2025.06.13
今年は120万本だ!
妻はすずらんが大好きなのは昨年書きました。それで北海道まで連れて行ったわけですが、さすがにそう何度も行けるところでもありません。近場でなんとかならないかと思って調べたところ、長野県富士見町にあるリゾート施設で「120万本のすずらん祭り」をしていることを発見。この日に有休が取れたので、行先を内緒にして行くことにしました。
距離は150km少々なので、2時間半もあれば着くはず。6:00に出発したのですが、川越ICで高速に乗る方向を間違え、痛恨のタイムロス。仕方がないので所沢で降りて入間まで行き、そこから圏央道に乗って本来のルートに戻りました。45分ほど無駄にしてしまいました。
ただしその後は渋滞もなく、順調に走行。中央道を諏訪南ICで降り、9:15ごろに目的地の「富士見パノラマリゾート」の駐車場に到着しました。
余計な走行をしたものの、目的地に到着しました。
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ゴンドラの往復乗車券を買って施設の中へ。もともとここはスキー場なので、入ったところがすぐゲレンデでした。夏は芝生に覆われており、開放感があっていいです。
ゲートに入ると、いきなりゲレンデが広がっていました。
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目的の場所は標高1,600m前後のところにあるので、まずはゴンドラに乗って山頂近くへ。ゴンドラの名はずばり「すずらん」、妻は「きっとすずらんが見られるはず」とこの段階でワクワク。
「すずらん」という名のゴンドラで山上へ向かいます。
ゴンドラは8人乗り、空いていたのでグループ毎の案内でした。
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山上までは10〜15分ほどの道のりです。
ゴンドラは最初は急勾配で駆け上がります。高度が上がってくると、進行方向の背後には八ヶ岳の麓が広がっているのが見えました。
高度が上がってくると八ヶ岳の麓が見えて来ました。
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山を一つ越えて下ったところから、また一気に高度を上げます。
山頂駅に近づくとガスが出て来ました。これだとちょっと景色は厳しいかもしれません。この辺りは標高1,500mを少し上回るほど。少し肌寒くなって来たので、持参したフィールドワーク用の上着をゴンドラ内で着込みました。
山頂駅に近づくとガスが出てきました。景色は厳しい?
ガスの中に入ると、正面の白い闇の中から山頂駅の駅舎が浮かび上がって来ました。いよいよ標高1,500m超に到着です。
まもなく到着、標高1,500mまでやって来ました。
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山頂駅を出て道なりに進むと「ドイツすずらん」の案内看板が立っており、妻は「やっぱり!」と嬉しそう。早速咲いている花に近寄ってカメラを持ち出しました。ここは「入笠すずらん山野草公園」という名称だそうです。
公園となっていますが、ここはゲレンデですね。
ここにある品種は「ドイツスズラン」20万本だそうです。これは昨年行った「国営滝野すずらん丘陵公園」よりもはるかに多い。見応えがありました。
妻は早速近寄って写真を撮り始めました。
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濃い緑の中に、多くの白く可憐な花が見られました。
ここは高地。またもガスに覆われて、白い闇に包まれました。
一通り写真を撮った後、妻に「先に進もう」と促しました。彼女はこの場所にまだ未練があったようですが、実は本当の目的地はまだ先です。鳥のさえずりが聞こえる林の中を進みました。
鳥のさえずりの中を歩くのは気持ちいい。
林の中は空気がひんやり。上着を持って来て正解でした。
途中では様々な植物を見ることができました。園芸を嗜む義母や、趣味の茶道の影響もあってか妻も植物には比較的詳しいようで、私に色々と説明をしてくれました。
今回の道中で目にした植物たち、妻は興味津々でした。
傾斜地を回り込み、坂道を下っていくとゲートが出現。シカによる食害を避けるため、貴重な植物のあるエリアは柵で囲まれているそうです。企図を理解の上、通過後はしっかり閉めましょう。
ゲートを通過し、さらに階段を下っていきます。
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階段を下り切ると、水のせせらぎが聞こえる開けたエリアに出て来ました。これが今回の目的地である「入笠湿原」です。
階段を下り切ると、開けた土地に出て来ました。
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湿原には木で作られた歩道が整備されていて、低い側では周回することもできるようになっていました。その中央を進むと、正面には傾斜地が広がっています。
中央部の歩道を進みます。このまま傾斜地に登ることもできそう。
おや、少しガスも流れてきたようです。大丈夫かな?
幸いまたすぐにクリアになりました。先に進みましょう。
湿地の周囲には深い緑の中に小さな黄色い花や白い花の咲く木もあり、彩りがありました。
深い緑色との対比で鮮やかに見えました。
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それでは、傾斜地に行ってみましょう。本当の目当てはここからなのです。
階段が続きます。これはなかなかにハードそう。
登り始めてすぐ気づいたのですが、歩道の両側に非常に小さな白い花が見られました。実はこれが「ニホンスズラン」で、日本固有の品種。我々がよく知るすずらんは、ほとんどがドイツスズランなのだそうです。日本のものは花が非常に小さく、葉の裏側にひっそり咲くとのこと。
半分ぐらいまで登ってきました。道の左右にあるのは...!
ニホンスズランの群落、その数なんと100万本だそうです。
まだまだ階段は続きます。さすがに足がきつくなってきました(苦笑)。
振り返るとかなり歩いて来たのがわかります。
遠景を撮ってみました。広くて歩きやすい歩道でした。
ようやく一番上まで登ってきました。お疲れ様でした。妻も満足したようです。
一番上まで登ってきました。傾斜部ではずっとすずらんが見られました。
最上部で記念写真、二人ともよく頑張りました。
来た道を戻り、湿原の傍にあった休憩小屋に向かって移動したところで碑を発見。多くの人がここで記念写真を撮っていました。
我々もしっかり写真を撮らせてもらいました。
休憩小屋の前にあるベンチで小休止。麓から持参した水で喉を潤しました。このころになると日が差すようになり、湿原が輝いているように見えました。
日が差してくると、また見える色合いが変わります。
ここでもしっかり記念撮影。でもセルフィーだと超広角が使えない...。
まだ行動時間があるので、山頂に向けて進むことにしました。
その途中に馴染み深い会社の活動を紹介する看板が立っており、その奥には面白い植物も見ることができました。色々やってるんですね。そういえば、近くにこの会社の農場があったような?
これはあの「野菜飲料」で有名な会社さんですよね。
三段重ねというのが面白い。色違いもありました。
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さらにその先には、先ほどの湿原のような雰囲気の場所がありました。地図によればここは「花畑」という場所だそう。ただし、ここは先ほどとは植生がちょっと違うようです。道の造りもややハードでした。
「花畑」ですが、季節柄まだ彩りが少なかったようです。
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この時点で11:30になったので、帰りを考えるとそろそろ行動限界です。登山道を下り、入笠湿原を横断して再びゴンドラ山頂駅方面に戻っていきました。
その途中で、「イチヨウラン見頃」の案内を発見。それに従って進んでいくと、山の斜面の大きな樹の下で咲いている「一葉蘭」がありました。我々も自分たちではわからず、周囲の人に教えてもらってようやく発見。小さく細いのでなかなか気づけないかも。
一葉蘭、小さく細いのでなかなか気づけないかも。
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さらに先に進むと、入笠すずらん山野草公園に戻ってきました。ちょうど雲が切れ、向こう側の八ヶ岳の山頂部まで見えるようになっていました。
入笠すずらん山野草公園まで戻ってきました。
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いい雰囲気の写真が撮れました。
狙っているのは八ヶ岳です。わずかに山頂部が見えました。
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妻はスタンプがないかを山頂駅の周りで探しましたが、この場所ではなかったそうです。再びゴンドラに乗り、山頂駅を後にしました。
山麓駅に向かって降りていきます。
向こうのゴンドラは自分たちが乗ってきたものです。
途中で一度安全確認の停止がありましたが、すぐに運転は再開し山麓駅に到着しました。山麓側は気温が高くて暑かった。
山麓駅に戻ってきました。やはり下は暑かった。
予想以上の収穫がありご満悦の妻、良かったね。
ホテル内のレストランで昼食にしました。メニューも麺類や定食など色々と選べ、価格は高いですがそれ以上にボリューム感があり、内容的にはむしろ割安に感じるほど。味もまずまずでした。
リゾート内のレストランで昼食にしました。
私は陶板かつ鍋定食、つまはざるそばで昼食。味はまずまずでした。
13:30に施設を後にし、来た道を戻りました。諏訪南ICから中央道に乗り東京方面へ。甲府まではだいたい晴れていて、八ヶ岳や富士山の山頂部まで見えていました。ただし中央道はあちこちで作業のための車線規制が行われていて、かなり走りにくかった。古い高速道路なので、工事の頻度が非常に高くなっている気がします。
帰路は八ヶ岳、富士山の山頂部が見えていました。
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結局、一度も止まることなく圏央道・狭山日高ICまで戻ってきました。いつものガソリンスタンドで給油してから自宅へ帰着。
今回ゴンドラ往復乗車券の購入特典で、山野草のポット苗を2種類の中からもらえました。2人分だったので妻は両方を選択(笑)。特に「オキナ草」は欲しかったそうなので、ちょうどいいお土産になったようです。 二重に喜んでもらえて良かった。
長野から持ち帰った苗、来年咲かせることができるか?
帰宅後、荷解きをしてからいつもの山田食堂へ。これがあるので早く帰ってきたかったのです。先週は臨時休業で入れませんでしたからね(笑)。昼が肉だったので夜は魚にしました。
2週間ぶりの山田食堂で、ほっと一息つきました。
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本日の走行は358.9km(うち一般道41.4km)、平均燃費は20.4kmでした。さすがに標高1,000m超まで駆け上がっているので、燃費は厳しくなりました。これで6月の車種別月間ランキング1位ともお別れです。
中央道は基本的に山岳路線なので、燃費には苦しいルートです。
2025.06.07
東京紫陽花名所巡り
気分転換に久しぶりに出かけました。近所では紫陽花が見頃になっているので、東京の名所を検索して行ってみることに。
8:00前に最寄駅を出発し、所沢で電車を乗り換えて池袋へ。山手線で巣鴨まで行き、そこから都営三田線に乗って白山駅で下車。最初の訪問地は文京区の「白山神社」です。
地下鉄の駅からは徒歩3分といったところです。
この日から「文京区あじさい祭り」が始まるとのこと。境内ではイベントや出店の準備で賑やかでした。まもなくイベントも始まるようです。
まずは本殿へ。緑色の雪洞が素敵です。
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本殿前では大勢の人が狛犬の周りの色とりどりの紫陽花を写真に収めていました。
人が多く、チャンスをモノにするのが大変でした。
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境内を一通り回って、あじさいの花を写真に撮りながら進みました。日当たりの良い場所なので、ともかく花の色が鮮やかです。種類も色々あって飽きません。
境内で撮った花の写真、色々な種類があるようです。
植え込みからはみ出して来た花を発見。かわいいです。
裏手の公園から回り込むと、何やら行列ができていました。どうやら普段は閉ざされている富士塚に入れるようです。まだ20人ぐらいの列だったので、並んでみました。
左手が富士塚です。普段は入れないらしい。
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10分ほど待ったところで、我々の順番が回って来ました。入口には「浅間神社」の鳥居。これをくぐって塚の中へと入ります。
入るところで写真を撮らせてもらいました。
さて、進んでみましょう。振り返るとまだ行列が延びています。
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富士塚を通過中に撮った写真の数々。
さて、だいたい見どころは回れたので、次の目的地へと向かいます。西側の階段から境内を後にしました。
長い階段を降りて次の目的地へ向かいます。
白山神社から通りを渡り、住宅地の丘を越えたところにあるのが「小石川植物園」。白山神社からは徒歩10分ほどのところです。東京大学の付属施設ですが、歴史的な経緯もあって史跡にもなっているそうです。
小石川植物園の正門にやってきました。
入場料を支払って中に入ります。だいぶ暑くなって来たので、日陰を求めて西側の低地にある林の中を進んで行きました。林を抜けると水辺が現れ、花菖蒲が咲いていました。
花菖蒲が現れました。明治神宮の菖蒲園みたいです。
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さすがフルサイズ、明暗差の激しいところでもしっかり写ります。
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iPhoneのHDRもなかなか頑張っています。
その先には日本庭園が広がっており、その向こうには洋館が現れました。旧東京医学校の本館だったそうです。なかなか趣きのある建物です。
旧東京医学校の本館だそうです。
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ここから坂を登って東側に向かうと、大きな樹木が並んでいる場所に出ました。強い日差しが葉に遮られてとても涼しい。日当たりのある場所では緑がとても鮮やかに見えていました。
巨大な木々の間から、わずかに光が差し込みます。
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そこから南に進むと並木道に出て来ました。右手は芝生になっており開けています。葉がまるでトンネルのように道を覆っていていい雰囲気でした。
鮮やかなグリーンが印象的な、奥行きのある写真が撮れました。
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並木道の途中、左側に温室が現れました。せっかくなので立ち寄ってみることに。中には珍しいものや絶滅を危惧されている植物もあり、見応えがありました。
温室に立ち寄ってみることにしました。
国内だけではなく、様々な場所の植物の鉢が並んでいました。
温室から出てさらに進むと、正面に巨樹が現れました。ヒマラヤ杉です。その向こうには研究施設の本館がありました。重厚なデザインの建物です。
巨大なヒマラヤ杉、傍の妻と比べると大きさがわかります。
重厚なデザインの建物です。研究施設として現役とのこと。
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さて、そろそろ昼時です。まだこの先行く場所があるので、駅へ向かう途中で昼食をとることにしました。都営三田線の駅に向かって進んでいくと、えんま通商店街という小さなアーケードがあり、その中に喫茶店があったので入ってみました。
残念ながら品切れのメニューもあったので、二人ともサンドイッチのランチセットを注文。冷たいアイスコーヒーが体に沁みました。ホットサンドも表面のパリパリ感と中身のふっくら感が両方あって美味しかった。
都営三田線の春日駅近くで見つけました。
暑い中歩いたので、冷たいアイスコーヒーが嬉しい。
ホットサンドはパリパリ感とふっくら感が同居していました。
都営三田線の春日駅から再び地下鉄に乗り、南へ。下車したのは東京タワーに近い御成門駅。ここから海側に歩き、旧芝離宮思賜庭園に向かいます。新幹線や東海道線のガードをくぐり、浜松町駅に近いところに入口がありました。
旧芝離宮思賜庭園にやってきました。
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入場料は150円、浜離宮とセット券ならお得です。
中に入ると、中央部の池の周りに芝生や植木が広がりました。以前は羽田空港に向かうのにモノレールを使うことが多かったので、上から公園内を眺めていたのですが、そこからの印象以上に開放感がありました。
ゲートから入ってすぐに写真スポットが用意されていました。
浜離宮と同じく周りはビル群に囲まれています。
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ここもあじさいの名所として紹介されています。数は少ないのですが、所々に鮮やかな青色の株を見ることができました。背景を工夫すれば面白い写真も撮りやすい。
公園内で見つけた紫陽花、背景を工夫すれば面白い。
元々は大名が作った庭園ということもあり、茶室の跡など妻にとっては興味深いものも見ることができました。
もとは大名の作った茶室の跡だそうです。
こうして見るとなかなかの迫力です。
池の西側には低い丘があり、そこに登ると面白い風景が見られました。
池を半周回って来ました。この左手の丘に登ってみます。
登頂成功! 妻が面白い写真を撮ってくれました。
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私も負けじと妻を丘の上に立たせて撮影。こういう場所では超広角レンズが大活躍です。
上からの眺めはこんな感じです。昔はどんな景色だったのか...。
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妻に万歳をしてもらいましたが...遠すぎましたね(笑)。
庭ですからね。石灯篭もしっかり設置されています。
さて、結構歩いたので本日の花さんぽはこれまで。新宿で買物をして帰ることにしました。都営大江戸線の大門駅から地下鉄に乗り、新宿西口駅へ。ビックカメラで4層Blu-rayディスクを購入してから地下街のサブナードへ。ここで以前入ったカフェのハーブティーを再び試すことにしました。
妻は前回と同じキャンディベリー+ピンクグレープフルーツの「ポンペイポンベルモ」、私はミント+レモングラスの「ボタニカル#2」を注文。すっかりリラックスしました。
サブナードにあるカフェでハーブティーを楽しみました。
途中でお互いに交換し、相手のものをちょっとずつ試しました。
その後は西武新宿PEPEで買物をし、西武新宿線特急「小江戸」で帰途につきました。
梅雨入り前の花さんぽ、楽しめました。久しぶりにカメラも活躍させられました。
2025.05.05
GW帰省(復路編)
GW帰省もいよいよお終い。首都圏へ戻ります。利用したのはJL492、8:00に実家を出発し、両親に高知龍馬空港まで送ってもらいました。
搭乗者入口には巨大な鳴子が!
搭乗便になる東京からの飛行機は珍しく定刻より早く到着しました。これなら順調に羽田まで戻れそうです。
今回の搭乗便JL492は予定通り出発できそうです。
出発時刻の20分前に搭乗案内が始まりました。我々はGroup 2で機内に入りました。妻の座る席の窓の外には、米軍のF-35が正面に見えていました。妻に愛用のミラーレス一眼を渡して最大望遠で撮ってもらいました。望遠レンズでなかったのが惜しい(苦笑)。
妻の席の窓の外に見えるのは...!
これです。標準レンズで最大望遠で撮ってもらってトリミングしました。
今回もクラスJへの搭乗です。ゆったり座れるのが嬉しい。羽田−高知便の場合、搭乗時間は決して長くはありませんが、これで数千円差なら払ってもいいかなと思える設定です。
戻りもクラスJ、妻はゆったりシートが気に入ったようです。
2列席は最近の機種では貴重なのです。
飛行機は高知を離陸し東へ。この日は天候も良く遠くまで見渡せたそうです。D滑走路へ東側からアプローチしたので遠回りだったものの、定刻よりも早く着陸する順調ぶり。ただし使用予定のスポットが空いておらず、5分ほど誘導路上で待機したため、結局そのマージンは消し飛びました。一本早いバスに乗れるかと思いましたが、4分間に合いませんでした。
高知から羽田まで。天気が良く遠くまで見渡せたそうです。
この時間帯はバスがもともと本数が少ないので、1本逃すと時間ができます。そこでこの間に食事を済ましておくことにしました。第1ターミナル1Fの北端にある「あずさ」で昼食です。ここは駐在時代によく利用したところです。懐かしい。
バスを待つ前に昼食をとることにしました。
妻はそば、私は丼ものを選択しました。
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食事後、バス乗り場に移動して東急新宿歌舞伎町タワー行きのバスに乗車。休日の昼間だけあって道も比較的空いていたので、40分弱で到着。ここから西武新宿線の急行電車で帰宅しました。
楽しい休暇でした。
2025.05.02
高知市ぶらぶら
妻から「シロバナセンダンを見に行かない?」と提案があったので、出かけてきました。妻の実家前で合流し、住宅街の中をジグザグに歩きながら南下。やってきたのは石立町の鏡川です。
南岸側にセンダンの並木があり、そのうち2本が白でした。咲いてはいなかったものの、この辺りは人や車通りが少ないのでいい雰囲気です。堤防の下まで降りて写真を撮りました。
交通量の少ない岸にセンダン並木がありました。
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そのうち2本が白ですが、残念ながら咲いていませんでした。
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河川敷にも降りて来ました。新緑もきれいです。
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次の目的地ははりまや町付近。高知名物の「1x1=1アイスクリン」を食べに行こうという話になったのです。河川敷を下りましたが、前夜の激しい雨で川は濁りが激しかった。日差しはきついですが風が心地よく、絶好の散歩日和でした。
はらたいら氏のデザインをモチーフした橋だそうです。
日差しはきついですが風は冷たく、散策にはちょうど良かった。
ここのもセンダン、1本単独で植わっているので目立ちました。
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こちらはセンダンの背後に背の高いフェニックス、面白い。
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11:00過ぎに目的地に到着。妻はチョコレート+ゆず+いちご、私はコーヒー+ソーダ+プレーンのトリプル。美味しく頂きました。あと残るは抹茶です。
高知名物と言えば、何といってもコレです。
妻はチョコレート+ゆず+いちご、私はコーヒー+ソーダ+プレーンのトリプル!
食感が良いのですっきりしています。
ちょうど昼時になったので、食事ができる店を探してはりまや橋商店街から京橋商店街へ。高知大丸に近いところで「一八の食家」さんという居酒屋を発見。ここのランチが妻にも合いそうだったので入ってみました。妻は「たまごステーキ定食」、私は「日替りランチ」を注文。これが分量ぴったりで美味しかった。ここ、今後も来たいところです。
高知大丸の近くにあった居酒屋さんに入ってみました。
妻は「たまごステーキ定食」、私は「日替りランチ」を注文。
880円ですが品数も多く味も確かです。ここは贔屓にしたい。
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食事後は帯屋町商店街へ。金高堂書店で妻の探し物に付きあいましたが、残念ながら探しているものは見つからなかったそうです。
その後、妻は高知城公園内にある文学館へ。私は足が疲れたこともあり、外のベンチでしばし休憩させてもらいました。吹いてくる風が気持ち良かった。
妻は文学館で企画展を鑑賞。面白かったそうです。
30分ほどで妻が出てきたので、再びはりまや橋へ。お茶仲間へのお土産を買いたいということで、地元銘菓店の浜幸さんへ。購入した「白花栴檀」は先に見に行った植物の名前です。牧野富太郎博士の命名とのこと。
はりまや橋にある「浜幸」さんで「白花栴檀」のお菓子をお土産で購入。
そして再び「1x1=1アイスクリン」さんへ。抹茶のリベンジです(笑)。うん、これもなかなか行ける。コンプリートしました。
次に向かったのは高知駅。ここの観光案内所に用があるそうです。途中でNHK朝ドラマ「あんぱん」のラッピング電車を発見。2年前の「らんまん」から非常に短いインターバルで再び高知縁の作品が来るとは。
商店街もペナントを大量に出し、「あんぱん」で盛り上がっていました。
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駅の案内所に着くと、妻に管理をお願いしていた「龍馬パスポート」がステージアップ基準を満たしていることを教えられたので、窓口で手続きをしてきました。妻よありがとう(SFC&JGCステータスのお返し?)
高知駅まで来ました。その理由は...妻よ、ありがとう。
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駅のカフェでお茶でも飲もうかという話をしていたのですが、駅の時刻表を見ると5分後に列車が出るらしい。この時間帯の列車は1時間に1本ほどのため、カフェは実家近くまで戻ってから探すことにしました。ところが切符を買おうと券売機に行くと、おばあちゃん達が切符を買うのに四苦八苦しており、このままでは間に合わない。そこで隣の指定席券売機を使って購入したところ、長距離切符フォーマットの乗車券が出てきました。今回はたった2区間の乗車ですが、止むを得なかったとは言えなんて大仰な(笑)。
改札を抜けてホームに駆け上がると、伊野行きの1000形気動車1両が出発を待っていたので飛び乗りました。良かった、これで楽々帰れます。
そういえば、JR四国はもともとアンパンマン推しでした。
長距離切符?で気動車に乗車、ちょっと大袈裟ですね(苦笑)。
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乗車が間に合いました。これで楽に帰れます。
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下車駅までは高架区間のため見晴らしがいい。車両の一番前で眺めを楽しみました。
円行寺口駅で乗って来た列車を見送りました。
円行寺口駅で列車を降り、今度は万々商店街を北上しました。先ほどの続きで喫茶店を探したのですが開いているところがなく、仕方がないので途中にあったスムージーの店でテイクアウトし、裏手の公園で休憩しました。
最後にTSUTAYA万々店に立ち寄り、もう一度本を探してみたものの見当たらず。どうも最近お目当てのものが、妻も私もなかなかすんなり手に入りません...。
振り返ると7時間たっぷり散策しました。この日もたぶん7~8kmぐらいは歩いているはずです。
2025.04.30
安芸まで家族ドライブ
この日は天気も良く、かつ平日で人出が少なかろうということで、両親を誘って出かけることにしました。行き先は数日前にテレビで見た安芸市の「内原野公園」。つつじ祭りをやっているということだったので、行ってみることに。
途中で妻をピックアップし、高知中央ICから高知東部道に乗りました。先月の半ばに分断区間が開通したので、安芸市の手前まで自動車専用道で行けるようになったのです。これにより約45分ほどで芸西村まで到達できました。速い!
高速を降りてから先はR55で進みます。安芸の市街地ではやや混雑していましたが、そこを抜けたところで安芸川沿いに進路を変更。しばらく進んで橋を渡り、坂を上がったところが目的地の内原野公園です。
高知東部道を使って安芸へ。峠越えで土佐湾が見えてきました。
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駐車場に車を停めて園内へ。いきなり弁天池というため池が現れました。元は江戸時代に灌漑用として作られたものだそうです。
内原野公園に着きました。入口にあるのが弁天池です。
そこから少し進むと、あやめの咲いているエリアがありました。紫色と緑色がとても鮮やかではありましたが、目当てにしていたツツジは「ほぼ終了」状態。所々で花が残っているところはあったものの、ちょっと遅すぎたようです。妻にも「さすがに遅いよ」と言われる始末。
さあ、主役の花は一体どこだ!?
上がり口にはにはあやめが咲いていましたが。
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所々に鮮やかな色がかろうじて残っていました。
でも主役は完全に終わっていました...。
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3人ずつで記念撮影。遠くには海が見えています。
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これ以上、あまり見るべきものはなかったので、次の目的地へ向かうことにしました。再びクルマでR55に出て室戸方面へ。5分ほど走ったところにあるのが「伊尾木洞」です。駐車場は国道の南北にそれぞれありましたが、停まっていたのは1台だけ。これなら貸切で見られるかも!?
駐車場から徒歩1分で入口に来ました。見ての通りいきなりの鍾乳洞です。中は風が通ってひんやり。天井は高くて長さも50mほどはあるでしょうか。これはかなりの見物です。今までこれを知らなかったとは!
伊尾木洞にやってきました。他の人の姿はありません。
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洞穴を進んでいきます。幸い冠水はしていませんでした。
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長さは50m弱、冷たい風が吹き抜けていました。
洞穴を通り抜けて振り返ってもすごい。解説によればこのあたりは以前は海の中で、そこでできた鍾乳洞が隆起で陸に上がってできたそうです。
こちらが洞穴を抜けたところ、すごいスケールです。
ここは40種類ほどのシダが生える希少な場所だそうです。
ここから先は足場が悪くなるので、両親に待ってもらい妻と二人だけで先に進むました。
渓谷はまだまだ先へ続きます。
途中には倒木があったりしました。
曲がりくねった渓谷なので、途中で川をまたいだり、梯子を使って上下動するなどなかなかハードな順路です。幸い流れている水が少なかったので助かりましたが、足元には気を抜けない場所が続きました。
一本橋があったり、梯子をロープを使って降りたり。
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だんだん谷の幅が狭まってきました。
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洞穴から300mほど川を遡ると、ようやく端点と思しき場所に出ました。その先には...。
端点と思しき場所に出てきました。左奥から水の流れの音がしました。
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手前に倒木があって遮っているのが残念でしたが、なかなかの落差があます。もう少し近づけないかと横に上がってみましたが、残念ながら滝までは近づけず、正面から写すに留まりました。
それにしても、貸切で楽しめたのは良かった。
こちらが滝の全景、手前に倒木があり全体を写すのが難しかった。
貸切状態だったので、じっくり記念撮影しました。
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そこからは来た道を戻りますが、きれいなトンボがいたり、迫力のある巨樹があったりと飽きません。これは一度は来てみるべきです。
来た道を戻っていきます。戻りは感覚的に早いですね。
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この倒木が目印、もうすぐ洞穴に戻れるはずです。
洞穴の入口で待っていた両親と合流し、来た道を引き返しました。探検終了!
洞穴を出口に向かって歩きます。じっくり見られました。
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探検終了! 今まで知らなかったのがもったいないほどの場所でした。
両親と合流して駐車場まで戻ったところで、ちょうど昼時です。母から高速ICの入口近くにある施設で弁当を買って食事にしようという提案があったので、R55で高知方面へ戻って行きました。
昼食のため、芸西村の琴ヶ浜に向かいました。
「琴ヶ浜かっぱ市」という販売所に寄ったのですが、残念ながら昼食になりそうなモノはなかったので、買い物だけすることに。せっかくなのでその裏手にある琴ヶ浜にも行ってみました。妻は高知県の有名人の銅像をこれでコンプリートできたそうです(笑)。
琴ヶ浜の駐車場まで入ってみました。そこにあったのは...。
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こちらは龍馬の妻、お龍姉妹の像だそうです。
当てが外れたので、昨年にも行った「道の駅 やす」に行ってみることにしました。再びR55で西へ向かい、高速には乗らずに一般道の方を進みます。高知までつながったことで、多くの車が高速を使うようになったせいか、国道の方は空いていました。順調に道の駅に到着。
ところが、ここのレストランも閉店していて入れず。仕方がないので道の駅の売店でお弁当を買うことに。幸いおにぎりセットなどがあったので、それを買って浜のベンチに座って昼食にしました。気温もちょうどよい中で海風が心地よかった。
食事後、浜から見える手結港可動橋に行ってみました。残念ながら時間が合わず、動いている時間には行き合えませんでした。ただし周囲を散策し、映画「県庁おもてなし課」でロケ地になった建物を見てきました。ある意味懐かしい(笑)。
手結港可動橋にやって来ました。昨年の正月にも来ています。
手結港の様子、ヘイロー出てる? 映画のロケ地も健在でした。
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この後は特に寄るべきところもなかったので帰宅することにしました。ただ真っ直ぐ帰っても仕方がないので、海沿いに帰るルートを選択。赤岡からr14に入り、高知空港の南側を進んで種崎へ。浦戸大橋を渡って花街道に出てしばらく走り、春野から北上して自宅エリアまで戻りました。
帰りは高速を使わず、太平洋に沿ったルートで帰りました。
本日のドライブは115km。気持ちのいいドライブができました。
2025.04.26
GW帰省(往路編)
今回の帰省は久しぶりにJALを使うことに。一部のマイル有効期限がまもなくなので、少し足して特典航空券に変えてしまおう作戦です。クラスJの座席も取ることができたので、いつもよりもゆったり帰れるはずです。
10:00過ぎに自宅を出て、電車で都心方向へ。途中駅で特急「小江戸」に乗り継ぎ、終点の西武新宿駅へ。乗車時間は40分あまりですが、やはりリクライニングシートだと何かと楽です。
途中駅で特急「小江戸」号に乗り換えます。
あと1年で廃止だそうです。さて、その後はどうなる?
やはり荷物を持っている時にはありがたい存在です。
西武新宿駅から隣の東急歌舞伎町タワーへ移動し、乗り継ぎ時間10分で羽田空港行きリムジンバスに乗り換えます。このルートだと駅で荷物を持って上下動するのが最小限で済むので、我々にとっては非常に楽なのですが...。
バスに乗ってみると既に大勢の人が着席してほぼ満席状態。妻と隣り合って座れないほどでした。しかもその大半が外国人。昨年はガラガラだったのに...?
バスは予定通り発車し、定刻よりも15分ほど早く第1ターミナルに到着しました。
バスに乗ってびっくり。外国人でほぼ満席状態でした。
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JAL GLOBAL CLUBカウンターから手荷物検査場に入り、サクララウンジへ。1時間ほどゆっくり過ごすことができました。ANAよりもこちらの方が眺めがいいし、大人向けの雰囲気です。
久しぶりのサクララウンジ。ANAよりも大人の雰囲気です。
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今回はバス搭乗ということがわかっていたので、少し早めにラウンジを出てバス搭乗口へ向かいました。いつも通りGroup 2でゲートに入ったものの、バス搭乗だとそのメリットは活かせません。
バスは搭乗ゲートを出発しましたが、向かった先が場所が意外でした。なんとターミナルを縦断し、北側の工事エリア外れにポツンと置かれた機体だったのです。空港内なのにバスの乗車時間が5分以上ってのはなかなかの距離です。
えらくターミナルビルから遠いところに駐機していました。
全旅客の搭乗後にドアが閉まり出発しましたが、離陸はD滑走路から。スポットからは一番遠い場所なので、誘導路をかなりの速度でタキシングしていたのが印象的でした。いつもと同じく東向きに離陸し右旋回し上昇。この間はまずまず揺れが激しかったです。
首都圏は曇りでしたが、駿河湾を横断後は下も見えてきたようです。飛行機は沼津上空からほぼ海岸線に沿って飛行したので、妻によれば特徴的な海岸線の様子を見られたそうです。
紀伊水道を越えて土佐湾に入ってファイナルアプローチ。定刻よりも約10分遅れで高知に到着。するとエプロンに米軍のF-35戦闘機がいるのを妻が発見。そういえば緊急着陸したというニュースを見た気がする。まだ残ってたのか...。
久しぶりのクラスJ、妻はすっかりマダム気分?(笑)
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羽田から高知へ。概ねいい天気で景色が楽しめたそうです。
手荷物の引取後、迎えに来てくれた父と合流。実家へと向かいました。さあ、たっぷりとリフレッシュしよう!