2006.11.24

【番外編】DVD「ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」

 Amazonに発注していたDVD、「STARGAZER」が到着していました。早速観賞してみましたが、なかなかの出来です。本編が稚拙な演出だっただけに、丁寧に作られたストーリーに好感が持てました。また、特に印象に残ったのが音楽。大橋 恵氏によるBGMはスケール感とスピード感があって、ストーリーとのマッチして非常に効果的に使われていました。この一体感は全シリーズ中で評価の高い「0083 STARDUST MEMORY」にも勝るとも劣らないものです。是非OSTとして発売して欲しいと思うのでした。

2006.08.25

【番外編】DVD「機動戦士Zガンダム A New Translation」

 今日がDVD最終巻の発売日でした。「機動戦士Zガンダム A New Translation」シリーズ3部作の完結編です。この作品、22年前にTV放映されたものを劇場用に新作カットを追加して3本の映画に再編集したもので、昨年から今年春にかけて公開されました。シリーズの中でも最高傑作と言われる作品だっただけに、出来栄えを巡ってはインターネット上でも随分議論が巻き起こっていたようです。


22年目の異なる結末。これで良かったのか?

 もともと登場人物が多く、大河ドラマ的にエピソードの多い作品を無理やり尺内に収めているためか、話のつなぎ方がかなり乱暴になっています。その結果として、通して見るとかなり散漫な印象なのは否めません。また、最も違和感があるのが完結編の「誰も知らないラスト」。"ゼータ"の神髄は「悲劇」にあったと私は思うのですが...。

2006.08.15

淡々と進むのが不気味「UNITED 93」

 親父に映画に誘われたので、一緒に見に行ってきました。行った映画のタイトルは「UNITED 93」です。9.11の同時多発テロを題材にしたこの映画は、現場となったアメリカでも賛否両論あった作品です。
 作品の感想ですが...重いとしか言いようがないです。全編に流れる緊張感。映画というよりはむしろドキュメンタリー的な作りで、あまりに救いのない結末。制作側からの恣意的なメッセージが本編に全く見られないので、ただ淡々とストーリーが進んでいくのが却って不気味でした。

2006.04.25

【番外編】DVD「仮面ライダー THE FIRST」

 昨年公開された映画「仮面ライダー THE FIRST」を見ました。この作品、最初かつ本来の設定をベースに現代版にリメイクしたもの。昨今のCGや特殊効果の向上もあり、全編で迫力あるアクションを楽しめます。特に、サイクロン(主人公の愛車)を使ったアクションは凄い。車両もCBR1000RRやCB1300SBが使われていて安っぽさなしです。


大人でも十分楽しめますよ。CBR1000RRも大活躍。

 印象に残ったのはヒロインの小嶺 麗奈。少し気の強い、でも儚げな感じで今回のような役柄にはピッタリはまっています。以前から気になる女優さんでしたが、さらに好きになっちゃいました。

2006.01.04

再生の代償「男たちの大和」

 親父と2人で、現在公開中の映画「男たちの大和」を見てきました。「大和」とは言うまでもなく旧日本海軍の象徴、時代に乗ることができなかった非運の戦艦。この艦の運命には当時の日本そのものが重なっているともいえるでしょう。
 さて、映画の方は時間も2時間半と、なるほど話題の超大作。CGを駆使した最後の戦闘シーンはとても迫力がありました。でも、映画としては登場人物の掘り下げがちょっと甘く、物足りなかった気がします。少年兵の視点から描いたためか、もっと奥深い群像を期待していた私は、正直ちょっぴり残念。


公式Webサイトも必見です。