2005.12.31

今年は大パワーアップ!

 今年のコンピュータ関係は思い切り投資しちゃいました。6月に念願の「Power Mac G5 2.5GHz Dual」を購入し、Power Mac G4 (QuickSilver)を手放しました。型遅れ品を比較的安く入手し、浮いた予算でメモリ、HDDを増強しました。12月にはPowerBook G4を初代12インチモデルから最新の15インチモデルに更新しました。
 その他にもメディアプレーヤー、Gigabit Ethernet、IEEE802.11g機器、Gigabit対応高速NASにより自宅ネットワークの利便性は大幅に向上、Windows自作1号機はケース交換しました。さらに連続駆動時間の長いカラー液晶iPodを追加。実家でも19インチLCDの導入やIEEE802.11g機器、ファンレス仕様のNASの導入や3号機のケース交換によって随分便利になりました。


大きいものだけでもこんなに...。

 来年はいよいよ新世代OS「Windows Vista」がリリースされる予定。順調に進化するMac OS Xに対して、機能的にはすっかり取り残された感のあるWindowsですが、いよいよリリースが見えてきました。ただし、快適に動かすにはかなりのマシンパワーが必要になりそうなので、来年後半はまた投資が必要になるかも...。

2005.12.17

インナーケース新調 for PowerBook

 PowerBookのインナーケースを新調しました。久しぶりに秋葉原まで出て行って、Macの専門店にて購入しました。選んだのは「NuSuit Nylon Version」。タイヤや防弾チョッキにも使われているナイロン繊維製で、持った感じもさすがに頑丈です。また、PowerBook専用品であることからサイズも下の写真のようにぴったり。またジッパーの金属で本体が傷つくのを防ぐために、液晶パネル側には折り返しがつけられているなど工夫されています。つけた状態のままでも使えるのが嬉しいです。


PowerBookにジャストフィット! つけたままでも使えます。

2005.12.14

Catalyst 5.12

 ATIのグラフィックドライバ、「Catalyst」の最新バージョン5.12が公開されていました。おそらく先日発表された新世代GPU、X1Kシリーズへの対応がメインになっているはずです。私のノーマル9600には全然関係ない内容です...。


5.12です。最新のX1Kシリーズへの対応がメインでしょうか。

2005.12.14

MSの12月分定例パッチ

 Microsoftから12月分の定例パッチがリリースされています。Windows XP、Internet Explorerのセキュリティパッチと「悪意のあるソフトウェア駆除ツール」です。もう恒例になりましたが、これだけでは正直言って不十分。やはり専門のアンチウィルスソフトは必携です。


今月は3件...比較的少ない。

2005.12.11

Windows XP不調...再インストール

 久しぶりにWindowsマシンを起動したところ、インターネットに接続できなくなっていました。最寄りの無線アクセスポイントまではアクセスできますが、その先にある無線ブリッジ、ルーターには接続できない状態です。一方、Power Mac G5では問題なくアクセスできるので、これはWindows側に問題がありそう。色々設定を変えてみたのですが、結局解消できず。止むなく再インストールを敢行しました。
 また、今まで使っていたNortonが上手く再インストールできなくなってしまったので、新たに最新版の「Norton AntiVirus 2006」を導入。ルーター越しのアクセスとは言え、Windows環境では気を抜けません。


目新しい...けど、うっとおしい?

2005.12.10

+3.1インチ! PowerBook G4 15インチモデル到着

 帰省時やツーリングに活躍する愛機「PowerBook G4 12inch(867MHz)」。外ですることといえばメールやWebブラウズ、Webサイト更新ぐらいなので、特に高い処理能力を求められるわけでもありませんが、さすがに搭載メモリが少なくアンダーGHzマシンであることからレスポンスには不満を感じていました。また、画面サイズが小さいのでPhotoshopやGoLiveを使う際にパレットの置き場がなくなっていたのが困ったところです。
 そこで、恐らくは最期であろうG4マシンを購入しました。今年10月に発表された「PowerBook G4 15inch 1.67GHz」です。既に来年にはIntelチップ搭載マシンのリリースが決まっていますが、最適化されたアプリケーションが出てくるのはまだまだ先の話。登場から4年経過したG4アーキテクチャーは熟成され、安心して使える仕様になっています。購入はApple Storeで、BTOにて7,200rpm 100GBのHDDとUSキーボードをチョイスし、注文から1週間で到着です。メモリはApple Storeが割高なので、別途1GBのSamsung製200ピンSO-DIMMを注文して自分で増設しました。元々と合わせて1.5GBに増強、以前使っていたQuickSilver改を上回るメモリ量です。

 気になる大きさですが...思ってたよりデカかったというのが正直な印象。箱で見るとそう変わりはないのですが、いざ出してセットアップしてみるとその違いに愕然。愛用しているカバンに収まるのかな? 厚みこそ約2mm薄くなっていますが、横方向に70mm、縦にも20mm大きくなっているのでかなり大きく感じます。一回り大きなディスプレイを採用しているだけに止むを得ないところなのですが。重さは予想していたほど差はないように思います(持ち歩くときっと感じると思いますけど)。


こうやってみるとさほど変わらないようにも見えますが...。


本体で比べてみるとこんな感じ。愛用のカバンに収まるかちょっと心配。

 横幅がかなり広がったので、最初はキーの押し間違いが多発。慣れるまではなかなか思い通りの入力が難しいかも。一番嬉しいのはやっぱり画面が広くなったことですね。今まではXGAの1,024×768ピクセルが一気に1,440×960ピクセルに拡大。これまで12インチモデルで使っていた壁紙をサイズ変更せずに貼り付けてみたところ、下の写真のようになりました。青い部分が画面が広くなった部分です。見ての通り横がかなり広がったので、PhotoshopやGoLiveを使う際もゆとりをもって使えそうです。また、CPUクロック倍増、GPUクロックも向上しているにもかかわらず12inch/867MHzと比べてボディはあまり熱くなりません。これは嬉しい誤算でした。


今まで使っていた壁紙を貼ったところ。外側の青い部分が広くなった部分ですね。

 12インチモデルと15/17インチモデルは従来から差が設けられています。FireWire 800(IEEE1394b)やGigabit Ethernet(1000Base-T)、光オーディオ出力やPCカードスロットの装備などがそうですが、最も見た目で違うのがバックライトキーボードです。これは環境光を検知して、周囲が暗くなると自動で点灯するという仕掛け。キーボードの裏側に光ファイバーが張り巡らされて、これがまた結構明るく光るのです。このギミックは格好だけではなくて、プレゼンの時などに役立つ実用的な機能です。


実用的な機能でもあります。安さをウリにするWindowsノートには真似できまい。

 さて、このように所有の歓びを与えてくれるPowerBook G4 15"ですが、コンピュータですから気になるのは性能です。Power Mac G5を買った時と同じく、早速XBenchとCINEBENCH 2003で以前使っていたPower Mac G4改 1.4GHz、Power Mac G5 Dual 2.5GHzとの比較を行ってみました。体感的にはG5には劣るもののそこそこスピード感はありましたので、結果に期待です。テスト条件は購入してすぐなので、アプリケーションやドライバは出荷時のままとなっています(ただしMac OS Xだけは最新の10.4.3に更新しています)。


 性能はQuickSilver改とほぼ同等、ただしメモリ周りまわりが期待ほどではない。

 性能はPower Mac G4改 1.4GHzとほぼ同じ、クロック差分だけやや上回るという程度でしょうか。ただしG5 2.5GHz Dualと比較するとやっぱり見劣りするのも確かです。とはいえ、ムービー編集や3Dレンダリングをリアルタイムでやらない限り問題はないでしょう。
 システムバスがQuickSilver改が133MHzに対して167MHzなのにメモリ周りの結果があまり芳しくありませんね。Streamは速いのにSystemが遅いのはPower Mac G4改にあったL3キャッシュ 2MBの効果と見るべきでしょうか。
 ノートマシンの泣き所であるHDDも、私が購入した個体にはSeagateの「Momentus 7200.1」が使われていましたが、シーケンシャルアクセスでPower Mac G4改を上回るなど進歩を見せています。一方ランダムアクセスが振るわないのはキャッシュの効果が他社に比べてやや低いと言われるSeagate製ドライブの特徴が出ているのでしょうか。 


 GPUも若干ながらQuickSilver+GeForce 4 Tiを上回る結果です。

 グラフィック能力もnVIDIAのGeForce 4 Ti 4600を上回っていますね。もっともこのマシンで3Dをフルに使うなどという機会はそうそうないでしょうけど、Quartz Extremeの効果を考えるとスコアはいいに越したことはないですね。
 やはり12インチモデルと15/17インチモデルとの間にははっきりした差があります。持ち歩きには不利になったけど、トータル的には満足です。

2005.12.03

Adobe GoLive CS2 8.0.1アップデート

 AdobeのWebサイト構築ソフト、「GoLive CS2」の8.0.1アップデートがリリースされていました。ドキュメントによると、FTPの機能改善やCSS関連のバグ解消、パフォーマンスの向上が行われているようです。


これも見た目はほとんど変化なしです。

2005.12.02

Firefox 1.5

 出張の間にFirefox 1.5がリリースされていました。


見た目はほとんど変化なしです。

2005.12.01

たまったUpdates

 出張から帰ってきてPower Mac G5を起動すると、Updateがたまってました。


3件だけど、たまると100MB弱。

2005.11.13

Power Mac G5で初めてのピンチ

 Webサイトのコラムを外で楽しめるように、テキストファイルにブラウザからコピー&ペーストしていたときのこと。突然テキストエディタが落ちてマウスポインタがフリーズ。キー操作も全くできなくなってしまいました。強制再起動をかけたところ、さっきまで編集していたファイルのアイコンが消えてファイル名だけがFinderで見えるという不思議な状態に。
 起動ディスクなので「ディスクユーティリティ」のFirst Aidも使えなかったため、Mac OS X 10.4 "Tiger"のインストールDVDで起動してFirst Aidで修復しようとしましたが、エラーが発生して修復できず。困りました...。
 仕方ないので、余っていた60GBハードディスクを引っ張り出してFireWireで外付けし、そこにPower Mac G5についていたインストールDVDでMac OS X 10.3 "Panther"をインストール、さらにNorton Systemworks 3.0をインストールして修復を試みたところ、なんとか修復できました。大事にならず良かった。Power Mac G5になってから初めての大きなトラブルでした。

2005.11.12

減らないログ...

 先週の対策から1週間。自宅Webサーバのログは大分すっきりしました。でもまだワームの痕跡は消えません。完全にワームの痕跡を消すにはまだまだhttpd.conf設定の試行錯誤が必要なようです。

2005.11.06

Mac OS XとWindows混在環境のTips

 以前から言われていることですが、Mac OS XとWindowsの混在環境での問題として、不可視ファイル「.DS_Store」の存在があります。これはMac OS XのFinderで使用する属性が収められているため、Windows側では役に立たないファイルです。通常、ネットワークにもMac OS Xはこのファイルを作成してしまうので、ちょっとうっとおしかったのです。
 この問題の回避策はAppleのサポート情報で公開されています。「Terminal」から

defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores true

を入力して再起動するだけ。これで、NASの共有フォルダにアクセスした際の「.DS_Store」の生成を抑制することができます。

2005.11.05

モバイル用ディスクを追加

 これまで、ネットワークにつなげないコンピュータの大容量ファイルコピーにはUSBフラッシュメモリを使ってきましたが、1GBという容量がネックになっていました。その上、チープなプラスチック筐体が最近割れて基盤が剥き出しに...動作はちゃんとしますけど。そこで、出張や帰省でデータを持ち歩けるようにUSB 2.0接続の40GB外付けHDDを購入しました。
 選んだのはLogitecの「LHD-PBC40U2」。アルミ筐体の中に2.5インチHDDがクッションでフローティングされ、対衝撃性が売りになっている製品です。USBに加えFireWireに対応した製品もありましたが、今後の展開も考えUSBだけの製品にしました。重量も200gと、iPodよりやや重い程度なので可搬性にも優れます。持った時の"ずっしり"感は全くありません。


DVDメディアとの比較。厚みは2.5枚分ぐらいかな。

 Windowsからデバイスマネージャで見てみると、HDDはSamsung製のドライブでした。最近、身の回りでなんか急にSamsungの製品が増えてきたな...。(Giga LANDISK/LANDISKもそうでしたね。)

2005.11.04

Apacheのログ整理

 Webサイトを運営していて困るのがログの管理です。通常のアクセス履歴は当然必要なのですが、問題なのは巷にあふれているワーム系の痕跡。特に「W32.HLLW.Gaobot.gen」は一度のアクセスで32KBものログを残してくれるので、取り除く管理が厄介です。
 もともとこのワームはMicrosoft IISサーバのWebDAV脆弱性を狙ったもので、私の環境(Linux+Apache)では運営上の被害はありませんが、もともと能力の低い自宅サーバなだけにこんなものは極力排除したいところ。そこでhttpd.confを書き換えて、該当するアクセスはログを残さないようにしてしまいました。

2005.11.01

Mac OS X 10.4.3 リリース

 噂されていたMac OS X 10.4.3がリリースされました。目立った新機能搭載はなく、安定性向上とバグフィックス、セキュリティホール対策が中心のようです。私の環境では目立った変化はありませんでした。


Darwinも8.3に更新、ビルドは8F46です。

2005.10.30

世界標準への対応

 実家のネットワークの中枢を担うBUFFALO製無線LANルータとブリッジ「WHR3-AG54」「WLA2-G54」のファームウェア2.24がリリースされていたので、更新しました。「WLA2-G54」の方は不具合修正のみですが、「WHR3-AG54」の方は重要な更新です。電波法の改正により、IEEE802.11aの使用周波数帯が変更(世界的に統一)になったため、新しいバンドに対応させるための更新でした。更新後は機器名称が「WHR3-AG54-AL」となり、新しい電波法に準拠した機器になったことを製造元に送信するなど、念の入った更新でした。
 ただし、うちにある無線LAN機器はIEEE802.11b/g対応だけなので、実をいうと何の恩恵もありません。

2005.10.30

Office 2003 SP2を適用

 これまで、Windowsの更新は「Windows Update」、Officeの更新はそこから「Officeのアップデート」のページに行くという二度手間を強いられていましたが、両者を統合した「Microsoft Update」を使うことによって一度にまとめて更新できるようになっていました。
 その移行作業を行っているうちに引っ掛かったのが「Office 2003 SP2」。迷惑メールフィルタと合わせて使うことで、フィッシング詐欺防止機能が有効になるそうです。私はまだOffice XPしか使っていないので、Office 2003 SP2がリリースされていることは全く気づきませんでした。

2005.10.30

Debian sarge化失敗!

 玄箱にインストールしてあるDebian GNU/Linuxは3.0(woody)です。これはネットで配付されている玄箱用のパッケージがそうだからなのですが、世の中にはすでに3.1(sarge)が配付されているので、アップグレードしてみることにしました。
/etc/aptにあるsources.listをsarge対応に書き直して、"apt-get dist-upgrade"を実行したところ、約20分で作業完了。自作3号機からログインしてみると、確かにバージョン表記が3.1になっていました。ところが、その状態ではWebminでアクセスできないことが判明。これではSambaやApacheの設定に困るので、とりあえず3.0に戻してしまいました。

2005.10.30

H.264/AVCのLarge Size Movieは重かった。

 AppleのWebサイト、QuickTimeのページにある「Trailer」では映画の予告編を見ることができます。その中で今冬公開予定の「男たちの大和」のムービーをダウンロードしてみたところ、そのムービーはなんと1688×720ドットサイズのH.264/AVCでした。
 ダウンロード後視聴してみましたが、PowerBook G4では表示サイズを半分にしても動きがカクカクで、とても視聴に耐えるレベルではありませんでした。やむなくPentium 4 2.4GHz搭載のWindowsマシンに転送して見たところ、こちらは1/2サイズで滑らかに再生されました。H.264/AVCの演算は重いというのが実感できた次第です。


これでも「半分のサイズ」なんです。とてもG4/867MHzでは視聴に耐えない。

 もはや私のPowerBook G4 初代12inchでは、最近のメディア再生には追随できなくなっているのがはっきりしてしまいました。通常使用ではアプリ起動・切り替えのレスポンス以外は全く問題ないのですけど...。

2005.10.29

玄箱(初号機)もDebian化

 ファイルサーバ入れ替えに伴い役割を失った実家の玄箱(初号機)。暇つぶしにこいつもDebian GNU/Linux化してしまいました。WIndowsマシン3号機からファームウェアを転送し、PowerBook G4からTelnet接続で設定を済ませました。ハードディスクはHGSTのDeskstar 7K250 キャッシュ2MBの160GBモデルをそのまま使用。実家には2001〜2002年頃の5400r/min 20GBハードディスクがごろごろ転がってはいましたが、最近の7200r/minモデルも静音・低振動化が進んでいるので、比べてみても意外にも静かです。
 ...で、何のサービス動かすんだっけ???


無線LAN経由で設定中。Mac OS Xの「Terminal」は意外に使いやすい。

2005.10.28

実家のファイルサーバも玄箱→LANDISKにスイッチ。

 これまで、実家のファイルサーバは自宅と同じく玄人志向の「玄箱」を使っていました。以前も書いたことですが、玄箱は空冷ファン付きの上チープな筐体が災いし、動作中は音と振動が気になるという問題がありました。このため私の帰省中以外は電源を切っていたのですが、2台のマシンでデータをやり取りするにはやっぱり常時起動しているファイルサーバが欲しくなります。そこで、ファンレスでHDD回転停止機能のついているI/Oデータ機器製のNAS、「HDL-160U」を導入しました。


非動作時は無音、サイズはやや後ろに長い感じです。

 「HDL-U160」は100Base-TX接続のNASで、HDDの大容量化と主力製品がGigabit対応に移行しているせいか価格が下落しており、23,800円で入手できました。実家の方はまだGigabit Ethernetを導入していないので、これでも性能的には充分です。価格差もGigabit版とはまだ7,000円強ありますし。普段は無音で、アクセスがあったときだけディスクが動くので電源入れっぱなしでも大丈夫、常時起動しておいてもその存在を意識することはありません。


設定画面のレスポンスはGigabit版よりいいです。

 さて、実家の玄箱(初号機)はどうしよう? またDebian GNU/Linux化?

2005.10.23

メールサーバ起動

 自宅サーバにメールサービスを入れてみました。今回使ったのは定評のある「Postfix」。POP3サーバにはシンプルで軽いと言われる「popa3d」を使ってみました。
 設定を行った後に、Mac OS Xの「Mail」からメールの送受信テストを行ったところ、問題なくメールがやり取りできました。まだイントラネット上だけのものなのですが、ML構築の第一段階はなんなくクリアできました。

2005.10.22

自宅Webサーバ、公開

 自宅Webサイト用に、これまでプロバイダーのサーバに置いていたコンテンツを再構成して転送しました。これでいよいよ公開です。置いたコンテンツは昔私が所属していた団体のメーリングリストに関連するものなので、一般の方々には何の利用価値もないものです。なお、URLはこちらです。
 ゆくゆくは今フリーサービスを行っているメーリングリストもこちらに移管するつもりです。まずはPostfixとMailmanのお勉強から始めねば...。


あまり内容はありませんので、クラッキングしても無駄です。

2005.10.21

iTunes 6.0.1 アップデート

 Appleのジュークボックスソフト、「iTunes 6」が6.0.1にアップデートされています。Mac & Windows版が同時に配布開始されました。また、プロ用のアプリケーション「Final Cut Pro HD」「Motion 2」などのためのアップデータも同時公開されています。


Mac & Windows版同時に更新されています。

2005.10.20

ついに登場! Power Mac G5 Quad & PowerBook G4

 先週に引き続き、19日に行われたSpecial Eventで新型「Power Mac G5」、「PowerBook G4」シリーズが発表されました。Power Mac G5の最上位モデル"Quad"以外はほぼ即日出荷されるようです。


新製品ラッシュ! 下の3つは先週、上2つが今週。

 まず注目の「Power Mac G5」ですが、噂通りデュアルコアの「IBM PPC970MP」を採用しています。クロック周波数は下位モデルは従来と同じですが、これまでシングルプロセッサ×2の構成だった両者がデュアルコア×1で"Dual"になっています。最上位モデルは"Quad"、つまり2.5GHzのデュアルコア×2で見かけ上は4CPU構成です。外観は従来と同じですが、内部アーキテクチャは一新。PC2-4200 DDR2 SDRAM(DDR2-533)を採用し、AGP&PCI-XはPCI Expressに変更されました。ビデオカードもnVIDIA GeForce 6600シリーズが標準で、Apple StoreのBTOにてGeForce 7800GTもしくはワークステーション向けQuadro FX 4500も選択できるようです。
 すごいパワーアップです!


でも2.5GHz Dual買っちゃったし...。

 次に「PowerBook G4」、こちらは15/17インチモデルが画面サイズはそのままにピクセルサイズが拡大。輝度も向上しているようです。またすべての機種で8倍速SuperDriveが標準となっています。ただしCPUのクロックは据え置かれ、12インチモデルはPowerPC G4/1.5GHz、15/17インチモデルはPowerPC G4/1.67GHzで、オンチップ2次キャッシュ容量が512KBのままである点は残念(ただし省電力化対応のMPC7447Bに変更されている模様)。また、15/17インチモデルでは7200r/min 100GBのHDDがApple StoreのBTOで選べるようになりました。
 装備を横並びで見ると15インチモデルが一番魅力的に見えます。2.5kgは持ち歩くのもなんとかなる範囲内ですかね。初代12インチから乗り換えるには魅力十分です...。欲しい。


Intel移行前の最終モデルですか?

 目立ちませんが、Apple Cinema Displayシリーズも価格改定されました。特に23インチモデルは3万円程度値下げされて15万円を切り、手が届きやすくなりました。私も次はLCDにするつもり。

2005.10.16

自宅Webサーバ、常時起動への壁

 自宅サーバの立ち上げ準備は整ったものの、常時起動しておくにはもう一つ問題を解決する必要がありました。それは"音"。当然Webサーバなので24時間稼働は前提なのですが、そうすると夜中も作動音が寝室に聞こえてくるのです。「玄箱」は冷却用に4cmファンを持っているのに加え、筐体がABS樹脂で内部のフレーム剛性が低いため、内蔵しているHDDの振動が筐体に伝わり共鳴しているようなのです。そこで、サーバ群の下に緩衝材を敷いてみたところこれが効果絶大。不快な「ブーン...」という音が消えました。さすがにファンの風切り音は残りますが、とりあえずはこれでなんとか動かしておけるかな。


機器群の下に敷いているのが緩衝材。効果絶大だがモノモノしい...。

2005.10.15

自宅Webサーバ、ついに起動!

 かねてから実施していた玄人志向のNASキット「玄箱」の多機能サーバ化がとりあえず完成。初期搭載の「MontaVista Linux」をパッケージ管理が容易な「Debian GNU/Linux 3.0」に載せかえてサーバを構築しました。といってもインストールしたのはWindows共有サービスを提供する「Samba 2.2.3」、Webサービスを提供する「Apache 1.3.26」ぐらいで、必要最小限のものしか入れていません。


わかりにくいでしょうけど、ドメイン名で接続してます。

 それでもSambaとApacheの設定には四苦八苦。Webサイトで情報を収集したり、もともとの設定ファイルを解析したり...で、何とか稼働にこぎ着けました。まだ設定を多少変えたいところがあり、まだLANの外側からの確認ができていないのでまだアドレスは伏せときます。

2005.10.13

秋のApple新製品第2弾

 予告されていたAppleの新製品の発表がありました。コンピュータでは「iMac G5」がアップデートされました。新たにリモコン「Apple Remote」を装備した上に「iSight」相当のカメラを内蔵し、Mighty Mouseを同梱してのモデルチェンジです。注目は「Front Row」なるアプリケーション。リモコンを使って音楽(iTunes)、写真(iPhoto)、ビデオ(iMovie)、DVD(DVDプレーヤ)をブラウズすることができるようです。ちょうどWindows XP Media Center Editionの「Media Center」の様なものですかね。
 CPUは1.9〜2.1GHzのPowerPC G5。クロックの向上は微々たるものですが、注目はメモリとビデオ。ついにMacもDDR2 SDRAMを搭載し、グラフィックバスはPCI Express x16接続になりました。これでようやく"Core Image"の本領が発揮できるはずです。でも、本来フラッグシップであるはずの「Power Mac G5」より先にコンシューマーモデルがアップデートされてしまったことになります。


イメージは変りませんが、機能は強化されています。

 一方、私の期待していた新型「Power Mac G5」と「PowerBook G4」の発表はなかったようです。特にPowerBook G4は新CPU、MPC7448が既に発表済みなので楽しみにしていたのですが...。愛機の初代PowerBook G4 12"がさすがに非力と感じるようになったので、更新候補として注目していただけにちょっと残念です。
 その代わり、Video iPodに対応した「iTunes 6」が公開されています。あれ? 「iTunes 5」ってこないだ発表されたばかりじゃなかったっけ...? バージョン5はわずか1ヶ月でお終いですか? もっとも、バージョン5は問題続出(主にWindows環境)でケチがついてしまっただけに、この対応はある意味それを断ち切るための演出なのかも。


QuickTimeも7.0.3に更新されます。

 「iTunes 6」、Mac版とWindows版が既に公開されています。早速私もソフトウェア・アップデートで更新しました。ビデオ対応の他にもiTunes Music Store関連で4つほど新機能が追加されているようですが、私の環境では何が変ったのか正直わかりません。iTMSを使っていない従来ユーザーには単なるマイナーアップデートに過ぎないと言って差し支えないようです。


あまり従来ユーザーには御利益はないのかも。

2005.10.13

Windows、10月の月例パッチリリース

 朝Windowsを起動するとWindows Updateが起動して更新版をダウンロードしていました。私の環境では今月は9件でした。

2005.10.12

自宅サーバ立ち上げ、ApacheとSambaの設定で悩む...

 今日は有休で休みだったので、かねてからやっていた玄箱のDebian Linux化を進めてみました。カーネルの導入に始まってWebmin、Samba、Apacheと次々にインストール。Webコンテンツの更新をWindowsマシンから手軽にやろうと思ってSambaの共有フォルダをApacheで公開しようとしていますが、なかなか両立する設定を見つけられません。もうちょっと時間がかかるかな。

2005.10.09

なぜ落ちる? 無線LANのリンク速度

 Windowsマシンで作業を行っていたところ、気になる点を発見しました。マシンを接続しているスイッチングハブと、ADSLモデム&ルータを結んでいる無線LANの接続速度が5.5〜11Mbpsで接続されているのです。無線のアクセスポイント間の距離は3mあまりであることを考えると、これはちょっと問題ありです。無線LANのIEEE802.11b/gは上手くつながらないと自動的にリンク速度を落として接続の安定化を図りますが、これでは逆効果。せっかくIEEE802.11g対応機器にしたのに、これではIEEE802.11bと何ら変りません。
 アンテナの方向を変えてみたり、障害となるものを取り除いてみたりと色々やってみたのですが、接続してしばらくするとやっぱりリンク速度が落ちてしまいます。とはいえ実を言うと、ADSLが最大1.5Mbps(実効速度は930kbpsぐらい)ですから、通常のインターネット接続では何の問題もないのですけど。


うーん、これじゃ11bと変わらん...。

2005.10.08

Firefox G5最適版を試してみました。

 WWWブラウザのFirefoxはオープンソースで開発されているため、ネット上には様々なビルドが流れています。その中で、Mac用にはPowerPC G4(MPC745x)およびG5(PPC970)用に最適化されたバージョンが公開されています。公式なものではない、いわば"亜流"バージョンなのですが。
 今日はその中でもG5最適版をトライしてみました。本体をダウンロードした後に日本語化を行ったところ、確かに表示は速くなっています。もっとも、インターネット接続は速くなっているわけではないので、向上したのはあくまでレンダリング速度、すなわち「表示速度」だけなんですけどね。設定はオリジナルの1.0.7のものがそのまま引き継げました。


表示はきびきびしてますが...ADSL 1.5Mbpsじゃ活きません。

2005.09.24

Firefox 1.0.7 Windows/Mac日本語版リリース

 WWWブラウザ、「Firefox 1.0.7日本語版」がリリースされています。Firefox自体はこの先バージョン1.5のリリースを控えていますが、「緊急」レベルの脆弱性が発見されたためにリリースされたようです。

2005.09.21

とりあえずインストールは完了、次は?

 「玄箱」のDebian化を推進しています。「玄箱」はMontaVista Linux上にカスタマイズしたWeb設定ツールを搭載していますが、これを安定性で定評のあるDebian Linuxに入れ替えてしまって、好きなサーバー機能を動かすというのが隠された楽しみです。既に主要コンポーネントのインストールは終了し、あとは各種設定を行っているところです。さて、どんなサービスを稼働させようか?(手段が目的になってる...?)

2005.09.21

新たな定番になるか? 「iDefrag」

 Mac OS用のディスクユーティリティといえば、思い浮かべるのはSymantecの「Norton Utility」ですね。ところがディスクおよびOSの信頼性が上がったMac OS X時代になって、その必要性が薄れたとして開発元は新バージョンの開発中止を決定しました。とはいえ扱うファイル数は昔と変って格段に増えたのは事実で、ディスクメンテナンスやパフォーマンスチューンを行うためのツールが不足しているのが現状です。
 ところが、最近Windows用ディスクユーティリティの開発元であるNetJapanから、最新のMac OS X用のツールが発売されました。「iDefrag 1.1」はディスクの断片化(フラグメンテーション)を解消するツールで、さらにMac OS X 10.4のSpotlight検索などで利用されるメタデータの最適化にも対応しているのが特徴です。Norton先生がいなくなったMac用の新たな定番ツールに育つかな?


Norton UtilitiesのSpeed Diskに代わる定番になれるかな?

 CDから起動し、起動ディスクに対して「すべてを最適化」を選んだところ、約100GBのデータが入っている250GB HDD1台に約3時間かかりました。Norton UtilityのSpeed Diskより速いです。最適化が終わって起動してみると、ちょっぴりキビキビ感が出ました。

2005.09.21

部屋を横断するケーブルにさよなら。

 今までルータとコンピュータを集積したラックは、カテゴリー5のEthernetケーブルで結んでいました。このため居間の真ん中をケーブルが横断するという情けない配置になっていたので、これを見直すことにしました。BUFFALOのIEEE802.11g対応の無線ルータ「WHR3-G54S」と、Ethernetコンバータ「WLI3-TX1-G54」のセット品が比較的安く入手できたので、これで長いケーブル部分を置き換えることにしました。
 Ethernetコンバータ「WLI3-TX1-G54」はスイッチングHUBや情報家電に接続できるのがウリ。Gigabit化されたコンピュータの島と、ADSLモデムに繋がったルータを結ぶには絶好の製品です。
 「WHR3-G54S」はルータですが、設定でルータ機能を切ることもできるので、今回はその機能は使わずにもともとあった有線ルータのI/Oデータ機器製「NP-BBRM」を活かしています。こちらの方がポートフォワードなどの設定が豊富なので、後々サーバ公開などを行う際にやりやすいはずです。


マイ ネットワークの中枢機器です。夜は怪しい光が漏れます。
左からLinux BOX、ADSLモデム、有線−無線ブリッジ、BBルータ、無線LANの子機です。

 無線化したことによって部屋を横断していたLANケーブルとはおさらばできました。また、速度を要求されるコンピュータとファイルサーバはこれまで通りGigabit接続なので、通常よく使う部分では高速にデータ転送が行えます。これでセオリー通りの形にできたかな。

2005.09.21

iTunes 5.0.1 Mac and Windows リリース

 先日公開された「iTunes 5」ですが、Windows XP上で動作させたときのトラブル報告が相次いだため、早くもアップデートが行われました。詳細は不明で「安定性改善」としか説明されていません。ちなみに、私のWindows XP環境では特に動作に問題はありませんでした。

2005.09.20

「.Mac」機能強化とBackup 3リリース

 20日からパリで「Apple Expo 2005」が開幕。今のところ新しいハードウェアの発表はありませんでしたが、「.Mac」サービスの拡張が発表されました。従来Mailとストレージ各250MBずつ提供されていたユーザースペースが、両者合わせて1GBに拡大され、メンバー用に新しい「Backup 3」が配布開始されました。


前のインターフェースの方が分かりやすかったのでは...?

 「Backup 3」ではインターフェースが刷新され、iLife '05のファイルのバックアップがいっそう簡単になっています。ただし、2.0からはバックアップファイルの管理方法が変ったようで、従来のファイルを使い続けることはできないようです。

2005.09.17

Gigabit対応のNASを導入、玄箱の行方は...?

 自宅のファイルサーバーには、昨年導入した玄人志向の「玄箱」を使用していました。しかし、大容量データの扱いが増えるにつれて不満に思えてきたのが転送速度。100Base-TXではMPEGファイルの転送なども時間がかかるので、なかなか複数マシンでデータ共有する作業ははかどりませんでした。幸い、Power Mac G5とWintel自作1号機はともにGigabit Ethernet搭載で、かつスイッチングHUBも1000Base-T対応なので、NAS自体も対応製品を選べば全経路がGigabit化できます。
 今回選んだモデルはI/Oデータ機器の「Gigabit LANDISK HDL-G250U」。競合する他の製品と比べて優れている点は、待機時はファンとHDD回転を止めて無音にできること。これまで使っていた「玄箱」は、ファンとHDD回転を制御できず、さらにプラスチック筐体のためかファンとHDDの音が漏れやすく、静かな夜は隣の部屋に置いていても動作音が聞こえるほどだったので何とかしたかったのです。
 電源を入れっぱなしにできるので、Mac OS Xでは起動時に自動で共有ボリュームをマウントできるようにAppleScriptを組んでアカウントの自動実行に入れておきました。Windowsでも「ネットワークドライブの割り当て」でZドライブに指定しているので、わざわざ接続しなくてもデータ共有できます。


大きさは意外にもコンパクト。USBがひとつ前にあるのも好ましい。

 さらに私にとってポイントが高かったのは、Mac OS環境での文字化けが解消されていること。「玄箱」では、Macから書き込んだファイル名が文字化けしてしまっていました。事実上、半角英数字のファイル名しか使えなかったのですが、これでMacからもWindowsからも同じようにファイルを識別可能になりました。ただ、Macとの親和性が高いのはこの製品の売りの一つなのですが、私はMac OS Xではオーバーヘッドを嫌ってAppleTalkを切っているので、LANDISKの設定でAppleShareを無効にしてSMB接続だけにしてしまいました。
 設定画面を見てみると、この製品に使われているHDDは「SAMSUNG SP2514N」でした。型番から推察するに7200r/min、キャッシュ8MBのUltraATA/100モデルだと思うのですが。SAMSUNGのHDDって私は使うのは初めてです。動作中のHDD音は、私がよく使う日立GSTのものに比べると「やや大きい」ぐらいでしょうか。


設定はシンプル。Web設定画面の反応が鈍いのが玉にキズ。

 カタログではFTP読み出しで719Mbpsの転送速度をうたっていますが、普通よく使うWindowsのSMB接続での読み書きでは(当然ながら)そこまで出ません。書き込みでせいぜい100Mbps弱ぐらいでしょうか。読み出しだともう少し速くなって120Mbpsぐらいのようです。個人的にはもうちょっと速いと思っていたのでやや期待外れですが、MPEGファイルのような大容量ファイルを一気に転送する場合は効果的です。
 欠点もあります。特に不満なのはWeb設定画面のレスポンスです。「玄箱」は結構速かったのですが、このLANDISKはメニューを選択してからしばらく待たされます。通常はそんなに設定することはないので一度やってしまえば問題ありませんが、大量に設定を行う使い始めはストレスがたまりました。
 いずれにしろ、複数マシンでの作業性は格段に向上しました。価格はちょっと高かったけど、それだけの価値はあるかな。さて一方、退役した「玄箱」はDebian化して自前のWebサーバに仕立てようかなと思う今日この頃です。

2005.09.13

Flash Player 8.0r22 for Mac OS X 公開

 MacromediaからMac OS X版の「Flash Player」最新版が公開されました。バージョンは8.0r22。取り立てて目に見える変化はないようなのですが、私の環境では嬉しい改善がありました。これまで、このサイトをMac OS Xの「Safari」で見ると、1ページの容量が大きいページではFlashがきちんと表示されていなかったのですが、それが直りました(ただしまだちょっと挙動不審のところもあるが、表示されないよりはマシかな?)。

2005.09.11

i865/875用「Intel Active Monitor」がアップデート

 Intel純正マザーボード用のユーティリティ、「Intel Active Monitor」のi865/875用のバージョンが更新されたものがUS IntelのWebサイトに掲載されていました。最新版は1.2.2。
 最近特に思うのですが、Intelのマザーボードっていじり甲斐がないのは事実ですね。ファンコントロールもできないし、オーバークロックなんてもってのほか。私のようなパワーユーザーには正直物足りません。でも、機能がシンプルだけに信頼性は高いので仕事に使うには合っているのかも。

2005.08.27

なぜ遅い? 自作1号機の起動

 自作1号機の起動が最近遅く感じるのです。1号機はNorthwood 2.6C GHzで2号機は2.4C GHz。TVチューナーを装備している分読み込むドライバが多いことや、録画予約アプリケーションを自動起動させるため、どうしても装備なしの2号機よりもワンテンポ起動が遅くなるのは止むを得ないのですが、それでも遅い。
 CDイメージをマウントするためのDeamon Toolsやその他の使わないアプリケーションを削除しても、あまり状況は変わりませんでした。やっぱりこれは、2号機のHDD(Deskstar T7K250)が最新だからなのかな?

2005.08.20

H.264/AVCの圧縮率の高さに驚く

 こないだ買った新曲のプロモーション・ビデオの映像がネットで配信されているのを発見しました。Windowsにはストリーミング映像をローカル保存できるユーティリティがいくつかあるので、それを使って無圧縮のAVIファイルを作成したところ、容量はQVGA(320×200)4分の映像+サウンドで何と820MBになってしまいました。これをそのまま保存するのは容量の無駄なので、圧縮してしまうことにしました。
 Mac OS X 10.4に搭載されたQuickTime 7からは、新しいコーデックとして「H.264/AVC」が装備されているので、これを最高品質に設定してQuickTimeムービーを書き出したところ、30MB程度まで圧縮できました。ムービーはオリジナルサイズで見る限りブロックノイズも少なくて画質も良好です。


QuickTime Playerから書き出せます(ただしPro版のみ)。

2005.08.19

Catalyst 5.8リリース

 ATIのWebサイトで「RADEON」シリーズのグラフィックドライバ「Catalyst」の最新バージョン5.8が16日にリリースされていました。自作2号機・3号機はそれぞれRADEON 9600/9600SEを搭載しているのでそれぞれ更新しました。

2005.08.18

Security Update 2005-007が緊急再リリース

 16日に公開されたMac OS Xの「Security Update 2005-007 v1.0」に不具合が見つかったとのことで、急遽不具合を修正した「Security Update 2005-007 v1.1」がリリースされています。不具合はPowerPC G5にて64bitアプリケーション(有名なところでは「Mathmatica」)が動作しなくなってしまうというもの。それにしても、今回のAppleの対応は早かったです。

2005.08.17

昔の紙焼き写真をキレイに残したい!

 この夏休み、是非ともやりたかったのが写真のスキャン。前回の帰省時、祖母の家で古い写真(昭和初期!)を見せてもらい、その痛み具合がひどかったのでデジタル化して残しておきたいと思い立ちました。そこで、この夏休みにスキャナを購入し、作業を行うことにしました。
 今回購入したのはCanonのパーソナル向けフラットヘッドスキャナーの最新モデル、「CanoScan LiDE 60」です。カラーコンタクトイメージセンサー(CIS)方式を採用し、コンパクトな筐体で軽量、持ち運びも楽々です。転送方式はUSB 2.0に対応し、バスパワーで駆動できるため電源アダプタ不要というのが嬉しいところ。


ケーブル1本で接続OK! お手軽です。

 実際にPhotoshop 7.0からTWAINドライバ経由で紙焼き写真を100枚程度スキャンしてみましたが、結局1日がかりになりました。付属のTWAINドライバ「ScanGear CS」は複数の写真を一度にスキャンして分割するマルチクロップに対応しているのですが、悲しいかな私のPowerBook G4はUSB 1.1にしか対応していないので転送が遅く、結構な時間がかかりました。
 それでも色が褪せて茶色になってしまった70年以上前の白黒写真が、色補正されて純粋なモノクロでスクリーン上に現れたときは祖母のみならず私まで感動。やっぱり、記録はデジタルデータとしても残しておくべきものです。

2005.08.16

Security Update 2005-007リリース

 Mac OS X用のSecurity Update 2005-007がリリースされています。内容を見るとネットワーク・コンポーネントのほとんどがリストアップされていました。有名どころではkerberosやOpenSSL、Safari、Bluetoothまでも更新されているみたいです。今年最大級のSecurity Updateとのことで、ユーザーは適用必須です。


上にある項目が更新されています。ネットワークサービスほとんど全部?

2005.08.15

PowerBook G4 12" バッテリー続報

 先日新品にしたPowerBook G4 12"のバッテリーですが、3回ほど完全に使い切ったところ、完全充電時の容量表示が増えていることに気づきました。一番最初は4,400mAhと表示されていましたが、現在は4,600mAhになっています。
 やっぱり、最初の使い方が重要なんですかね?


あれっ? 容量表示が増えている!?

2005.08.14

全経路を54Mbps化。

 これまで、実家の母屋にあるパソコン(自作3号機と私のPowerBook G4)はIEEE802.11bでLANに接続してきました。11bのリンク速度は11Mbpsで、今の目で見るといくらなんでもこれでは遅い。iTunesライブラリのMP3&AACファイル10GBを転送するのに何と8時間以上もかかってしまうのですから(苦笑)。
 で、バッファローのIEEE802.11g対応の無線ブリッジ「WLA2-G54」を導入し、3号機とはEthernet(100Base-TX)で接続することでルータとのリンク速度を54Mbpsに向上させました。もともと無線ルータには11a/b/g対応のバッファロー「WHR3-AG54」を使っているので、今回の拡張は無線ブリッジだけで機能的に充分です。


筐体は変わらず。赤表示部を高速化してボトルネックを低減。

 私のPowerBook G4も、これによって家の敷地内どこでも54Mbpsのリンク速度でLANに接続できるようになりました。特にファイルサーバ(NAS)へのアクセスが高速化され、大容量のファイル転送が短時間でできるようになったのが嬉しい。WANとはCATV接続で下り最大5.8Mbpsぐらいは出ているようなので、若干ながらPowerBook G4からのインターネット接続も速くなっているようです。


PowerBook G4からも54Mbpsでリンクしてます。

2005.08.13

今年はディスプレイです!!

 この季節は実家のパソコン強化の時期です。今年は本体にあまり手を加えず、主に使い勝手の向上をテーマにして強化を行ってみました。

 まずは最初にディスプレイ。自作2号機はNEC三菱製の15インチ液晶ディスプレイ「RDT156S」を使ってきました。明るく見やすいディスプレイでしたが、やっぱり画面の狭さ(XGA 1024×768ドット)がネック。価格的には17インチ(SXGA 1280×1024ドット)モデルが3〜5万円と手ごろになってきているのですが、実際に表示される文字サイズが小さくなるのが問題。特に自作2号機は両親が使うので文字が小さくなるのは致命的です。 そこで思い切って19インチSXGAモデルを導入しました。
 今回選んだのはSONYの「SDM-S95F(S)」。I/O DATAや三菱、イーヤマ、グリーンハウスの製品とスペックを比較検討して決定しました。今流行している光沢液晶(グレアパネル)ではありませんが、弱点が少なく値段も手ごろなことから機種を決定。価格もPower Mac G5を買ったときのクーポンが使えたので、結果的に15インチモデル並みに安く入手できました。


「広い!」 でも、サイズ的には結構コンパクトかな。

 このディスプレイ、輝度スペックが他に比べると低かったので心配していたのですが、実際には充分明るく見えます。DVI接続で表示もはっきりしてるし、動画も残像が気にならないレベルでそこそこ見られます。
 弱点だった光学ドライブも換装しました。Pioneer製の4倍速DVD±R/RWドライブ「DVR-106D」を、同じくPioneerの最新16倍速DVD±R/RWドライブ「DVR-109」バルク品に交換。すぐに最新のファームウェア1.57に更新して、2層記録可能なDVD±R DLに対応させました。実際にはこのマシンでDVDを焼く機会はそうないのですが...。ドライブが2世代新しくなったことで、ATAインターフェースとの接続もUltra DMA Mode2 (33MB/s)だったのがUltra DMA Mode4 (66MB/s)で接続できるようになったことがちょっと嬉しい。
 トータルでは大きく性能が変わったことはないのですが、やっぱり画面が広いのはいいですね。Webページを見たり、Excelを使って作業する際に画面のスクロールが減るので下手に周辺機器に投資するよりは効果絶大です。

 次は3号機です。Pentium 4 2.4B GHzを搭載する3号機はケースがPentium III世代のMicroATX専用ケースで、電源がCPUソケットの上にあるという冷却に厳しいケースでした。Pentium IIIのころはこれでも十分だったことを考えると昔は余裕があったということですね。実際、Pentium 4 2.4B GHzを搭載してからはCPUのリテールファンとケースファンの回転数は常時3,000r/minを越えるという"轟音"マシンだったのです。そこで、以前1号機で使っていた世代の新しいMicroATXケースを使って静音化を図ることにしました。
 なお、光学ドライブは2号機から降ろした「DVR-106D」、電源は手持ちのTORICA「Sei Lite」350Wモデルを使用。さらにHDDは以前に2号機で使っていた「Barracuda 7200.7」のSerialATA 80GBモデルを再使用しました。さらに、2号機でお役ごめんとなったディスプレイ「RDT156S」を譲り受けリニューアル完成。


一気に近代化、見やすい液晶に変わってサブマシンとして有効になりました。

 交換後の効果ですが、リアケースファンの回転数は1,600r/minまで落ちたものの、最も大きな騒音源のCPUファンは3,000〜3,500r/minをキープしていて、意外にもあまり静かにはなりませんでした。温度もアイドルで40℃ちょっとと改善の余地ありです。これ以上望むならCPUクーラーをいいものに換えないとだめそう。でも、Socket 478用のいいCPUクーラーって市場流通量減ってるんだよなぁ...。次のM/B交換のチャンスまではこのままかな?
 余談ですが、このケースを横向き(CPUクーラーが自分と反対を向く)にして使うとあら不思議、あまり騒音が気にならなくなりました。RDT156Sは奥行きがコンパクトなので、そこに本体を押し込めると机の上が広々と...。CPUクーラーがディスプレイの向こうで回っているので、ちょっと音が軽減されるようです。でもDVDドライブは使いにくいけど...。

2005.08.10

Windowsの8月分定例パッチ

 MicrosoftからWindows関連の8月分の定例パッチがWindows Updateを通して配付されています。今回、私の環境では全部で8つ該当していました。


今月は私の環境で8点ありました。

2005.08.07

PowerBook G4 12"のバッテリーリプレース

 5月、Mac OS X 10.4 "Tiger"を導入した頃に書きましたが、愛用のPowerBook G4のバッテリーが弱ってきていました。5月には77%前後、その後7月には58%前後までしか充電できなくなり、バッテリーでの連続稼働時間は本来のスペックの約半分近くにまで落ち込んでしまいました。これではさすがに困るので、Apple Storeに交換用バッテリーを注文していたところ、今日宅配便で到着しました。
 今度からはちょっと気合いを入れてバッテリーメンテをまめに行うことにします。まず最初にフル放電→フル充電→フル放電→フル充電を行って、バッテリー内を活性化させる予定。
 装着してみてちょっと驚いたのが、完全充電時の容量表示。4,400mAhと表示されていましたが、今まで使っていたバッテリーでは4,165mAhとなっており、若干ながら容量が増加していました。バッテリーの形状自体は初代12inchモデルから変っていませんが、過去3回のMMCの際に容量が増加したということなんでしょうかね? それとも部品の調達先が変っただけなのか、よくわかりません。


容量はちょっぴり増加。Mac関連部品はネットの方が入手しやすい。

 いっそ現行モデルの「PowerBook G4 12"」か新「iBook 12"」に買い替えようかとも思いましたが、どちらにしてもまとまった出費になる割には活躍の機会が少ないので、バッテリー交換で凌ぐことにしました(でもせめてUSB 2.0は欲しいけど...)。よく考えてみると、私のPowerBook G4が活躍する機会って帰省かツーリングぐらいなんですよね。別に重い処理する訳ではないのでPowerPC G4 867MHzでもまだ当分大丈夫かな。

2005.08.06

Norton AntiVirus、"Tiger"上で再び復活

 私はMac OS XでもWindowsでもアンチウィルスソフトとして「Symantec Norton AntiVirus」を愛用しています。ところがMac版のNorton AntiVirusはMac OS X 10.4 "Tiger"にアップグレードしてから肝心の「Auto-Protect」機能が使えなくなっており、しばらくアンインストールしていました。ところが8月5日に"Tiger"に対応した新バージョン(10.0)が発売され、早速シマンテックからダウンロード購入して導入しました。


今やネットに接続するパソコンには欠かせないアンチウィルスソフトが復活。

 新バージョンで面白いのは、Dashboard Widgetが付属しており、ここで現在のウィルス定義ファイルの日付やAuto-Protectの状態を確認することができることです。他にも流行中の脅威についての情報を得ることができます。キー一発で起動するDashboardから確認できるというのは意外に便利です。

2005.08.06

自作1号機、ケース換装!

 自作1号機のケース交換を行いました。今までのケースはPentium 4 2.4B GHz+SiS651搭載のショップブランドマシンを購入した際についていたMicroATXケースであり、今や常識のパッシブダクトもついていないため、高速なCPUの搭載は発熱・音の面から限界を感じていました。
 今回選んだケースはOwltechの「OWL-611-SLT/N」です。ATXサイズのスチール製ケースで電源は付属せず。パッシブダクトと背面120mmファン+前面92mmをファンを搭載しているのに加え、5インチベイ×4、3.5インチベイ×6、FDD専用ベイ×1を持ちフロントパネルにUSBとIEEE1394のコネクタを装備しています。さらにねじレス構造のためメンテが簡単。現在はさらに発熱の大きいCPUが搭載できるように改良された新モデル「OWL-612-SLT」シリーズが発売中のため、実はこれも私の得意技「型落ち特価品ゲット!」ということになります。
 さて、実際に組んでみるとさすがにフルサイズATX対応のため、今使用しているMicroATXマザーの「Intel D865GLC」だと内部はがら空きです。内部空間に余裕ができた分だけ冷却性能も多少は向上するはず。余裕のあるドライブベイを活かして、余り物の「IBM Deskstar 120GXP」60GBを追加し、ページファイル&Photoshopキャッシュ専用として使うことにしました。


フルタワー2台はさすがにデカイ!

 ところが、実際にセットアップしてみて「!」。これまでのケースより横幅が増えたので、肝心のパッシブダクトがPower Mac G5の側面に塞がれる形に...。これでは、真価を発揮できないのでは? 置き方を再検討する必要ありです。一方でATXフォームファクターのマザーボードが使えるようになったので、今後の更新ではマザーボードの選択も広がります。でも、Intelチップは発熱が多くて扱いにくくなりました。次はAthlon 64+nForce4 SLIにしようかな(笑)。

2005.08.04

iTMS-J、サービス開始

 Appleからビッグニュースです。サービス開始が熱望されていた「iTunes Music Store」がついに日本でサービス開始されました。
 北米・欧州ではすでにお馴染のこのサービス、日本では著作権問題やレコード会社の抵抗(?)もあって、なかなか始まらなかったのですが今日からiTunesでストアにアクセス可能になっています。
 気になる内容ですが、正直「まだまだ...」という感じです。有名どころのアーティストもいるにはいるのですが、まだ曲数も少なく古いアルバムなどが中心。今後のライブラリの充実に期待です。


ついに開始、充実するかな?

2005.08.03

「スゴいマウス」!?

 Appleからのお知らせメールに、面白いものが載っていました。その名も「Mighty Mouse」。これが面白いのは普通のスクロールホイールではなくて、昔IBMであったみたいなトラックポイントみたいな「クリクリ」が搭載されていること。360°方向へのスクロールが可能です。タッチ式の2ボタン(もどき)で光学式のため、可動部分はほとんどありません。
 USB接続のためもちろんWindowsでも使えますが、これが最大の真価を発揮するのはMac OS X 10.4.2 "Tiger"で使った時でしょう。両サイドのボタンというかタッチパネルを触ることでDashboardを起動できたり、色々と機能をカスタマイズできそうです。


見た目もホントにマウスねずみだ!

2005.07.30

Mac OS XのソフトウェアRAID機能

 先日導入したUSB 2.0接続の3.5インチハードディスクケース「ニコイチBOX」には、HGSTの「Deskstar 180GXP」の120GBモデルを2台内蔵して使っています。ところがこの製品はハードウェアでドライブの結合機能を持たないので、そのまま使うと2つのボリュームとして見えてしまいます。
 そこで、Mac OS Xに標準搭載のソフトウェアRAID機能を使ってボリュームを結合して使うことにしました。容量は114.9GB×2台で229.8GB、250GBモデル1台分の容量が確保でき、マウント解除も1回の操作でできるようになって、使い勝手も向上しました。


昔と違って手軽に使えるところがいいですね。

2005.07.27

New「iBook」「Mac mini」発表

 Appleから「iBook」「Mac mini」のMMCの発表がありました。全機種メモリが512MB標準装備になり、「iBook」ではCPUクロックの向上(1.33〜1.42GHz)、衝撃センサーやスロットローディング式の光学ドライブ、新トラックパッドの採用、Bluetooth 2.0とAirMac Extremeの標準装備化が行われており、機能的には上位機種の「PowerBook G4」に近づいています。ただし相変わらずシステムバスが133MHz、内蔵ハードディスクが4,200r/minのものが使われているため、依然として意図的な「PowerBook」との性能差はつけられていると言えます。
 一方の「Mac mini」はメモリの標準512MB化と光学ドライブ&ワイヤレス機能の有無でのバリエーション追加が主な変化点のようです。


機能的にもPowerBookに近づいています。

2005.07.20

Firefox 1.0.6 日本語版リリース

 Webブラウザ「Firefox」バージョン1.0.6のWindows/Mac/Linux用の各国語版がリリースされています。先週まで1.0.5のリリースがアナウンスされていましたが、セキュリティホールが見つかったため急遽公開を中止し、バージョンナンバーを上げてのデビューとなりました。メールクライアント「Thunderbird」も1.0.6をリリースする予定だそうです。


右がMac OS X、左がWindows、ともに1.0.6に。

2005.07.16

HDDをさらに拡充(というか復活)。

 Power Mac G5への乗り換えに伴い、120GBのHDDが1台行き場所を失っていました。このためUSB 2.0接続のハードディスクケースを追加して、容量を活かすことにしました。センチュリーの「ニコイチBOX」は2台の3.5インチハードディスクを内蔵できる外付けケースです。容量の結合機能などはありませんが、気に入ったのはそのデザイン。まるで"mini" Power Mac G5です。


Power Mac G5に似た形状が魅力です。

 これで実容量もまた増えました。自宅のHDD容量はこれで約1.5TBに到達。これでしばらくは容量不足に悩まされることはないはずです。ただしこの「ニコイチBOX」は小さいだけあって空冷ファンを内蔵しており、また表面が通気穴だらけなので結構作動中はうるさいです。

2005.07.14

iPhoto 5.0.3公開

 続けてAppleから「iPhoto 5.0.3」が公開されています。どこが変ったのかはよくわかりませんでした。


どこが変ったの?

2005.07.13

Mac OS X 10.4.2 アップデート公開

 噂されていたMac OS X 10.4.2アップデートが公開されました。ビルド番号は「8C46」で、この他にも「iSync 2.1」が公開されています。
 10.4.2で目新しいのは「Dashboard」で「Widgetsマネージャ」が搭載されたことで、これでWidgetsのオン/オフ/削除を管理できます。その他にもネットワーク関連、グラフィック関連の機能追加やバグフィックスなどが行われているようです。


ビルドは「8C46」です。

2005.07.09

Adobe Photoshop/GoLiveをCS2にアップグレード!

 Adobeから「CS2」シリーズが7月8日に発売されています。私は「Photoshop 7.0」「GoLive 6.0」の正規ユーザーなので、早速「Photoshop CS2」と「GoLive CS2」を購入してきました。もちろん、アップグレード版です。


これが今回新調したアプリケーション。

 購入して早速インストールしてみると、今回から導入されたプロダクトアクティベーションが表示されました。既にMicrosoftのWindows XPやOffice XP/2003でお馴染の機能ですが、ついにMac版のAdobeソフトにも導入されました。再インストールでトラブルが起きなければいいのですが...。
 さて、下が「Photoshop CS2」です。インターフェースはもうおなじみで、特に新鮮さはありません。ただしいくつか新しいメニューが増えており、使える機能がありそうなのでしばらく使い込んでみようと思っています。


「Photoshop CS2」です。7.0からあまり見た目は変わりませんね。

 私が一番期待していたのはGoLiveです。今回はCSS関連機能が強化されているとのこと。このサイトも一足先にCSSに移行しているので試してみるには絶好の素材です。まずレイアウト表示がCSSに対応したことと、サイトの読み込みが高速化されたこと、画面を上下分割してレイアウトとコードを同時表示できるようになったこと、全体のレスポンスが向上していること、WebDAV接続のアップロード時のプロセッサ負荷の減少が嬉しい変化点でした。ただし選択範囲が表示されなくなる不具合は直っていませんでした。


「GoLive CS2」ではCSS関連のウィンドウが整理され、表示とコードを同時に見られます。

 最後に、「Photoshop CS2」に付属する「Adobe Bridge CS2」です。最初は「何だこれ?」と思って見ていましたが、なんだか「iPhoto」に似たインターフェースです。ただしこちらの方が詳細な管理項目を持っているようで、ずばりプロ向け画像管理ソフトということなんでしょうね。


これがおまけ、ではなくてキーアプリケーションである「Adobe Bridge CS2」。

 今回は購入するためにビックカメラの新宿店に初めて行ってみました。これまでなら池袋に行けばよかったのですが、そこではMac関連の品揃えが貧弱になってしまっているため、今回は行先を変えました。会社の同僚に「今は新宿かな〜」とアドバイスを受けたので行った次第です。Mac関連のものを揃えるのは、買いに行くよりWebで探した方が確実になってきています。

2005.07.02

AdobeからCS2シリーズのTryout版が公開

 Adobeから「Photoshop CS2」「Illustrator CS2」「GoLive CS2」のTryout(体験)版が公開されています。インストールしてから30日間はフル機能が使えるようです。ただし、ほとんどが300MB超のサイズがあるのでダウンロードするのも大変です。さて、正式発売日はどうやら7月8日と決定したようです。個人的には「GoLive CS2」のCSS関連の新機能が楽しみです。

2005.07.02

WindowsマシンのメインHDDをSerial ATAモデルに換装

 Power Mac G5に最初に搭載されていたHDDを、Windowsマシンに搭載しました。この2年でディスクのプラッターあたり容量は確実に増えているので、速度向上が見込めます。容量も120から160GBに拡大して、テレビの録画時間も伸ばせました。搭載したのはDiamondMAX 9 Plus(6Y160P0)で、久しぶりにMaxtor社のHDDを使ってみましたが、ちょっとシーク音が大きいかな? 個人的にはやはりHGSTの製品が速度・静粛性・信頼性のバランスがとれていると思います。ちなみに、これで我が家のHDDはPower Mac G5が620GB、PowerBook G4が60GB、Windowsマシンが570GB、NASが120GBでトータル1.37TBに到達しました。

2005.07.02

Windows版iTunes 4.9登場

 話題のPodCastingに対応したWindows版のiTunes 4.9がリリースされています。ただし、付属のQuickTimeは6.5.2のままになっています。

2005.06.28

Mac版のAcrobatが更新

 Adobe SystemsからPDFビューワ「Adobe Reader」とPDF作成・編集ソフトウェアの「Acrobat Standard/Professional」の7.0.2アップデートが配付開始されています。JavaScriptの脆弱性に対応するセキュリティ・アップデートとのことで、今回は珍しくMac版のみの問題だったようです。

2005.06.28

Podcastに対応したiTunes 4.9がリリース

 Appleのジュークボックスソフトウェア、「iTunes」がバージョン4.9になってリリースされました。今回は「Pod Casting」なる新機能が搭載されています。簡単にいえばラジオ番組のダウンロードということになるのでしょうか。さて、2003年にリリースされた「iTunes 4」もいよいよ4.9まで来ました。次はメジャーアップデートになるんでしょうかね?


久しぶりに目立つ新機能です。

 同時に「iPod」と「iPod photo」の製品ラインが統合され、20/60GBのカラー液晶搭載モデルに集約されました。これで「iPod」ファミリーはカラー液晶・大容量の「iPod」/モノクロ液晶・コンパクトな「iPod mini」/フラッシュメモリ版の「iPod shuffle」に整理されました。


「iPod」製品ラインも見直しされています。

2005.06.21

Toast Titanium 6.1.1リリース

 Roxio社のMac OS X用CD/DVDライティングソフトウェア、「Toast 6 Titanium」が6.1.1にアップデートされました。色々探してみたのですが、アップデートの詳しい情報は見つかりませんでした。おそらくは新型ドライブへの対応がメインであると思われます。


アップデートの内容は不明。

2005.06.19

バージョン3.0 "HD"にアップグレード

 Apple純正のデジタルビデオ編集ツール、「Final Cut Express」をアップグレードしました。バージョンは「3.0」ですが、製品名称は「Final Cut Express HD」となっています。その名の通り、HDへの対応が最も大きく変ったところで、最近発売されたHDV機器との組み合わせで真価を発揮するようです。
 別に私はHDVカメラを持っているわけではないので、実質的にあまり御利益はないのですが、注目すべきはタイトル作成用の「LiveType」と、サウンドツールの「Soundtrack」がバンドルされたことです。特に「Soundtrack」は以前は単体製品として販売されていたレベルのもの。これらをうまく使えば、従来以上に「プロもどき」の作品が作れるはず。さて、次は素材探しです(笑)。


メインプログラムの見た目はほとんどそのまま。


新たに「LiveType」と「Soundtrack」が加わりました。

2005.06.18

"2005"から"15"へ。

 SSIトリスターから携帯電話のバックアップソフト「携帯万能 for Mac OS X」のアップデータが公開されました。これまで、Windows版とMac OS X版は別個の製品として存在していましたが、今後は「15」に統合されるそうです。Mac OS X版は「2005」から無償でアップグレード可能(ただし今後の新機種対応はなし)で、今回から"Mac OS X 10.4 Tiger"のSpotlight検索に対応しました。


今回からWindowsとのハイブリッドになるそうです。

2005.06.17

本当にさよなら、QuickSilver

 会社で、Macを愛用する同僚にQuickSilverの売却を打診したところ、交渉成立。退社後、連絡を行うと車で引き取りに来て、持っていきました。QuickSilver本体に交換済みのオリジナルCPUカード・GeForce 2 MX・Pro Speakerもついて、結構なボリュームでした。さよならQuickSilver。

2005.06.17

とりあえず完成! <TABLE>からCSSへの移行

 先週末から着手していたこのWebサイトの再構築。構成は変化していませんが、先日の予告通りCSSを使用し、無駄なHTMLコードを廃してファイルをスリム化しました。全部で0.5MB程度は圧縮できたかな? 読み込みも速くなっているはずです。ただし、まだ<TABLE>タグで一部レイアウトをしているところもあるので、さらなる最適化の余地はあります。これはぼちぼち直します。CSSを採用したことで着せ替えメンテが楽になることが期待できます。
 Mac OS X版「Safari 2.0」「Internet Explorer 5.2」「Firefox 1.0」で見る限りは特に問題なさそうです。ただし、Flashで作ったナビゲーションバーが、サイズの大きいHTMLでは一部表示されないなどの不具合がありました。これについてはコードで直せそうにないので、HTMLのロールオーバーを使って書き直すかしないといけなさそう。さらに、「Safari 2.0」では改行間隔が期待通りになっていません。
 Windows環境では「Internet Explorer 6」「Firefox 1.0」で確認済みです。「Internet Explorer 6」ではbodyに指定したwidthが解釈されないという不具合があったので、今回はクラス指定を用いてレイアウトの崩れを回避しています。あまりスマートな解決法とはいえませんが...。
 来月上旬の「Adobe GoLive CS2」のリリースまで、しばらくはこれでいきます。


CSSの大幅機能強化が売りです。楽しみ。

2005.06.16

6月の定例パッチリリース

 Microsoftから6月のWindows/Internet Explorer/Outlook Expressのパッチがリリースされています。今回は脆弱性のランクが「緊急」を含むセキュリティ関連の更新がほとんどです。詳しい内容は「Windows Update」の際に表示される紹介文で確認することができます。


今回私の環境では7件が該当。

2005.06.12

CSSを使って全面書き直し中...

 このWebサイト「Kake's Monologue」は1998年からスタートしています。当時はまだCSSの利用が一般的ではなかったため、レイアウトの調整にはあの悪名高き<TABLE>タグを使っています。ただしこの手法はファイル容量から見ると非常に不利なため、思い切って全面的に書き直すことにしました。
 ところが、テーブルを展開するのが予想以上に大変で、おまけにGoLive 6.0のバグに阻まれてあまり進んでいません。コピー&ペーストでは貼り付けられたデータが変なところに飛んでいくとか、選択範囲を選べなくなるとか、さらには選択範囲を示す反転表示が画面半分ずれていたり...。私はGoLiveについては機能的には満足しているだけに、この完成度の低さだけはなんとかならないの?と思ってしまいます。
 ちなみにGoLiveについては7月上旬に新バージョン「Adobe GoLive CS2」が発売されるはずですが、今度こそ根本的な改良を望みます。(これまでの経緯から考えるにかなり望み薄ですが...)


バグだらけ、でも「CS」よりマシ?

2005.06.08

気になる性能は? WWDC 2005デモマシン

 Mac OS X上での標準的ベンチマークプログラム「Xbench」のサイトに、注目の機種でのテスト結果が載っていました。どういう経緯で出てきたものか全く不明ですが、昨日WWDC 2005の基調講演に使われたと思われるPentium 4 3.6GHz搭載のマシンと紹介されています。私は先日Xbenchを走らせた結果があったので比較してみました。なお、マシン構成(メモリ容量など)が違うと思われるので、結果はあくまでも参考レベルにしかなりません。


私のG5と比べてみました。

 CPU、QuartzそしてUIの結果から見ると、どうやらこれはエミュレート環境でのテストのようですね。まだMac OS X(というかXbench自身?)がPentium 4に最適化されているとは言えないことが浮き彫りです。ただしメモリのStreamやOpenGLのテストでは侮れない結果になっています。マルチメディア処理に強いといわれるPentium 4の面目躍如です。今後ソフトウェア面での最適化が進んでいくとどうなるか要注目ですね。1年後、どういう位置づけでPentium Macが登場するのか、楽しみではあります。

2005.06.08

いいもの、あったじゃない!

 私はMac OS X環境でのバックアップに、旧Dantz社のバックアップソフト、「Retrospect Backup Express」を使用し、必要なファイルを別のハードディスクにバックアップしていました。ところが、このソフトがMac OS X 10.4 "Tiger"にアップグレードしてから問題発生、一度ソフトを起動すると「起動項目」にファイルを書き込んでしまうため、Mac OS Xを再起動するとパーミッションエラーとなってしまうのです。パーミッションは修正して再起動するか、「ディスクユーティリティ」で修復せざるを得ないので、使い勝手が非常に悪くなっていました。
 そこで思いついたのが「Backup 2」、Appleのオンラインサービス「.Mac」で会員向けに配付されているアプリケーションです。今までも設定ファイルを「iDisk」上にバックアップする際に使用していましたが、設定を色々と見ているとハードディスクや記録型DVDにバックアップがとれることが判明。早速やってみると、意外にも速いスピードでバックアップが取れることがわかりました!
 とはいえ、取るべきバックアップの容量は私の場合50GB近くあります。これをいちいち新しいファイルを作ってしまうとHDD容量はいくらあっても足りないので、差分バックアップは必須です。「Backup 2」はこの差分ファイルコピーも行え、高速に更新作業も完了しました。
 できあがったバックアップのファイルはどうやらフォルダをパッケージ化して保存しているだけのようなので、ファイルの取り出しも簡単。これは使えます!


「純正品」が一番? 操作はシンプル。

2005.06.08

部分的ですがGigabit Ethernet化

 かねてからやりたいと思っていた家庭内LANのGigabit化を実行しました。これまで使っていたスイッチングハブを、I/O DATA製のGigabit対応5ポートスイッチングハブ「ETG-SH5」に変更。Windows機にはPCIカード「ETG2-PCI」を追加してPower Mac G5との間で1Gbps通信を実現しました。
 ただしNAS「玄箱」やPowerBook G4は100Base-TXでの接続となるため、効果は非常に限定的です。また、これまでADSLモデムに接続してルータとして使っていた「AirMac (White)」を取り外し、同じくI/O DATA製有線BBルータ「NP-BBRM」に入れ替えました。無線LAN全盛の時代に、いささか逆行しているようではありますが、パソコンを使う場所は限られるので特に不便は感じていません。


限定的ですがGigabit化しました。

 さらに、Power Mac G5の導入によりUSB 2.0環境が導入できるようになったので、USB 2.0対応のHUBを付け加えました。今回購入したものは4ポートのものですが、特筆すべきは各ポートを別個に2台のホストマシンに切り変えられるところです。これによって、キーボード+トラックボール、スピーカー、プリンターを手元操作でPower Mac G5とWindows自作1号機で切り替えて使えるようになり、机の周りがすっきりしました。
 私は英語版のApple Pro Keyboardを愛用しているため、何かと問題の出やすい文字入力も問題なしでした。意外だったのはApple Pro Keyboardの音量調節キーがWindows XPで機能したことです。


暗闇に怪しく光るのは...USBハブ!

2005.06.07

Apple、Intel CPUに移行を正式発表

 かねてから噂が駆け巡っていたことが、発表されました。Appleが現在採用しているCPU、IBMとMotorolaの共同開発による「PowerPC」からIntel製チップに変更することがUSで開催されているWWDC2005にて正式に発表されました。既にPentium 4 3.6GHz上で動くMac OS X 10.4.1 "Tiger"がデモされており、2006年より順次切り替えを行い2007年中にシリーズ全体で移行を完了させるとのこと。
 私的にはちょっと残念な感じ。世の中のコンピュータがx86ベース以外に選択肢がないというのも、ちょっと寂しくありません? もっとも最近のMacは独自技術は少なくなってきており、あくまでも動くのはMac OSですから、そういう意味では直接ユーザーにはあまり影響がないような気もしますけど...。
 さて、気になるMac OS Xの次期バージョンのペットネームは「Leopard」に決まったそうです。PantherからTiger、そしてLeopardって流れはなんかドイツ戦車の名前みたいですね。

2005.06.04

静かな夜を取り戻せ! Power Mac G5 Dual 2.5GHz

 かねてから欲しいと思っていた「Power Mac G5」をついに購入しました。本当は次期フルモデルチェンジを待とうと思っていたのですが、Power Mac G4の騒音レベルに堪えかねて決断しました。
今回選んだグレードは「Dual 2.5GHz」。勘のいい人は「あれ?」と思うかもしれませんね。そう、これは実は先日発表された最新版ではなく、旧在庫品の'04モデルなのです。なぜこれをわざわざ選んだかといえば、'05モデルの発売で価格が下がっていたことと、最新の「Dual 2.7GHz」とはクロック数の差が10%弱しかなかったからです。本体の価格を安く抑えれば、実作業を行う上で必要になるメモリやHDDの増強に予算を回せます。実際に私は抑えられた分の予算で1GBのDIMMを2枚と、250GBのHDD2台を追加しました。
 土曜日の午前中に、いよいよマシンが到着。まずはその大きさにびっくりしました。店で見るのと、いざ自分の部屋に置くのとでは不思議なことにえらく印象が変わりますね。ちなみにアルミ筐体とはいえ、これだけのサイズになると重さも半端ではありません。


「で、でっかい!」 隣のミニタワーと比べても歴然。

 まずはメモリとHDDの増設のため、ケースを開けてみました。Power Mac 7600以来、内部へのアクセスの容易さは Appleの製品に共通した特徴です。全アルミ製のケースはひんやりとしていて、放熱効果もありそう。開けてみて驚いたのが、中が芸術的なまでに整然としていること。何より、普通のパソコンにありがちなケーブルが全くといっていい程見えないのです。また、下の画像右下のCPUブロックにある「G5」の刻印が、圧倒的な存在感で迫ります。


内部構造の美しさは芸術的。「G5」マークは存在感抜群!

 この機種の売りは「水冷」です。今のところ'04「Dual 2.5GHz」と'05「Dual 2.7GHz」だけが装備するこのシステムは、Intel Pentium 4シリーズほどではないにしろ発熱量の多い高クロックのPowerPC G5を採用する上位機種ために開発されたもの。CPUブロックを前方からのぞき込むと、CPUの熱を奪った循環液がエアフロー中に放熱するためのラジエターがあるのがわかります。静音化目的というよりは、高負荷時の発熱をスポットで冷やすために装備されたようです。上に見えるのはPCI-Xスロットで、3.3VのPCIカードであれば使用することができます。全体に見えるブルーの基盤も美しい。


この機種の売りは「水冷」。ラジエターが見えます。

 実際に起動してみると、最初の3〜5秒はファンが勢いよく回るのですが、すぐ低速モードに移行してしまってほとんど音は気にならなくなります。さすがにCPUに負荷をかけ続けると、ファンが勢いよく回り始めその時の音はQuickSilver並みに大きくなりますが、負荷が下がるとファンの回転もすぐ下がるのであまり気になりません。例えていうなら「追い越しのためにアクセルを踏み込んだ際のエンジン音」に近いイメージかな。
 なお、今回HDDは私がよく使うHGSTの最新モデル「Deskstar T7K250」の250GB版(HDT722525DLA380/B)を2台搭載し、またメモリも定評のあるSamsung製チップを採用する容量1GBのPC3200 DDR-SDRAMを2枚装着して、標準装備の512MBと合わせて2.5GBにしました。なお、光学ドライブはスペックでは8倍速書き込みのSuperDriveということでしたが、実際にはPioneerの「DVR-117D」が搭載されていました。見慣れない型番ですが、この正体は「DVR-108D」のようです(ただしFirmwareはApple専用のようです)。
 '04モデルのため、搭載OSは"Mac OS X 10.3 Panther"でした。このため"Mac OS X 10.4 Tiger"を別途購入し、HDD交換した後にクリーンインストールしました。QuickSilverに搭載していた120GB HDDから必要なデータをFireWire経由でコピーし、今まで使っていた環境を復旧。LANではなくFireWireを使用することで、50GB超のデータを1時間弱で転送することができました。


間違いなく最強レベルです。

 なお、キーボード/マウスは付属のものは使わず、QuickSilverで使用していた英語版の「Apple Pro Keyboard」と「Microsoft Trackball Explorer」をそのまま使用することにしました。やっぱり、使い慣れたものが一番いいです。付属していたキーボードはキーが白く、また日本語版なのでカナの刻印があって嫌いです。新たにUSB 2.0とFireWire 800も手に入ったし、フロントパネルにUSB 2.0とFireWire 400が1基ずつ用意されているのも嬉しい改良です。
 結局、この日はQuickSilver環境の移行とデータのコピーだけで半日かかってしまい、それだけでもうすっかりクタクタになりました。明日はぜひベンチマークを取ってみて、この4年でどれだけ性能が上がったか見てみるつもりです。

2005.06.04

本当にさよなら? QuickSilver

 メインマシン「Power Mac G4(QuickSilver)」を退役させることにしました。購入から44ヶ月、最大の欠点は度々このページでも書いていた爆音ですが、それ以外はトラブルも少なく、Mac OS X時代の本格的な幕開けを告げるマシンとして活躍しました。ありがとう、QuickSilver。


ありがとう、そしてその蓄えたデータは次のマシンに受け継がれる。

2005.06.01

QuickTime 7.0.1 アップデート

 Mac OS X版QuickTimeが7.0.1にアップデートされました。ソフトウェア・アップデートで更新できます。また一部情報筋からは、Mac OS X 10.4.2が今月中にリリースされる予定であると伝えられています。


ソフトウェア・アップデートで更新可能。

2005.05.29

夏に向けて熱対策!

 こないだCPUファンをむしり取ったPower Mac G4ですが、新品のファンに交換しました。60×60×25mmのファンを取り付ければ良いのですが、ここで一つ落とし穴があります。Power Mac G4(QuickSilver)はロジックボード上の2ピンの端子から電源を供給していたのですが、最近溢れるファンはほとんど3ピンに切り替わっています。Pentium 4登場以降、ファン制御を行うためにパルスセンサー端子が増えているからです(さらに915チップセット以降は4ピンになった)。このため、巷で売っているファンをそのまま接続することはできません。
 やむなく3ピンと2ピンを変換するアダプターを挿入し、ファンとロジックボードをつなぎます。ただし端子が奥まで差し込めない形状だったので、中途半端な位置でコネクターが止まってしまい、とても気持ち悪くなってしまいました。でも、熱暴走したり爆音に悩むよりはまだマシなので、しばらくこのまま様子を見ます。

2005.05.29

Acrobat 7.0にアップグレード

 私の愛用するアプリケーションは、ここ数年減少の一途をたどっています。中には開発が打ち切られてもう後継バージョンは出ない代物まであります。
 そんな中、順調にバージョンが上がっているのが「Adobe Acrobat」。もはや電子書類で事実上の標準フォーマットとなっているPDF作成・編集にはかかせないアプリケーションです。Mac OS Xでは描画にまで採用されるなど緊密な関係にありますが、パラメータの細かい修正を加えるにはこのソフトウェアは欠かせません。私は日本語に対応したバージョン3以降からずっと使い続けています。古い資料をPDF化して置いておくと、マシンやプラットフォームが変わっても見続けることができ、保存フォーマットとしても適しています。
 今回はMac版の6.0 Standardを7.0 Standardにアップグレードしました。Standardは全ての機能が使える「Professional」の機能限定版です。


スプラッシュもシンプルです。

 見た目は旧バージョン6.0とあまり変わりませんでしたが、確かに動作が軽くなって、きびきび動くようになったのが嬉しい改良です。起動も速くなっており、これだけでも生産性が若干向上するかな。あとはバージョン5.0以前のように、全画面表示でサムネール表示を復活させてくれれば私的には大満足なのですが...。


アンインストーラーが加わりました。

2005.05.23

末期症状? Power Mac G4危うし!?

 購入から間もなく4年を迎える我が愛機「Power Mac G4(QuickSilver)」。経年劣化のせいか、どんどん爆音がひどくなってきています。特にCPUの吸気ファンは耳障りな高音を発するようになり、間違っても夜中に起動できないレベルです。ついに堪忍袋の緒が切れて、むしり取ってしまいました!
 装着されていた60mm×60mm×25mmのミネベア製ファンを外して起動すると、高音がなくなって少しだけマシになりました。気になる温度ですが、Virtual PCで負荷をかけてしばらく連続稼働しても手で触れるレベルなので今の時期はなんとかなりそう。ただしこれから暑い夏を乗り切れるかどうかは甚だ心配。最悪、熱暴走を繰り返してぶっ壊れるかも???


お前だけは許せない!

2005.05.20

"サポート名"でほのかな期待?

 先日発表された「Power Mac G5」「iMac G5」のサポート名が決定したそうです。Appleの製品の場合、初代iMac登場以降は基本的には製品名称がモデルチェンジしても変わらなくなったので、サポートを行う上での識別名が別途必要になるわけです。いわばクルマで言うと年式のようなものですね。
 さて、公表されたサポート名は「Early 2005」。2005年の前期モデル、ということになるのでしょう。その意味から考えると「Late 2005」が計画されていると見るのは深読みのしすぎでしょうか? 次期モデルで期待されるのはPowerPC 970MP、DDR2 SDRAM、PCI-Expressの採用など。待つべきか、踏み切るべきか...悩ましいところです。


Late 2005は出るの?

2005.05.17

Toast Titanium 6.1が日本サイトで公開されました

  Roxio社のMac OS用CD/DVD書き込みソフト、「Toast 6 Titanium」の6.1アップデータが日本のRoxio社のWebサイトにて公開されています。
 Toastはもはや数少ないMac OS専用の定番中の定番ソフトで、標準的なCD/DVD書き込みソフトです。対応ドライブの多さと対応の速さが魅力。このバージョン6.1でも最新ドライブに対応し、これさえあれば純正のDisc Burnerに対応していないドライブを内蔵した機種や、外付けドライブでもCD/DVDを書き込むことができます。
 惜しむらくは公開のタイムラグ。USで公開されてから日本のサイトに載るまでにちょっと時間がかかりました。このご時世ですから、対応ももう少し速くして欲しいですね。


6.1 Update。

2005.05.17

Mac OS X 10.4.1アップデートがリリース

  噂通り、Mac OS X 10.4.1 Updateがリリースされています。ビルドは「8B15」で、Safari・Dashboard・ グラフィックドライバ・アドレスブック・iCal・Font Book・Mail・プレビュー・ディスクユーティリティなどが更新されているようです。その他にも不具合のあった「.Mac」との同期・ファイル共有・IEEE802.11環境でのDHCP適用などが改善されたようです。
 私の環境では、「Adobe Golive」でMicrosoftのトラックボールの上スクロールが作動しない、「Retrospect Express」を使用すると次回再起動時に「起動項目のアクセス権が不適切」というエラーが表示されるなどのマイナートラブルがありますが、残念ながらこの更新では改善されませんでした。
 ちなみに、Appleからは詳細な更新内容が公開されているので、細かい内容はそちらで確認することができるようになっています。こういう情報が公開されると、適用すべきかどうか事前に判断できるので重宝します。基本は適用なんですけどね。


Tiger最初の更新。

2005.05.13

Firefox 1.0.4公開

 軽量WWWブラウザ、「Firefox」のバージョン1.0.4が公開されています。Windows/Mac OS X/Linux版がそれぞれダウンロード可能です。内容的にはセキュリティ・アップデートと思われます。

2005.05.10

iTunes 4.8 リリース

 Apple USサイトで「iTunes 4.8」がリリースされています。既報通り、「iTunes」から「アドレスブック」と「iCal」のデータをiPodシリーズに転送できるようになっています。その他、音楽再生の部分については特に変更はないようです。


周辺機能の拡張です。iSyncはもういらない?

2005.05.06

Mac OS X 10.4.1 & iTunes 4.8が間もなく登場?

 情報筋の伝えるところによると、Mac OS X 10.4.1とiTunes 4.8がリリース予定とのこと。Mac OS X 10.4.1は先日の10.4リリースまでに明らかになった不具合を修正するものになるそうで、今月中のリリースが予定されている模様です。また、iTunes 4.8は付属機能の強化がメインになっているようです。
 あと、Windows版の「Bonjour」もApple USのサイトでリリースされていました。ただしダウンロードリンクは非常にわかりにくいところにありました。


10.4リリースを期に「Bonjour」に改名。

2005.05.06

やはり? PowerBookバッテリ半死状態

 先日「復活したかも」と書いたPowerBook G4のバッテリー。再度スリープで落ちるまでバッテリ駆動を続け、充電を行ってみたところやはり50%強までしか充電できませんでした。Mac OS X 10.4のプロファイラの表示は従来のものよりも詳しい表示が可能なので、それで見てみたところ下のような結果に。もともとの容量4,165mAhに対し、2,259mAhで充電が止まってしまっています。これはもう、バッテリを交換せざるを得ないようです。


やっぱり気の迷いだったか...

2005.05.05

遅ればせながら...Mac OS X 10.4 "Tiger"導入!

 帰省で暇を持て余してしまったため、Mac OS X 10.4 "Tiger"をPowerBook G4 12inch (867MHz)にインストールしてみました。私は新しいOSがリリースされると必ずクリーンインストールを行うのですが、今回は帰省中で普段使っているアプリケーションのインストーラを持っていないため、アップグレードインストールを行いました。アップグレードは旧設定がトラブルの原因になることもあるので、できれば避けたいところなのですが、今回はやむなしです。
 今回のリリースからメディアがDVD-ROMになったので、インストールはディスクの入れ替えが無くなり、基本的には作業終了までほったらかしでOKです。


DVD-ROMの中身。シンプル。


さぁ、いよいよインストール!

 インストール作業を行うこと30分強。今回インストールしたマシンはPowerBook G4 (12inch) 867MHzです。クリーンインストールならもう少し早く終わったかもしれません。
 ただ最初の起動は時間がかかりました。設定をコンバートするためか、なかなかFinderが起動せず、フリーズしたかと思いましたがHDDは動き続けていました。
 しばらく待っていると、これまで通りソフトウェア登録を促すアシスタントが起動し必要な情報を記入して送信後、いよいよFinderが立ち上がります。右は「このMacについて」の表示、間違いなくバージョン10.4になっています。ビルドナンバーは「8A428」でした。


10.4に更新されています。

 メニューバーの右端に、虫眼鏡に似たアイコンが新設されました。これが今回のアップデートの目玉機能、「Spotlight」です。早い話が検索機能なのですが、このすごいところはファイルの中身まで索引を作り、管理できるところ。
 また、スピードが驚くほど速いです。最初の索引作成も20GB程度のボリュームで約10分。検索ボックスに文字入力を行うと一文字ごとに検索結果が絞り込まれていきます。
 左図のように、ただのファイル以外にもPDF書類やメールメッセージ、果てはiCalのスケジュールまで検索がヒットしました。これはもう凄いとしか言いようがありません。
 こうなるともうファイルの置き場所なんてどうでもよくなりますね。キーワードさえ覚えていれば、どこにあっても簡単に情報にアクセスできます。
 こういった機能がWindowsに搭載されるのはまだしばらく先。当面はMacの優位な点としてWindowsユーザーにアピールできることでしょう。


これが目玉機能の"Spotlight"。

 純正WWWブラウザ、「Safari」も新版に更新されています。一番の機能追加はRSSリーダが内蔵されたこと。RSSを配信しているサイトでは、アドレスバーに「RSS」マークが現れ、これをクリックするとRSSを表示して記事一覧を得ることができます。表示も見やすく、記事の長さをコントロールすることも可能。これならサードパーティ製RSSリーダを別途用意する必要はありません。
 メールクライアント「Mail」も新しくなりました。見た目がずいぶん変わって、仕分けフォルダにアクセスしやすくなりました。もちろんこのアプリケーションも「Spotlight」に対応しており、多くのメールから関連のあるものだけを抽出することができます。


"Safari"はRSSリーダー内蔵!


フォルダツリーが左側に移動し、"Spotlight"に対応。

 次は「Dashboard」です。「F12」キー一発で下図の様なミニ・アプリケーション群が起動します。カレンダーや電卓・時計・アドレス帳・スティッキーズ(画面上のポストイット)・iTunesコントロールなどが呼び出せます。他にもフライトスケジュールや天気・辞書サービスなどの単機能アプリケーションが目白押し。これまではメモを取るのにスティッキーズを起動して...といったことが必要でしたが、今後はこの「Dashboard」を使えば手間なしで作業を行えます。これで「Dock」にミニアプリケーションを登録しておかなくてもよくなりました。ちなみに、古くからのPCユーザーである私はMZ-2500のアルゴ機能を思い出してしまいました。


手軽な環境がGood。F12キー一発で呼び出せます。

 Appleテクノロジーの代名詞、「QuickTime」もバージョン7.0になりました。最大の新機能は今後主流になるであろう「H.264/AVC」のコーデック追加です。まだコンテンツが巷に溢れているわけではないので、画質についてはなんとも言えません(iChatでは有効?)。他にもプレーヤーの使い勝手など細かい部分でも改良されているようです。また、今回も従来と同じくフル機能を使うためにはPro版にレジストしなければなりません。レジストが前バージョンから引き継がれないのが残念。


再生コントロールも充実。

 Macでは昔から自動化が可能なスクリプト環境として「AppleScript」が用意されていましたが、今回のアップデートではそれをさらに推し進めて「Automator」なるアプリケーションが登場しました。AppleScriptをさらにオブジェクト指向&ビジュアル化され、アプリケーション連携を簡単に実現できるようになっています。サードパーティ製アプリケーションが全面的に対応すれば、作業の自動化が非常に簡単に設定できるようになるはず。


"Automator"で自動化も進む?

 その他にも、純正のインターネットサービス、「.Mac」との連携がさらに強化されています。これまで「iSync」というアプリケーションで行っていたバックアップやデータの同期が、「システム環境設定」または「Finder」から行えるようになりました。
 また、複数のMacを持っているユーザーには同期選択の自由度が向上しているようです。ただし、「iTunes」のプレイリストなどは選択できないようなので、従来からある「Backup」アプリケーションは併用せざるを得ないようです。
 10.3から採用された「iDisk」のローカル保存機能もそのまま活かされています。


「.Mac」との連携も強化。

 細かいところでも面白い機能が追加されていました。「iTunes」に登録されたMP3やAACファイルに埋め込まれたアートワークを表示するスクリーンセーバも登録されています。
 また、別のモジュールでは「Safari RSS」に登録されたRSS配信サイトから得たニュースをスクリーンセーバに表示させることができるようになっています。ただし、ちょっと読みにくいので実用的かどうかは「?」。
 その他、いくつか新モジュールが登場していますが、Appleらしくエレガントで上品なものが多い印象です。このあたりのセンスはWindowsでも見習って欲しいところですね。 


おまけ機能も充実。

 下は完全なおまけですが、漢字Talk 7.5〜Mac OS 9時代にあった懐かしの「グラフ計算機」も復活していました。実用性は疑問ですが、PowerPCの演算能力の高さを誇示する意味合いもあるのでしょう。その他、「ユーティリティ」内のアプリケーションもインターフェースが変わって、使いやすくなったものが多々ありました。


PowerPCの威力炸裂?

 今回のメジャーアップデートは、10.2 "Jaguar"→10.3 "Panther"の変化以上のものがあります。特に「Spotlight」は、これまでのファイル管理の在り方を根本から変えるものだと言えるでしょう。
 その一方、10.3 "Panther"と比較すると、最低動作条件が厳しくなってしまったのは残念ですが、私の使っているPowerBook G4 12inch (867MHz)では特に「重くなった」とは感じませんでした。起動も相変わらず速く、メモリを潤沢に積んでいるPowerPC G4以上の機種を持つ人には十分勧められる仕上がりになっています。

2005.05.04

予想通り? '05 iMac G5

 3日の夜から、「Apple Store」が更新中でアクセスできなくなっていました。何か出るのかな?と思っていたら、翌日ラインナップに「iMac G5」の'05モデルが追加になっていました。
 新しいiMac G5はプロセッサがPowerPC G5 1.8 GHz / 2.0 GHzに更新され、グラフィックチップがnVIDIA GeForce FX 5200からATI RADEON 9600に変更、またメモリ容量・HDD容量が増加しています。また、搭載OSがMac OS X 10.4 "Tiger"に切り替わっています。


予想通りのスペックで登場。

 ハイエンドの20インチスクリーンモデルはメモリをフル装備の2GBに増設しても30万円を下回り、スペックから見るとかなりお買い得感が高いですね。唯一、FSBが低く抑えられているのがちょっと気になるところですが、最近はUSB2.0やFireWireによる周辺機器の充実によりPCIカードの出番があまりないところを考えると、Power Mac G5のシングルプロセッサーモデルは影が薄くなってしまいます。
 再廉価機種の「eMac」もクロックアップされ、"Tiger"を搭載した機種の販売も始まったようです。

2005.05.02

Mac OS X 10.3.9+LiveUpdateの不具合解消

 Mac OS X 10.3.9にアップデートしてから、Symantecの「LiveUpdate」に不具合が出ていました。更新をかけた後、「Microdefs エラー LiveUpdate でウイルス定義を更新するときにエラーがありました」というメッセージが表示され、更新が行われないというもの。今回、「LiveUpdate 3.0.3」がリリースされて解消しました。

2005.05.01

Northwood、やっぱり1Uクーラーじゃ厳しいか

 自作3号機のメンテナンスを行いました。このマシンの欠点は、Socket370時代のケースのため、電源がちょうどCPUの真上に来てしまうことから、ファン効率が落ちてしまい冷却に厳しいということです。そこで、1Uクーラー(サーバーによく使われる薄型のクーラー)を使ってスペースを空け、風を流せるようにトライしてみました。温度が下がればファンの調整機能で静音化がはかれるはずです。
 Pentium 4のヒートスプレッダーと、クーラーの銅板についたグリースの残骸をアルコールで拭き取り、新しいグリースを薄く延ばして塗ります。3回ほどやりましたが、最低でも70℃ぐらいまでしか温度が下がらず、結局断念することに。2.4B GHzに元々ついていたリテールクーラーに戻しました。


"爆音"は変わらず、まぁこんなもんか。

 それでもグリースを塗り直したので、分解前に比べて表示される温度が5℃程度下がりましたが、D865GLCのファン制御機能ではリアケースファンの回転が0〜3,000r/minの間で不安定なため、ファン制御を切って全開にしました。温度は通常使用時50℃以下で運用できていますが、ほとんど騒音レベルは前と変わらずでした。

2005.05.01

バッテリー復活? でも怪しい...

 実はPowerBook G4 (12inch)でトラブルが起きていました。バッテリーの充電が50%ぐらいしかできなくなってしまったのです。Webで似たような事例をチェックしたところ、完全放電させてしまえば復活することもあるという記述を発見。実は帰省前に一度やってみたのですが、その時は効果なし。53%ぐらいで充電は止まるものの、Mac OS X上の表示はいつまでたっても「充電中」...。帰省後、一度バッテリーを使い込んだので落ちるまでそのまま使い続け、翌日充電を始めたところ、気づけば100%表示になっていました。う〜ん、久しぶりにこの表示を見た。


久しぶりに見た100%。

 とはいえ、50%の時点から100%まであまり時間がかかっていないところを見ると、実容量が減っているのは確かなようで、完全復活はあまり期待できないかな? このバッテリー、2年前に購入した際についていたものなので使い方によってはそろそろ寿命かも。

2005.04.30

ようやく移行、「Microsoft Office 2003」

 自作2号機のHDD交換に乗じて、インストールしていた「Office XP Standard」をアップグレードしました。実は現バージョンの「Office 2003」の発売時に、特別アップグレードで購入していたものだったのですが、あまり頻繁にバージョンを変えると使用者が混乱するのでそのままにしていたのです。HDD交換に乗じてアップグレードを行い「Office 2003 Standard」になりました。
 「Office 2003」の売りはXMLへの対応ですが、ホーム&スモールビジネスユーザーには正直言ってあまり関係ありませんね。ただしアイコンが立体的になったりするなど、見た目の変化は結構大きいです。さらに、最も変わったとされる「Outlook 2003」のメールブラウズ画面の縦3ペイン表示は確かに使いやすいです。


アイコンが立体的に! メールの縦3ペインは確かに見やすい

2005.04.30

最新HDDの実力は?

 自作2号機のHDDを交換しました。これまで搭載していたものはSeagateの「Barracuda 7200.7」のSerialATA、キャッシュ2MB搭載の80GBモデルでした。このディスク、シーケンシャル読み込みは評判通り速いのですがランダムアクセスが苦手で、結果的にWindows上ではあまり速さも感じられず、おまけにシーク音がガリガリとうるさかったので交換したいと思っていたのです。
 今回新しく搭載したのはHGSTの最新モデル「Deskstar T7K250」です。諸元は125GBプラッタを採用してキャッシュ8MBを搭載し、インターフェースはSerialATA IIに対応した160GB版、型番はHDT722516DLA380です。値段は1万円ちょっとで、旧モデルとの価格差はほとんどなしでした。このモデル、従来の4ピン電源コネクタも装備しているため古い電源でも使えます。もっともマザーボード側が対応していないので、SerialATA IIだからといって実は何も恩恵はないのですが。
 気になる動作音ですが、かなり静かになりました。Windowsの起動速度も速くなり、定評あるキャッシュアルゴリズムのおかげか通常操作時の体感速度も多少向上したようです。めでたし、めでたし。


SerialATA II(3Gbps)対応!

2005.04.28

期待、報われず

 ようやく発表されました、'05 Power Mac G5。デュアル2.0/2.3/2.7GHzとデュアルレイヤーDVD+R対応SuperDriveを搭載してのデビューです。搭載OSも"Tiger"に更新されており、上位2モデルは最大搭載メモリが正式に8GBになりました。ただしアーキテクチャ的には前モデルとほとんど同一。最上位機種のみプロセッサを水冷するという点も変わらずで、正直期待外れの内容でした。DDR2 SDRAMやPCI Expressの採用、PowerPC 970MPなどの新機構は、次回以降のアップデートに持ち越されました。


...残念。まだ3GHz達成できず。

2005.04.19

NABでは登場せず...

 残念ながらNAB 2005でAppleの新しいハードウェアは発表されませんでした。ただし、ここ2週間のうちに新しい動きがあるようで、26日あたりが怪しいと報じられています。「Power Mac G5」「eMac」「iBook」は確かにそろそろテコ入れの時期ではあるのですが、単純なアップデートには終わって欲しくないと個人的には思います。NABで発表されなかったということはスペック的にはちょっと期待薄かなぁ...。

2005.04.17

Firefox 日本語版 1.0.3に更新

  Windows/Mac OS X/Linux版のWebブラウザ、「Firefox」の日本語版が1.0.3にマイナーアップデートされました。
 ドキュメントがないので、 具体的にどういう改善が為されたのか、確定情報はなし。
 噂ではセキュリティ・アップデートではなく、Windows版のインストール時の不具合修正と、プラグインがない場合の動作が変わっているだけのようで、「何だそりゃ?」という感じです。Mac OS X/Linux版に至っては全くわかりません。
 もう少し、ユーザーの立場に立って何が変わったのかを紹介してもらえると助かるのですが。まだダウンロード入口ページのダウンロード表示は1.0.2になっているので、そのうち更新されるとは思いますが...。


順調に開発されてます、が!

2005.04.17

NAB 2005にて'05「Power Mac G5」発表?

 その筋の情報では、18日からラスベガスで一般公開される放送関連のイベント、NAB 2005において'05モデルの「Power Mac G5」「iMac G5」「eMac G4」が発表される(らしい)ことのこと。特にPower Mac G5はそのスペックに諸説入り乱れて期待と不安が...。

・デュアルコア「PowerPC 970MP」か、シングルコア「PowerPC 970GX」が採用されているのかは不明
・クロックは2.0/2.3/2.7GHz? 2.0/2.5/3.0 GHzの期待も...
・最上位モデルにはBlu-rayドライブ搭載の噂もあるが、Dual Layer DVD+R対応SuperDriveの可能性も。
・標準搭載メモリ倍増
・発熱量Downにより最上位機種の「水冷」は廃止?
・相変わらずメモリはPC3200 DDR-SDRAM?

 さて、詳細なレポートが届き、詳細が明らかにされるのは日本時間で火曜日の朝になるかな?

2005.04.17

数合わせ? Mac OS X 10.3.9 駆け込みリリース?

 Mac OS X 10.3.9がリリースされています。10.4の発売日が決まった直後のリリースであり、最新版では2週間しかいられないバージョンになってしまいました。番号からも、これがきっと"Panther"の最終バージョンになるんでしょうね。(10.3.10はきっと出さないよね、Appleさん...?)


10.3.9の次は...10.4!(だと思う)


"Panther"最終版...だよね。

2005.04.15

Windows定例パッチ4月分とCatalyst 5.4

 金曜日にWindows XPを起動すると、自動更新が作動してパッチを適用してくれました。まとめてリリースせずに、自動更新されるのであれば完成したら即出してくれた方がありがたいと思いますけど。また、ATI RADEONシリーズ用のグラフィックドライバ「Catalyst」のバージョン5.4がリリースされていました。こちらも早速適用しました。


自動で行われるので楽です。


こちらもまたまた更新!

2005.04.15

iDVD・iMovie HD・iPhotoのアップデート

  Appleのクリエイティブアプリケーションスイートである「iLife '05」のコンポーネント、「iDVD」「iMovie HD」「iPhoto」の3本がアップデートされています。

・「iDVD」5.0 → 5.0.1
・「iMovie HD」5.0.1 → 5.0.2
・「iPhoto」5.0.1 → 5.0.2

 詳しい改良点はソフトウェア・アップデートで説明されていますが、「iMovie HD」ではDV取込時や旧バージョンからのインポートの問題点の解消、「iPhoto」ではレイアウトやスライドショー機能の改善、「iDVD」では安定性と、「iMovie HD」「iPhoto」との連携の改善などが行われているようであり、適用が推奨されています。


3本まとめて更新!

2005.04.13

待望のMac OS X 10.4 "Tiger" 4/29リリース決定!

 Appleよりメールが来ました。待望のMac OS X新バージョン、10.4 "Tiger"のリリース日が決定したとのこと。4月29日に販売が開始されるそうです。AppleのWebサイトでは通常白が基調のページがご覧のように黒くなって、キャンペーンを展開中。リリースまであと2週間ちょっとです。


ついにリリース日決定!

2005.04.10

Firefoxで不具合発生?

 自分のWebサイトのチェックをWindowsマシンの「Firefox」で行っていて、奇妙な現象を発見しました。TOPページから「Everyday Life」「Mobility」を見ようとすると、ページが表示されずにHTMLをダウンロードしようとするのです。これまで全くなかった現象だけに困惑しました。
 MacのSafari/Internet Explorerと、WindowsのInternet Explorerでは問題なく表示されたため、原因はiDiskで更新したHTMLファイルについているMac固有の情報なのでは?と思い、GoLive 6.0からWebDAV接続での更新に切り替えたところ、問題は解消。
 これまでは全く問題なかっただけに、真の原因は不明ですがとりあえずは復旧。しばらくGoLiveからの更新で凌ぐ予定です。

2005.04.02

Mac OS X 10.4 "Tiger"がGMに?

 Mac関連の噂サイトが伝えるところによると、開発者に最近配付されたMac OS X 10.4がGM(ゴールデンマスター)になったとのこと。そうするといよいよリリースが近づいてきたと言えるわけで、近日中に発売日が正式発表されるかも?という期待が盛り上がってきます。

2005.04.01

D865GLC BIOS「P24」更新

 Intel USサイトでD865GLCの新しいBIOS「P24」が公開されていました。今回はWindows上からBIOS更新をかけられる「Intel Express BIOS」も配付されていましたので、早速適用しました。時々発生していたエラーも今回は発生せず、起動FDを準備することなく作業終了。なんか拍子抜け。
 搭載しているオーディオチップ「SoundMax」の更新ドライバも同時に配付されていました。

2005.03.29

不具合修正と引き換えに...

 日曜日に購入した「Movie Tank」。使ってみると、MPEG-2ファイルの再生が終了したり、再生途中でリモコンの「停止」ボタンをおして再生を終了させようとするとそのままハングアップしてしまいます。Web上で情報を収集し分析した結果、ファームウェアをダウングレードしてみることにしました。
 一つ前のファームウェアをWebからダウンロードして適用すると、上の不具合は解決。やっぱりファームウェアが原因だったみたいです。ところがこのバージョンは2GBを超えるファイルが認識されないので、いくつかのファイルが再生できなくなってしまった...。やっぱり、早く不具合を修正した新ファームウェアがリリースされないかな...。


操作性はやっぱりそれなり。

2005.03.27

外付けHDDケース? HDDプレーヤ!?

 かねてから欲しいと思っていた外付けハードディスクケース。今回購入したのは「挑戦者」(実はI/Oデータ機器のセカンドブランド)の「Movie Tank」です。このケース、実はただのUSB外付けケースというだけではありません。本体にMPEG-1/2/4のデコーダチップを内蔵したムービープレーヤなのです。これまでNASに内蔵していた250GBのHDDを取り外し、こちらに移植して使うことにしました。


アルミ筐体なので放熱性も良いです。リモコン付き。

 Windowsマシンで録画したMPEG-2ムービーをコピーしてみたところ、テレビからハードディスクのディレクトリ構造が認識され、コピーしたファイルがテレビ上に表示されます。もちろん問題なく再生されました。これでいちいちパソコンを起動しなくても、Windowsマシンでテレビ録画したムービーを見られるようになりました。コピーもUSB 2.0に対応しているので高速です。


これまで通り、パソコン側でも再生できます。

 パソコン側からは通常の外付けハードディスクとして使えます。嬉しいのはファームウェア更新でNTFSフォーマットに対応したため、NTFSでプロパティに設定したコメントがそのまま使える点です。またISOイメージの再生にも対応しているので、私が以前作ったオリジナルDVDもディスクをセットしなくても見ることができます。パソコン上で詳細なメタデータを作成するという私の使い方もスポイルされないので、私的には非常に嬉しい製品です。実際に動作させてみるまでは!
 が、ファームウェアがβ版なためか、リモコンでファイル再生を中止させようとするとハング...。まだまだ快適映像生活は遠そうです...トホホ。

2005.03.26

Power Mac G4のデータバックアップ

 これまで、Power Mac G4のバックアップは2台目のハードディスクに、自分でファイルをコピーして行っていました。ところがバックアップすべきファイルの総容量が40GBを超えて、管理と同期作業が一層大変に。そこで差分バックアップが行えるソフトウェアをインターネットで探してみましたが、なかなか使えそうなものはなし。諦めかけたその時に思い出しました。以前購入したSymantecのメンテナンスソフト「Norton SystemWorks」には、Dantz社のバックアップソフト、「Retrospect」の機能限定版、「Retrospect Express」が付属していたのです。


ちょっと古いバージョンですが。


シンプルなので悩まずに。

 使ってみると、サブセット版ですがホームユーザーの要求には十分応えられる代物でした。最初のコピーこそ時間がかかりますが、自動的に変更されたファイルのみを更新してくれるので、何も考えなくてもバックアップを取ることができ、非常に快適です。唯一心配なのはバックアップが1ファイルに集約されることで、ファイルが破損した際の復元性ですが、これまでMac OS X上で深刻なファイルは損に遭遇したことはないので大丈夫かな? おまけソフトも使ってみるものですね。

2005.03.25

軽量ブラウザ、Firefoxが1.0.2に更新

 Windows/Mac OS X/Linux用の軽量WWWブラウザ、「Firefox」のバージョン1.0.2(日本語版)がリリースされています。このリリースは、先日指摘されたセキュリティホールを塞ぐものであり、適用が推奨されています。
 私もWindowsマシンではこちらを使う時間が長くなりました。インターフェースがシンプルで、Mac上でメインに使っている「Safari」に近い使用感なので違和感なく入っていけます。
 正直、セキュリティを意識してあまり「Internet Explorer」を使おうと思わなくなりましたね。最近はIEにログイン名やパスワードを登録して使用することはなくなりました。
 同じMozilla Projectが出しているメールクライアント、「Thunderbird」も同じく1.0.2がリリースされています。


バージョン1.0.2です。

2005.03.19

ケータイ・デ・ピッ!と

 今年は祖父の七回忌のため、久しぶりに桜が咲く前に実家に戻ることにしました。約1ヶ月前に普段帰省で使うのと同じ便を予約し、チケットレスサービスを使って当日航空券を受け取ることに。今回はちょっと試してみたいことがあって、昨年末にNTT DoCoMoの3人娘のCMで流れていた「ケータイ・デ・ピッ!と」を実践してみることでした。数日前にANAの携帯サイトにアクセスし、iモードアプリをダウンロードして、ANAマイレージクラブの会員番号を登録して事前の準備は完了。
 羽田に向かうモノレールの中でiモードを使ってチェックインし、羽田空港のゲート前でいざ搭乗手続き。ケータイを読取機にかざすだけで、チェックイン機が反応。「ピッ!」という音とともに航空券が出てきました。まさにCMそのまんまです(当たり前か...)。初めて使ってみましたけど、これはホントに便利でした。癖になりそう(笑)。


ここがミソです。iモードFeliCa。

2005.03.13

Catalyst 5.3を適用

 ATI RADEONシリーズのドライバ、「Catalyst」のバージョン5.3が公開されていました。早速適用しました。今回も特に目新しい設定項目はありません...。ノーマルRADEON 9600ではもう新機能を期待するほうが無理だということは重々承知の上なのですが。


目まぐるしいですが、5.3になりました。

2005.03.06

D865GLC BIOS「P23」更新

 IntelのWebサイトにて、D865GLCの最新BIOS「P23」が公開されていたので、早速適用しました。この他にもICH5のドライバがリリースされており、こちらも適用。前回HDDを動かした際に、FDDの配線ミスで動作しなくなっていたので心配していましたが正しく繋ぎ直すと無事に起動。

2005.02.26

USBフラッシュメモリを導入

 LAN外のパソコンとのデータ交換用にフラッシュメモリを購入しました。大容量のデータを移す場合はCD-RやDVD-Rなどに焼くこともできますが、それもまた大変な上コストもかさみます。手軽な記録メディアがあればいいに越したことはありません。
 近所のショップにて容量1GBのフラッシュメモリ特価品を発見し、即ゲット。USB1.1&2.0に対応して、WindowsでもMacでも使えます。でも私の所有しているMacは1.1オンリーなので、大容量コピーは遅くて使い物にならない...。反面2.0対応のWindowsマシンでは快適でしたよ。これで手軽にデータを移動できます。


使用中は光ります。

2005.02.23

「Clutter」を愛用してます

「iTunes」を使っていて不満に思うのがせっかく登録したジャケットのアートワークが、最小化すると見られない点でした。これを解決するのが「Clutter」というアプリケーションです。
 これを起動しておくとアートワーク・曲名・アーティストを小さなウィンドウで表示してくれます。設定で常に最前面に置けるので、今流れている曲が何なのかを手軽に確認することができますし、コントロールも装備しているので操作も可能です。
 ただしMac OS X版のみの提供で、残念ながら「iTunes」と起動までは連携していません。まぁ、スクリプト組めばそれも問題なくできますけど。
  これで作業中でも今流れている曲を簡単に確認することができるようになりました。めでたし、めでたし。


サイズが控えめなのが良いです。

2005.02.16

フォントを変えてみると...!

 Windowsを使っていて不満なのが、デフォルトのフォントです。Mac OS XやLinuxに搭載されている日本語フォントはアンチエイリアスが効くと本当に読みやすい。それに比べて「MSゴシック」「MS明朝」の文字が美しくないのは誰もが認めるところ(?)です。
 そこで、「Macの見やすいOsakaフォントをWinで使おうプロジェクト」なるWebサイトに乗っていた「SH30-P/SH30-M」フォントを使ってみました。確かに「Osaka」フォントは見やすいのですが、Webサイトの見た目があまりにも変わるため、ちょっと敬遠してしまったのです。特に私はWebサイトの出来栄えをMac/Win両方で確認するのが常なので、あまりにも雰囲気が変わるとチェックにならないという問題点もあります。なのでInternet Explorerのフォント設定はデフォルトのままにしています。


デフォルトより格段に見やすい!

 さて、「SH30-P/SH30-M」フォントはSHARPの「LCフォント」をベースに改良を加えたものだそうです。SHARPのフォントは普段携帯(SH506iC)でも見ていますが、かなり見やすいです。どちらかというと「丸ゴシック」に近いような気もしますが、視認性からいえば間違いなくお勧め。目の疲れも少なくなりますよ。

2005.02.14

Catalyst 5.2を適用

 ATI RADEONシリーズのドライバ、「Catalyst」のバージョン5.2が公開されていました。早速適用しました。今回も特に目新しい設定項目はありませんでした。


バージョン5.2になりました。

2005.02.13

過去を清算?

Power Mac G4のiTunes用のMP3ファイルを一括メンテしました。私のライブラリは99年末ぐらいから「MacMP3」を使って構築しはじめ、その後「SoundJAM MP」に移行、「SoundJAM MP」をAppleが買い取って「iTunes」がリリースされてからはこれで管理して、現在の曲数は約2,400曲、全ファイル容量は9GBに到達しています。
 ここでミソなのが「MacMP3」「SoundJAM MP」「iTunes 1.0/1.1」でエンコードした古い曲。これらに共通するのはMac OS 9環境で作ったファイルということです。当時はまだファイルに「拡張子」をつけていなかったのですが、これらがMac OS Xに移行してから問題発生。Mac OS X上でもこれまでと同じくMP3ファイルとして認識されていても、Windowsからネットワーク越しに覗くと当然拡張子なし=曲ファイルとして認識されないということで、不具合甚だしかったのです。
 そこでMac OS X上で各ファイルに拡張子「.mp3」を付加し、「iTunes」ライブラリのリンクを張り直して、無意味な「Icon」ファイルなどを削除しました。これで問題なくWindowsに一括コピーできるようになりました。

2005.02.10

Mac OS X 10.3.8 リリース

 噂されていたMac OS X 10.3.8 Updateがリリース。Mac OS X 10.3 "Panther"の大きな更新は、これが最後になるのでしょうか? 
 内容は左にもあるようにOpenGL・グラフィックドライバ・ネットワーク機能の改良や新しいデバイスのサポートがメインのようです。
 そういえば、次期メジャーアップデートであるMac OS X 10.4 "Tiger"はいつまでたってもリリース時期が明言されず。
 次期Windowsの"Longhorn"もスケジュールの遅れが公になってきているので、あまり急いではいないのかな?
 それでも間違いなく今年中には出るのでしょうけど。タイミングとしては、初夏ごろと目される新型Power Mac G5リリースと同時期にあわせてくるんでしょうかね?
 "Tiger"のリリースは今年上半期と言われています。


Panther最後のアップデート?

2005.02.09

Windows Update

 MicrosoftからWindowsの定例パッチがリリース。今回は"緊急"レベルのものも含めて、私のWindows XP SP2環境では10のパッチが該当しました。要適用です。


こんなにいっぱい...。

2005.02.06

RSSが浸透

 Windowsマシンでは既に対応済みですが、最近RSSによるヘッドライン配信が浸透してきました。私がよく見るサイトだけも、かなり増えてきています。Honda・Apple Computer・NTT DoCoMoなど、使っている製品のメーカーに関しても配信先が増えてきたので大助かり。
 こうなると、Safari RSSを搭載するMac OS X 10.4 Tigerのリリースが待ち遠しいです。

2005.02.05

iTunesライブラリのカスタマイズ

 暇つぶしにiTunesのライブラリをカスタマイズしてみました。iTunesはドラッグ&ドロップでジャケット画像を曲に登録できるのです。「Amazon.co.jp」で紹介されているジャケットの画像サイズが300×300ドットでちょうど良いのですが、問題は何枚かのCDの画像(特に古いもの)がないこと。そこは他のサービスを利用して、Photoshopでサイズ調整して登録しOK。デスクトップが華やかになりました。
 ところがこの画像は曲ファイル(mp3、m4a)自体に埋め込まれるようで、ちょっぴり曲サイズも増えてしまいました...。iPodに転送する分にはちょっと不利かな?


少しにぎやかになりました。

2005.02.05

タスク優先度UPも、効果なし?

 Windowsマシンで行っているTV録画の編集で、MPEG2エンコードを多用しています。高画質の30分のMPEG2ファイルを、CMカットなどで23〜24分程度に編集するのです。ところがこの作業は再エンコードが必要なためさらに24分程度の時間が必要です。これを高速化できないかということで、タスクマネージャからプロセスの優先度を「高」にしてエンコードしてみました。
 結果はほとんど変わらない24分。実質的にプロセスの優先度の効果はなかったです。

2005.02.01

PowerBook G4、さらなる高速化

 噂されていたPowerBook G4が高速化して再デビューしました。1.5〜1.67GHzのPowerBook G4を搭載し、メモリは全モデル512MBが標準装備になりました。にもかかわらず価格はほとんど変わらず、実質的には値下げといえる設定になっています。また搭載HDDも5,400rpmのものが全モデルに採用されています。さらには緊急モーションセンサーを搭載するなど細かな改善も盛りだくさん。12inch(867MHz)売って乗り換えようかな...。


3兄弟、見参!

2005.01.29

「iLife '05」到着

 Apple Storeに注文していたソフトウェアスイート、「iLife '05」が土曜日の午前中に到着しました。箱が「iLife '04」と比較して小さくなり、デザインもポップに。早速愛機QuickSilver 2001にインストールしてみました。中身はDVD-ROMとCD-ROMが同梱されており、DVD-ROM版を使えばディスクの入れ替えなしにインストール可能です。


箱が'04より小振りになって好ましい。

 アイコンが一新されたのは「iDVD 5」。今回から「OneStep DVD」が搭載され、DVカメラを接続するだけで自動再生DVDを作成可能になりました。また、16:9ワイドスクリーンへの対応が行われた他にも新しいテーマが多数搭載されているようです。
 名称が一番変わったのが「iMovie HD」。名前の通り高解像度デジタルビデオの標準規格であるHDVをサポートしました。他のiLifeアプリケーションとの連携強化や、パフォーマンスの向上がはかられています。1月30日付けで5.0.1に更新されました。
 「iPhoto 5」はインターフェースが多少変化していました。「iPhotoブック」や編集機能、RAWフォーマットへの対応などが強化点です。旧バージョンからの移行ではライブラリのアップデートが必要でした。
 「GarageBand」はバージョン2.0に進化...したのですが、私はこれまでこれをまともに使ったことがないので、正直何が変わったのかよくわかりません。

2005.01.23

謎のフリーズ多発

 Windowsマシンで謎のフリーズが多発していたので、思い切って初期化再導入を敢行しました。心配していたアクティベーション(Windows XP & Office XP)も無事に乗り切って、ほっと一安心です。ちょっとだけきびきび動くようになったかな?

2005.01.22

Windowsマシン拡張

 Windowsマシンを拡張しました。256MBのDDR400-SDRAMを2枚追加し、これまでの256×2と併せてメインメモリ1GBになりました。


メインメモリ1GBに到達

 ついでにIEEE1394 PCIカード(1,570円)を増設して、Windowsマシンでも外付けハードディスクやDVカメラが使えるようになりました。余り物の60GBハードディスクを外付けケースに内蔵して接続。本当はFAT32でフォーマットしてMacと共有したかったのですが、FAT32では1ファイル4GB以下という制限があるため断念。NTFSでフォーマットしてDVDイメージを保存して使用することにしました。60GBとはいえDVD 13〜14枚分が収まるので、使い勝手も向上です。


こちらは新規追加

2005.01.19

Catalyst 5.1リリース

 ATIのRADEONシリーズのグラフィックドライバ、「Catalyst XP」が5.1にアップデートされました。

12/January/2005

Apple新製品発表!

 Macworld EXPO SF 2005が開幕し、予想通りいくつかの新製品が発表されました。残念ながら、私の期待していた「Power Mac G5」「PowerBook G4」のアップデート版の発表はなかったようです。


新製品ラッシュ!

 まずは「iPod Shuffle」。噂されていたフラッシュメモリ搭載版で、容量は512MB/1GB。iTunesのライブラリはまずこの容量に収まらないので、ライブラリからランダムセレクトして曲を転送するというアイデアで容量の少なさを補っています。サイズもかなり小さく、セカンドiPodとして見ると既存ユーザーにもアピールするかもしれません。
 次は「Mac mini」。「Power Mac G4 Cube」の再来ですかね。内部アーキテクチャは一世代前ですが、普通に使うには全く問題ないパフォーマンスですからデザインも相まってかなり魅力的。どちらかというとモニタをすでに持っている人のセカンドマシン向けの位置付けでしょうか。
 ソフトウェアでは「iWork '05」と「iLife '05」が発表されています。「iMovie」が「iMovie HD」に、「iDVD」「iPhoto」がそれぞれバージョン5に進化、さらにはワープロソフト「Pages」が加わり、「Keynote 2」「GarageBand 2」と併せてApple純正ソフトウェアシリーズも充実してきました。あとはExcel代替アプリケーションがあれば、Officeがなくても問題ないかな? このシリーズの発売は1月下旬のようです。
 また、あまり触れられてはいませんでしたがDVビデオ編集ツール「Final Cut Express」は「Final Cut Express HD」に強化されました。こちらは2月下旬の発売になる模様ですが、タイトル編集機能やサウンド編集機能などが強化されているようです。
 なお、既にiPod Shuffleに対応した「iTunes 4.7.1」と「iPod Updater 2005-01-11」がAppleのwebサイトで公開されており、ダウンロード可能になっています。

2005.01.05

間もなくMacworld EXPO SF 2005です

 年明けの恒例行事、Macworld EXPO SF 2005が間もなくですね。AppleのWebサイトでは先陣を切って「Xserve G5 2.3GHz Dual」と「Xsan」の発売がアナウンスされています。
 噂では、iMacから液晶ディスプレイを省いた500ドルiMac、フラッシュメモリ搭載の廉価版iPod、iMovie 5/iDVD 5/GarageBand 2などを含むiLife '05などが発表されると予想されています。iPodで好景気に沸く同社ですが、一体次の一手はどんなものになるのでしょうか? 発表内容に期待しましょう。

2005.01.04

DVDバックアップは一日仕事!

 母親に頼まれたDVDディスクのバックアップ。自作2号機はPioneerのDVD±R/RWドライブ、「DVR-106」を搭載しているので作業は可能です。Windows用のソフトウェア「DVD Decrypter」を使ってメディアのデータをISOイメージで吸い上げ、Roxioの「Easy CD&DVD Creator 6」でDVD-Rに焼いてバックアップディスクの作成は完了です。
 ところがDVR-106は4倍速書き込みのドライブなので、1枚書き込むのに約15分、読み出しでは色々試したものの2.1倍速相当が限界で、1枚読み出しに22分かかる始末。10枚作業するのに結局1日仕事になってしまいました...。

2005.01.02

Internet ExplorerにRSSフィールドを追加

 最近メジャーになりつつあるRSSによる記事配信。重いWebページを開かなくても見出しだけ先に確認できて、気になった記事名をクリックすればそのページが開くのでとっても便利です。そこでいいWindows用のRSSリーダないかなと探したところ、Internet Explorerのアドオンとして動作する「RSS Bar」というフリーウェアがありました。早速インストールしてみたところ、これがかなり快適。しばらく愛用してみることにしました。


確かに見やすいし便利。

2005.01.01

今年こそ、G5!

 現在のメインマシンPower Mac G4 QuickSilverは2001年の購入、その前のPower Macintosh 7600/200は1997年の購入だったことから考えても今年はそろそろ買い替え時期となりそうです。よくもここまで騒音に我慢してQuickSilverを使い続けたものだ...。さて、問題はDDR2 SDRAMとPCI Expressをサポートすると言われる次期モデルがいつリリースされるかです。ぜひPowerPC G5 3GHz超でデビューしてもらいたいものです。


次期モデルはTiger (Mac OS X 10.4)とともに?