2024.06.02-06.03

ピンク色のスズランを探索せよ

 妻はスズランが大好き。家の近所で見つけては「かわいい」と夢中になって観察し、「どうやったら手に入るか」を真剣に考えています。ただ、咲いているところの扱いを見るに、雑草レベルだと思われるのですが...?
 Webでスズランの情報を集めたところ「ピンクスズラン:咲き始め」という記載を発見。スズランと言えば普通は白だと思うのですが、これは北海道にある公園で見られるらしい。妻に聞いてみたところ「知らない。でも見たい!」ということになり、この週末がまさしく見頃ということもあって、急遽実物を見に行くことにしました。行先は幹線で座席数の多い札幌ですが、さすがにもう特典航空券で金曜や土曜日のフライトは取れなかったので、日曜の朝に羽田を出発して月曜日の午前便で戻ってくるという変則行程になりました。
 日曜日、朝5時台の西武新宿線急行に乗って高田馬場へ。そこからJR山手線・東京モノレールを乗り継ぎ、羽田空港第2ターミナルへ。そのまま手荷物検査場を抜け、20分ほどラウンジで休憩してから搭乗口に移動して機内へ入りました。


真新しい機体に乗れました。B787-10型機です。

 今回初めて最新型のB787-10に乗ることができたのは嬉しかった。シートまわりの設備もA321neoと同じになっており、窓側座席は確保できなかったものの、モニターで機外カメラの映像が見られたりして離着陸時は楽しめました。搭乗便NH53は定刻通り新千歳空港に到着。


離着陸時はこのように外が見られます。北海道は晴れていました。
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 そこからJR千歳線の快速列車「エアポート43号」で札幌駅へ向かいます。


新千歳空港駅から快速エアポートで札幌へ移動します。
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 この日はプロ野球の試合があったようで、大勢の人が最寄の北広島駅で下車していきました。札幌駅には10:37に到着し、地下鉄南北線に乗り換えてすすきの駅へ。時間にも余裕があったので、先にホテルに荷物を預け、身軽になってから目的地へ行くことにしました。ホテルのセルフクロークに荷物を入れ、再び地下鉄に乗って終着駅の真駒内駅へ。ここから1時間に1本しかない路線バスに乗り換え、30分ほど山に分け入ったところが目的地である「国営滝野すずらん公園」です。戻りの最終バスが出るまであと4時間なので、効率良く回っていかねばなりません。
 まずは事前情報に基づき、「平成の森」というエリアに行ってみました。ここは無料のエリアだそうです。渓流口停留所でバスを降り、川にかかる橋の下に降りて渓流沿いの遊歩道へと向かいます。遊歩道の樹々はとにかく緑がとても鮮やか。しばらく歩くと前方に花が咲いている場所が見えてきました。どうやらこの辺りが平成の森のようです。


渓流ゾーンの遊歩道に来ました。新緑がとても鮮やかでした。
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ここから「平成の森」が始まるようです。


「平成の森」で見かけた植物の数々。タンポポはジャンボサイズ!

 ところが探せど肝心のスズランが見当たりません。一回りしてから歩道の反対側に行ってみると...ありました! でもまだ咲き始めといったところかな。しかも群生しているという感じではなかったので、ちょっとイメージしていた咲きぶりと違っていました。


見つけました! スズランです。大きな樹の根元に生えていました。
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本州で咲いているのに比べ、葉っぱがとても元気に見えました。
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 まだ先で見るべきものがあるので、ここから折り返して橋まで戻り、本来の入場口である「中央口」まで歩きました。途中にはルピナスも咲いていて、本土とは違う植生を実感しました。


渓流沿いの遊歩道を公園入口に向けて戻っていきました。
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ルピナスです。1年前にも三国峠などで見ました。
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 中央口から入園しましたが、この日は「スズランフェスタ」開催で無料開放日になっており、多くの人で賑わっていました。ゲートをくぐった正面にはチューリップが斜面に植わっており、色の競演を楽しめます。もう見頃はすっかり過ぎてしまっていたようですが、それでも満開を迎えている品種もあり、被写体は豊富でした。


中央口から入場、この日はなんと無料開放日でした。


入場口正面は傾斜地。チューリップが出迎えてくれました。


正直、見頃は過ぎ去ってしまったようでしたが...。
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時々はっとする光景が見られました。
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 斜面を登ったところが東口エリア。この時点で13:30になっていたので、休憩所の中で昼食です。さすがにここまで移動し続けてきたのでくたびれました。


だいぶ遅くなりましたが、休憩所で昼食。さすがにお腹が空きました。

 近くにあった開花状況を示したボードを確認し、いよいよ本命のスズランを探します。地図によればメイン通路から南に入ったところで咲いているらしい。注意深く歩いていると、道脇にスズランが咲いている場所を発見! しかもいきなりの「桃花ドイツスズラン」です。うわ、本当にピンク色だ。妻は大喜びで、夢中になって撮影していました。また、多くの人が立ち止まってカメラを向けていたのも印象的でした。


ついに見つけました! 「桃花ドイツスズラン」というそうです。
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上側がピンク色に染まっています。道沿いの一角だけで見られました。
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 さらに奥へと進んで行くと、「花のテラス」というエリアに北海道固有種(「チシマ」の名がつくものが多い)の花が多く植わっており、それぞれの特徴を楽しみながら坂を登って行きました。


このエリアでは北海道の固有種が多く見られました。

 坂の上には天文台がありました。残念ながら閉鎖されていましたが、ここでは夜空観察なども行われるようです。


坂を登り切ったところに天文台。さらにその先に展望台があるようです。
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 もう少し進むと右手の視界が開け、眼下にゲレンデのようなすり鉢状の芝生が現れました。すごいスケールです。遊歩道はその頂上部を成しており、カーブ形状をして続いてました。上から見下ろした時の開放感はすばらしい。


道の右手の視界が開けました! 遠景には残雪が残る山も。
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道を回り込むと、ゲレンデを上から見下ろす形になりました。

 その先には「すずらんの丘展望台」があり、3階の展望室からは360°の視界が楽しめました。よく見るとまだ雪が残った山が見えていて、北側は遠く石狩湾まで見渡せました。


「すずらんの丘展望台」より。空がとても広く感じました。
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30kmぐらいはあるはずですが、遠くには石狩湾が見えていました。

 終バスを乗り逃すと悲惨なことになるので、ここから引き返していきました。気になるのはやっぱりスズラン。妻も「去りがたし...」と呟いてなかなか離れようとしません。結局その周りでバス出発時間近くまで過ごすことになりました。


白い「ドイツスズラン」の群生も発見。これは賑やかです。
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二人でスズランの撮影をたっぷり楽しみました。妻曰く「去りがたし...」。

 夕方になって風が強くなり冷え込んできたため、バス発車時刻の25分前には園外へ出ましたが、停留所にはすでに多くの人が並んでいました。しばらく待つとバスがやってきたので乗車。幸い座席に座ることができました。


始発でバスに乗れる東口から退場することにしました。
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しばらく待つとバスが来ました。幸いなことに座ることができました。

 30分ほどで真駒内駅に到着。再び地下鉄に乗車し、宿最寄りのすすきの駅へ戻ります。この路線は途中まで地上シェルターを走るという珍しい路線。車両はゴムタイヤを採用し、加減速がとても鋭いという独特の乗り心地でした。


真駒内駅はバスターミナルが大規模。札幌五輪で整備されたそうです。
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地下鉄で再び中心市街地へ戻っていきます。乗り心地は独特でした。
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 すすきの駅で下車し、ホテルにチェックインして荷物を部屋に入れてから夕食に繰り出すことに。今回の宿は「コンフォートホテル札幌すすきの」さんです。すすきの交差点からは徒歩5分ほど。部屋の広さもまずまずあって、設備もきれいで居心地が良かった。


こちらが今回宿泊したホテル。すすきの交差点から2ブロック東にありました。


部屋はツインルームですが、奥が意外に広くて使いやすかった。
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 さて、今晩の夕食の目当ては「スープカレー」です。評判の高い店を事前に調べておいたので、そこを目指してまっすぐ移動。行ったのはすすきの交差点の北西側にある「カレーショップエス」さん。メニューは基本のメニューを基に、辛さやトッピングを選ぶシステムでした。私はタンドリーチキンと野菜のスープカレー、妻は野菜ときのこのスープカレーを選択。さらに妻は「ガラナ」という北海道独特のドリンクを選びました。少し酸っぱさのあるコーラという印象でした。乾杯!


すすきの交差点北西側のビルの地下に、目当ての店がありました。
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私はサッポロビール、妻はガラナで乾杯! スズラン探索お疲れさまでした。

 私は本格的なスープカレーは初めてでしたが、想像したようなドロッとした食感ではなかったのが発見でした。ピリッとした辛さながらコンソメスープのような舌触りで、独特の食感。野菜もよく煮込まれていてホクホクで、チキンも食べ応えがありました。これはなかなかに美味しい。わざわざ来た甲斐がありました。


これが本物のスープカレー! 具材もよく煮込まれて美味しい。

 夕食後、お土産を買いに通りを北上。地下鉄さっぽろ駅近くで買い物をし、地下鉄東豊線で豊水すすきの駅まで移動して宿へ。


大通公園を抜け、さっぽろ駅まで移動してお土産をゲットしました。
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 途中、地場コンビニのセイコーマートを求めて街を彷徨ったので、ロビーでコーヒーをご馳走になってから部屋に着いた時にはもう20:30を回っていました。


北海道に来たら、コンビニで寄るのはここです。


ロビーの奥には図書室のようなスペース。無料のコーヒーを頂いてしばし休憩。
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 前日(入間基地ランウェイウォーク)に引き続き、この日もよく歩きました。

 翌朝は5:30に起床し、6:30からの朝食へ。バイキング形式ですが料理の種類は少ないものの、要所を押さえた品揃えで不満は感じませんでした。何よりスープカレーが選べるのは嬉しい。妻はスムージーを飲み比べられてご満悦でした。


朝食です。少し早めに来たところ一番乗りでした。


種類は少ないのですが、ツボを押さえた品揃えで不満なし。

 さて、この日はもう帰るだけです。飛行機の時間を考えると8:30に宿を出れば充分なはずなのですが、特にすることもないので出発を前倒し。この時点ではこの選択が後々の行動に効いてくるとは夢にも思いませんでした。 宿の前で見つけた(おそらく今年最後の)桜を撮影し、豊水すすきの駅から地下鉄に乗りさっぽろ駅へ。ちょうど通勤時間帯で、電車は満員状態でしたがなんとか乗りはぐれずに済みました。


ホテル前の街路樹で咲いている桜を妻が発見しました!


今度こそ今年最後の桜です。まさかまだ楽しめるとは!

 そこからJR札幌駅まで、地下通路を移動。ところが地上に上がったところ、改札前の様子がおかしい。LED表示の発車標が点灯しておらず、多くの人が改札の外で待っている状態でした。アナウンスを聞くと夜間の保線作業中のトラブルで、函館線・千歳線が運転見合わせになっているとのこと。何だって!? そんなことニュースでは一言も言ってなかったのに!  構内に流れるアナウンスによれば「空港連絡バスの利用も考えてほしい」ということだったので、空港行きバスの停留所を検索して行ってみました。ところがこちらも既に大行列! バスは15分に1本で、並んだ人数を見るにどう考えても3~4本ぐらい後にならないとは乗れそうにない。これはダメだということで、電車の運転再開の方に賭ける判断をしました。


まさかの電車運転見合わせ! 果たして時間までに空港へ辿り着けるのか!?
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 再び改札前に戻ったところ、発車標に先ほど表示されていなかった「快速エアポート」が表示されているのを発見! ひょっとすると乗れるかもということで、改札内に駆け込んでホームへ。乗車できる車両を探してなんとか乗り込むことができました。その結果、8:30前に札幌駅を出発することに成功。結果的に大正解になりました。ラッキーです。


運転再開最初の快速エアポートに乗車成功。これはツキがありました!

 ただその後も影響は残り、南千歳駅で列車交換の待ち合わせで10分弱停車するなど、そうスムーズには行きませんでした。9:10ごろにようやく新千歳空港駅に到着。ここまでくればもう大丈夫です。ステータス保持者用入口から手荷物検査場を抜け、ANAラウンジでようやく一息。さすがに今回は気疲れしました...。


なんとか搭乗開始1時間前に新千歳空港へ到着しました。
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 しばらくすると、搭乗便NH56の使用機が羽田から到着してきました。なんと「STAR WARS」の特別塗装機でした。


搭乗機はB777-200の「STAR WARS」 特別塗装機でした。


しかも目の前のスポットに入ってきました。妻も大喜びです。

 出発時刻25分前にゲートに行ったところ、もう一般客の搭乗が始まっていました。我々も列に並んで機内に入ります。出発はほぼ定刻通りで、南向けに離陸しました。上昇途中では広い原野や、昨年フェリーで降り立った苫小牧西港を上空から眺めることができました。


機内に入ってほっと一息。色々ありましたが予定通り帰れそうです。


滑走路19Rより離陸。眼下には広大な原野と、昨年利用した苫小牧西港が見られました。

 この日は東北地方は雲が多く、あまり下の景色は見られなかったそうです。飛行機はほぼまっすぐ南下し、房総半島上空で鋭く右旋回し、南側からC滑走路に着陸しました。関東地方は概ね晴れており、ほぼ定刻通りに羽田に到着しました。


羽田空港にはほぼ定刻通りに到着しました。
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 ここからの帰路ですが、荷物がそこそこ増えたため、電車の乗り換えは少々きつい。1時間ほど待てば川越方面行のバスに乗れるタイミングだったため、その間に昼食を摂って帰ることにしました。ちょうど到着口近くにあるお蕎麦屋さん「つきじ庵」に入れたので、二人とも「胡麻だれせいろそば」を注文。とても香ばしいたれの風味でした。


川越行きのバスまでの余裕時間を使って昼食にしました。


二人とも「胡麻だれせいろそば」を選択。いい香りでした。

 我々を乗せたバスは13:10に第2ターミナルを出発。これで何度も荷物を抱えて階段を上下しなくて済むので楽に帰ることができます。


第2ターミナル8番バス乗り場から川越へ。これで楽に帰れます。

 平日午後ということもあって渋滞もなく、14:40ごろ終着地の本川越駅に到着。駅ビルの中で夕食のパンを買って電車に乗り込みました。最寄り駅に移動するまでの間に空が真っ暗になって雨が降り始め、駅から先は傘が必要になってしまいましたが、15:00には自宅に無事到着。振り返ればかなりドタバタしましたが、ともかく予定通りに帰れてよかった。

 駆け足ではあったものの、当初の目的は全て達成できました。移動距離の割には交通費+宿泊費で一人当たり1万円ちょいの格安旅。それでも妻に喜んでもらえたので良かった。
 さて、その妻は公園でピンクスズランの鉢を購入。自宅で育てることにしたようです。来年は自宅であの花が見られるといいね。

2024.05.25

珈琲+建物探訪@東京武蔵野&小金井

 この日は特に出かける予定はなかったのですが、風は少々あれどもまずまずの天気。そこで電車で近場へ探索に行ってみることにしました。朝食用のコーヒー豆ストックがもうすぐ切れてしまうことから、それをお店に買いに行こうという趣向。事前に色々と調べて、候補に上がったのが東京都小金井市です。
 西武新宿線で東村山駅まで行き、国分寺線に乗り換え。終点の国分寺駅でJR中央線に乗って新宿方面へ。武蔵境駅で下車し、高架下を500mほど西へ戻ったところに目的の店がありました。「高架下ond焙煎所」さんです。


「高架下ond焙煎所」さんに到着、4つの店が集合していました。
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 店舗は軽食、クラフトビール、ケーキとコーヒーの4つの店がスペースを共有するスタイル。最初にテーブルを確保して、それぞれの店でテーブル番号を申告して注文するというやり方。コーヒー豆を買う前に、まずはケーキとコーヒーで一服することに。私はガトーショコラとタンザニア、妻はチーズケーキとペルーを注文。この組み合わせは味が対極していて、交換しあって食べてみたところ、珈琲の特徴が一層引き立ちました。
 最後に朝食用の豆を購入しましたが、妻曰く「ここのマスターは只者ではない」との印象。なかなか耳にしない珍しい産地の豆を入手したので、飲んでみるのが楽しみです。


座席を確保した後、それぞれのお店で注文と会計を行います。
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二人である意味対極にあるケーキとコーヒーを注文、美味しかった。
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 コーヒー豆は確保したのでメインの目的は達しましたが、まだまだ日が暮れるまでは充分な時間があります。そこで都立小金井公園まで行ってみることにしました。高架下をそのまま東小金井駅まで行き、そこから北に進みます。入口までの距離は2.6kmほどあって、40分弱かかりました。
 小金井公園に入ると、敷地の広さにびっくり。緑がとても豊かで癒されました。


40分弱歩いて小金井公園に到着。緑がとても鮮やかでした。

 さて、ここには「江戸東京たてもの園」という屋外博物館があります。大正時代からの東京にあった建物を移築したり復元したりした建物が並んでいます。妻が古い建築物が好きなので、行程に組み入れてみました。
 まずは西ゾーンを巡ります。こちらは昭和初期から戦後にかけて建てられた写真館や一般住宅(といってもハイソな方々の所有だったもの)です。内部も公開されていて、当時の生活の雰囲気を感じることができました。


西ゾーンは写真館だったり、今で言うデザイナーズ物件の建物群でした。

 この中で最も楽しみにしていたのが「高橋是清邸」。首相・大蔵大臣を歴任し、二・二六事件で暗殺された高橋 是清の旧邸を移築復元したものです。


高橋是清邸の全景と玄関、人が少ないところで撮影できました。
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二階の書斎からは紅葉に手が届きそう。この部屋が事件の舞台になったそうです。

 その隣には大正期に建てられたという茶室があり、妻は興味津々。時々イベントが開催されるそうですが、参加費用は「お高い」とのこと。そりゃあそうでしょうねえ。


西川邸の隣には茶室がありました。


せっかくなのでEOSで詳細撮影。コンパクトさが印象的です。


大正期建築の西川家別邸、隠居所だそうです。

 その南側には旧宇和島藩主である「伊達家の門」がありました。見事な造りです。


こちらも大正期の建物だそうです。
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 そこからは東ゾーンになり、大正から昭和初期にかけての建物群が並び。まるで街並みになっているようです。道がアスファルトでなければ、まさしくタイムスリップしたかのように思えそう。
 その中で一番興味を引いたのは下の建物。この「万世橋交番」は明治期に建てられたらしい。カウンターから当直用の座敷まで、機能性を確保しつつ見事にコンパクト。一人暮らしだったら究極のスペース効率なのではなかろうか。地震が来ても倒壊しそうにないですし。


堅牢かつ機能性を確保した上でコンパクトなのが気に入りました。
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 東ゾーンの街並みを撮影しながら巡っていきました。こちらはまるで昭和初期の商店街のようで、商売という観点では今に通じるものがあります。その中には辞書で有名なあの書店もありました


あの辞書で有名な本屋さん? 乾物屋さんは今はなかなかないですね。
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商売に関しては、今も当時も変わらないものが多い印象です。

 一番奥には銭湯が鎮座しており、こちらも内部が公開されています。私は学生時代、昭和20年代に建ったというアパート住まいで銭湯通いしていたので懐かしかった。


一番奥に銭湯「子宝湯」がありました。


内部はこんな感じ。これは私にとっては懐かしいなあ。

 夢中で見ているうちに閉館のアナウンスが聞こえて来たので、これで見学は終了です。見どころが多かったので、もっと早く来ればよかった。妻も「ぜひ季節を変えて来たい」とのこと。春の桜か秋の紅葉の時期にまた来てみよう。
 小金井公園の西口から退園し、小金井街道を北上。西武新宿線の花小金井駅から電車に乗って帰途につきました。結局自宅に着いたのは18:30。ちょっとした散歩のはずが、10kmほども歩くハードなお散歩になってしまいました(苦笑)。

2024.05.06

GW帰省(復路編)

 色々あった休みもついに終了し、昼前のNH564で首都圏へ戻ります。ところが羽田からの便の到着遅れにより、いきなり出発が35分遅延しました。


搭乗機は羽田から30分遅れで到着しました。

 幸いその後の案内は順調に進み、飛行機に乗り込みました。南向きに離陸し東京へ。この日も天候が悪く、所々で大きい揺れが発生していました。実際、気流の悪いところを避けるようにジグザグに飛行していたようです。
 羽田には房総半島を縦断し、千葉上空からB滑走路へ着陸。降機して手荷物をピックアップしたところ、12:20ごろに到着ロビーに出ることができました。その結果、最寄り駅に最も近い川越行きのバスの時間に近くなったため、30分ほど待ってそれを使うことにしました。これでスーツケースを持っての上下移動が避けられます。


今回の帰省は行きも帰りも雨まじり。景色の面では今ひとつでした。

 13:10に第2ターミナルを発車したバスは、休日昼間のおかげか定刻より30分弱ほど早く本川越駅に到着。そこから電車に乗り継いでちょうど15:00に自宅に帰り着くことができました。やっぱりこのバスは我々にとって非常に便利な存在です。便数がもっと多いと嬉しいのですが。

2024.04.27

GW帰省(往路編)

 夫婦で高知へ帰省しました。フライトは13:50発のNH565です。最初は所沢駅発のバスを使おうと考えていたのですが、Google Mapの渋滞予想ではそれなりの遅延が予想されたため予定を変更。西武新宿駅まで特急「小江戸」を使い、その隣にある新宿歌舞伎町東急タワーからの空港連絡バスを利用することにしました。
 これが当たりで、混雑する駅で重い荷物を引き摺って上下動して乗り換える必要がなく、さらには渋滞にも遭遇せずに羽田空港に到着できました。今度から羽田に向かう際はこのルートも積極的に活用していこう。


比較的楽な移動で羽田まで来ることができました。


64番スポットで出発を待つNH565便。

 ただ、例年通りですが利用者が多いことによる混雑のため搭乗開始は遅れ、ドアが閉まってから滑走路へ移動するのも少し待たされた結果、離陸が定刻から30分ほど遅くなりました。またこの日は航路上の天候が悪く、ほとんど景色は見られなかったそうです。さらには揺れのため飲み物サービスも途中で打ち切り。幸い我々は前方座席だったのでぎりぎり受け取ることができました。


搭乗してようやく一息つけました。


航路上はだいたい曇りで、下の様子はあまり見られなかったそうです。

 到着も30分遅れでしたが、幸い雨は降っていませんでした。さあ、連休スタートです。


巨大な「かつおのタタキ」が出迎えてくれました。

2024.04.26

青い絨毯! ネモフィラ満開

 数日前「国営ひたち海浜公園」のネモフィラが満開になったというニュースが出ていました。5年前に一度行きましたが、その時は時期がやや早く、まだ満開というに早いタイミング。翌日からは大型連休でさらに人出が増えるだろうということで、有休が取れたこの日に行くことにしました。
 6:00に自宅を出発し、関越道・川越ICから高速に乗り、鶴ヶ島JCTで圏央道に乗り換えて東へ。対面通行区間が始まる幸手IC付近ではよく渋滞するのですが、今回は順調に通過できました。つくばJCTから常磐道に乗り、水戸方面を目指します。
 7:45には友部SAに到着、ここで朝食休憩をしました。この日は駐車場が8:30が開くことがわかっていたので、それに出発時間を調整。北関東道から東水戸道を経由して最寄りのひたちなかICへ。
 8:40ごろ到着し、駐車場入口ゲートの料金ゲートに並ぶ車の後尾について進んで行きました。入場口に近いところに車が停められたのは良かった。


国営ひたち海浜公園へ来ました。平日なのにかなりの行列です。
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 券売機で入場券を購入したタイミングで開場。我々も並んでいた人々に続いて中央口から中へ入りました。目指すネモフィラはそこから徒歩5分ほど奥に進んだ場所です。


園内に入り、案内に従ってネモフィラの咲く丘へ進みます。
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 奥に進むと、向こうに青く染まった丘が見えて来ました。ここが「みはらしの丘」です。丘を登る遊歩道があり、人が数珠つながりになって丘の上を目指していました。前回に比べると確かに花の密度が高く、本当に絨毯のようです。


やってきました。満開だけに青の密度がすごい!
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写真を撮りながら丘の上まで行って一周しました。

 多くの人が写真を撮りながら進むので、一周するのにそれなりに時間がかかりました。シャッターチャンスを探しつつ手早く撮影するのが大変でした。


人の列が長く伸びているのがわかります。
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縦構図の方が印象的な絵を撮りやすいようです。

 下に降りると鮮やかな黄色が目に入りました。菜の花です。その向こうに青色の丘が見えるのは壮観でした。


菜の花越しの青い絨毯、はるばる来た甲斐がありました。

 その裏手を西口に向かっていくと、チューリップが咲き誇るエリアがありました。種類も多く、色のバリエーションがすばらしい。日陰だったのでストロボが大活躍、持参してよかった。天気のいい日でも最近は手放せません。


九州で見られなかったチューリップをここで見られるとは。
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さまざまな色が見られるので、どのアングルも魅力的でした。


色の鮮やかさでは今年一番かもしれません。
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 その後再び中央口前を経由して、芝生のエリアへ。ここで友部SAにて購入したパンで昼食。カレーナンはふっくらして美味しかった。


来る途中で買ったカレーナンで昼食。外で食べるとより美味しい。

 見たいところは見られたので、帰路の混雑を避けるべくここで引き上げることにしました。再びひたちなかICから高速に乗り、同じルートで戻っていきました。


ここは別の季節に来るのも面白そう。青色を堪能して帰路につきました。
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 帰路はやはり車線が減少する五霞ICで渋滞しましたが、10分ほどで通過。そこから先は川越ICまでスローペースなれど順調に走行。近くのGSで給油してから14:00ごろ自宅に戻りました。本日の走行は321.7km(うち一般道21.1km)、平均燃費は21.0km/Lでした。


ほとんど高速走行でしたが、渋滞もあって少々疲れました。

 4月は週末ごとにお出かけをし、休養する機会が少なかったので疲れましたが、圧巻の景色が見られて行って良かった。