX 440 AGP8X搭載の空冷ファン付きビデオカードをATI RADEON 9600のファンレスボードに変更して、さらに静音化を押し進めています。


右が対策後、ずいぶんすっきり。

 左が改造前、右が改造後です。どうです、大分すっきりしたでしょう。前方開口部から流れ込む空気の勢いもこころなしか強くなったような...? ちなみにマザーボードも同じ製品ですが新しいリビジョンのものに乗せ変えました。再組後、IntelのD875/865シリーズで使えるユーティリティ「Intel Active Monitor」で温度とファン回転数をチェックしてみると、下のようになりました。温度はさほど変化していません。しかし、ビデオカードのファンが無くなった分だけ静かにはなっているようです。


温度はさほど下がっていませんが、静かになりました。

 次に3号機です。こちらの方は結構ハードルが高い。Pentium III世代のケースに2号機で使っていたマザーボード、D865GLCを搭載し、余っていたPentium 4 2.4B GHz(FSB=533MHz)を取り付けました。OSもWindows XP Home Editionにアップグレードし、Pentium 4+i865Gの性能をさらに引き出すように変更。さらに前方吸気口の裏側にあったHDDベイを取り外し、HDDを床面に直付けするという荒技を使って古いケースでの延命にチャレンジ。
 実際に稼働させてみると、やっぱりかなりうるさい。BIOSでファンコントロールをONにしていてもこの調子。温度も45℃を超えてしまっているので、連続稼働させるにはちょっと...。制御をOFFにして使うことにしました。そうするとCPU&ケースファンの回転数はそれぞれ3,000r/minで回り始め、温度は40℃を下回ったもののすごい轟音が...。原因の一つは側面パネルに張り付いている電源ファンにもあると思いますが、こればっかりはケース交換しないとどうにもなりません。


こちらは荒技で対処!しかしファン制御ONでは温度が下がらず、不安定

 その他のパーツも強化しています。2号機はPioneerのDVD±R/RWドライブ「DVR-106D」を搭載して、DVDを焼けるようにしました。もっとも焼くネタがあるとは思えないんですけど(笑)。2号機で使っていたコンボドライブは3号機に移植しました。
 ネットワーク関係ではBUFFALOのIEEE802.11a/b/g対応の無線BBルータ「WHR3-AG54」を新たに導入し、AirMac Extremeカードを装備するPowerBook G4からの接続の高速化を図っています。今まで使っていたIEEE802.11bのルータ「WBR-B11」はファームウェアを更新した上で無線アクセスポイントとして離れた場所に設置し、アクセスポイント間通信(WDS)で電波の隙間を埋めました。これを使う限り速度的には11Mbpsのままですが、実家の敷地内はほとんどカバーできるようになりました。
 さらに、以前紹介したNASを導入してLANのコアに据えています。今のところは共有ポイント&ソフトウェアアーカイブとしてのみ使用です。玄箱にはUSB 2.0端子もあるのでプリントサーバも可能ですが、今のところは使う予定なし。このネットワークのように、Windows/Macの混在環境で、かつ2台同時に電源が入ることが少ない場合、ファイルサーバがあると使い勝手が大きく向上します。


周辺パーツもグレードアップ!

 これで、私がメンテしているパソコンは、すべてNorthwood Pentium 4+i865Gマシンとなりました。パフォーマンスは大幅に向上し、ネットワークも充実して良い環境になりました。あと気になるのはボトルネックになっているIEEE802.11bですが、WAN側の接続がCATVで最大3Mbpsなので、それほど問題視しなくてもいいかなと思っています。

<SPECIFICATION> 自作2号機 自作3号機
CPU
" Core"
( FSB)
Intel Pentium 4 2.4C GHz
"Northwood"
(800MHz Hyper-Threading)
Intel Pentium 4 2.4B GHz
"Northwood"
(533MHz)
MotherBoard
Version
(Chipset/Form)
Intel D865GLCL
AAC28906-C408
(i865G/MicroATX)
Intel D865GLCL
AAC28906-C402
(i865G/MicroATX)
Memory Type
Size
(Mode)
PC3200 DDR-SDRAM
256×4=1,024MB
(DDR400 Dual Channel)
PC3200 DDR-SDRAM
128×2=256MB
(DDR333 Dual Channel)
Video Card
Video Chip/RAM
(Core/Memory/Bus)
Sapphire "Atlantis RADEON 9600"
RADEON 9600/128MB
325MHz/400MHz/128bit
GeCube "RD96SE-LA128C"
RADEON 9600SE/128MB
325MHz/400MHz/64bit
Optical Drive Pioneer DVR-106D
(DVD±R/RW)
LG GCC-4480B
(CD-R/RW/DVD-ROM)
Operating System Windows XP Professional SP1 Windows XP Home Edition SP1

2004.08.14

犯人はSMリーダのデバイスドライバ

 実家の主力マシン、自作2号機には問題がありました。それは使用中に突然再起動がかかってしまうこと。iTunesやOfficeを使用中に何の前触れもなく突然リスタートがかかってしまうのです。履歴(Minidump)を見てみると5月から20回以上発生していたよう。Windows XPはデフォルトで致命的なエラー時は強制再起動するようになっているため、このような症状で現れたと思われます。
 そこで強制再起動の設定を解除、テストで負荷をかけていたところついに症状が再現。表示されたブルースクリーン(久々に見た)に出ているメッセージを見てみると、「SMABULK.SYS」のファイルで保護違反が発生しているようでした。これはUSBで接続していたスマートメディアリーダのデバイスドライバです。試しにデバイスを外してからというもの、2号機は全くトラブルフリー。NT系OSのトラブル原因の90%以上がデバイスドライバだというのを、今回改めて認識した次第。


これが元凶だった? ラトックシステムの「REX-SMA03」

2004.08.10

Mac OS X 10.3.5 アップデート

 ソフトウェア・アップデートで「Mac OS X 10.3.5」が配布開始されました。NTFSフォーマットのボリュームへの対応強化や、グラフィックドライバのアップデート、新しいBluetooth・FireWire・USBデバイスへの対応が行われているようです。なお、「Security Update 2004-08-09」も同時に公開されており、「iSync 1.5」も少し遅れてアップデートに加わっています。


10.3.5とセキュリティアップデートのセットです。

2004.08.08

NASを試してみました

 日曜日はちょっと面白いものをトライしてみました。玄人志向ブランドで発売されている「玄箱(KURO-BOX)」というNAS組立キットを購入して色々設定をいじってみました。NASとは「Network Attached Storage」の略、早い話がパソコンなしでネットワークに直結するストレージ機器(ここではハードディスク)みたいなものです。
 この玄箱、組立キット化されているだけに好きなハードディスクを内蔵できるのが魅力です。CPUにはPowerPC(G2ベース?)を採用し、Linuxでファイル&プリントサーバを運用できるというもの。なお、セットアップ(必要なファイルの転送)にはWindowsマシン1台が必要です。


外観は親?であるBUFFALO HD-LANとほぼ同じ。

 さて、内蔵するハードディスクは手持ちの余りがなかったので、実売1万円程度のHGSTの「Deskstar 7K250 160GB」のキャッシュ2MBモデル、HDS722516VLAT20を購入しました。性能にこだわる私がなぜキャッシュ2MBを選択したのかというと、NAS搭載のHDDはEthernet経由での接続を行うため、今回の場合は100BASE-TXの転送速度(12.5MB/s)が事実上のボトルネックであり、あまり高性能なものを選んでも無駄になってしまうためです。
 筐体がABS樹脂のため、内蔵している4cmクーリングファンやハードディスクの振動・騒音を心配しましたが、実際にやってみるとそれほどでもなかったです。今回使ったDeskstarは流体軸受け採用のため、アクセス中もそれほど耳障りな音もしません。ファイルの連続コピーでもプラスチックが温かくなるぐらいで全く問題ないレベルです。ファイルサーバとして使うだけなら、Webブラウザでユーザーと共有ポイントを設定するだけ。本家と同じく、簡単。


Linuxの転送が終わればWebブラウザで設定可能。

 余談ですが、この「玄箱」、一部のマニアには非常に楽しまれて(?)いるようです。添付のLinuxをVine化したり、メディアサーバにしてみたり。一般販売の製品(BUFFALOのHD-LAN、アイ・オーのLANDISKなど)ではできないことなので、そういう用途で使えば、確かにコストパフォーマンスはすばらしく高いといえます。ただし、それなりのスキルは必要なのですが...。

2004.08.07

Windows XP Service Pack 2、いよいよ登場?

 ITmediaが伝えるところによると、Windows XP SP2がRTMを迎えたようです。RTMは製造工程向けリリース(Release to Manufacturing)であり、事実上開発が終了したことを表します。間もなくWindows UpdateやMicrosoftのWebサイトで公開されるはず。気になるのは互換性ですが...。

2004.08.07

サブマシンも101キーボードに変えました

 久しぶりに秋葉原に行ってきました。お目当てはキーボード。サブマシンのキーボードは中国チコニー社製の109日本語キーボード。コンパクトで取っ換え引っ換え使うにはいいのですが、キータッチがあまり良くない上に、キートップの日本語文字が見にくくてしょうがないため、変えたかったのです。
 本当は評判の良い東プレの「Realforce 101」にしたかったのですが、値段が何と16,000円。サブマシンにこんな高級キーボードはないでしょうってことで、2,200円のミツミ製のものを購入。これでも不満はほぼ解消だから、いい買い物って事でひとまず納得。なお、日本語版Windowsで英語版キーボードを使う場合、「Alt」+「〜」で全角/半角を切り替えられます。


やっぱりキーボードは英語版に限る。

2004.08.03-08.06

iPhotoが連続アップデート

 「iPhoto 4.0.2 アップデータ」が公開されています。「ソフトウェア・アップデート」またはAppleのWebサイトからファイルはダウンロード可能。具体的な変更点を探そうといろいろ探し回ったのですが、結局役立つ情報はなし。そのくせ、6MB弱も容量はある...。
 ところが、たった3日で再び0.0.1のアップデート。「iPhoto 4.0.3 アップデータ」が公開されています。一体4.0.2って何だったの???

2004.07.31

Webサイト、改造

 2004年はイベント盛り沢山で、掲載している写真も相当多くなってきており、ページを開いた際の読み込みレスポンスがブロードバンドでもかなり悪くなっていました。そこで、各セクションの最新情報を2ヶ月にして、2004年の内容を分割しました。ついでにHTMLのコードも掃除して、スリム化しています。でも、HTMLエディタってどうしてこんなに無駄なコードを追加するんだろ?

2004.07.31

BIOSまた更新!

 IntelのWebサイトをチェックしていたら、私の使っているD865GLCLの新しいBIOS「P18」が公開されていました。前回更新してからまだ2週間経っていませんが、新しいものがあれば試さずにはいられない悲しい性で、またまたIflashで更新をかけました。今回も特にトラブルはなし。

2004.07.30

また遠のいた次世代OSのリリース

 ITmediaがMicrosoft Windowsの次期バージョン、コードネーム「Longhorn」の最初のβ版リリースが2005年下半期以降になることを伝えています。「Longhorn」はWindows XPの後継OSで、ファイルシステムにデータベース構造を採用、グラフィックエンジンにGPUを駆使して高速化する技術が採り入れられ、セキュリティ関連機能がさらに充実する...はずなんですが、それがユーザーの手に届くのは当分先になりそう。間もなくリリースのWindows XP SP2は息の長いOSになってしまいそうですね。

2004.07.30

1世代前のミドルレンジ、RADEON 9600の実力は?

 車を12ヶ月点検に出した帰路、川越のソフマップに寄ってみたところ、探していたSAPPHIRE製のRADEON 9600搭載ビデオカード、「ATLANTIS RADEON 9600 128MB」を発見しました。すかさず購入。このカード、ファンレス仕様なのですがコアクロック325MHz、メモリクロックDDR400MHz、メモリ帯域幅128bitとRADEON 9600本来の定格動作を実現している貴重なビデオカードです。ファンレス仕様だとクロックを落とされたり、メモリ帯域幅を64bitにされたりと性能低下が著しいものが多いのですが、これはそういうネガティブ要素がないのが魅力。


ファンレスカードなので、騒音UPの心配はなし。

 今まで使っていたnVIDIA GeForce 4 MX440のカードを取り外して、早速交換しました。ATIのホームページから最新版のドライバー「Catalyst 4.7」を落としてインストール。デバイスマネージャ上ではセカンダリアダプタも認識されており、DVI-Iにもう1台ディスプレイを接続すればデュアル表示が実現できそうです。気になる性能は3DMark2001SEにて9118のスコアを叩き出しました。前のGeForce 4 MX440からは2〜3割の3D性能UPです。その他、目に見えて性能が向上しているところはありませんが、何といってもATI RADEON系の魅力はアナログディスプレイに接続した際の色のシャープさですね。


「Catalyst」は項目が多いのも魅力。

2004.07.26

ForceWare 61.76リリース

 nVIDIAのGeForceシリーズのWindows 2000/XP用ドライバ、ForceWare 61.76がリリースされていました。今回のリリースからGeForce 6800/Ultra/GTへの対応が含まれ、多少UIも変わっているようです。そろそろGeForce 4 MXから新しい世代のチップに交換しようかな...。

2004.07.18

Intel純正M/B登場

 IntelのWebサイトにて、先日発表されたi915/925チップセット搭載の純正マザーボードの紹介が載っています(ただしまだ英語版のみ)。新たにラインナップに加わったのがLGA775用の「D925XCV/XBC」「D915GEV/GUX/GAV/GAG」「D915PGN/PSY/PBL/PCY/PCM」。ATXとMicroATX、DDR2とDDRなどユーザーニーズに合わせたラインナップが組まれています。
 正直、今のところPrescottのパフォーマンスに魅力を感じない上、性能を引き出すためにはPCI Express x16のビデオカード、DDR2のメモリが必要となり、かなりの出費が必要となるので当分は静観です。

2004.07.18

D865GLCLのBIOS更新

 Windowsマシンに使っているマザーボードは、Intel純正のi865GEチップセット搭載「D865GLCL」です。IntelのWebサイトを見ていて、新しいBIOS「P17」が公開されていたので、更新を行いました。Intel製マザーボードには2種類のBIOS更新の手法が用意されており、Windows上から更新できる「Express BIOS」と専用FDを作成する「Iflash BIOS」があります。ところが私の環境では「Express BIOS」が上手く動作しなかったので、やむなく「Iflash BIOS」で更新しました。


別にやらなくても良いんだけどね。

2004.07.17

ストレージ600GB突破!

 QuickSilverにハードディスクを増設しました。今回もハードディスクはHGSTの「DeskStar 7K250 250GB キャッシュ8MB」HDS722525VLAT80を選択しました。QuickSilverはBigDriveに未対応のため、137GB超のハードディスクは使えません。しかし、私のマシンにはUltra ATA/133のホストアダプターカードをPCIスロットに装着しているため、その先に接続すれば250GBのHDDでも単一ボリュームで使用可能です。
 実際に装備しても問題なく認識されました。これでATAホストアダプターカードのATA2系統のマスター/スレーブがすべてHDDで埋まり、総容量は610GBとなりました。でも、フル装備なだけにちょっと電源にかかる負荷が心配かな...。


ATAバス、2基4台のフル装備。

2004.07.14

7月のMS月例パッチ公開

 Microsoftより7月の月例パッチが公開されており、Windows Updateでダウンロード可能になっています。今月は私の環境では5件でした。予期せぬトラブルを防止するために、公開されたパッチをできるだけ早期に適用することは必須です。


今月は結構多いです。

2004.07.13

Windows XP SP2は8月リリース?

 ITmediaのNewsで、来月Windows XP SP2がRTMに移行するようだと伝えています。Windows Updateでの公開のため、RTMが出荷されてからすぐに公開されると思われます。ただしアップデートの容量は260MB程度になる模様で、公開後しばらくはWindows Updateは混雑しそうですね。

2004.07.11

PowerBookの定期メンテナンス

 PowerBook G4のメンテナンスを行いました。メインマシンと同じアプリケーションを導入しているので、悩みの種は60GBのHDD容量。システムをセットアップすると空き容量が40GB程度しかないので、「iTunes」「iPhoto」のライブラリを入れるとビデオ編集を行うにはちょっと足りない感じです。そこでHDDの大掃除を行い、システム+アプリを10GB程度にまでシェイプアップしました。といっても「GarageBand」「iDVD」「Office Value Pack」を削除したのが一番効いているんですけど。これに「iTunes」「iPhoto」のライブラリを入れても空き領域は40GB程度は確保できるはず。

2004.07.02

新型iMacは9月に?

 ITmediaが海外記事として「新型iMacの発売が9月に延期」を伝えています。現行のiMac(Flat Panel)はオリジナルモデルが2002年1月に発表されたため、約2年半が経過。その間に17インチ・20インチの液晶パネルのモデルが追加され、現在に至っています。さて、注目はCPU。PowerPC G5が搭載されるのか、それともPowerPC G4のクロックアップモデルとなるのか、非常に気になります。

2004.06.29

Mac OS X 10.4 Tiger Preview

 AppleのWebサイトをチェックすると、長らくほったらかしになっていた液晶ディスプレイ3兄弟が揃ってモデルチェンジ。30インチという広大なフラットパネルディスプレイは一度使ってみたいものですが、Power Mac G5本体より高価格なものを導入するのは、ホームユーザには夢のまた夢ですね...。ただし20インチ・23インチも同じくですが、Power Mac G5/PowerBook G4にマッチするアルミ筐体のデザインは高級感があって新鮮です。


Power Mac G5にぴったり!

 また、WWDCでプレビューされた「Mac OS X 10.4 Tiger」のプレビューが紹介されていました。一つ一つチェックして行くと、今回のバージョンアップは少し地味な感じ。Mac OS X 10.2で機能としては完成の域に達した感があるだけに、やっぱり...という感じでしょうか。リリースは2005年上半期ということで、まだかなり先になりそうです。


Cheetah、Puma、Jaguar、Panther、Tiger!

2004.06.27

一方で決断、一方で迷い...。

 今日は昼食の買い出しがてら、ちょっと遠くのパソコンショップに出掛けてきました。そこで衝動買いしてしまったのはソースネクストの販売している「デジタル全国地図」です。Macで使っていた地図ソフトがCD-ROM破損により使えなくなったので、地図ソフトが欲しかったんですよね。ドライブやツーリングで使いようが多々あるし。
 1,980円のソフトにもかかわらず、地図がインターネット経由で1年間更新され続けるなど、お買い得な感じですね。かつ、最大ズームすると建物の名前まで現れるんですよ。私の住むアパートや、以前住んでいたところの建物名まで現れてもうびっくり! ルート検索はちょっと物足りない感じはしますが、これはこれで使えそう。いい買い物でした。


よくお世話になる池袋駅周辺です。

 さて、私が使っているWindowsマシンのビデオカードは「nVIDIA GeForce 4 MX440」搭載のファンレスモデルです。このチップは2世代前のもので、メーカー製パソコンのミドルレンジに使用されていました。さすがにそろそろ交換しようと思って、注目の製品を探しに行きました。お目当てはSAPPHIREの「ATLANTIS 9600 128M CDT AGP」。雑誌で読むと、ファンレスモデルですがRADEON 9600の定格性能を発揮しているのでそれを探していたのです。ところが店頭に並んでいるのは256MB版の製品だけ。タグを見ると「コアクロック・メモリクロック調査中」とのこと...。メモリバスは128bitを維持していますが、変に性能を落とされる(いわゆる低クロック地雷)場合もあるため、同じラインの製品でもそうやすやすと信用できないのです。従って今回は導入見送り!


256MB版は地雷の可能性もあり?

2004.06.26

Combo→Super Multi

 このところ、手持ちの機器が連続してトラブルを引き起こしています。今度はWindowsマシンに搭載しているCD-R/RW/DVD-ROMのコンボドライブ、「BTC 4016IM」で問題発生。トレイを開こうとボタンを押しても、シークを繰り返すばかりでトレイすら開かない状態。これはもうどうしようもないので交換することにしました。今回選んだのはアイ・オーの「DVR-ABM8」。実はこれ、松下寿電子の「SW-9583S」のOEM品です。


全面パネルはシンプルで、私好み。

 この製品の特徴は、何といってもDVDのほとんどすべての規格に対応していること。QuickSilverに搭載しているPioneer DVR-106と比較すると、DVD-RAMの読み込み(3倍速)に対応している点が特色で、いわゆる「スーパーマルチDVD」と呼ばれているカテゴリーの製品です。さらに書き込み速度もDVD±Rが8倍速、DVD±RWが4倍速と、1ランク速くなっています。


搭載したところ。「DVD-MULTI」の文字が輝きます。

 早速組み込んでWindowsから認識状態を確認しました。下の画像はデバイスマネージャの表示。「MATSHITA DVD-RAM SW-9583S」として認識されています。プロパティを開いてみても、Windows XPの標準デバイスドライバで問題なく動作しているようです。ただし、DVD-RAMだけはドライバをインストールする必要がありました。


あっさり認識。これで光学ドライブは松下製に統一されました。

 「マイ コンピュータ」を開いて確認してみても、「DVD-RAM ドライブ」として認識されています。この後、動作確認のためにDVD-R、DVD-Video、CD-ROMといくつかのメディアを入れてみましたが、すべて認識しました(当たり前だけど)。これでWindowsマシンでもDVDを焼けるようになりましたが、何分私のメインはMacなので、あくまでバックアップ用の位置づけです。


DVD-RAMドライブとして認識されていますが、あらゆるメディアが使用可能。

2004.06.22

100BASE-TXの快適性を思い出す

 月曜日、帰宅していつも通りメールチェックをするとエラーが発生。「?」と思ってデスクトップにあるAirMacの感度インジケータを見てみると機能していない様子。あわてて電話線の側に設置してあるAirMacベースステーション(Dual Ethernet)を再起動してみたものの、全く改善する気配がありません。そういえばここ数日、Windowsマシンからやはり無線LANのネットワークが見えなくて、多少気になっていたのでした。
 仕方がないので長いカテゴリー5 Ethernetケーブルと100BASE-TXのスイッチングハブを引っ張り出して、有線で無理やり接続。どうやらAirMacベースステーションのルーター機能は失われていないようで、WindowsからもMacからもとりあえずインターネット接続することができるようになり、ほっと一安心。結果的にMac−Windowsマシンの転送速度が大幅に向上。IEEE802.11bって、こんなに遅かったのね。
 ただし部屋の中をケーブルが縦断してしまうので、ちょっと気になります。せっかくなので、54MbpsのIEEE802.11gをサポートする機器に交換して高速化しようかな。でもそうすると11MbpsのカードしかささらないPower Mac G4が取り残されてしまう。どうしよう?

2004.06.20

ニッポンの(ツラい)夏

 私の愛機、「Power Mac G4 (QuickSilver)」には全部で5機の空冷ファンが搭載されています。大きいものから順番に、ケースファン・電源ファン・CPUファン・ビデオカードのチップファン、ハードウェアMPEGエンコーダのチップファン。そのうちこの電源ファンからは、かなりの高温の熱気が始終噴出されています。冬はいいのですが、特に夏は部屋の室温を上げられる代物です(誇張ではありません)。暑い夏を迎えると、マシンとともに人間までバテてしまいます。
 その原因の一つはケースの構造そのものがあります。QuickSilverの場合、空気の流れが後方吸気・後方排気になっています。このため、ケース前方にある光学ドライブの温度が下がりにくい上、エアフローがスムーズでないのでファンの搭載数に比べて冷却性が低いようです。なんとかしたいよ〜。


後方吸気・後方排気のため冷却性悪いケースですね。

2004.06.18

Intel新世代チップセット「915G/915P/925X」発表

 IntelがSocket775を搭載した新世代チップセット、「915G」「915P」「925X」を発表しました。対応するCPUは90nmプロセスのPrescottベースのLGA775版Pentium 4で、PCI Express・DDR2-533メモリ・新オーディオチップを搭載したものになっています。特にCPU・グラフィックバス・メモリは現行のi865/i875からの移行に際して総取り換えになるなど、久しぶりの大変化になっています。
 しかし、PrescottはNorthwoodベースのPentium 4と比較して期待を裏切るものであることも事実。キャッシュを倍増していても、従来の1.5倍以上のパイプライン設定などで、クロック数に応じたパフォーマンスはそれほど上がっているとはいえないよう。正直、あまり魅力を感じません。マルチコア化が実現するまでは動かない方がいいかも。

2004.06.18

「iTunes 4.6 for Windows」配布開始

 WindowsでiTunes 4.5 日本語版を起動したところ、「最新版に更新しますか?」とのメッセージが出現。アップルのWebサイトを見てみると、確かに4.6がアップされていました。早速ダウンロードしてインストール。なお、今回の更新は7月発売予定の「AirMac Express」の「iTunesストリーミング」への対応がメインであり、実質的にはほとんど変わっていないようです。

2004.06.16

MP3からAACへの移行開始!

 私の「iTunes」ライブラリは128kbpsのMP3(MPEG Audio Layer-3)ファイルで構築していました。ところが昨年リリースされた「iTunes 4」からはMPEG-4のサウンドコーデックであるAAC(Advanced Audio Coding)が標準となっています。AACはMP3に比べて同じビットレートでは圧縮率が高く、音質はMP3のビットレートを1グレード上げた状態に匹敵すると言われています。
 ところがこれまで取りためたファイル数が膨大だったのと、Windows環境(当時まだiTunes for Windowsがなかった)で再生できるようにMP3を選んでいたのでした。iTunes for Windowsもリリースされたことでもあるし、容量に余裕のあるiPodを購入しましたので、今後リッピングはAACで行うことにしました。すでにあるMP3をAACに変換することも可能ですが、圧縮に圧縮を重ねることになるため音質が悪化する可能性大。このためファイル変換は行わない予定です。

2004.06.15

まもなく公開、Windows XP SP2 RC2

 ITmediaが「MicrosoftよりWindows XP SP2 RC2間もなくリリース」というニュースを伝えています。Windows XP SP2は6月リリース予定でしたが、RC1にて問題点が発見されRC2にて対策が行われています。まもなくRTMとなるはずですが、気になる正式版リリースは7〜9月と言われているだけ。できれば8月の盆休みまでにリリースされて欲しいのですが...。

2004.06.10

水冷Power Mac G5がデビュー、でもね...

 Appleからお知らせメールが来ました。トピックは新しい「Power Mac G5 Dual 2.5GHz」の発表。IBMの90nmプロセスで製造された「PowerPC 970 2.5GHz」を実装してデビューしました。特徴は何といってもCPUの水冷化。どうやらPowerPC G5もPentium 4(Prescott)に劣らない発熱量になってしまったようです。ただしその他の項目があまり代わり映えしないのも事実。グラフィックチップがATI RADEON 9600/9800XTになったり、SuperDriveが8倍速になったりはしていますが、下位モデル2機種は従来クロックのままだし、いささか期待が外れたような感じ。
 それとは別に、「iTunes 4.6」が公開されています。「AirMac Express」の「iTunesストリーミング」に対応した新バージョン。ただしWindows日本語版はまだ公開されていない模様。


G5は全機種デュアルCPUになりました。

2004.06.09

月例パッチリリース

 MicrosoftからDirectX 9.0用のセキュリティプログラムがリリース。いったいセキュリティホールが無くなる日は来るんですかね? 最近はWindows 2000/XPもMac OS Xも出てくるものといったらセキュリティアップデートばっかりですもんね...。


今月は1件で済みますか?

2004.06.08

意外な製品が登場

 Appleから新製品が登場しています。「AirMac Express」はIEEE802.11g対応のワイヤレスアクセスポイント、「AirMac Extreme」と並ぶ製品です。LANポートは削除されているようですが、USBポートとWANポートを装備して家庭での使用向き。秀逸なのは「iTunes」ストリーミングに対応していること。価格も15,000円強と充分手の届く範囲です。


まるでACアダプター?

2004.06.07

まもなく登場か? 新Power Mac G5

 ITmediaが「Power Mac G5のアップデートバージョンが間もなく登場?」というニュースを伝えています。現在のPower Mac G5は昨年6月に発表されていますから、ほぼ1年新製品は発表されていません。タイミング的にはそろそろかな...という感じですが、今度のG5はどこまで進化するのでしょうか。WintelマシンではPCI ExpressとDDR2メモリへの移行の話題で盛り上がっていますが、Macの方はどうなのか...?

2004.06.05

メインタイトル変更!

 6月4日のツーリングで撮った写真が気に入ったので、トップページに使ってみました。最初はFlashアニメーションで動きをつけていましたが、操作性が悪化するので結局やめました。でもレイアウト的には良い構図でしょ。雲一つない空なんて、そうざらに撮れるものでもないですしね。同時に本文も少し落ち着きのある色合いに変えておきました。


いささか恥ずかしいけど、良い構図でしょ。

2004.06.04

AirMacドライバ3.4.2がリリース

 AirMac Extremeドライバ3.4.2がリリースされています。負荷が高いときの信頼性の向上だか、よくわからない改善点。いずれにしろIEEE802.11bのAirMacを使っている私には御利益なしです。


私には御利益はない?

2004.05.30

Vine Linuxインストールしてみました

 「Vine Linux」をインストールしてみました。しかし、普段使っているWindows環境を破棄したくなかったので、Mac OS X上の「Virtual PC」上の仮想マシンへのインストールです。Vine LinuxはISOイメージ形式で配付されているので、ブロードバンド環境であれば比較的簡単に入手可能です。私も母校(!)のFTPサーバからダウンロードしました。


試してみるにはVirtual PCが一番。

 インストールには1.4GHzのPower Mac G4で約小一時間。ビデオカードの設定で少してこずりましたが、なんとかX Window Systemを起動しログイン画面までこぎ着けました。Mac OS Xと比べるとちょっと垢抜けない印象かな。


入り口にようやく立ちました。

 さて、ログインしてみるとこれまた一般的な画面。ただしマウスが3ボタンではないのでちょっと操作に慣れるまで時間がかかってしまいました。Vine LinuxにはMozilla 1.2.1がインストールされているので、Webブラウジングもこなせます。でもいろいろやっていると、いかにMac OS Xのユーザー・インターフェースが良くできているかを思い知る結果となりました。やっぱり私にとってはMacの方がはるかに使いやすいです。


Linux on i386 on UNIX-LIKE (Mac OS X) ?

2004.05.24

Mac OS X 10.3.4リリース

 Mac OS X 10.3.4がリリースされています。今回はネットワーク周りの改善と、ドライバを含むグラフィックの改善がメインのよう。具体的な御利益については相変わらず不明。


改良点は多岐にわたります。


10.3.4まで来ました。

2004.05.24

大幅イメチェン!(着せ替え)

 私が管理・運営するWebサイトはこの「Kake's Monologue」の他に実は二つあります。一つは学生時代に所属した学生弓道連盟のOBで構成するメーリングリストのWebサイト「ARROWS-NET:MAILING LIST」です。こちらの方は更新するネタがなかなかないので、事実上ほったらかし。
 たまにはメンテしようということで、大幅に見た目を変更しました。今回はCSSとJavaScriptを使って操作性の向上をはかっています。とはいえ中身はほとんど前回の流用のため、あんまり代わり映えしないのも事実。どっかからネタが降ってこないかな...?


大幅イメチェン!

2004.05.22

15年の歳月を超えて得た「夢のマシン」

 1987年、私がまだ高校生のころの話です。当時私は、SHARPの8bitパソコン「X1F」でプログラムを作ったりするのが趣味でした。ちなみに当時のパソコンのスペックといえば、CPUにザイログ社の「Z80 4MHz」、まだOSと呼べるようなものはなく(NECのPC-9801シリーズ用として、MS-DOS 2.1が市民権を得つつあったに過ぎない)今のように画一的なパソコンではなくそれぞれ特色を持ったマシンが沢山ありました。
 そこに現れたのがSHARPの「X68000」です。当時としては最強のスペックを誇り、ビジュアル操作も考えられたものに強い憧れを感じたものです。ところが価格性能比は素晴らしく良かったものの、当時30万円強の価格は学生の私にとっては手の届かない「夢のマシン」だったのです。
 そんなマシンを手に入れる機会がすぐ近くにありました。エミュレータの「EX68」です。このエミュレータはMacのVirtual PCと同じく、Windows上でX68000のハードウェアを再現してくれます。


10年前はこれが当然だったっけ。なんか懐かしい。

 X68000はSHARPがBIOSやOSのイメージを公開してくれているため、純正の環境をそのまま味わうことが可能です。下はGUI環境をOS(Human68k)に付加する「SX-Window」の画面。ただし何とも特徴的な操作感に、かなり戸惑っています。Web上で検索してみても、当時の資料が見つかるわけでなく、どうやら独力で解決するしかなさそう。どうなりますことやら...。


当時先進的に見えた画面も、今見るとなんか洗練さに欠ける印象ですね。

2004.05.22

Mac OS X Security Update

 Mac OS X用の「Security Update 2004-05-24」がソフトウェア・アップデートで配布開始されています。なんかおかしいと思いませんか? そう、今日は5月22日。ファイル名の日付が2日遅いものになっているのです。単なる間違いか、それとも...?


予定より2日早いの?

2004.05.20

iTunes 4.5 for Windowsリリース

 Appleのミュージックジュークボックスソフトウェアの最新版、「iTunes 4.5 for Windows」がリリースされています。Mac版に遅れること1ヶ月。最近、Macのみのソフトウェアって少なくなりましたよね。Adobeをはじめとするソフトメーカーのラインアップも、最近ではMac版のみというソフトウェアはほとんどないですし。「Mac版に遅れること」なんてフレーズが使えるのも、もう「iTunes」ぐらいしかないことに気づいてしみじみ...。


Mac版に遅れること1ヶ月、ようやくリリース。

2004.05.16

Windows XP SP2(RC1)をインストールしてみました

 Microsoftから開発者向けに配付されているSP2-RC1を"TaskForce-1"にインストールしてみました。RCとはRelease Candidateの略で「出荷評価版」という位置づけです。このためインストールして不具合が発生しても、自己責任での対処が基本。この配付で最後の微調整が加えられ、正式版がリリースされるのが通常の手順です。
 Microsoftダウンロードセンターから260MBのファイル「xpsp2.exe」をダウンロードし、実行してみたところ10分強で作業は終了、再起動してみますと...。


バージョンを確認。確かにSP2になっています。


リリース評価版なのでRC1がついています。

 今回の目玉機能はコントロールパネルにあります。下の図で、赤く囲ってある部分。「セキュリティ センター」なる項目が追加され、「Windows Update」「ファイアウォール」「ウィルス保護」の項目が統合され、状況を把握できます。これまでは各項目がばらばらに存在し、かつ操作も統一されておらずどこから設定に入れるのかわかりにくかったのですが、窓口が一本化されメンテしやすくなっているように思えます。ファイアウォールはデフォルトでONになっているため、ポートを塞ぐのではなく必要に応じてポートを開けるという使い方に変わりました。


新機能が顕著に現れているのがここ。


「セキュリティ センター」の中身です。

 私の環境ではインストールしている「Norton AntiVirus 2003」の状態をWindows側で認識できないらしく、「状況を確認してください」という警告表示が出っぱなしになっている以外は特に不具合はありませんでした。一度解像度を切り替える際にフリーズしてしまいましたが、再現はしていません。
 なお、SP2正式版は当初6月リリース予定でしたが、β版での不具合修正のため若干延期されてしまったようです。ウィルス騒ぎで迷惑しているユーザーも多いと思うので、こういうのは少しでも前倒しして欲しいものですが...。

2004.05.14

ビンボー人の強い見方、「いきなりPDF」

 電子書類の世界的スタンダードといえば、Adobe社のPDFです。ところがこのPDF、Mac OS X環境では純正環境だけでも簡単に作成できますが、Windows環境で作成しようとするとAdobe社の純正ソフト「Acrobat」を購入するか、「GhostScript」を使った複雑な方法を使わざるを得ません。AcrobatシリーズはStandardバージョンでも3〜4万円のため、そう簡単に導入するわけにもいかないのが厳しいところ。
 そこに現れたのはSOURCENEXT社の「いきなりPDF」。ベタな名前ですが、約2,000円でダウンロード購入可能です。ただ安いだけと侮るなかれ、品質設定やフォントの埋め込みなどに対応しており、通常のビジネス文書であれば全く不自由ありません。これでビジネスユーザーにPDFはさらに浸透する?


ベタな名前ですが、侮れません。

2004.05.11

対抗馬登場、RADEON X800国内発表

 ATIの最新グラフィックチップ「RADEON X800」が国内発表されました。nVIDIAの「GeForce 6」への対抗馬です。性能は従来の「RADEON 9800 XT」の倍以上? さて、現在Power Mac G5はハイエンド・ミッドレンジがRADEON、ローエンドがGeForceという住み分けになっていますが、このラウンドではRADEONとGeForce、どちらがハイエンドに採用されるのでしょうか?


対「GeForce」最新兵器が登場

2004.05.09

"TaskForce-1"のBIOS更新

 自作マシン"TaskForce-1"に搭載されているマザーボードはIntelのD865GLC、MicroATXのi865GEチップセット搭載の板です。先月上旬に新しいBIOS"P15"がアップされていることを発見したので、早速適用してみました。ExpressBIOSプログラムでWindows上から更新が可能...だったのですが、再起動後いきなりパスワードを要求されてドッキリ。BIOSにはパスワードかけていなかったんだけどな...。
 BIOSパスワードをクリアするためジャンパピンを変更し、オールリセットをかけて事無きを得ました。


ちょっと焦ったけど、無事復活。

2004.05.08

iMovieは偉大だった

 連休中に撮ったDVカメラのデータを編集中。初めて「Final Cut Express 2」で作業をしていますが、「iMovie」との操作感の違いにとまどっています。多機能なだけにあちこち操作できるところがあって、目移りしちゃいます。それに比べてみると、「iMovie」の操作はシンプルですが良く練られたものだと改めて認識しました。解説本買ってくるかな。


できることが多すぎて迷っちゃう。

2004.05.05

連休明けは要注意!

 ニュースでも連日報道されていますが、「Sasser」ワームが流行中。日本では連休中のため目立った被害は出ていないようですが、問題は連休明け。企業のパソコンが一斉に起動する明日の朝、どうなることやら。ここ2〜3年はこんな状態が続いています。なお、私の管轄下にあるマシン(Windows XP×2、Windows 2000×1)はすべてMS04-011の対策パッチ適用済み。また、それぞれのマシンに入れてあるNorton AntiVirusのウィルス定義ファイルも更新済みのため、とりあえずできることはやっています。Windows 2000/XPをお使いの方はどうぞご注意を。


また今年も? 連休明けは鬼門です。

2004.05.04

余りもので再武装のはずが...

 自作マシン"TaskForce-II"の強化で、余った「Endeavor MT-4500」のケースを再利用してPentium 4 2.4B GHz+SiS651マシンを組もうと思っていたのですが、いきなりトラブル。OSのインストール中に急に電源が落ちるなど、セットアップすらできない有り様。やむを得ずPentium III 1.0B GHz+i815Eの組み合わせに戻して再セットアップしました。OSもお金がなくてWindows XPではなく2000のままなので、3年ほど逆戻りした感がありますが、Webブラウズ+プリントサーバ専用として使う分にはまぁいいか。

2004.05.04

Security Update 2004-05-03リリース

 AppleからMac OS X用「Security Update 2004-05-03」がリリースされました。最近Windows環境では新たに発覚したOSの脆弱性を突いたウィルスの登場が話題となっていますが、Mac OS Xではいまのところウィルスが流行しそうな気配はありません。BSDベースのため、対応が比較的早いのがMac OS Xの利点と化しつつあります。


またまたセキュリティ関連です。

2004.04.30

ケース交換!

 過去2回の手入れによって明らかになった実家のパソコン「Endeavor MT-4500改」の限界。それは、もともと2000年冬に導入したPentium III時代のMicroATX筐体のため、電源がCPUファンと干渉する位置にあったり、正面吸気口を塞ぐ形でHDDがあったりと、なかなか熱対策には厳しいケースでした。そこでケースをPentium 4に適合したものにすることで、熱対策と安定動作をはかることにしました。MT-4500の筐体でも頑張ればPentium 4 (Northwood) 2.4C GHzを規定温度内で使うこともできることは実証済みですが、8cm角のケースファンを2,600r/min以上で回さねばならず、かなり動作音がうるさかったのです。
 今回選んだケースはMicroATX用のスチールケース。サイズがMT-4500とほぼ同じで、側面にCPU用のパッシブダクトを装備しているため冷えている外気を直接CPUファンからヒートシンクに当てることが可能です。これによりCPU温度を40℃近辺で維持しつつの動作が望めそうです。実際、かなり起動中の騒音は低減されていました。


外観も(だけ)生まれ変わった"TaskForce-II"

 ついでにSamsung製PC3200 DDR SDRAM 256×2枚を購入し追加。これでメインメモリ1GBに到達。あとは仮想メモリのチューニングをすれば、かなり快適に作業が行えるはず。ただし一般的に言われていることですが、Intelのマザーボードは相性問題が他社の製品よりシビアなので、使用するメモリ、特にDDR400のDIMMには気を使う必要があります。できればノーブランド品は避けたいところ。となるとやや割高に...。
 下の図はマシンのプロパティ画面と「SpeedFan」の表示です。メモリは1GB、CPU温度は37℃、ケースファン回転数は700r/min以下と、昨年末の状態から比較すると効果は極めて大きいことがわかります。


メモリは1GBに到達、静音化にも貢献

 また、今回初めてSerialATA接続のHDDを使ってみました。選んだのはSeagateのST380013AS、Barracuda 7200.7のキャッシュ8GB・80GBモデルです。もともとHGSTのDeskStar 180GXPを使っていただけに、体感的にはあまり向上していないようです。むしろ動作音はDeskStarの方が静かに感じるくらい。ただしケース内の配線はSerialATAのケーブルが細いため非常に楽ですね。でも光学ドライブとFDDのケーブルが従来のパラレルケーブルのままなので、やはりケース内の配線は煩雑です。電源はSerialATAコネクタ2基を装備するTORICAの"静Lite" 350W(SLT-350)を使ってみました。
 残るは安価になってきた記録型DVDドライブを装備すれば完璧でしょうか? PioneerのDVR-107ぐらいが狙い目かな。

全コンポーネントを換装し、自作マシンと化したTaskForce-II
CPU Intel Pentium 4 2.4C GHz (FSB=800MHz、H.T.対応)
マザーボード Intel D865GLCL (i865GE Chipset MicroATX Form Factor)
メモリ PC3200 DDR SDRAM 1024MB (256MB×4)
ビデオカード GeForce 4 MX440 AGP8X バルク品
ハードディスク Seagate Barracuda 7200.7 80GB (SerialATA/150 7200rpm)
光学ドライブ BUFFALO CRWD-48 (CD-R/RW/DVD-ROM コンボドライブ)
電源ユニット TORICA SLT-350 (350W)
モニタ MITSUBISHI RDT156S (DVI-I接続)
プリンタ Canon LBP-1210 (モノクロレーザ)
OS Microsoft Windows XP Professional SP1a
Application Microsoft Office XP Standard SP3
Adobe Photoshop Elements & GoLive 5 & LiveMotion
Symantec Norton SystemWorks 2003
Roxio Easy CD & DVD Creator 6

2004.04.29

やっと動いた! G4 1.4GHz+Panther+FCE2

 以前から何度もトライしては上手く行かなかったSonnet Encore G4(1.4GHz)+Mac OS X 10.3.3(Panther)+Final Cut Express 2.0.2ですが、解決しました。「MAC OS X HINTS」というWebサイトにやはり同じ事象で困っていたユーザがヒントを掲載していてくれました。早速インストールしてやってみたところ、見事にFinal Cut Expressが起動。これでQuickSilver 2001の広大なデスクトップを活かしてビデオ編集が可能になりました。ということは、G5への移行はもうしばらく延期?


ついに起動! 画面サイズが1920×1440なので、これはQuickSilverです。

2004.04.28

GW前にまとめて更新

 Appleから「iTunes 4.5」がリリースされています。「パーティシャッフル」や可逆圧縮可能な「Appleロスレスエンコーダ」など新機能も数多く搭載。また、これに対応する「iPod Update」も同時にリリースされています。そういえば、「iTunes 4」も昨年のこの時期のリリースでしたっけ。


丸1年で4.0から4.5へのアップデート。

 関連して「QuickTime 6.5.1」も同時にアップデート。AACエンコーダが改善され、音質が向上しているとのこと。Macユーザは標準搭載のためあまりその存在を意識することはありませんが、システム標準機能が確実に進化していくのは喜ばしいことです。


リッチ・リッチ・リッチ。

 また、「iMovie 4.0.1アップデート」も出ています。こちらはマイナーアップデートなので、あまり変化はなさそう。私は「Final Cut Express 2」も所有していますが、高度な機能を使わない簡単な編集ならこちらの方が圧倒的に使いやすい。「iLife '04」から実質有償化されたのは残念ですが...。


こちらはマイナーアップデート。

2004.04.24

安定性、復活?

 秋葉原で面白いものを見つけました。「PowerBook G4」シリーズ用のゴム足スペアです。初期のPowerBook G4はゴム足が裏側から熱を加えて圧着しているので、一度外れてしまうとユーザーサイドでの修理は困難です。そこでこのゴム足はシールで接着する仕様になっている模様。これで安定性は復活するかな。でも驚いたのはその値段。4個でなんと819円。「えーっ、嘘だろ?」と思いつつも背に腹は代えられず、結局購入してしまいました。


819円? 冗談でしょ。

2004.04.20

ポータブルG4、全機種高速化

 Appleから「PowerBook G4」「iBook G4」シリーズ6モデルが発表されました。PowerPC G4 1.2〜1.5GHzが搭載され、PowerBookは全モデルシステムバス167MHz化とAirMac Extremeが標準装備。さらにプライスパフォーマンスが向上しています。特にPowerBook G4 12inchは装備・サイズ・重量・価格のバランスのとれたいいマシンになっています。また、「Final Cut Pro HD」「Motion」などの製品群も国内発表されました。こうなると、クロック数が接近してきた「Power Mac G5」の新モデル登場が待ち遠しい。


PowerBook、iBookが揃って高速化。

2004.04.19

AirMacソフトウェア3.4がリリース

 Appleから「AirMac 3.4」がリリースされており、「ソフトウェア・アップデート」で自動更新できるようになっています。また、アメリカのNABにて新アプリケーション、「Final Cut Pro HD」や「Motion」が発表されました。これでますますMac OS Xの映像ソリューションが充実。だんだん高度な映像編集の世界が身近に迫ってきています...が、なんか最近Appleの発表する製品はプロ向けの物にシフトしつつあるような気もします。


主な改善はセキュリティの向上?

2004.04.18

ForceWare 56.72リリース、GeForce 6発表

 nVIDIAからGeForceシリーズのWindows NT5/5.1用ドライバ、バージョン56.72がリリースされていました。毎度のことですが変更内容が良くわかりません。ただし下二ケタの改定なので機能向上は行われていないようです。


最新版は56.72、WHQLも通っているようです。

 また先日、最新グラフィックスチップ「GeForce 6」シリーズが発表されました。nVIDIA史上最強・最速の呼び声も高いこのチップ、GeForce 6800と6800 Ultraのラインアップで5月ぐらいから製品も流通しそうです。最近MacのハイエンドはATI製チップの採用が多いのですが、これを搭載したPower Mac G5も出てくるのかな? しばらくITmediaから目を離さないようにしよう。


気になる実力は?

2004.04.17

Final Cut Express 2、Mac OS X 10.3では動かない...

 Mac環境の再構築を行いました。10.2をインストールし、X-Tune upをインストールしてPower PC G4 1.4GHzを認識させた後に10.3にアップデート。ところがやはり2回目の再起動でシステムを認識できなくなるトラブル。これはもうユーザーサイドで何とかするのは無理そう。早くなんとかしてよSonnetさん。

2004.04.16

未だ出番なし...

 AppleのDV編集ソフト、「Final Cut Express」が2.0.3にアップデート。特定のカメラからの取り込み時に発生するタイムコード・コマ落ちの問題が解消されたとのこと。あまり関係ないかな? でも、肝心の使う機会が全くないよ。これまでのところ。


まだ単体ダウンロードは準備されていません。

2004.04.15

衝撃! さよならNorton先生...

 ITmediaが海外情報として衝撃的なニュースを報じていました。Mac版Norton UtilitiesとSystemWorksが開発を停止するとのこと。旧Mac OS時代から必須のソフトウェアといわれてきたNorton先生も、ついに消え去る運命となってしまいました。Mac OS Xになってディスク管理の信頼性が上がったといっても、ディスクユーティリティは必要であるはず。それがなくなってしまうというのは、あまりに酷というものではないでしょうか?


10年以上お世話になったNorton先生ともお別れ?

2004.04.03

遊び心が命取り?

 暇を持て余してWindows XP環境を再構築しました。前回はWindows 2000からのアップグレードを行っていたため、システムフォルダが「winnt」になっていたりしてあまり好きではなかったのです。今回はクリーンインストールを行いましたが、その影響かMac OS X 10.3環境から上手くつながらなくなってしまいました。なんでなんだろ?

2004.03.31

GeForceドライバ56.64が リリース(されてました)

 3月15日にはnVIDIAからWindows NT5/5.1用のグラフィックドライバ、バージョン56.64がリリースされていました。nVIEWの設定パネルが変更されていたり、設定が細かく調整できるようになっています。私はPower Mac&PowerBookも含め、すべてのマシンでGeForce 2 MX/4 MX/4 Tiを使っているので、nVIDIAのページはまめにチェックしているのですが、今回は全く気づきませんでした。


UIもちょっとだけ変わっています。

2004.03.28

Office XP Service Pack 3がリリース(されてました)

 3月10日にMicrosoftからOffice XP SP3がリリースされていました。2週間も気づかないとは、我ながらなんという迂闊ぶり。さて、何が解決されたか説明を読んでも何がなんだかよくわかりません。SP3まで行くと、個人エンドユーザにとってはお守りみたいなものですかね。


今回からインストールCDを使わない方法も用意されました。

2004.03.23

iPhoto 4.0.1アップデート

 Appleから「iPhoto 4.0.1アップデート」がリリース。アプリケーション安定性向上、インポート処理高速化、Rendezvous共有機能、サムネールの改善などが行われているようです。アップデートの恩恵を受けるためにはライブラリ自体のアップデートが必要で、初回起動時に作業が行われます。私の場合、1GBライブラリの更新に5分程度時間がかかりました。


サムネール表示の改善がなされています。

2004.03.16

Mac OS X 10.3.3リリース

 Appleから「Mac OS X 10.3.3アップデート」がリリース。改良点のリストを見る限り、いろいろと改善が行われているようです。ネットワークボリュームをサイドバーとデスクトップで使えるようになったのが目新しいです。


いろいろ改善されています。

2004.03.05

そろそろ限界ですかね?

 最近iPodのバッテリーの持ちが悪くなってきています。2002年に購入したときは10時間程度バッテリが持っていましたが、最近はハードディスクアクセスを最小限にしても6時間程度しか持ちません。バッテリがリムーバブルではないので、交換にはApple Storeなどに持ち込むなどが考えられますがどうにも面倒。容量も5GBと少し中途半端。新型(Dock)20GBモデルにそろそろ替え時でしょうか...。価格が高いのでちょっと躊躇。

2004.02.29

似た名前ですが、機能は違います

 X-Tunes 1.2.6というフリーウェアを試してみました。私はiTunesをバックグランドで再生しながら作業をしていますが、iTunes 4.2で不満があるのはバックグラウンド再生時に曲名が確認できないこと。X-Tunesをインストールすると、予め設定しておいたキーコンビネーションを押すと透明のパネルが下図のように現れて曲名が確認できます。常時表示しておけないのが残念。そういえば、こないだトラブルの元になったソフトとかなり似た名前ですねぇ。


これで曲名が確認できます。

2004.02.22

GoLiveからWebDAV接続可能に! 一体なぜ?

 昨年どうしても上手く行かなかったGoLive 6.0からiDiskへのWebDAV接続。ところがたまたま設定を更新したら、なんと接続できるようになっていました。Mac OS X 10.3にしてから動くようになった疑いはありますが、真の原因は不明。ともかくこれでWebサイトの更新が楽になりそう。


なぜか動くようになった。

2004.02.14

Metal(Panther)とAqua(Jaguar)を行ったり来たり

 前報で「Final Cut Express 2」をインストールしたQuickSilver。ところがMac OS X 10.3.2が起動しなくなってしまいました。どうもプロセッサを正しく認識させるための「X-Tune up」が原因のよう。仕方がないので再度Mac OS X 10.3を再インストール。ところがこれだけでは肝心の「Final Cut Express 2」が使えません。そこで、ディスクメンテナンス用のMac OS X 10.2.8ボリュームに「Final Cut Express 2」を導入してデュアルブート環境にして対処することにしました。どうせNorton SystemWorksを使うためには10.2が必要だし、止むを得ない選択肢かな。
 不思議なことに10.2.8ではX-Tune up 1.2.7を入れても不具合は発生せず。カーネルエクステンションを手動で10.3にいれてプロセッサ表示だけでも改善しようとしましたが、それでは動作せず。もしやと思いPowerLogixのドライバも試してみましたがこれも効果なし。どうも、Sonnetから10.3対応のドライバが出ないことには駄目なようです。

2004.02.11

Virtual PCまで。

 Microsoftから恒例のMonthly Updateがリリース。今回勝手が違うのはWindows 2000/XPのセキュリティアップデートのほかに、Mac用の「Virtual PC 6.1」までアップデータが配付されていること。

2004.02.07

到着! 純正DVエディタ「Final Cut Express 2」

 Apple Storeからまたまた荷物到着。半月前に発注していた「Final Cut Express 2」です。4日には到着していたのですが、不在だったので受取りが7日になってしまいました。プロ用の動画編集ソフト「Final Cut Pro 4」のサブセット版である「Final Cut Express 2」、Apple純正のDVノンリニア編集ソフトウェアです。価格もバージョン1.0から5,000円引き下げられ、プライスパフォーマンスがさらに向上。


ついに到着! DVエディタ「Final Cut Express」

 さぁ、CD-ROMをQuickSilverにセットしてインストール。Dockにアイコンを登録していよいよ起動、ダブルクリック... ディスクアクセス、あれ? なんだこれは!!


馬鹿な! 1.4GHzなんだぞ。

 そういえば私のQuickSilverはSonnet社のアクセラレータ、「Encore G4」でPowerPC G4 1.4GHzになっていたのでした。Mac OS X 10.3がこのCPUディビジョンを認識できていないので、システム上でのクロック表示が「0 MHz」になっていたのをすっかり忘れていました。だとすると、350MHz>0 MHzなので確かに仰る通り。困った。
 そこでSonnet社のWebサイトを覗いてみると「X Tune-up 1.2.7」なるソフトウェアが公開されていました。QuickSilverは対応機種の中に入っていないものの、リリース日付が2003年7月で、「1.25GHzのプロセッサの速度を正しく表示」できるようになるとの記載があったので、「え〜いままよ!」とばかりにインストール。マシンを再起動すると...


おおっ! 認識してるではないか!!


念のためプロファイラで確認。やっとまともになった。

 1.4 GHz>350 MHzであれば起動するはず。でもMac OS X側でなくFinal Cut Express側でCPUリビジョン判定を行っているのならば、まだ起動できない可能性があります。一抹の不安が頭をよぎりますが、再びFinal Cut Expressを起動すると、今度は問題なく立ち上がりました。ようやく入口に到達した感じ。


ようやくQuickSilver 2001改で起動!

 昔使っていた「Adobe Premiere」に比べると、インターフェース、設定パネルなどが洗練されて使いやすそう。Premiereを使っていたころは320×200ドット、シネパック圧縮で作品を作っていたことを考えると、720×480のDVノンリニア編集が家庭で手軽に出来るようになるなんて、まさに隔絶の感があります。
 念のためソフトウェア・アップデートをかけると2月6日付けで2.0.2アップデータが登録されていました。早速ダウンロードしてインストール。さぁ、出番は一体いつかな? まだ素材がないので何もトライできていませんが、今日は導入するだけで疲れちゃったのでとりあえずここまで。

2004.02.03

90nmプロセスのPrescottがデビュー

 インテルから90nmプロセスによるプロセッサ、コードネーム「Prescott」がデビュー。最高3.4GHz で動作するこのCPUは引き続き「Pentium 4」を名乗るようです。とはいえ100Wを越える消費電力はますます熱で扱いにくい方向へ...。

2004.02.03

Safari 1.2リリース

 AppleのMac OS X用純正WWWブラウザ、「Safari」が1.2に更新。「ソフトウェア・アップデート」でアップデートできます。肝心の改善点ですが、WWWサイトとの互換性向上や新規格への対応など、目に見える部分での改良はなかったようです。


バージョンアップ!

2004.02.01

HTMLコードの大掃除

 HTMLコードの大掃除を敢行。特に2003年版はタグが繰り返し設定されていて、無駄なコード記述が多かったのです。手作業で修正した後最適化処理を行い、最高で4KBほど節約できました。焼け石に水ではありますけど。

2004.02.01

DVD配付の強い味方、Double Saucer 2

 DVDを配付するためにはメディアのコピーが必要です。その作業に使っているのが、アクト・ツーから発売されている「Double Saucer 2」です。見た目にシンプルなウィンドウですが、下にある「高度な設定」からはRawモードでの読み出し・書き込みが行えるなど他にはない特徴を持っています。DVD-RだけでなくCD-Rをお持ちの方にもお勧め品。このソフトウェアは発売元のWebサイトからダウンロード購入が可能です。


コピーに特化したソフトです。

2004.01.24

「iLife '04」が到着

 Apple Storeに注文していた「iLife '04」が到着しました。午前9時半の到着ということで、最近は店頭に買いに走るよりも早い! パッケージも相変わらず凝っていて、下の写真のジグソーパズルピースの部分は浮き出してました。過剰包装という見方もありますが、センスを大事にする(?)Appleならこれも許せるかな。


ジグソーの部分は浮き出し。凝ったパッケージだけどAppleなら許せる?

「iLife」はSuperDrive(DVD-Rドライブ)を装備する機種に対応するために、CD-ROMとDVD-ROMが同梱されています。私のQuickSilverはSuperDrive装備なのでDVD版を使ってインストールしました。大容量ファイルのインストールでディスクの出し入れがないのはやっぱりいいですね。次のOSからは是非DVD-ROM版を準備して欲しいです。
 「iLife '04」ですが、今回から楽曲作成ソフトウェア、「GarageBand」が加わって5本立てになりました。こうしてみると、DVカメラ・デジタルスチルカメラ・音楽鑑賞・ホームDVD作成に楽曲製作ができるようになって、一通りの趣味に対応できるようになっています。まさに趣味用家庭向けソフトの決定版といえるでしょう。「i」シリーズに物足りなくなったら、iMovieには「Final Cut」シリーズ、GarageBandには「SoundTrack」などへのステップアップもできますし。


史上最強のホーム・コンピューティング・ソフトウェア環境かも。

2004.01.18

「Archive」2003年版公開

 Archiveの2003 Editionを公開しました。さらに今回、PDF作成の設定を最適化することで容量を70%以上低減、これまで分割していたコンテンツの多い年度のデータを統合しました。これによって、ダウンロードにかかる時間短縮と、閲覧性を改善しています。iDiskの容量も節約できて、当分このままの形で運用できそう。

2004.01.18

ついに完成、オリジナルDVD!

 ついにオリジナルDVDが完成! あとはこれを関係者に配付するのみ。お手軽ですが、後で見返す分にはまずまずの出来? おまけも充実していますよ。完成したものをMac OS Xの「Apple DVD Player」、Windowsの「PowerDVD」で動作確認して作業は完了。いやー、DV編集がこんなに楽しいとは思わなかった。ハマりそう。来月リリース予定の「Final Cut Express 2」で次回はさらにグレードアップを目指します。


こんな感じです。

2004.01.17

「iDVD 3」で再チャレンジ

 「iDVD 2.1」でDVDを焼いてみたところ、2/2の確率(つまり100%!)で作業終了近くでフリーズ、原因は全く不明。仕方がないので「iDVD 3」を急遽入手し、再チャレンジを決行しました。さて、その「iDVD 3.0.1」は2.1よりも「使える」タイトルやメニューデザインが増加。オーサリングの素人でもそれなりの物が作れてしまいます。加えてチャプター選択などもサポートされ、使い勝手は市販されているものに着実に近づいています。さぁ、「iDVD 4」のリリースが楽しみになってきた。


「iDVD 3.0.1」でもう一度チャレンジ!

2004.01.11

写真屋さんはもういらない?

 正月に撮りためたデジカメ写真。今年はDVカメラに押されて撮影枚数は少ないのですが、それでもそれなりに撮ってます。普通なら写真屋さんに現像に出すのですが、デジカメ写真はちょっと割高。せっかく最新のプリンタを導入しているので、フォトペーパーを買ってきてそれに印刷することにしました。
 Canonの場合、「Easy-PhotoPrint Plus」というアプリケーションを使えば写真を選び、サイズ・紙質を選んだだけで全面縁無し印刷が可能。昔は紙に合わせて「Photoshop」でいちいち解像度調整して結構手間がかかっていましたが、今は本当に簡単です。
 さて、でき上がったプリントは使った紙(プロフェッショナル・フォトペーパー)の質がいいこともあって通常の写真と変わりません。これならもう写真屋さんに行く必要ないな...。


解像度を考えなくて良いので楽。選んでクリックだけ。

2004.01.11

そしてDVD-Videoへ

 さあ、いよいよDVDの作成です。前回作ったVideoCDのiMovie 3プロジェクトを流用して確認作業を行っていたところ問題を発見。音と画像がずれるのです。Appleのサイトで調べたところ、音声を12Bitで設定したDVを使うと、同期がずれるとの情報を発見。確認してみると確かにDVカメラの設定は12bitになっていました。仕方がないので編集したものを再び16bit音声モードに変更したDVカメラに書き戻して取り込み直し。それで不具合は修正完了。
 「iMovie 3」は「iDVD 3」のプロジェクトを書き出せるのですが、私が持っている「iDVD 2.1」はそれに対応していません。仕方ないのでQuickTimeのDV高品質モードでQuickTimeムービーに書き出して、それを「iDVD 2.1」で読み込むことにしました。
 そうこうしてなんとかiDVDプロジェクトが完成。ところが今度はクリップの一部の音声が重低音になってしまう...。苦労はまだまだ続くのでした。


「iDVD 2.1」でメニューのデザイン中。後ろでMPEG2変換しています。

2004.01.10

iTunes 4.2 for Windows公開

 iTunes 4.2 for Windowsが公開されました。これでようやくWindows版がMac OS X版に追いついたことになります。Windows 2000&XP(NT5以上)で使えます。


Mac版に追いついた。

2004.01.07

「iLife '04」と「Final Cut Express 2」が発表

 Appleからメールが届きました。Mac OS X用の「i」アプリケーションスイート、「iLife」の'04バージョンが発表されました。「iTunes 4」「iPhoto 4」「iMovie 4」「iDVD 4」に加え、新たに楽曲作成用として「GarageBand」が加わって発表されました。ちょうどiDVD 2がiMovie 3に対応していないことがわかったので、iDVD 3を含んだiLifeの購入を検討し始めた矢先にこの発表。実際の発売は1月下旬になりそうですが、それまで計画は一時停止することに。注目は「iPhoto 4」。米国で行われていたプリントサービスがついに日本でも開始されることに。もうこれでデジカメ画像を写真屋さんに持っていかなくても済むようになります。


こいつらがまとめてアップデート。

 また、DVデータの編集に特化したビデオ編集ソフトウェア「Final Cut Express」もバージョン2にアップデートし、こちらも5,000円安くなるなどお買い得度UP。せっかくHandycamを手に入れたので、こちらも検討しようかな。「iMovie」だけではできることも限られるし。


購入検討?

2004.01.04

まずはVideoCDの作成から

 DVカメラで撮った画像を「iMovie 3」を使って編集して、VideoCDを作成してみました。初めて「iMovie 3」を使ってみましたが、これがまたお手軽操作でそれなりの物ができるという優れ物。BGMも「iTunes 4」から読み込んで使えます。ただしVideoCDに焼くためには一度QuickTimeムービーに書き出して、それを「Toast 6」でVideoCDを焼く際にもう一度MPEG1に変換するため、CDの形になるまでに結構時間がかかりました。もっともPowerBook G4だったせいもありますが。
 できあがったものを、通常のDVDプレーヤーで再生できることを確認して終了。画質はやっぱりMPEG1という古い規格でもあってあまり良くありません。昔のVHS並み、もしくはちょっと劣るぐらいかな。インターレースのTVで見る分にはそれなりです。しかし、あっけないほどお手軽に作品が作れてしまいました。さぁ、次はいよいよQuickSilverでDVD-Videoにチャレンジ。


「iMovie 3」で編集中。QuickTimeへの書き出しで時間がかかります。

2004.01.01

あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。さて、今年はいよいよPower Mac G5への移行を図りたいと考えております。デジタル生活はますます強化されていく予定。また今年は次期Windows「Longhorn」の詳細が明らかにされるはず。どんな製品やテクノロジーが出てくるのやら、楽しみです。
 ところで、昨年末にトライしたパソコン静音化計画は温度の壁が高くていきなり失敗。今年はまた春に向けて作戦を練り直さねば。


今年のターゲットはお前だ!