2024.02.02-02.03

海峡をめぐる旅

 貯めてきたAMCマイルの一部の有効期限が近づいてきたことから、特典航空券で使うことにしました。行き先は幹線で座席数が多く予約が取りやすい路線ということで福岡を選定。これで三度目となりますが、以前は海の中道マリンワールドと大宰府&大濠公園へ行ったことから、今回は本州に近い下関・門司エリアを巡る旅を企画しました。
 往路はNH241を利用しますが、出発時刻が7:25と早いのがネックです。電車を利用した場合、羽田到着が7:00直前となり搭乗開始時刻まで全く余裕がありません。電車遅延など何かあった場合に即アウトになるため、クルマを出すことを決心。
 5:00前に自宅を出て、関越道、外環道、首都高5号線からC2中央環状線を通ってB湾岸線へ。まだ交通量も少なく順調に走行できたため、6:00前には羽田空港へ到着できました。P4駐車場にクルマを置き、荷物を持って第2ターミナルビル・出発ロビーへ。


羽田空港に到着、駐車場にクルマを置いてターミナルビルへ。
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 まだ搭乗まで1時間あるので、開いている飲食店で朝定食を頂くことにしました。暖かい味噌汁とご飯がありがたい。


搭乗開始までまだ1時間あるので、朝食をとることにしました。

 食事を済ませてもまだ30分以上あったので、ANA LOUNGEに入り、しばしくつろぎました。まだ日の出前ですが、東京上空の天気はあまりよくなさそうです。


ラウンジにて。まもなく日の出ですが、天気はいまひとつ。

 7:00から搭乗が始まり機内へ。搭乗口は63番、さすが幹線だけあって手荷物検査場から近い位置です。このためラウンジからの移動が少なくて済んだのはありがたい。なお使用機材はB777-281、ちょっと古いタイプだったのは残念なところ。


ボーディングブリッジから機内へ。今回は前方座席が取れました。
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さすがに朝早かったので、既に少々疲れ気味?

 搭乗機はC滑走路を北向きに離陸し、東京スカイツリーの上空で左旋回して進路を西に取りました。東京の市街地上空も低い雲に覆われていて、残念ながら地上はよく見えなかったそうです。ただ、富士山は雲から突き出しており、その山頂部には見事な傘雲がかかっていました。


飛行機は順調に離陸。ただし、すぐに下は見えなくなりました。


見事な笠雲を被った富士山、妻がEOSで撮影しました。

 その後は諏訪湖や琵琶湖上空を飛び、瀬戸内海の北側を西進して九州へ。玄界灘の上空で南に進路を変え、ほぼ定刻通りに福岡空港へ着陸しました。


玄界灘上空で雲下に出ました。着陸は順調で、定刻よりやや早めに到着。

 福岡空港から博多まで地下鉄空港線で移動し、博多駅からは山陽新幹線で小倉へ向かいました。在来線(鹿児島本線)で向かうこともできますが、時刻表を調べると概ね1時間半ほどかかります。それに引きかえ新幹線は所要時間が15分程度で、ほぼ10分間隔で運転されているため、無駄な待ち時間がほとんどが生じません。事前に「えきねっと」で下関までの乗車券と新幹線自由席特急券を購入していたので、これで乗車しました。


山陽新幹線で小倉まで移動します。もちろん自由席です。

 山陽新幹線 「みずほ604号 新大阪行き」 博多9:53→小倉10:01

 幸い自由席でも1号車最後列で座ることができました。といっても1駅なのですぐに到着します。新大阪へ向かう列車を見送り、在来線のホームへ。


小倉駅で乗ってきた新幹線を見送り、在来線ホームへ。
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 しばらくすると4両編成の下関行き列車が入線してきました。国鉄時代の古い電車で、関門海峡を渡って本州側へ出ます。


古い国鉄製の電車で、まずは海峡を越えます。

 山陽本線 普通 下関行き 小倉10:24→下関 10:41

 小倉から下関までは2駅なので、すぐに到着します。結果として福岡空港から1時間ほどで目的エリアまで到着し、観光する時間を稼ぐことができました。


下関駅に到着、もともとの計画よりもだいぶ早い展開です。
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 駅を出ると、正面に大きなタワーがそびえているのが見えました。これが最初の訪問地、「海峡ゆめタワー」です。展望室までの高さは143mあり、関門海峡エリアを一望できるとのこと。入口でチケット(600円/人)を買い、直通エレベーターで展望台がある30Fへ上がりました。


下関駅ビルを出ると、いきなり目の前にタワーが出現。
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先端の球体状の展望台が特徴的。さっそく上ってみましょう。
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 そこからの眺めはすばらしかった。東は関門橋の向こうに瀬戸内海、北側には日本海が望め、南は海峡の対岸に門司エリア。西には下関市街地から巌流島や彦島が直下に見え、その向こうには八幡や若松などの工業地帯が広がっていました。これは夜景がさぞ美しかろう。特徴的なS字になっている海峡の姿が一目瞭然でした。


360°の視界がすばらしい。瀬戸内海から日本海まで一望できました。


ここも「恋人の聖地」、またしてもレリーフを発見。記念撮影も忘れずに。
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 海峡ゆめタワーを降りたところでちょうど昼時になりました。しかも出口にあった「茶寮 福の花」というお店の「瓦そば」の看板を発見。「ぜひ食べてみよう!」と二人の意見が一致し、入ってみることに。この瓦そばはドラマ「逃げ恥」で登場して有名になりました。その名の通り、熱した瓦の上で茶そばを焼きながら食べるという品。時間が経つにつれてそばが香ばしく焼けていくのが面白い。地元ならではの味を楽しめました。妻は「今度やってみる!」と言っていましたが...だからって瓦は置き場所ないので買わないでね(笑)。


昼食をどうするか考えていると、「瓦そば」の看板が...。


早速食べてみることにしました。地元のものですからね。


時間が経過すると熱でパリパリになってくるのが面白い。

 その後、海岸沿いを東へと向かいました。本当は「海響館」という水族館に立ち寄る予定だったのですが、海峡ゆめタワーで臨時休業中であることが知らされたため、その分の穴埋めをしなければならなくなりました。果たして時間は持たせられるのか...? 午前中は風が冷たかったのですが、徐々に収まってきたので歩きやすくなったのは幸いでした。途中には古い建物がいくつも残っていて目を引かれました。


山口銀行旧本店、今は史料館として使われているそうです。


中国労働金庫下関支店、こちらは現役らしい。

 また、ここは林芙美子や金子みすゞなど、文学に縁のある街です。妻が好きなこともあり、あちこちに設けられた碑や説明を見ながら進んで行きました。


金子みすゞ顕彰碑の前にて。小さな公園に設置されていました。


林芙美子の通った小学校前の文学碑と、金子みすゞを撮った写真館跡です。
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 次に訪れたのは下関南部町郵便局と旧秋田商会ビルです。見るに郵便局は今でも現役で使用されているようでした。これはすばらしい。


下関南部町郵便局、こちらも現役で使用中だそうです。
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 さらに驚いたのが隣の旧秋田商会ビルの方で、こちらは内部が公開されていました。建築されて109年が経過しており、しかも平成初期まで一族の者が生活していたものを市が取得したため、貴重なものが数多く残っているそうです。三階まで上がることができ、当時の写真を使って建物の歴史を紹介していました。やはり丁寧に作られた建物は長持ちするんですねえ。


その隣にあった旧秋田商会ビルがすばらしかった。


内部は3Fまで公開。平成初期まで一族の方が暮らしていたのを市が取得したそう。


こちらは生前の金子みすゞを最後に撮った(と思われる)カメラだそうです。

 そこから陸地側に入り、下関市役所前を経て「田中絹代ぶんか館」に向かいました。ところがここは市の公民館的な使い方をされているようで、残念ながら人物にまつわる展示などは見ることはできませんでした。


下関市役所前を通過。さすがお金持ちですねえ。


田中絹代ぶんか館は、近代先人顕彰館というコミュニティセンターでした。
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その隣の建物も味わい深い。内部は病院にリノベーションされているらしい。

 次に向かったのは唐戸交差点前にある「旧下関英国領事館」。ここも内部が公開されており、1Fの執務室や待合室などを見学することができました。


旧秋田商会ビルの向かいにある、旧下関英国領事館にやってきました。


雰囲気がある入口。内部も公開されていました。


領事の執務室にて。建築当時は窓の外はすぐ海だったそうです。

 2Fがティールームになっていたので、ここでお茶にすることに。アッサムティーを注文すると、本格的な茶器での提供でした。最初はストレートで頂き、濃厚な香りに癒されました。最後はミルクを入れて飲んでみましたが、確かに相性がいいですね。


本格的な茶器でブラックティーを楽しめるようです。


アッサムティー、香り豊かで味わい深い。


妻のこの笑顔! 少々お高いですがリラックスできました。


身体も温まり足も休まったので、次へ行きましょう。

 一休みした後、さらに東へ。まず目に入ったのは「亀山八幡宮」。境内は節分の準備がなされていました。また、本殿の先には巨大な「ふぐ」の銅像ががありました。後ろに植え込みがあるので、下からは見えないようになっているようです。


領事館のすぐ先に大きな神社がありました。亀山八幡宮です。


節分の準備がされていました。高台からの眺めは格別です。
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下関ならでは? ふぐ(地元では「ふく」)の像がありました。

 さらにその東には「赤間神宮」がありました。こちらは壇ノ浦で入水した安徳天皇と、滅んだ平家一門を祭った場所。巨大な門をくぐると正面には荘厳な本殿があります。


赤間神社へとやってきました。ここはあの方々を祀る場所です。


紅白の鮮やかな色使いが特徴的です。

 その左手の奥には平家一門の墓である平家塚と、耳なし芳一の像がありました。妻は「平家物語」が大好きなので、ここに来られたのは感慨深かったようです。


ここは平家一門の墓所。傍には耳なし芳一の像も。

 赤間神宮を過ぎると、海岸線との間が狭くなり、歩道は海側しかなくなります。道から少し入るとそこはもう海。巨大な船が目前を通過していくのは大迫力です。ちょうど「HONDA」のマークをつけた船が関門橋をくぐって瀬戸内海へ進んで行きました。喫水が深く、進んで行った方向を考えるに中国生産車「オデッセイ」でも積んでいたのかな?


横道に入ると、目の前はすぐ海。巨大な船が間近に見えました。


ちょうど「HONDA」のロゴをつけた運搬船が瀬戸内海へと入って行きました。
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その先は遊歩道が整備されていました。写真を撮りながらのんびり散歩。

 さらに東に向かって進んでいると、関門橋の直下の高台にお稲荷さんを発見。妻が「せっかくなので、ぜひ行ってみたい」と言ったので、押しボタン信号で国道を渡り、階段を上がりました。祠のまわりを見るに、どうやら地元の人に大事にされている場所のようですね。鳥居の配置といい、印象的な場所でした。


このお稲荷さんに行くためだけに押しボタン信号が設置されていました。


立石稲荷神社というそうです。階段がなかなか急でした。

 その直後に関門橋をくぐりました。下から見上げる橋はさすがに迫力がありました。よく見られる白や赤に塗装されたものと異なり、グレーグリーンの橋は確かに見た目の違和感は少ないです。


ついに関門橋の真下までやってきました。
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 そこから先が壇ノ浦の古戦場です。源義経や平知盛の像が設置されていて、歴史上重要な場所であることがアピールされていました。


関門橋の東側が壇ノ浦古戦場跡です。モニュメント多数。

 その国道の反対側が「関門トンネル人道入口」です。この直下に関門国道トンネルがあり、道路のさらに下側に歩行者用のトンネルがあって、徒歩で海峡を渡れるようになっているのです。なお、歩行者の通行料は無料でした。


この下に国道トンネルがあり、人が歩ける道が設けられています。

 エレベーターで60mほど降りトンネルへ入ります。人道の全長は780mほどなので、対岸までは約15分ほどの道のり。通路はセンターラインで仕切られているものの幅は3mほどと狭く、天井の低さもあって圧迫感がありました。中央部に向かって緩やかな下り坂になっています。


下関側から歩いて海峡を渡ります。トンネルは圧迫感あり。

 最下点には県境を示す表示が地面に書かれていました。ここから再び九州です。県境から先は上り坂になるので、トンネルが曲がって見えるのが面白いです。トンネルを抜けた部分の造りは下関側と同じでした。


ほぼ中間部に県境を示す表示があります。この先は九州地方です。
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県境を過ぎると緩やかに登り、エレベーターホールから地上へ出ます。

 エレベーターで地上に出ると鳥居が出迎えてくれます。この下には「和布刈(めかり)神社」がありました。関門橋のほぼ直下にあたり、海に向けて参道が延びているのが目を引きます。妻曰く「鳴無神社と同じ」だそうです。


出た先には和布刈神社があります。趣きのある社でした。

 再び関門橋をくぐって、門司市街地方面へと向かいます。16:00を過ぎて陽も傾いてきました。海面に光の通り道ができて美しかった。


16:00を過ぎて日が傾き始めました。門司へ急ぎましょう。


再び関門橋をくぐり、今度は西へと歩みを進めます。
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巨大な石。説明するものは見つけられませんでしたが、一体何でしょう?

 海岸沿いに歩いていくと、踏切がありました。これは観光用のトロッコ列車が走るのだそうです。残念ながらこの日は平日のためお目にかかれませんでした。


いきなり踏切が出現。左はトンネル、右は市街地に向けカーブしています。
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 そこを過ぎると市街地に入ります。マリーナ沿いをホテルに向かって歩いていきました。ほどなくして目的地を発見。この日の宿は「門司港レトロ」地区にある「プレミアホテル門司港」。海沿いに立地し、客室からは海峡と関門橋を一望できるということで選びました。


市街地に出てきました。その先が「門司港レトロ」地区です。


後方がこの日宿泊する「プレミアホテル門司港」です。
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 チェックインして部屋に入ると、どことなく異国情緒が漂うデザイン。部屋はそれほど広いわけではありませんが、最上階の部屋で窓からの景色がすばらしく、じっくりと夜景を楽しめそうです。


入口から客室まで。英国風で落ち着いた雰囲気で、眺めがすばらしい。

 少し休憩してから、夕食に繰り出しました。ホテルでiPhoneから雰囲気の良さそうな店を検索して行ったのですが、最初の店は満席だったので入れず。やむなく商店街を抜けホテルの近くまで戻ったところで、「志の」という小料理屋さんを発見。入ってみました。


まもなく日の入りです。今日は午後からいい天気になりました。
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夕食がとれる店を探して彷徨った末、ホテル近くで小料理屋さんを発見しました。

 家庭的な雰囲気のお店で、妻は「湯どうふ」や「揚げだしなす」をご飯&味噌汁といっしょに。私は「ふぐのから揚げ」と「ふぐ雑炊」を頂きました。特に雑炊は絶品でした。地元ならではものが食べられて満足しました。


この日の夕食はせっかくなので少し豪華に。私はふぐの唐揚げと雑炊を頂きました。


家庭的雰囲気なお店で、どれも美味しかった。ごちそうさまでした。

 この門司港レトロ地区は、大正時代のころからの建築物を核に再開発された場所で、夜のライトアップも美しいとのこと。そこで文化財の建物を順番に訪ねていきました。持参したスピードライトが大活躍しました。


門司港レトロの夜景をたっぷり堪能しました。フルサイズEOSが大活躍。


もちろん記念写真も欠かしません。ホテル近くの入江もいい雰囲気です。
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 最後に行ったのが「門司港駅」です。ここは鹿児島本線の始発駅で、大正時代に建てられた駅舎が重要文化財に指定された現役の駅。


もう一つの目玉は「門司港駅」、重要文化財かつ現役の駅です。


門司港駅の中にも入ってみました。

 幸い人も少なかったので、内外含めてじっくりと撮影しながら見学することができました。その雰囲気、まるで日本ではないようです。


細かいディテールを観察するのも楽しい。


もちろん、記念撮影も欠かしません。

 そこからホテルに戻り、客室から夜景を楽しんでこの日の行動を終えました。


最後にホテルの客室からの夜景を楽しみました。
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手前はブルーウィングもじ、向こうが関門橋です。


EOSで撮影した関門橋。肉眼ではこんな感じに見えました。

 2日目、珍しく夫婦で寝坊しました。大急ぎで身支度し、7:00からの朝食オープンにぎりぎり間に合うタイミングでレストランへ。前日は朝早かった上に歩き回ったので、さすがに疲れていたのでしょう。朝食は種類は多いとは言えないものの、料理は美味しかった。落ち着いた雰囲気で食事を楽しめました。


朝寝坊してしまいましたが、朝食はオープンすぐに開始できました。

 9:00にホテルを出発し、向かったのは「九州鉄道記念館」。門司港駅の前を通り、その裏手にある施設です。ここが九州の起点駅であったことで、その地を記念して博物館が設けられたそう。


ホテルから門司港駅前を抜け、九州鉄道記念館へ向かいました。


門司港駅前にて。夜とは全然印象が違って見えます。

 入口からは歴代の車両が並んでいます。特に真ん中に置かれた気動車は文化財に指定されている貴重なもの。ガソリンカーとしてデビューし、ディーゼルカーに改修されたもの。円形に配置された縦窓がレトロ感を醸し出していました。


九州の鉄道で走った歴代の車両が展示されていました。

 一段高いところにあるのがJR九州の本社跡。現在はこの中が展示施設になっており、九州の鉄道の歴史が様々な品とともに閲覧できます。大宮の鉄道博物館に比べると規模は小さいですが、展示からは頑張っている感が伝わってきました。


一段上がったところにJR九州の本社跡、今は展示施設になっています。


内部はこんな感じです。大宮に比べるとコンパクトですが見どころは多い。

 屋外には電車の運転席が入れる展示も。実際に計器を見られて面白かった。九州鉄道の原点であることを示す0km標もありました。


485系特急形電車の運転台です。


私も座ってみました。計器類が並んでカッコいい。
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古い駅標を模した展示ですが、その前の線路に秘密が...。


実は0km標がありました。九州の鉄道の起点なのです。
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 鉄道記念館を出て歩いていると、踏切の遮断機が下りてきました。週末のため門司港レトロ地区を縦断する観光用トロッコ列車が運行されていました。これが平日も動いてくれると楽だったんですが(苦笑)。


観光トロッコ列車がやってきました。乗ってみたかったな。
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 次に向かったのは門司港駅前にある「旧門司三井倶楽部」。ここはもともと別にあった重文の建物が、復元を兼ねて移設されたものだそうです。1Fはレストラン、2Fはアインシュタイン博士が来日した際に宿泊したという部屋が、当時使われていた品を交えて公開されていました。その復元過程を紹介したビデオをじっくり堪能。


もともと別の場所にあったものを、復元の際に本地区に移設したとのこと。


内部はアインシュタイン博士が宿泊した当時を再現しているそうです。

 その奥が「放浪記」で有名な林芙美子記念館になっており、その足跡をたどる展示がありました。ここは残念ながら撮影不可でしたが、妻は好きな作家のようで、食い入るように解説文を読み入っていました。
 さて、そろそろ昼時です。向かいにある「喫茶 ドルチェ」さんに入り、地元名物の「焼きカレー」を食べてみることに。二人ともサラダ付きの「野菜焼きカレー」を注文しました。表面を焼いたカレーの奥には卵の黄身が入っていて、混ぜ合わせて頂きます。カレーは甘口に属するものですが、器の壁についた焦げ目からいい香りが漂い食欲をそそりました。ボリューム満点でした。


三井倶楽部の向かいにある喫茶店で昼食にしました。
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野菜入り焼きカレーを注文。サラダ付きです。


チーズの下には卵の黄身、よく混ぜて食べます。

 食事後は、さらにその向かいにある商業施設「海峡プラザ」へ。ここでお土産などの買い物をしたのですが、この間に雨が降り始めてしまいました。前日までの天気予報では雨が降り始めるのは夕方だったので、少し早まったようです。荷物を減らそうと傘を持ってこなかったのが裏目に出ました。


海峡プラザで買物。ただ、この間に雨が降り始めました...。

 そんな中で目に留まったのが「関門海峡クルーズ」。通常20分のところを少し足を延ばした40分の特別便だそうです。雨を避けたかったこともあって、これに参加することにしました。親切なチケット売り場の係員さんに傘を貸してもらい桟橋へ。ありがとうございました。


桟橋から遊覧船に乗船します。雨も避けられるのでちょうどいい。

 13:00に出航。前日に写真を撮ったはね橋を通って海へ。船は客室窓から海面までの高さが低く、波しぶきが上がって迫力満点でした。


いよいよ出航。参加者は5人だけでした(笑)。
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ブルーウィング門司が開いてる! ここから外に出ます。

 まずは西に向かい、関門橋の下まで行って引き返し、今度は海峡の北側を下関方面へ。前日歩いて巡った壇ノ浦、赤間神社、亀山八幡宮を海上から見ることができました。さらに海峡ゆめタワーを過ぎると巌流島で、現在は周囲をほとんど岩で囲まれ、決闘当時の面影はないそうです。彦島と巌流島の間を通り、再び海峡を横断し、門司港沿いを戻っていきました。あっという間の40分でした。


関門橋から巌流島を経て、海峡を反時計回りに一周しました。


40分のクルーズを終えて門司の桟橋に戻りました。あっという間でした。
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 上陸後も雨の状況は変わらず。予報を見ても好転の兆しはなさそうだった上、荷物も増えて疲れも出てきたため、少し早めに門司を後にすることを決めました。門司港駅で時刻表を確認したところ、20分後の列車で博多へ戻れることが判明。列車に乗り込みました。当初の計画よりも少し時間は短くなりましたが、門司港レトロの魅力をしっかり堪能できました。


門司港駅から、鹿児島本線で博多に戻ることに。
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待っていたのは8両編成の近郊型通勤電車でした。
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 鹿児島本線 区間快速 二日市行き 門司港14:24→博多16:04

 戻りはずっと在来線を使いました。ところが小倉以後は日豊本線の列車なども走る区間のため、特急の退避やらで停車時間が長くなることもあり、距離の割には時間がかかりました。区間快速とはいえ、駅を飛ばすのは博多近郊のみのため、停車駅も多い。幸い時間が中途半端おかげか、車内が混みあうようなことにならなかったのは救いでした。
 さて、博多まで戻ったものの、飛行機の出発までにはまだ3時間以上あります。そこで博多駅で休憩しようと喫茶店を探したものの、どこも満席。仕方がないので、博多マルイ1Fにあるモンブランの店「栗歩と芋こ」で座席待ち。10分ほど待って、ようやく和栗のミニモンブランとエスプレッソで一息つけました。


順番待ちをして、ようやく一息つけました。


和栗モンブラン+エスプレッソでエネルギーを補給。

 この後のことを相談したのですが、さすがに二人とも正直もうヘトヘト。博多駅の人混みの中で、重くなった荷物を背負って歩き回る元気もなかったので、空港のラウンジでゆっくりしようという話になりました。夕食も昼ごはんが重かった分、そんなに食べなくてもよさそうなので、駅にあるパン屋さんで翌朝分と一緒にパンを買い、それをラウンジで頂くことに。
 パンを買ってから地下鉄で福岡空港に移動。ステータス保持者用の入口から入り、手荷物検査を通過して上階のANA LOUNGEへ入りました。飛行機の出発まではあと2時間弱といったところ。着いた時にはまだ明るかったのですが、すぐに日が暮れました。


福岡空港のANA LOUNGE、眺めはいいです。
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すぐに日が暮れました。雨はどんどん強くなっています。
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 ラウンジのコーヒーで買ってきたパンを食べ、19:00前に搭乗口に移動したところ、ちょうど搭乗が始まりました。残念ながら今回は後方座席です。窓の外を見ると雨は激しく降っており、やはり早めに行動を切り上げて正解だったようです。


優先搭乗で早く乗り込みました。元々は国際線機材なのでモニター付きです。

 福岡空港の混雑もあり、搭乗便NH268の出発は20分ほど遅れました。南向きに離陸し上昇しつつ左旋回し、国東半島・四国・紀伊半島を横断して遠州灘・相模湾上空を経て首都圏へ。幸いなことに着陸順調整のための無駄な旋回をせずに東京湾上空へ滑り込めたようです。ほぼ定刻に近い時間にA滑走路に着陸しました。
 飛行機は60番スポットに到着。今回はいつものようにバスをつかまえる必要がないので、ゆっくり降機してターミナルビルへ。到着口を出たところにあったエレベーターで駐車場連絡橋のあるフロアに上がり、クルマを停めてあるP4駐車場へ。キャットウォークから見る21:00過ぎの出発便のない出発ロビーは人影もほとんどなく、とても新鮮な景色でした。


羽田空港に到着しました。ありがたいことにほぼ遅れなし。


人のいない羽田空港というのは、新鮮な眺めでした。


駐車場に戻ってきました。さあ、自宅まで帰りましょう。

 旅もあともう一息です。駐車場を出発し、空港中央ICから首都高B湾岸線に乗ります。大井JCTからはC2中央環状線に入り、山手トンネルを北上。この区間は22:00前でも交通量が多く、やや緊張しました。それでも大きく速度を抑えられることもなく、5号池袋線へ。美女木JCTから外環道を経由して大泉JCTで関越道に入り、22:30過ぎには最寄りの川越ICまで戻ってきました。

 今回の旅ですが、色々と面白い体験ができました。選んだのは全くの偶然でしたが、妻が好きな平家物語に縁のある土地だったのに加え、私も「竜馬がゆく」で舞台となった場所を訪ね歩けたので、興味深い旅になりました。

2024.01.26

4度目は...「あしがくぼの氷柱」

 この日は用事で半休を取得したのですが、用事そのものを取りやめました。とはいえもう有休は申請済みだったので、代わりに夕方から「あしがくぼの氷柱」を見に行くことにしました。
 風が強かったので、電車の本数の少ない時間帯に寒いホームで長時間待つのを避けるため、クルマで行くことを決断。久しぶりの夜間走行になります。


けやき並木の中を秩父に向かいます。15:00ですが陽はもう傾いてます。

 せっかく秩父に行くので、夫婦が好きなお菓子を買おうと「栗助」本店に向かいました。ところがまさかの改装休業中。仕方がないので、「西武秩父駅前温泉 祭の湯」へ。ただ、ここでもそれは置かれておらず、夫婦でちょっとがっくり。その代わりにいくつかのお菓子と秩父地ビールを買ってフードコートへ。まずはここで夕食です。


まずは西武秩父駅前温泉 祭の湯のフードコートで夕食です。
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 少し早めの夕食を済ませ、芦ヶ久保へ向かいました。ちょうどこの夜から秩父市街地のライトアップイベントも始まったそうです。


西武秩父駅前のライトアップも美しい。

 会場の横瀬町芦ヶ久保まではクルマで約15分ほどです。平日の夕方だけあって100台規模の駐車場は空いていました。ここから徒歩10分ほど歩き、西武線の線路をくぐったところにある谷間が会場になります。


会場に到着しました。線路下の道をくぐると氷の世界が始まります。
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まずは鳥居がお出迎え、向こうの紫色になっているのがメイン斜面です。

 メインエリアに行く前には、氷の造形が至る所で見られます。なお、これらはすべて人工的に作られたもの。ボランティアがホースや散水機を使って凍らせて作っているそうです。今年は気温が高くて公開が1週間ほど遅れたそうで、確かにちょっとボリュームが少ない気がします。


背後の光に浮き上がる氷の造形が楽しめます。
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 そのまま進むとメインエリア、さすがに4度目ともなると感動は薄くなってしまう(苦笑)。人出も少なく、アングルを選んだ写真は撮り放題でした。


メインの谷間にやってきました。このアングルが一番迫力はあります。


今年のライトアップはちょっと地味なような気が...?

 谷からは坂道で徐々に高度を上げていく順路になっているので、谷を俯瞰して見られます。


高度を上げてきました。全体像が徐々に見えてきます。
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 一番高いところは展望台になっていて、全体を見下ろすことができます。ただ、背後の氷は例年に比べて非常に小さい。天候によるものか、それとも人の手が足りなかったのか? 今年はちょっと物足りない印象を受けました。


展望台より。後方の氷は例年に比べてボリュームが少ない。

 展望台から先に進むと行き止まりになりますが、谷間に近づくことができます。そこから振り返ると入口から展望台に上がるまでのルート全体を眺められます。


展望台下の行き止まりから入口方向を見る。人が少ないのがわかります。
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 ここは列車がすぐ傍を通るため、合わせると非常に絵になります。妻は特急ラビューの撮影に成功しました。また展望台には竹細工の照明が置かれており、こちらも格好の撮影対象でした。


ラビューが通過しました。竹細工の照明も美しかった。
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 だいたい30分ほどで見終わりました。毎年短くなっているような気がする(苦笑)。さすがにもう目新しさはなく、サクサク進んでいくだけになってしまいましたかね...。


駐車場に戻っている間に、月が出てきました。


この日は満月だったらしい。明るい夜になりそうです。

 19:00前に駐車場を出発し、R299で飯能方面へ。クルマの流れがよかったこともあり、1時間ほどで自宅まで戻ってこれました。もし電車で行っていたら、1本乗り逃して30分ほど寒いホームで待つタイミングだったので、クルマで行って正解でした。

2024.01.07

年末年始帰省(復路編)

 冬休みもこの日で終了、首都圏へ戻ることに。搭乗便が5日前の羽田事故の影響で欠航する可能性がありましたが、前日に運航状況を確認したところ幸いにも飛ぶ(1便後は欠航)とのこと。安堵しました。


幸いにも欠航は免れました。午前中の便で首都圏へ戻ります。

 10:10発のNH564で高知を後にしました。戻りは紀伊半島を横断するとほぼ海上を飛行します。太平洋側のこの時期らしく、視程がよく遠くまで見渡せたようです。


ここまで来ればもう安心。ほっと一息つけました。


滑走路にて。いよいよ離陸です。

 房総半島までは通常のルートでしたが、A滑走路(34L)へのアプローチで間隔を調整したのか、一度半島の南側で東京湾の上空に出て、再度右旋回して滑走路の延長線上に戻るなど今までにない動きをしたのが興味深かった。


安芸上空で進路を東に取ります。さよなら高知。
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紀伊半島から先は洋上飛行になります。


富士山周りには少し雲が。伊豆諸島を上空をさらに東へ。
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房総半島が見えてきました。この日はちょっと変わった飛び方でした。
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 羽田着陸は11:30ごろと、それほど遅れませんでした。滑走路からスポットに向かう際に事故現場も見えましたが、炎上した機体の残骸はこの時点で概ね片付いていたように見えました。


事故による残骸はもうあらかた片付けられたようです。

 スポットが最も出口から遠いところだったため、移動と手荷物返却に手間取り、ぎりぎりのところで所沢駅行きの空港連絡バスを乗り逃がしてしまいました。ただ急いで帰る必要もないので、羽田で昼食を取ってから最も自宅近くまで行くバスを使うことに。昼食で食べた「胡麻だれせいろ」は美味しかった。


そばは特徴がないですが、胡麻だれはなかなか美味でした。

 13:10の本川越駅行きバスに乗り込み、羽田空港を出発。


少し待ちましたが、自宅最寄りのバスに乗れたので、楽に帰ることができました。

 本川越駅到着は14:30過ぎ。日曜日だけあって、定刻よりやや早着しました。そこから西武線の電車に乗って自宅へ向かい、15:00ごろ帰着しました。
 出発時のドタバタ、災害や事故の発生など、この休み中は色々波乱の要素がありましたが、とにかく無事に帰れてほっとしました。

2024.01.02

新春の香南ドライブ

 妻から「どこへ行く?」と催促を受け、妹が「夏に閉園して行けなかった、のいち動物公園に行きたい」と申し出があったため、再び義父にクルマを借りて行くことになりました。
 r44高知北環状線を進み、高知中央ICから高知東部道に乗って高知空港ICへ。そこからR55に出て野市の市街地を抜け、龍河洞スカイラインへ。その途中に動物公園の入口があります。
 開園時間少し過ぎに到着したのですが、既に多くの子供連れがエントランスで入園券購入の行列を作っていました。


のいち動物公園にやってきました。高知市内からは車で30分ほどです。
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 園内を順路に従って進みましたが、思っていたよりも広々としていて歩きやすい。気になったのは鳥インフルエンザの影響で、ペンギンやリス、水鳥やエミューなど一部の動物が公開されていなかったこと。この点はちょっと残念でした。


向こうにいるのはカピバラさんです。


妻はカワウソ像の前で大はしゃぎ(笑)。

 一番の見所は奥にあるアフリカ・オーストラリアゾーンのサバンナエリアでしょう。広々とした敷地の中にはキリン2頭とシマウマ2頭がいました。同じエリアに異なる動物が一緒にいるというのは珍しい気がします。


展望台からはサバンナエリアを一望できます。
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この日最高のショット。展望台の餌箱へ食べに来たキリンを大迫力で撮れました。

 ここの動物園の名物といえば「ハシビロコウ」。「動かない鳥」ということで有名ですが...意外に動きます(笑)。見返り姿が撮れました。


ハシビロコウは屋内展示のみです。見返り姿を見られました。

 ジャングルミュージアムでは水族館のような展示もありました。


妻とアマゾンなまずの笑撃ツーショット(笑)。

 最後に、この日見られた動物たちの写真をまとめました。


この日出会えた動物たち。猛獣はいませんが、見応えがありました。

 園内を一巡し、妻と妹は園内ショップへ。私が外で待っていると、なぜか二人とも浮かない顔で店から出てきました。「どうしたの?」と聞くと「理性が勝った...」と妹。どうやら二人ともハシビロコウのぬいぐるみが欲しかったものの、置き場所に悩んで結局買わなかったとのこと。


浮かない顔でゲートを後にした二人でした(苦笑)。

 野市の市街地ではまだ開いている店も少なかろうということで、海沿いにある道の駅に昼食を食べに行くことにしました。「道の駅 やす」の2Fにあるレストラン「mana*mana」へ。テラスから海が一望できる場所でした。


昼食です。妻はニラ焼きそば、私と妹は定食を選びました。


ニラ焼きそばと四万十鶏のチキン南蛮定食、美味しかった。
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 妻と妹は、名物の地元柑橘類を使ったアイスバーを買い、海辺で食べていました。この日もとても暖かい上にいい天気で、土佐湾越しに足摺方面まで見えていました。


妹と妻は海辺のベンチに座ってアイスバーを堪能中。


この日もとても暖かくていい天気。見よ、この笑顔。
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 アイスバーを食べ終えた後は、近くにある手結(てい)港まで徒歩で向かいました。ここにはちょっとした名物があるのです。


手結港までやってきました。沖合側を見ると普通の漁港です。
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振り返ると風情のある入江。ここは映画「県庁おもてなし課」のロケ地です。

 その名物とはこちら。一見、なんの変哲もない道路橋なのですが...。


こちらがその名物。普通の道路橋に見えますが、ちょっと変わっています。

 14:30になった時、いきなり橋の袂で踏切の警報音が鳴り響きました。遮断機が降りると、目の前にあった橋がいきなり手前側に折れ曲がり始めました!


警報音が鳴り遮断機が降りると、橋が動き始めました。
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 約5分ほどで、橋は完全に跳ね上がりました。この橋は「手結内港(可動橋)」といい、船を通行させるために1日に数回、7時間だけ車両通行可能な状態にされるのだそうです。


約5分ほどで、完全に跳ね上がりました。正面から見ると迫力があります。
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 せっかく来たので、灯篭側からも橋を眺めてみました。桁下2mしかないので、確かに船を通そうと思うとこうせざるを得ないのか...。


内港側から眺めてみました。新旧2つのランドマークを楽しるわけです。
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 この後は海沿いをドライブしながら戻ることに。R55を高知方面へ走り、赤岡からr14で高知空港の南側を西へ。高知新港を過ぎ、浦戸大橋を渡った後は快適なシーサイド・ロードです。のんびりドライブを楽しみつつ、妻の自宅まで戻りました。


快適なシーサイドドライブを堪能しました。
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