2017.12.28

今年は何事もなく…年末年始帰省

 今年もANAで帰省しました。330日前に航空券を購入したので当然ながらアップグレードも成功、ビジネスクラスで帰ります。なにせ予約一番乗りなので、席はよりどりみどり。進行方向左側の窓側を押さえました。ここなら天気が良ければ上空から高知市街地が見えるはず。
 深夜発便での帰国もすっかり馴れました。22:30にアパートを出発し、23:00にデリー空港着。イミグレ&手荷物検査に約1時間を費し、あとはラウンジ(残念ながらかなりしょぼい)で時間を潰します。搭乗開始時刻は事前の案内通りで、ドアもほぼ定刻通り閉まりました。ワイン2杯で夢うつつ。
 3時間ほど眠ることができ、目覚めた時には東シナ海に出たところでした。海上ではずっと雲がかかっていましたが、幸運なことに高知の上空だけは雲が切れていて、市街地の様子をじっくり見ることができました。写真はピントが合わずいまひとつでしたが…。


東シナ海上空はずっと雲に覆われていました。


NH828から見た高知市の全景、自宅も写っているはずです。

 飛行機は追い風に乗り対地速度1,200km/hぐらいまで出ていました。このおかげで到着が早まり、定刻12:45に対して成田着陸は11:52。ひょっとしたら1便早く高知へ帰れるかもと思い、機内からANAアプリで予約状況を見ると、全便満席でした…残念。


成田には定刻より50分ほど早く到着しました。

 羽田到着は13:45。PREMIUM CHECK-INカウンターを使い、荷物を預けてからANA LOUNGEへ。昨年から通い詰めたおかげで(?)ここもすっかり馴れました。


再び太平洋岸を西に向けて戻っていきます。

 NH567はほぼ定刻通り離陸し、高知空港着は17:35。
 アパートを出てから16時間45分で実家に到着しました。

2017.12.18-12.19

Bangalore 出張

 インド南部の中核都市、Bangaloreに1泊2日で出張してきました。ここにある工場と、その周辺にあるメーカーさんへの訪問です。朝の飛行機でデリーから移動し、昼前に到着しました。
 驚いたのが「空が青い」こと(それ普通ですから)。デリーとは空気の質が明らかに違います。高原地帯で標高も900mほどであり、気候も温暖で過ごしやすそうなところです。この日の気温は15-25℃と非常に過ごしやすい。
 ただ、交通の便は今一つなので、手放しでいいとまでは言えなさそう。


はじめてのBangalore、温暖で過ごしやすい。

 1泊2日の慌ただしい出張でしたが、街の雰囲気は掴むことができました。市街地ではメトロの建設も始まっていてまだまだ発展しそう。ただしデリーと違って細い道が多く、渋滞が慢性的に起きているそうです。


夜の飛行機でデリーに戻ります。慌ただしい出張でした。

2017.11.09-11.13

第3次TOKYO買出しツアー

 今年3回目の買い出しツアーを敢行しました。もともとはANAからもらえるアップグレードポイントを使い切るのが目的。今年は24ポイント使えたのですが、成田⇔デリーは8ポイントで片道分エコノミー→ビジネスにアップグレードできるので、3回でちょうど使い切れるというわけです。半年ぶりに有休を取得し、2泊3日の旅程を組みました。

 木曜日、仕事を終え22:15にアパートを出発。幸い渋滞などはなく、スムーズにデリー空港に到着。2週間前のDiwali明けではイミグレが大渋滞だったのですが、この日はスムーズに抜けられました。ただ、ラウンジが非常に混んでいたのでそのままゲートへ。ところがこの日の搭乗ゲートは一番イミグレから遠いところ。ANAはJALに比べてこの点で不利です。
  幸いこの日は日本からの飛行機の到着は遅れず、定刻通り0:55には搭乗開始し順調にドアが閉まり出発。離陸後のリカーサービスでは白ワイン「マックス・レゼルヴァ」を2杯頂いてさくっと落ちました。


これで、去年もらったアップグレードポイントを使い切りました。
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 成田着陸は定刻より早まり12:25、荷物をピックアップして13:00だったので、このまま都心に向かうとホテルへのチェックインには少し早すぎるタイミング。このため時間潰しをかねて、まだ乗ったことのない成田エクスプレスを利用してみることにしました。成田エクスプレスは京成スカイライナーより遠回りのため時間はかかりますが、乗り換えなしで渋谷、新宿、池袋まで行けるのが魅力。ただ、各駅でホームが山手線からやや遠いので、乗り換えはちょっと不便でした。


N'EXを使って都心へ。遠回りするので時間が稼げます。
(画像に触れると表示が変化します)

 今回の宿は目白。荷物をホテルに置いてから新宿へ夕食に出かけました。最初の日本食は「とんかつ」。インドでサクサクの触感を楽しむのは望み薄なので、このチョイスは外せません。


サクサクのとんかつは時々夢に出ることも?

 あとは「エチゴビール ピルスナー」を小田急百貨店で調達し、ホテルへと戻りました。この日は睡眠が少なかったこともあり、これで行動終了。

 2日目は9:00に宿を出発し山手線で有楽町へ。まだ店のオープンには少し早かったので、ファーストフードの店で朝食を摂ってからいつもの家電量販店へと向かいました。ここでは最近発売になったDVDソフトや実家用の空気清浄機を2台購入。
 次に漁師のまかない飯のおかずである「赤かつおにんにく味」を入手すべく高知県のアンテナショップ「まるごと高知」に立ち寄りました。幸いこの日は在庫あり。購入後そのまま併設のレストラン「おきゃく」に移り、「かつおのたたき御膳」を頂きました。肉厚があってなかなか美味かった。店の雰囲気はいいですが席数がちょっと少なめで、すぐにほぼ満席になっていました。


東京への買い出しで必ず立ち寄るのはココ。銀座で交通至便、立地よし。


やっぱり「カツオのたたき」は食しておきたい。肉厚で美味でした。

 その後、再び山手線で新宿へ。山手線も新型車両の投入が進んだようで、4本に1本ぐらいは新型のE235系になっていたのに驚きました。新宿では人に頼まれていた書籍を紀伊国屋書店で購入し、家電量販店で欲しかったカメラの交換レンズ(これが結構重い代物でした)を購入。手持ちの荷物も増えてきたので一端ホテルに戻って荷物を置き、夕食を摂るために再び新宿へ。この日の夕食は牛肉が恋しかったので「牛タン」にしました。塩味でさっぱりしているので食べやすい。


ツアーに牛肉は欠かせません、さっぱり味の牛タンで夕食は締めます。

 夕食後は他の駐在員へのお土産も含めて細々としたものを買いそろえてこの日の行動は終了。予定していたものはこの時点でほぼ揃いました。

 3日目は7:45出発。天気がよくホテルからは富士山の姿がきれいに見えていました。まさに秋晴れです。


かなり冷え込みましたが、天気は快晴、富士山も見えていました。
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 まずは羽田空港第1ターミナルに移動し、荷物を詰めて重くなったスーツケースをコインロッカーにぶち込み身軽になります。そこから第2ターミナルに移動して朝食。第2ターミナル出発ロビーのキャットウォークには、朝定食を出す店が複数あるのを知っていたので、ここまで来ました。鮭の塩焼き定食でまずは腹を満たします。


ちゃんとした朝食っていうのは旅の基本です。

 その後はモノレールで有楽町へ。家電量販店で必要なものがないかを商品を見てチェック。さらに近くにある書店で文庫本を物色。好みの作家は最近新作が出ていないのですが、気になった本を数冊購入しました。
 もうこれで必要なものは何もなくなったので、モノレールで再び羽田に戻り荷物をピックアップ。リムジンバスで成田空港に向かいました。驚いたことにバスはほぼ満席。これだからぎりぎりの時間設定では油断ができません。
 バスは順調に走行して14:00前には成田空港第1ターミナル南ウィングに到着しました。まだ相当早いのですが、他にすることもないのでそのままチェックイン。出国手続きを済ませてラウンジに直行しました。搭乗時刻までまだ3時間ありますが、こうなればもうラウンジで飲んだくれるべし(笑)。この日は期待していた「塩焼きそば」ではなかったものの、「胡椒入り焼きそば」「鶏の唐揚げ」「皮つきポテト」と居酒屋モード全開。多少飲んだところで2時間もあれば酔いも醒めるので問題なし。


昼から生ビールと居酒屋メニューで飲んだくれ。ああ、なんて素敵な週末。
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 戻り便のNH827は使用機材のブリュッセルからの到着遅れのため出発が15分遅延しました。驚いたことにこの日の搭乗機は一昨日と同じ機体で、座席も同じ位置を指定していたので往復とも完全に同じシートになりました。


夕暮れの中で出発準備が整いました。さあ帰りましょう。
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 飛行機はほとんど待ち時間なく順調に離陸しました。先日とは異なり冬ダイヤに移行したので、今の飛行時間は9時間を超えています。あまり見たい映画もなかったので、食事の後はすぐにシートを倒して横になりました。起床後は軽食のラーメンを食べ、入国書類を書いて到着に備えました。
 実はこのフライト、珍しく正規運賃でビジネスクラスに乗ったのですが、とにかくCAさんが至れり尽くせりでとっても優しい。やっぱりここは運賃による格差社会なのを痛感しました(笑)。アップグレードだと「この貧乏人」とか思われてるのかな(苦笑)?
 到着は定刻より約30分早まったこともあり、いつもより早く0:30には自宅に帰り着きました。

 さて、今年3回目の買い出し帰国ですが、もうあまり買いそろえるものもなく、結果的には都心を彷徨ってただけのような気がします。おまけにこの記事、見返すと旅じゃなくてただの食事記録(?)になってますね...。  

2017.09.12-09.13

3回目の夏季一時帰国(復路編)

 休暇も終わり、インドに戻るタイミングがやってきました。この期間は夏ダイヤなので、実は帰国フライトの当日に東京に移動しても充分間に合います。朝一の便で高知を発てば乗継を4時間確保できるのです。しかし、以前もありましたが一度どこかでトラブルが起きると、全く余裕がなくなってしまいます。羽田での航空機トラブルや首都高で事故が発生し遅延が生じるリスクはあるので、やはり前日に成田まで移動しておくことにしました。
 最終便、JL498で高知を離れました。


さよなら高知、次は年末?

 飛行機は順調に飛行し、定刻よりもかなり早く首都圏上空に到達しました。また、この日は珍しくB滑走路からの着陸になったので、いつもとは違った夜景を楽しむことができました。


千葉上空で旋回中、ここから再び東京湾の上空に出ます。
(コントロールをクリックすると再生します)

 ここまで定刻から10分ほど早い。ひょっとすると1本早い成田行きのバスに乗れるかも?と思いましたが...。


着陸直前から地上滑走しスポットまで。誘導灯がきれいです。
(コントロールをクリックすると再生します)

 残念ながらタッチの差で成田空港行きのバスには間に合わず。当初の予定通り最終便に乗ることになり、せっかくの早い到着は活かせませんでした。待ち時間は約40分。
 成田空港行きバスは予定通り発車し、22:10ごろに成田空港第2ターミナルに到着。ここからホテルの連絡バスを乗り継いで、23:00ごろにホテル日航成田にチェックイン。

 今回は宿泊地が空港のすぐ近くなので、翌朝はゆっくりスタートです。9:25の連絡バスでターミナルに移動、先に送り出していたスーツケースを受け取ってチェックイン。細々した買い物を済ませてすぐにサクララウンジへ。今回はゲートが本館側だったので、本館のサクララウンジへと入りました。真正面に飛行機が駐機していて大迫力です。
 12:10から搭乗が始まり、ドアが閉まったのはほぼ定刻の12:35。さあ、本拠地に戻りましょうか。


62番スポットで出発準備中のJL749、フライトタイムは約8時間です。

 日本の上空は夏らしい空でした。所々雲が出ていましたが、それでも下の景色はそれなりに楽しめました。


北アルプスの向こうに伊那谷が見えます。

 離陸後約1時間ちょっと、食事の配膳前に飛行ルートが妙なことになっているのに気づきました。九州・福岡県上空でいきなりUターンしたのです。え、まさかトラブルで成田に引き返す? それにしてはエンジンの音や振動などは変わりないし...。それとも北朝鮮がミサイルでも発射したのか?
 ところがしばらくすると再び180°旋回して元のコースへ。コクピットからは何の案内もなかったので、結局のところ理由はわからないままなのですが、ともかく飛行を続けるようです。


九州、福岡県上空で謎のUターン...でも数分後にはこうなりました。
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 食事後、今回は機内エンターテインメントプログラムに自分が見たいような作品が見当たらなかったので、持参したMacBook Proで映画を見るつもりでした。ところが集中力が消え失せたため、予定を変更して仮眠を取っておくことに変更。2時間ほど眠り、目覚めた時にはミャンマーの上空でした。
 外を見ると大きな入道雲が高度12,000mの高さまで立ち昇っているのが見えました。夏らしい空です。


高度12,000mより高いところにまで雲の塊が伸びてきています。
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 到着約1時間半前、パイロットからアナウンスで「エベレストの頭頂部が雲の間から少し見えている」と案内がありました。電子カーテンをクリアにして窓から外を見ると、確かに頂上だけが雲から顔を出している姿を確認。絶好の機会なので、EOS 80D+望遠レンズですかさず撮影しました。今回ははっきり山の輪郭を捉えられました。
 3年で帰任となると今回が最後のチャンスになるので、山頂だけとはいえ見られたのは幸運でした。


エベレストの山頂部を一眼レフで撮影できました。
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 デリー到着は定刻から25分遅れとなりました。気温は37℃、やっぱり暑いです。すぐにドライバーさんに連絡して合流したのですが、驚いたことにクルマが代車(CIVIC)になっていました。理由を聞くとエンジンが始動しなかったとのことですが、CIVICの方が乗り心地がいいのでこのままがいいなあ(笑)。


靄につつまれて夕暮れを迎えるデリー空港に戻ってきました。

 空港からは渋滞で1時間以上かかり、自宅アパートに到着したのは現地時間の20:00前。
 帰り着いてから疲れがどっと出ました。

2017.08.30-09.01

3回目の夏季一時帰国(往路編)

 夏の一時帰国がめぐってきました。本来なら8月がきりのいいタイミングなのですが、改築中だった実家の完成に合わせて帰国することにしたため、少しタイミングを遅らせていました。


デリー空港3番スポットで出発準備中のJL740。

 ラウンジで1時間ほど時間を潰してからゲート前に行くと、ちょうど搭乗が始まりました。また、今回は往復ともアップグレードに成功していたため、ビジネスクラスで戻れます。これは嬉しい。


まもなく出発です。ちょうど雨が降り始めました。

 飛行機は定刻通りドアが閉まりましたが、スポットを離れてから離陸するまで30分弱ほどかかりました。雲はそれほど低くたれこんではいなかったので、離陸してしばらくは上空からデリーの夜景を楽しめました。


さよならデリー、2週間ほど留守にします。

 夕食後すぐにシートをフラットにして横になり、起床時間直前に目覚めました。3時間ほどは寝られたので、なんとか1日やっていけそうです。朝食が下げられると左手前方に富士山が見えてきました。これを見ると「日本に帰ってきた」と改めて感じます。


左手前方に富士山のシルエット、日本に帰ってきたと思える瞬間です。
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 飛行機は定刻通りに成田空港に到着しました。成田は雨模様で、ゲートを降りた途端に肌寒さを感じるほど。とても夏とは思えないほどでした。


この日のJL740はほぼ定刻通り到着しました。

 成田でスーツケースを実家に送り出し、7:55発のバスで羽田空港に移動します。この時間帯はちょうど首都高湾岸線の渋滞にかかるので、いつもよりは時間がかかりました。羽田到着は9:30ごろ。
 この日はこれから運転免許の更新のために埼玉県朝霞市に行くことにしていましたが、この時間ではまだ少し早すぎます。そこで羽田空港第1ターミナルにあるリラクゼーションの「グランラフィネ」に行ってみると、10:00からなら50分間対応できるとのこと。今回担当してくれたのは癒し系美人のタカハシさん。背中と首を集中的にほぐしてもらいましたが、その効き方は過去最高レベル。首の凝りを押されたときには鳥肌が立つほどでした。ありがとう。
 荷物をコインロッカーに放り込み、昼食を済ませモノレール、山手線、東武東上線を乗り継ぎ朝霞駅へ。そこからさらにバスで朝霞警察署に向かいました。ここで免許の更新です。幸いこの5年間は無事故無違反(半分はインドにいて運転していない)のため、優良運転者講習のみでOKとのこと。1時間ちょっとですべての手続きが終了しました。
 戻りは東京メトロ有楽町線で有楽町で買い物をしてから羽田空港へ向かい、ホテル入りしました。この日はちょうどサッカーW杯最終予選でしたが、途中ですっかり寝落ち。やっぱり疲れていたようです。

 翌日は新宿で健康診断です。前回は2時間半かかったので覚悟していたのですが、今回は1時間半ほどで終了。このため1本早い飛行機で高知へ戻れそうです。すぐに羽田空港に向かい、昼食を摂ってからJGCカウンターで変更をリクエスト。問題なくOKとなったので、すぐにサクララウンジに入りました。
 サクララウンジからは第1ターミナルの南半分と、向かいの国際線ターミナルの様子が一望できます。せっかくなので持参したEOSで写真を撮って時間を潰しました。


先日搭乗したSTAR WARSジェットと再会しました。


A滑走路にタッチダウンしたB787を捉えました。

 そうこうしているうちに自分の搭乗機がスポットに入ってきました。私は自分の搭乗機を可能な限り写真に収めているので、この場所はまさにうってつけでした。


自分の搭乗機がスポットに入ってきました。

 搭乗便のJL495は定刻通り出発し、少しだけ早く高知空港に着陸しました。前の日のマッサージが効きすぎてちょっとフラフラでしたが、なんとか落ち着ける場所にたどり着きました。

2017.08.14

世界で最も美しい建造物を見に行く

 この月曜日は日曜日と祝日の火曜日に挟まれた3連休の中日。自宅でゆっくりとも思ったのですが、せっかくの平日の休みです。休日は人が多くなりそうな所に行ってみることにしました。
 となると、Delhi近くでまだ行っていない大きな観光地が一つ残っています。インドに来たからにはぜひ訪問しておきたいのが「Taj Mahal」、世界で最も美しい建造物とされます。写真でもその美しさは折り紙付きですが、やはり現物は見ておくべきでしょう。
 Taj MahalはDelhiの南東約250km弱のAgraという街にあり、クルマで約3〜4時間ほどの距離。午前中に観光がスタートできるように、6:00に自宅アパートを出発しました。


まだ夜が明けきる前の出発です。ちょっと日の出も遅くなってきた?

 まずはDelhiに向かい、環状道路(Ring road)を経て東部のNoidaに向かいます。早朝なので混雑はなく、スムーズに市街地を抜けられました。ヤムナ川を渡ってNoidaに出て、ここからハイウェイに乗ればAgraまでは一本道です。


ヤムナ川を渡るとNoida、この先からハイウェイに乗ります。

 Noida近郊ではクルマが多かったものの、それを抜けると極端に数が少なくなりました。高層建築物がなくなってくると、周囲はひたすら草原のような景色に変貌。走れど走れど、景色は全く変わりません。正直、景色を見ているだけでは退屈です。また、この道はずっと片側3車線でカーブもかなりゆるいのですが、コンクリート舗装のためゴツゴツして乗り心地が悪い。


こんな状況がひたすらに続きます。退屈です。

 順調に走行を重ね、Agraに到達したのは9:30ごろ。出発からちょうど3時間半で来れました。DelhiやNoidaでの混雑を回避できれば、あとはさほど混雑しそうな場所はなかったので、余裕を見て4時間弱みておけば大丈夫そう。
 さて、到着したのはTaj MahalのEastern Gate。ここはチケット売場と入場ゲートがかなり離れていました。クルマを駐車場に停めてもらい、外国人向けのチケットを購入。1,000Rsでした。
 チケット売り場からは電動カートに乗ってゲートへ。入場ゲートでは手荷物検査がありますが、比較的時間がまだ早いせいかまだ混雑はしていませんでした。さあ、いよいよ中に入ります。
 まず出迎えてくれたのは大きな門です。その門の中を抜けると...!


残念ながら門の左半分はメンテナンス中でした。暗い門の先に見える明るい光は...?
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 小さなホールになっている門を抜けると、真正面に壮麗な全容が現れました。この演出は絶句ものです。
 驚いたのはその大きさ。人の大きさと比べるとその巨大さがわかります。
 このTaj Mahalの特徴は「対称性」。本当はセンターラインから写真を撮りたかったのですが、皆考えることは同じためにチャンスに恵まれませんでした。ちょっと残念。


これがTaj Mahalの全容、中央の建物のまわりに4つの塔が建っています。
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近づくにつれてその巨大さがはっきり体感できるようになってきます。


後方にも対称性がはっきり現れています。
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 建物に上がるには裸足になるか、靴を覆うビニールを装着しなければなりません。これはその「白さ」を守るための措置だそうです。
 見上げると建物はとにかく大きい。表面にはぎっしりと細工が施されています。作り上げるのにいったいどれだけ時間がかかったのやら...?


近くまで来ました。表面にはぎっしりと細工が施されています。
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 本体の両サイドにはモスクが配置されています。これらも完全に左右対称。


こちらは正面から向かって左側のモスク、広々としています。

 正面から裏手に回るとヤムナ川に面します。まず西の方を見ると、市街地の手前に大きな赤い壁が広がっているのが見えました。これがAgra Fort(アグラ城塞)です。後で行く予定。東の方は公園になっているらしく、こちらにも歴史的建造物があるようです。


Agra Fortと市街地が広がっています。意外に距離はありそう。
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こちらは東向き、森林が広がっています。
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 ぐるっと台上で一周してから下に降り、また門まで戻ってきました。このころにはさらに大勢の人が押し寄せてきていたので、ここに来るのはちょっと早めの時間が良さそうです。聞けば休日はかなり混雑するようなので、やはりできれば平日に来るのがベターな選択でしょう。


来るのに時間はかかりますが、確かに一見の価値はあります。

 さて、次はAgra Fortです。Taj Mahalからはクルマで10分ほど、より市街地よりのところにありました。
 入口でチケットを購入し、中へ入ります。


Agra Fort、Taj Mahalの近くにある城塞です。
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 中は庭園風に整備されています。壁の赤色と芝生の緑がいいコントラストを見せています。その中に入ると大きなホールのようになっていて、主にダイニングや生活の場だったそうです。


壁の赤色と芝生の緑がいいコントラストを見せています。


ダイニングなど、主に生活の場であったホールとのこと。

 北側の壁からは遠くTaj Mahalが望めました。近くて遠い、という距離感です。


川に面した部屋からはTaj Mahalの姿が望めました。
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 次は王や妃、娘の寝室などを巡って行きました。


寝室への入口です。隙間にコウモリの姿を発見。
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妃の寝室の外観,、内部は光を上手く活かしていたそうです。
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 妃や娘の寝室の周りには側室達の住まいがありました。これもまた広い。


妃や娘の寝室を取り囲むように側室の住まいが配置されています。

 次に出てきたのがホールと広場。ここは王が民衆の前に姿を現す場所だそうです。


まるで古い駅のコンコースを思わせます。
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ホールの正面は広場になっていて、人々を迎え入れる構造になっています。

 これにて観光は終了、ちょうど13:00ぐらいでした。ここからDelhiに向けて帰路スタートです。


最後にヤムナ川を渡る。またNoidaで再び交わります。

 そこからは給油と1回休憩を挟んでまっすぐGurgaonの自宅まで戻りました。到着したのは17:20ごろ。やはりDelhi市街地が混雑していて、裏道を使い渋滞を避けたものの、行きに比べると少し時間がかかっています。
 今日はかけみず号のシートに8時間ほど乗っていたので、さすがに背中が痛くなりましたが、それに耐えて行っただけの価値はありました。EOSで写真もたくさん撮れたし、じっくり見ることができて良かった。


この日のGPSログ、だいたい500kmぐらい走行しています。

2017.07.25-07.27

久しぶりに緑豊かな大地を見た

 急遽出張が決まり、火曜日の午後から二泊三日でインド中部に出かけてきました。
 まずはデリーから飛行機に乗ってプネへ。フライト時間は約2時間です。インディラ・ガンジー国際空港のターミナル1からLCCのIndiGoを使っての移動。初めてターミナル1のラウンジにPRIORITY PASSを使って入りましたが、こっちの方が食べ物は充実している感じです。ただ、最近は食べ過ぎるとお腹を壊すことがあるので、タダだからとはいえ飲み食いはほどほどに(笑)。
 IndiGoはLCCではありますが、インドには珍しく「時間を守る」キャリアです。評判に違わずほぼ定刻通りプネ国際空港に到着しました。


プネ空港にて。インドローカル線は前後にタラップがつけられ、両方から乗降が可能。

 ここからクルマで移動だったのですが、思っていたよりも訪問先のある街は遠く、結果的に3時間を要しました。しかも濃密な市街地を抜け、山道で峠越えをし、最後は幹線道路で豪快に飛ばすなど、景色の変化も面白かった。この日は夜到着だったでこれだけで行動終了です。

 2日目は朝からホテル近くにある訪問先で打ち合わせ。夕方、予定よりも少しだけ早く終わったので、取引先さんが近くの名所に連れて行ってくれることに。ところが「近く」だと聞いていたのに、なんと山道を1時間ほど走った山奥まで導かれました。やっぱりインドの距離感覚は日本国内のものとは随分違います(笑)。
 道中の景色も日本なら九州を連想させるような景色ですが、スケール感が違いました。テーブルのような山の形が特徴的な風景。標高はiPhoneの表示によれば1,100〜1,200mぐらいまで登ってきました。


市街地から山を越えてどんどん高度を上げていきます。
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 その先、山の上にある駐車場から谷を階段で下りていくと、現れたのは下の写真のような絶景。この滝は雨季の間しか見られないそうです。山深いところなので団体客がどかどか来るわけでもなく、「知る人ぞ知る」という雰囲気。ただ惜しむらくは行ったときには雨が降っていて、あまり長く見ることができなかったのが残念。


山の上にある駐車場から、谷を階段で下りていくと現れたのは...


雨が本格的に降る中、大迫力の流れを正面から堪能。


こちらは奥のほうにある瀑布。こちらは滝壺から巻き上がる霧がいい雰囲気を出しています。

 最終日は午前中に打ち合わせをして帰途につきました。帰りのフライトは「予定通り遅れる」ことで有名なエア・インディア。この会社はスターアライアンスの一員なので、試しにチェックインカウンターでiPhoneにインストールしてあるAMC会員証を見せると、マイレージを登録してもらえました。予約クラスが不明なので、どれだけマイルがつくかはわかりませんが、ついてくれるとありがたい(笑)。
 待合室には入ったものの、搭乗する飛行機はまだ未到着。これはやっぱり遅れるかな...と思っていると、搭乗する飛行機が到着し乗客が降機してからあっという間に折り返しの準備が整い、戻り便の搭乗が始まりました。出発時には10分遅れほどにまで挽回。おお、やればできるじゃないですか、エア・インディア!


定時性で悪名高いエア・インディア機でデリーに戻ります。
(画像に触れると表示が変化します)

 が、デリー空港到着が1周旋回して西からのアプローチ、ターミナルビルをまるまる1周してのスポット到着、ボーディングブリッジを使わずバス移動が重なり、結局出口に到達した時には定刻から1時間経過していました。今回もやっぱり時間キープはダメでした(笑)。

2017.07.08-07.09

滞在29時間、第2次TOKYO買出しツアー敢行!

 前年度のSFC修行で得たアップグレードポイントを有効に活用(アップグレードに使う!)するため、東京への第2次買出しツアーを敢行しました。日程は週末の二日間のみ。本当は有休1日ぐらいつければいいのですが、年初に意思に沿わぬ大量消費をしてしまったので、残り日数を考えると難しい。日程が短いところはツーリングで鍛えたスケジュール立案力をフル活用して補うことにします。
 金曜日はほぼ定時に会社を上がり、日用品の買出しに自宅近所のスーパーに寄ったのですが、ここでトラブル発生。買い物中にドライバーさんとの電話がつながらなくなってしまったのです。幸い自宅までは歩いて10分ほど。そこで先に帰宅し、会社に事情を話してバックアップを要請。1時間後にドライバーさんとは再び連絡が取れましたが、電話会社間のトラブルでつながらなくなったとのこと。危なかったですが空港に行けなくなる事態は避けられました。
 22:30に自宅を出発し空港へ。ところが途中で渋滞に引っかかり、空港着は目論見より遅い23:25。幸いなことにこの日はイミグレ、手荷物検査ともスムーズに行きました。搭乗率はエコノミーで70%ほどだったので、搭乗もスムーズに進んでほぼ定刻通りにドアが閉まりました。


ここまで来ればもう安心です。今回はちょっとドキドキしたな...。

 仕事上がりの深夜のためにワイン一杯ですっかり落ちることができ、次に目覚めた時には上海の手前までフライトは進んでいました。ここから食事をしながら映画を一本観て、ちょうど終了したころに着陸。この日は首都圏の気温は35℃まで上がったそうで、とにかく蒸し暑かった。不快さはインドと変わりありません。


成田空港に到着、ほぼ定刻通りに着きました。日本も暑かった!

 ANA便のいいところは、到着時間に都心への移動時間を足すとホテルにチェックインできる時間になること。JALは朝到着なので、すぐにチェックインできないのが個人的にツラい。京成スカイライナーに乗り日暮里経由山手線で今回の宿がある目白へ。チェックインして部屋で一休みしてから、まずは新宿へ繰り出しました。
 新宿では休みの日に見るためのDVDを物色し、土用の日を先取りしたうなぎで夕食。デパ地下の食料品街で愛飲する地ビールをまとめて調達後、家電量販店で取り置きしてもらっていた商品を引き取ってこの日の行動は終了。

 翌朝は少し早めに出発し、山手線+モノレールで羽田空港へ。ここに荷物を預けて有楽町+銀座で残った品の買い出しです。有楽町の本屋で文庫本、銀座の「まるごと高知」で高知の食料品を購入。前回品切れだった「赤かつお+にんにく」の猟師のまかないの瓶詰めもゲットできました!
 そこから再び羽田に戻り、昼食を摂ってからこの日購入したものをスーツケースにまとめます。羽田の第1ターミナル地下のコインロッカーは空いている上に人の動線から外れているので、駅にあるものに比べると人目を気にせず詰め替え作業ができるのです。
 まだ少し時間は早かったのですが、特にするべきこともないので13:10のバスで成田に移動することにしました。成田空第1ターミナル到着は14:25ごろ。バスを降りてそのままチェックインカウンターに行きスーツケースを預けます。そこでカウンターの係員に聞かれたのが「ご帰国ですね?」という確認。一瞬何を言われたかわからなかったのですが、「そうか〜自分は向こうの人なんだ...」と改めて残念な現実を認識。


この時間の成田空港はかなり混雑していました。

 チェックインを済ませて身軽になりましたが、まだ搭乗開始まで3時間あります。そこで思いついたのがリラクゼーションの「ラフィネ」。試しに店に行って聞くと、20分後に20分だけならできるとのこと。まだ時間もあるのでお願いすることにしました。いつも固くなる肩甲骨の間を集中的にやってもらうようにお願いしてスタート。少ない時間でもずいぶん楽になりました。ありがとう、「かわいい系美人」のスガワラさん。
 その後はすぐにイミグレを通過しANAラウンジへ。ここで飲んだ生ビールはキリッと冷えて美味しかった! しかし下の写真を見るに、まるで居酒屋に行っているだけのような...? 


この後、焼きそばも食べました。完全に居酒屋チョイスです。

 搭乗は17:45からだったので、10分ほど前には搭乗ゲートに移動。そこで目にしたのは「STAR WARS」をテーマにした特別塗装機でした。なんでも劇中に登場するロボットR2-D2をイメージした塗装だそうです。


本日の搭乗機は「STAR WARS」特別塗装機、R2-D2仕様だそうな。
(画像に触れると表示が変化します)

 帰路はビジネスクラスへの搭乗(真の目的は実はこれ)でしたが、クラスの搭乗率は25%ほどで空席が目立ちました。一方、日本上空は厚い雲に覆われておりほとんど地上の様子は見られなかったのですが、かろうじて富士山の頂上部ははっきりと目にすることができました。


半年ぶりのB787-9のビジネスクラス、帰りはラクラクです。


東京湾上空にて、先ほどまでいた羽田空港の全容が見られました。


山中湖と富士山の真上を通過中、富士山は山頂部にまだ雪が残っています。
(画像に触れると表示が変化します)


雲の下では局所的に夕焼けが見られているのかもしれません。

 夕食はラウンジで食べ過ぎたのか、メインディッシュ終盤にはもうお腹いっぱい。デザートの頃にはもう食べすぎで息苦しくなっていました。こうなるともう寝るしかないということで、映画も何も見ずにいきなりシートを完全に倒してそのまま就寝。前の日は4時間ほどしか眠れていなかったこともあり、さくっと落ちました。気流の悪いところを通るたびにシートベルト着用サインが出て、その都度目が覚めましたが、トータル3時間ぐらいは寝られたようです。
 離陸から5時間あまり、インドの領空に入ると客室灯が再点灯します。CAさんが要望を聴きに来たので、かねてから食べてみたかった「一風堂ラーメン」をオーダーしてみました。幸い一眠りして胸焼けも収まりすっきり。さて、「大地」と名づけられたこの味噌ラーメンですが、上空では気圧が低いので沸かしたり炊きものは地上と同じようにはできません。トッピングも肉ではなく、原材料は大豆だそうです。それでも味噌ラーメン的な雰囲気はよく出ていると感じました。
 なお、フライトの最後にある乗務員の挨拶ではあの「ヨーダ」が来て仰天。CAさんに「記念撮影はよろしいですか?」と聞かれましたが...堅物会社員にはちょっと状況がシュールすぎました(笑)。


搭乗証明書。ただ、私は楽しむ度量に欠けていました...。

 ここのところ向かい風が弱いようで、この日のフライトも概ね対地速度900km/hほどをずっとキープできていたこともあり、到着は定刻より40分早く23:07にデリー空港に着陸。ただ、今回はボーディングブリッジのないスポットへの到着となり、ターミナルビルまではバスでの移動でした。しかし荷物が出てくるのが早かったため、もともとの定刻に近い23:50には空港を出ることができました。自宅到着は0:30。

 肝心の買出しは計画に対し約90%の入手を達成。次の一時帰国まで充分な物品を揃えられました。さらにANAは14,000マイル、JALも3,000マイルの積み増しにも成功。これがまた次のアップグレード原資につながります。
 めでたし、めでたし。

2017.05.27-05.29

買い出しツアー

 今年は昨年度のANA SFC修行の効果で3回アップグレードできるだけの権利を手に入れていますが、これは来年3月までに利用しないと失効してしまいます。一方、駐在4年目以降はいつ帰任になってもおかしくないので、基本的には今年度中に使い切るべき。ところが問題は有休が残り少なく、連休にしづらいことです。なので全体のバランスを考え、使うタイミングを夏まで2回と秋に1回に振り分けました。その第1回が今週末、虎の子の有休を使っての2泊3日の買い出しツアーです。

 金曜日は仕事を定時に上がり、自宅で軽く夕食を摂っているとANAからメールが着信しました。私の搭乗便になる直前の成田→デリー便が機材変更により1時間以上定刻から遅れて出発したとのこと。これによって折り返し便の出発も35分遅延することが確定したそうです。やれやれ、また寝られる時間が遠のいたか。
 22:20に自宅を出発し、23:00に空港に到着。チェックイン後すぐにイミグレ、手荷物検査を通過し0:00前にラウンジに到達。4月からはあの悪名高い手荷物検査済みのタグスタンプは廃止されたそうです。ようやく意味がないことに気づいたか(笑)。
 搭乗開始は1:35。今回はエコノミークラスへの搭乗ですが、Platinumステータスを持っているので優先搭乗することができます。さっさと乗って荷棚を確保。飛行機は1:50に出発しました。白ワイン一杯でさくっと寝ます。結局3時間ほどは眠れたかな。起床後は映画を一本だけ見て食事をしたところで日本上空へ。成田のスポット到着は13:00、だいぶんリカバリーしてくれたようです。


成田空港に到着しました。非常に涼しく感じる!

 成田からは新宿行きのバスに乗り、新宿西口で下車。ここから小田急で宿のある東京都町田市に向かいます。なぜ町田かというと、宿泊でマイルが多くたまる宿がここにあったから。今回、全ての予定はマイルを貯めることを優先して組んでいるのです(笑)。
 新宿から町田にまでは快速急行で30分、宿は駅のすぐそばにありました。


今回の宿、ターミナル駅に近いのに閑静です。

 チェックイン後、一休みしてから町田駅前に買い出しと夕食に繰り出しました。CDと文庫本をゲットし、小田急百貨店のレストラン街にあったとんかつ店で夕食。豚肉は久し振りなので嬉しい…。
 この夜はさすがに疲れていたか、宿に戻ってすぐに落ちました。

 翌朝は9:00に出発、小田急で都心に向かいました。途中の代々木上原で東京メトロ千代田線に乗り換え日比谷へ。そこから徒歩で有楽町へ向かいました。有楽町では量販店に予め商品の取り置きを申し込んでいたので、それをピックアップします。こうすれば在庫なしでガッカリ…ということがありません。
 次は銀座にある高知県のアンテナショップ「まるごと高知」へ。ここでは主に海産加工品を調達します。ただ、欲しかった「漁師のまかない ニンニクかつお」は欠品で入手できず。ちょっと残念でした。


残念ながら目当てのものはなかったけれど、代わりの品をゲット。

 次は山手線で新宿に移動。ここではCDやDVDに加え、取り置いてもらっていたカメラのレンズを入手。気がつけば14:00近くになっていたので、小田急百貨店のレストラン街に行ってみましたが、まだあちこちの店で人が順番待ちをしていました。唯一並ばずに済んだのが下の食材のお店。美味しかったけど、高かった(苦笑)。


これはインドではまず食べられませんね!

 最後に地下でエチゴビール ピルスナーを調達して町田に戻りました。
 荷物を整理するとスーツケースにはまだ多少は入りそう。このため日用品を少し買い足すことにして、夕食がてら再び町田駅前へ。夕食は下の料理のお店にしました。これもインドでは食べれませんね。店員が佐々木希さん似の可愛らしい娘さんで、見ていて癒されました。ええ、もちろん料理も美味しかったですよ(笑)。


これもインドでは望み薄なメニューです。

 近くのスーパー&コンビニで必要なものの調達も完了。さあ荷造りです。

 最終日は8:45にチェックアウトし、小田急で都心へ。ところが早朝の線路内人立ち入りによりダイヤが乱れていて、通常新宿まで40分のところが55分かかりました。新宿からは山手線で半周して上野へ。京成上野駅近くで荷物を預け、再び有楽町へ向かいました。買い損ねたものが2点ほどあったのでそのリカバリーです。幸い目当てのものは両方とも揃ったので、上野に戻ってスカイライナーで成田空港へ。
  成田でチェックイン後にようやく昼食がとれました。今回は最後まで日本ならではのチョイス。


これもインドでは無理じゃないかなあ。

 今年からはステータスがあるのでプライオリティ・レーンが利用可能です。やはり行列を横目にスムーズに手荷物検査を抜けられるのはありがたい。


ステータス保持者用の入口はちょっと分かりにくいところにあります。

 出国審査を抜けてすぐに第5サテライトのANAラウンジへ。相変わらず混みあっていていい席が確保できなかったのがちょっと残念。前回同様、塩焼きそばと生ビールですっかり腑抜けになってました(笑)。


まだ2時間あるのでゆっくり酔いを醒ますことができます。

 搭乗開始は17:10、一番遠い58Bゲートからでした。この日のフライトは乗客が比較的少なかったようで、出発定刻の10分前にはドアが閉まるスピードぶり。ただ、滑走路の順番待ちで時間がかかり、A滑走路から飛び立った時には18:00になっていました。


一番遠くのゲートからまもなく出発。機材は往路と同じでした。


成田A滑走路を南向きに離陸、九十九里浜の海岸線まで。
(コントロールをクリックすると再生します)

 飛行は順調で、食事に映画一本を鑑賞し、2時間ほど仮眠するともうインド上空へ。はじめは定刻23:50に対し22:40に到着する勢いでしたが、案の定デリー直前で旋回待機を行い、着陸は23:25。しかもイミグレのあるビルまで一番遠いスポットに到着だったので、結局税関を出られたのは24:00ちょうどでした。自宅到着は0:40。

 今回は駆け足でしたが購入したいものはほぼすべて手に入ったので、良しとします。

2017.03.25

動物園に出かけてみた

 もうすぐ出掛けるのに覚悟のいる季節になってきます。実際のところここ数日の最高気温は34〜38℃。朝晩はまだ過ごしやすいのですが、14:00〜17:00ごろはかなり暑く感じます。
 その前に「歩き回る」必要のあるところには行っておきたい、ということで動物園の「National Zoological Park」に行ってみることにしました。デリーの南東側、自宅からクルマで約1時間ぐらいのところにあります。


インド門を経由し、外郭環状線経由で動物園へ。

 開園が9:30なので9:00に自宅を出ましたが、デリーに入るところで道がやや混雑しており、現地への到着は10:15ごろになりました。時間が経つと混雑するということでしたが、まだゲートには人が数人並ぶ程度でした。
 入場料は外国人は200Rs、カメラを持ち込む場合は別途50Rsが必要です。今回は望遠に長けたDSC-RX10M3を携行することにしました。


ゲート前の様子、ここで入場券を買って中に入ります。
(画像に触れると表示が変化します)

 敷地はかなり広大で、中には電気自動車が巡回していてそれに乗って回ることもできます(要別料金)。私は時間もたっぷりあるので、運動がてら歩いて巡っていくことにしました。
 ちょっと残念なのは広いことの裏返しで動物との距離がちょっと遠いこと。もうちょっと寄れると大きく写真が撮れるんだけどなあ。以下、写真の撮れた動物たちです。


立派な角です。この園の特徴は鹿系の動物が多いことかも。


こちらはサイ。かなり遠いところにいて望遠でもツラかった。


こちらは眠そうなライオン、動きがほとんどありませんでした。

 展示スペースが広いがゆえ、地形に特徴をもたせたブースも存在します。そうなると動物も動き回るので、見ていても面白い。ただ、いかんせんそういう動物の数が少ない。
 熊系の動物もいるはずなんですが、ほとんど姿をみることはありませんでした。この暑さでは毛皮を持つ動物は表に出てきてくれないでしょうね。


こちらは元気よく動き回ってくれたので、チャンスが多かった。
(画像に触れると表示が変化します)


こちらはインド象。動きがのんびりしていて平和を感じます。

 園内の中央には池もあり、こちらでは水鳥もいて色合いが賑やかです。空を見上げると鷲に混じってペリカンまでもが空を飛んでいました。


中央の島に水鳥たちが終結していて、色が賑やかでした。
(画像に触れると表示が変化します)

 なんだかつまらんな...と思ったところで最後に出会ったのがホワイト・タイガー。2頭が表にいて、歩き回ってくれたおかげで退屈感が吹き飛びました。


ホワイト・タイガーが迫力ある姿を見せてくれました。
(画像に触れると表示が変化します)

 結局3時間ほど滞在しました。あまり「ここならでは」というものは感じられなかったのですが、まあ時間潰しにはちょうどいいところでした。

2017.03.08-03.09

2年目の一時帰国(復路編)

 休暇もいよいよ終わりです。いつも通り最終日前日の最終便で羽田に移動し、明朝に成田に移動します。まずは19:10高知発のJL498に搭乗。スーツケースは前日の朝に空港宅急便で成田へ送っておいたので楽なものです。


まずは高知空港から羽田空港に移動します。

 飛行機は追い風に乗って定刻より少し早めに到着しました。このためホテルの連絡バスにほぼ待ち時間なしで乗り継げたのは幸運でした。翌朝は早朝出発なのでこの日はすぐに就寝。

 明けて木曜日、4:30に朝食を摂り5:30の連絡バスに乗って羽田国際線ターミナルへ。本当は6:00発便でも間に合うのですが、最近バスのチケットカウンターが混雑したりバスの空席が少なくなっていたりすることがあるので、前回からは一本早い連絡バスに乗っています。待ち時間があるついでに調べてみると、ここにある薬局は6:00に開くことがわかったので、まぶたにできた腫物を隠す眼帯を調達しました。
 リムジンバスは6:25に発車し成田空港へ。第2ターミナル到着は7:35、すぐに宅急便カウンターでスーツケースをピックアップしてJGCカウンターでチェックイン完了。間を置かず専用の手荷物検査場を経由し出国審査へ。そのままサテライトとの連絡通路にあるリラクゼーション「ラフィネ」に向かいました。

 実は今回、初めて前日に予約を入れておいたのです。ところが予約希望の8:15からだと次の予約との兼ね合いで40分しか取れないとのことでした。受付に行くと名乗る前に「良かった、今からなら60分できますよ」。迎えてくれたのは3度目となるタカクニさん(きっとメガネ美人だと思う…いつもマスクをされているので実際は未確認ですが)。もうすっかり常連という扱いになってしまっているみたい。もっとも先方にしてみれば、背中の筋肉の硬直具合の方が印象が強いのかもしれません(笑)。タカクニさんが硬直している筋肉を確実にほぐしてくれたおかげで施術後はずいぶん楽になりました。いつもありがとう。

 まだ搭乗開始まで2時間以上。今回はサテライトの98番ゲートから出発なので、その近くにあるサクララウンジで時間を潰します。サクララウンジのカレーは絶品オススメ。セルフ形式なので、自分で食べたいだけ盛れます。


JALサクララウンジのカレーライスはオススメです。

 搭乗開始は11:25。今回は右前方窓側の座席を確保。天候次第ですが、ヒマラヤ山脈が見えるのが楽しみです。飛行機はほぼ定刻通りにスポットを離れ、A滑走路から南向きに離陸。この時期の成田→デリーの飛行時間は約10時間になります。離陸後約1時間半後には関門海峡上空を通過、さよなら日本。


これが搭乗機のB787-9、10月に引き渡された新品です。


プッシュバック終了、いよいよエンジン始動です。


関門海峡上空を通過中、関門橋もはっきり見えました。

 今回は食事後すぐにシートを倒して休みました。4時間ぐらいは寝られたような。機内照明再点灯後、すぐに電子カーテンを解除して外を見てみましたが…残念! 8,000m峰のほとんどは雲を纏っていて、ほとんど見えず。かろうじてエベレストの位置だけはわかりましたが…。


これがエベレストなんですが...あまり見えていません。

 向かい風にもかかわらず定刻より15分ほど早くデリー近くまで到達したものの、デリー空港の混雑のため着陸許可がなかなか出ず、上空待機で3回、さらに最終アプローチに入ってからももう一周旋回をしていたため、スポット到着は定刻よりかなり遅れて19:00前になりました。


見ての通り、デリー近郊で4度旋回して上空待機していました。


旋回中に撮った写真、幻想的な景色です。

 最終的に自宅到着は20:00となりました。やれやれ、最後の最後で待たされて疲れたな。
 これで2年目の一時帰国は終了です。

2017.03.02

高知城の梅林

 この日は母が一日外で用事があったので、夕食の準備の手間を省くべく外食を提案しました。それが受け入れられたので、夕方にバスで市街地へ。ちょっと時間が早かったので、高知城に寄って梅林を見に行くことに。


高知城、去年は桜を探しに来ましたが、空振りでした。

 高知城の西側に目指す梅林はありましたが、まだちょっと早かったかな。満開に近い樹が一本ありましたが、あとはまだ半分ぐらいしか咲いていない。それでも匂いはしていたので、もう少しといったところでしょうか。


門前のしだれ梅、風流ではあります。
(画像に触れると表示が変化します)


こちらはメジロ、大群で蜜を吸いに来ていました。

2017.02.26

焼きたてピザとお花見

 母が以前に行ったピザ屋さんがとても美味しかったということで、連れてきてもらいました。高知市から車で約30分ほどのところにあるいの町(日高村との境に近い)にある「畑山ガーデン」というお店です。11:00には到着したのですが、日曜日だけあって駐車場がほとんど埋まるほどの盛況ぶり。幸いテラス席ではあったものの並ぶことなく席に通されました。
 さて、気になるお味の方ですが...なるほど美味しい。今回は「はちきん地鶏ソーセージ」と「野菜たっぷり」ピザを注文しました。耳がカリカリでチーズがふっくら焼けています。ちなみに、2切れは持ち帰って夜頂きましたが、オーブンで温め直して食べてもふっくら。これは凄い。


日高村に入る手前のところにあります。ちょっとわかりにくい。


左が「はちきん地鶏ソーセージ」、右が「野菜たっぷり」のピザです。耳がカリカリで美味しい。

 母が最近テレビで「食品団地の裏に河津桜があって、花見が楽しめる」という話を耳にしたというので、行ってみることになりました。高知インターから5分ほど、大津バイパスから国分川に向けて入ると、堤防の両サイドに桜並木があることを発見。距離は短いのですが、濃いピンク色の桜がほぼ満開の状態になっていました。もちろんこれはソメイヨシノではなく、早咲きの「河津桜」です。
 以下の写真はDSC-RX10M3で撮影しました。


国分川の堤防の両側に桜並木がありました。


ほぼ満開に近いです。色はソメイヨシノよりもかなり濃いです。
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土手には菜の花が咲いていて、桜とのコントラストが楽しめました。
(画像に触れると表示が変化します)


これがほぼ全景、距離は非常に短いことがわかります。

 この日は暖かで、ひと足早く春の雰囲気を味わうことができました。

2017.02.22-02.24

2年目の一時帰国(往路編)

 2年目の一時帰国がやってきました。今回が今までと違うのは、旧所属の事業所に赴かないこと。これまでは事業所の中の健康管理センターで検診を受けていたのですが、対象日が激減したことから外部機関で受診できるようになったためです。場所は池袋・新宿・横浜と選べるので、移動に便利で比較的勝手知ったる新宿をチョイスしました。
 出発の日は仕事を早上がりし、シャワーを浴びてからデリー空港へ。夕方の渋滞にかかって思ったより時間がかかりましたが、出発2時間前にはターミナルに到着。いつも通りビジネスクラス・カウンターでチェックインしました。
 今回、事前のアップグレードでは空席がなく、次善の策でプレミアムエコノミーで予約をしていたのですが、カウンターで「ビジネスクラスにアップグレードする?」と訊かれたので「Yes」と即答。ちょっと確認に手間取りましたが無事にビジネスクラスの搭乗券が発券されました。よかった、これでちゃんと仮眠が取れる。


デリー空港の1番ゲートで出発を待つJALのB787-9。

 搭乗は予定通り出発30分前から開始。ところが嬉しいことに搭乗がスムーズで、定刻約10分前にはドアが閉まり出発体制に。これなら成田到着も早くなりそうです。夕食後すぐにシートをフルフラットにして休めたので、3時間ぐらいは寝られたかな。ようやくパターンができてきた感じです。
 日本到着も定刻から40分早まり、6:40前には着陸。今回は西からのアプローチだったのでスポットに着くのも早く、6:50には飛行機を降りられました。パスポートコントロールを通過し、宅急便でスーツケース1個を実家に送り出してからリムジンバスで羽田に移動します。ぎりぎり7:15発の便に乗れました。
 羽田空港到着は9:00。ただ、ここから健康診断の都合上、丸一日をつぶさなければなりません。まずはスーツケースをこの夜宿泊予定のホテルJALシティ羽田に預け、それから近くのクリニックに向かいました。ここはインターネット上ですでに目星をつけていたのですが、顔の縫合痕の抜糸をしてもらうためです。事情を説明したところすぐに糸を抜いてもらうことができ、テーピングだけしてもらって処置終了。後で鏡を見ましたが、思ったよりも傷跡は目立たないようです。よかった。
 懸案が一つ片づいたので羽田空港に戻り、散髪と昼食を済ませてから買い物のため新宿へ。ここで気になる製品をチェック。平日だけあって空いていたので、販売員さんとじっくり話をすることができました。欲しい物の一部に在庫がなかったのですが、ネットショップ並みの値引きとおまけをつけることを提案してくれたので、思い切って購入。
 再び羽田に取って返し、少し早めの夕食を取ってから送迎バスでホテル入り。飛行機の中での3時間就寝で疲れていたこともあり、かなり早めに就寝。ところが、11時過ぎに火災報知器が鳴り、避難を呼びかける放送が流れました。すぐ誤報と判明したので避難はしなかったのですが、おかげで目がすっかり覚めてしまいました。なんてこったい。翌朝の事情説明によれば、どうやら意図的なイタズラらしい。まったくハタ迷惑な…。

 翌朝は8:00にホテル出発。モノレールと大江戸線を乗り継ぎ新宿へ。そこにある民間の検診センターで健康診断を受けます。初めて行ったのですがかなり込み合っていて、会社なら1時間で終わる検診が2時間半かかりました。
 検診後は東京駅を経由してお土産を調達して羽田へ。羽田で昼食を取ってからチェックイン。サクララウンジで2時間以上過ごしてからJL497で高知へ。


まもなく出発です。ラウンジで時間を潰すのにも馴れました。

 今回もクーポンを使ってのクラスJへの搭乗で、のんびり帰省できました。

2017.01.11-01.12

年末年始帰省、ようやくの復路編

 主治医の先生からOKが出たのでインドに戻ります。が、まずどうやって戻るかを考えねばなりません。年末はANAで戻りましたが、その復路は日程の目処が立たなかったのでキャンセルしてしまいました。となると、日本のサイトでJALかANAの片道航空券を購入することになります。が、まだシートに長時間座るのは辛いので、なんとしてもフルフラットで横向きになれるビジネスクラスに搭乗したい。そこで両者のWebサイトで予約を試したところ、
 (1) 両方とも片道の場合は割引運賃が適用されない。
 (2) アップグレード対象運賃ではJALの方が若干安かった。
 (3) 翌日の出社を考えると夕方着のJALの方が身体に優しい。
ということで、今回はJALに決定。ただ割引運賃が使えないので、この航空券購入によって来月の給料の半分以上が一気に吹っ飛ぶ計算です。今回の一件、高いもんについたな…。エコノミーの往復運賃なら東京⇔インドを2往復以上できるぐらいの損失です。おまけに貴重な今後のアップグレード原資も使ってしまったし。

 11日の最終便、JL498で高知を離れ羽田へ。いつもなら羽田空港近くのJALシティ羽田東京に泊まるのですが、あいにく希望のプランに空きがなく、今回はホテル日航成田で相当プランの宿泊をすることにしていました。羽田到着後、30分ほど待って成田空港行きリムジンバス最終便に乗りこみます。成田の第2ターミナルでは約20分待ちでホテルの送迎バスに乗換。結局客室に入って一息つけたのは23:00。成田の方が部屋がかなり広いというメリットはありますが、到着が遅くなる上に待ち時間も多いので、あまりオススメできる策ではないかも。

 その代わり翌朝は7:25ホテル発のゆっくりスタート。第2ターミナル到着後すぐJGCカウンターでチェックインし、専用の手荷物検査場を抜け出国審査へ。そのままサテライトとの連結通路内にあるラフィネに行ってみましたが、残念ながら開始が9:30になってしまうとのこと。そこで先にサクララウンジに行って朝食を摂り、それから背中を揉みほぐしてもらいました。今回は初めて担当してくれた方でしたが、筋肉が固くなっている部分を集中的に攻めてもらったので、終わった後はずいぶん身体が軽く感じました。
 11:10に搭乗開始。いつもと同じはずなんですが、ようやくここまでたどり着いたという感があります。フルフラットで横になれるおかげで、痛みを感じるような姿勢を回避でき、楽に過ごすことができました。
 到着は相変わらずの到着直前の旋回とジグザグ飛行で約10分遅れましたが、イミグレに一番近いゲートに着いてくれたので助かりました。荷物も早く出てきてくれたので、19:00にはドライバーさんと合流。途中の渋滞もあって20:00に自宅アパートに帰着。

 やっぱり高知からは遠いわ...。