2002.10.13

秋ツーリング

 5日間みっちり研修の後は、職場のツーリング。もう少しでスクーターで伊豆まで行くことになりそうでしたが、なんとかCB400SF-HVで参加。新青梅街道から中央道で河口湖へ。そこから山中湖・箱根を縦断して伊豆の修善寺にて宿泊。木立の中を駈け抜けるのは爽快でした。訓練で得た教訓を早速応用。コーナリング中のニーグリップでタイトコーナーの低速旋回でも安定して走れました。でもレプリカ軍団(CBR954RRやYZF-R1、CBR600F4i、VTR1000F)には全然ついていけなかったですね。帰りは50ccスクーターグループと一緒に小田原経由、途中から東名高速に乗って帰りました。帰りは風が強かったものの、今回は行き帰りの高速ぐらいでしかVTEC使わなかった。今回の走行距離、431.3km。


峠を越える私と愛機、CB400SF-HV。


海老名SAにて。実際の髪の毛はこんなに茶色ではないので念のため。

2002.07.26-07.28

みちのく一人旅

 仕事も一区切りついたし、今年の夏の3連休の楽しみは東北地方へのツーリング。これまで東北は行ったことのない未知の領域だったので、ぜひ行っておきたかったのです。とはいえ、計画らしい計画はたてずに行くことだけは決めていた、といういつものパターンだったのですが...。
 前の日にお金を下ろし忘れたせいで、スタートは9:00になり思いきり出遅れ。和光北ICから外環道で川口JCTへ。そこから東北道でただひたすらに北上。15:00ぐらいに地図に載っているユースホステルに電話して、空きがあることを確認。高速を降りたのは盛岡。そこからR46を使って秋田方面に。目指すは秋田県田沢湖です。湖を1周(約20km)してみましたが、さすがに日本でいちばん深い湖、エメラルドグリーン、というよりは深いマリンブルーの湖面はまさに神秘的。下の写真は17:00ごろ田沢湖の姫観音像で撮ったもの。


バッグの向こうに見えているのが姫観音像。御利益あるかな?

 その晩は田沢湖YHで一泊。宿は3人の相部屋でしたが、3人ともライダーだったので話題には事欠かず。温泉にも入れたし、こういう旅もまた良し、かな。1日目の走行距離は約600km。
 翌日は5:00起き。朝風呂に入って、湖畔をしばし散策。一人で来て後悔するのは、この瞬間だけ。朝8:00にスタート。田沢湖から八幡平へ向かいました。R341のワインディングコースを抜けて、アスピーテ・ラインへ。山頂目指してHYPER-VTECを効かせて走っていると、突然噴気が! こんなの間近で見たのは初めて。


ちょっと硫黄臭いけど...

 林の中のタイトコーナーを抜けて、標高1,800mぐらいまでワインディングを楽しみました。下の写真は山頂の近くで秋田県側を見たところです。上の方ではもう赤とんぼが飛んでました。空気が澄んでて気持ちいい! 大きく深呼吸、すっきり。


空気が美味しく、すばらしい眺望! 

 八幡平を降りて、次に目指したのは十和田湖。R282で北上し、東に入って本州最大のカルデラ湖、十和田湖へ出てきました。写真ではちょっとわかりにくいですが、向こうに見えているのがそうです。十和田湖の西岸は舗装が悪い。


十和田湖に降りてきたところ。

 十和田湖から今度はR102で西進。八甲田山(新田次郎の小説で有名)へ行くかどうかで迷いましたが、今回は弘前をチョイスしました。車が少なく快適な走り。今はあちこちに道の駅があるので、寄り道しながら走ります。山を降りた先に開けた津軽平野は一面が水稲の緑に覆われていました。


JR弘前駅前にて。

 弘前からR7で青森へ。下の写真は津軽平野の後方にそびえる岩木山をバックに撮りました。どこからでもこの山は見えるんですよね。さすがに雄大な感じ。若干雲がかかってしまっているのがちょっと残念。この後は道の駅で昼食。


岩木山を背景に。

 快適にR7を北上していくと15:00ごろにとうとう青森に到着。あてがないので、とりあえず北海道向けフェリーターミナルに行ってみました。乗り込みを待つ車の列。渡ってみたい気もしましたが、今回はお預けです。


いつかは渡りたい。北海道まであと100m?

 青森駅の案内所でバイクが置ける宿を紹介してもらいましたが、ちょっとチェックインには時間があったので青森駅裏手の青函連絡船八甲田丸の展示スペースに行ってみました。何といっても一時代を築いた船ですから。歌でも有名ですしね。意外に大きかったです。四国出身の私は、昔乗った宇高連絡船を思い出しました。


八甲田丸をバックに記念撮影。

 そこからちょっと行くと高速艇のフェリーターミナルがありましたので、そこでお茶休憩。後ろに見えているのが青森駅をまたぐ青森ベイブリッジです。美しい橋ですね。潮風が心地よい。やっぱり港はいいなぁ。神戸が懐かしい。


青森港にて。やってきました本州北の玄関口。

 帰路に備えて給油後に、ホテルにチェックイン。まだ日が高かったので、繁華街を歩いてみることにしました。アーケード街でホタテの定食を出している店を発見。昼が蕎麦だったので、ちょっと早めに夕食。ホタテのバター焼きはなかなか美味でした。


青森駅前の様子。つがるか〜いきょう、ふゆ(じゃないけど)げ〜しきぃ。

 結局今日は帰路に備えて少し距離をセーブ。本日の走行距離は一般道のみで約300km。ちょっと物足りないかな...? その夜はiBookでデータを整理して、ビールで一杯やってから就寝。22:00には夢うつつ。
 翌朝は5:00起き(といってもいつも通りなのだが...)で、帰りの準備。ホテルを出たのが6:00でした。帰りは日曜日のため、浦和で大渋滞するのが目に見えていたので、早めの出発です。この日は本当に「帰る」だけ。郊外の東北道青森ICまで行き、そこから帰途につきました。さすがに日本一長い高速道、ICのナンバーがなんと54番ですが、まだ延びるようです(工事中だった)。


いよいよ帰路、行くぞCB!

 早朝の高速道はまさに貸し切り状態! 車に会わない!
 さて、CB400SF-HVの航続距離は300〜350kmぐらい。東北自動車道は全線で約680kmなので、余裕を見て2回給油になります。下は岩手県の前沢SAで撮ったもの。秋田県までは晴れていましたが岩手に入ってからはずっと曇り。土曜日あれだけいい眺めだった八幡平も今日は雲の中。昨日行けておいて本当に良かったです。


休憩でござる。太陽の下で走ったのはこの先まで。

 100〜110km/hでただひたすらに走り続けると、予想外に早く川口JCTまでたどり着きました。これで東北道は完全制覇です。川口からは往路と同じく外環道で和光北まで。朝霞市を抜けて、家に着いたのが16:00ジャスト。10時間ぴったり。


帰宅時のトリップメータ表示。1周しているので1,624.7kmが正解。


今回のルート。今回は湖めぐりになってしまった。

 というわけで、私の今年の夏の一大イベント、みちのく一人旅は無事終結。行ってよかった。
 総走行距離は1,624.7km。使用ガソリンは約75.4Lで、平均燃費は21.5km/L。帰路はできるだけ4バルブ・ゾーンにならないように気をつけたのですが、燃費はあまり稼げませんでした。

2002.07.20

標高 2,700m

 今週は乗鞍へ出かけていました。職場の同僚から、「来年からマイカー締め出しなので、乗鞍へ(バイクで)行けるのは今年が最後」と聞いたのがそもそもの発端。上信越道で途中まで行って、途中から一般道を松本目指して西へ。標高2,500を越えるとエンジンのアイドル回転が不安定。はじめて空気の薄さを実感しました。

2002.07.06

ラーメン・ツアー2002

 7月第1週目の土曜日は、曇りでしたが雨の心配はなさそう、ってことで、CB400SF-HV出撃! 行き先は昨年、一昨年と訪れた会津地方。ただし今回は逆回りをチョイスしました。6:00に所沢ICから関越道に入り新潟県の小出まで移動。そこからR252で福島県只見町へ向かいました。交通量は少なく快走。工事中の部分が多く、足回りは泥で真っ白になってしまいました。下の写真は田子倉ダムにて撮影。10:30ごろです。


田子倉ダムにて。ここまでで約250km。

 下の写真はもう少し只見町に近づいたところ。ちょうど2年前、VT250 SPADAで来た時に写真を撮ったあの場所です(2000を参照)。見比べると私自身はあんまり変わってないなぁ(笑)。


2年前と同じところで撮影。前回はVT250でした。後ろは田子倉ダム。

 その後は只見町でしばし休憩。11:00ごろ。只見町はこぢんまりとした町ですが、私はここが何となく好き。懐かしい雰囲気がなんとなく漂う、という感じです。たばことコーヒーで一服した後、駅の向こう側にある神社にお参り。そろそろ運気が好転しますように...。


何となく懐かしい雰囲気にしばし休息。

 そこからはまたR252で会津若松を目指して東進。只見川に沿って、高速コーナーだらけで結構楽しいコースで、交通量も少なく快適に走れました。只見川は所々で川霧が水面に浮いて、幻想的な感じが漂います。遅い車に引っ掛かった時は、もちろん2速落としてHYPER-VTECを作動させ、「風が、音色が切り替わる」を実践。途中、河井継乃助終焉の地(司馬遼太郎の「峠」を読んだ方ならお分かりですね)に寄って、盆地に出てからは喜多方市へ向けて北上。もちろんお目当てはラーメンです。喜多方市では面白いものを見つけました。下の写真を見てください。ちょうど12:00ごろ。


鉄馬と本物の馬。ここまで約350km。

 喜多方駅前で食べた昼食のラーメンは美味かった。あっさりしていて、麺にコシがあって私好み。
 その後、市内を走っていると「米沢まで48km」という表示が目に入りました。本当は午後になった時点から帰路につこうと思っていたのですが、50kmなければ1時間かからないと判断してそちらにコース変更。R121で山形県米沢市を目指しました。米沢といえば、私の好きな武将である伊達政宗の生まれ故郷。一度行ってみたかったのです。米沢への道は道幅も広く、交通量も少なかったのでここでも快走。13:20ごろには米沢駅前に到着。そういえば、ここは米沢牛が名物だった。こっちで昼食にすれば良かったのかな...。


JR米沢駅前にて。ラーメンより米沢牛が良かった...? ここまで約400km。

 米沢からは帰路を求めてさらに東進。R13で福島を目指しました。さすがにここは交通量が多く、それまでのように順調には行きませんでしたが14:00には福島市に到達。福島市も結構大きな町ですね。駅を探してウロウロ。後で地図を見たら、盛り場は反対方向だった。阿武隈川の河川敷で休憩すれば良かった...。


JR福島駅までやって来ました。ここまで約450km。

 福島からは東北道に乗って、約250km走って浦和ICまで戻ってきました。そこからいつものR463で志木へ。帰りは宇都宮から日差しが出て、走っていても暑いぐらいでした。でも、東北道は景色も変わらず、走っていてもあまり面白くない。HYPER-VTECが効く直前で巡航。4バルブで走ると極端に燃費が落ちるため、100〜110km/hで走るのが一番効率がいいのです。浦和ICまで約3時間。

 家にたどり着くと、ちょうど向かいの家のおじさんとばったり。
「ずいぶん早く出かけてたねー、仕事?」「いえ、ちょっとラーメン食べに行ってました。」
「どこへ?」「ちょっと喜多方まで...」
「...え? 一人で?」「ええ、グループで走ると気を使いあって疲れるんですよ。」
「若いなー、でも次は彼女乗せていかなくちゃ」「...。」

 本日の走行距離、736.1km(うち高速約450km)。所要ガソリンは34.5L。燃費は21.3km/Lと、峠越えが多く、帰路が向かい風だったにしてはまずまずですかね。単独ならではの距離です。

2002.06.29

白い闇を抜けて

 今週は予告通り、復活CB400SF-HVで白樺湖&霧ヶ峰に出動! 関越+上信越道で松井田妙義まで行った後、碓氷バイパスを通って軽井沢へ。雨は降っていなかったものの、バイパスのいちばん標高の高い所では霧で視界が約50mになっていて結構怖かった。その後は佐久経由で白樺湖へ。霧ヶ峰を回って諏訪へ抜けました。高原の空気はさすがに澄んでいて気持ちいい。ただし気温は14℃。冬用装備で出かけて正解でした。諏訪からは国道20号線で甲府へ。韮崎から府中までは中央道。でも道に迷って結局環八で大渋滞。うーん、疲れた。本日の走行距離、424.4km。

2002.06.16

やっちまったー!

 15日から16日まで職場の一泊ツーリングに参加してきました。目的地は信州八ヶ岳。関越道で上信越道で下仁田まで行き、そこから碓氷峠を越えて軽井沢へ。予習のかいあって、常時4バルブ作動でカ・イ・カ・ン。軽井沢のドライブインで昼食の後、佐久経由で甲府に向けて南下。途中八ヶ岳北側にある麦草峠を越えて西斜面へ。下の写真は麦草峠の休憩所にて。ワインディングはなかなか楽しかった。路面が濡れていたので怖かったけど。


ガスってて何も見えず...。

 八ケ岳の貸別荘で一泊したのち、八ケ岳アウトレット・モールでメンバーは買い物。私は何も買いたいものがないので、ぶらぶらとしてましたが。下の写真はレゴのショップの前で撮ってもらいました。


レゴ。懐かしい。

 アウトレットを出たところで事件発生。交差点で車と合流するために待っていたところ、発進の際にメンバーの一人が90°ターンの際に転倒! 私はそれを後ろで見ていて、交差点にバイクが横たわってしまっていたので、早く退避させようと駆け出したところ...後ろで「どさっ」という音が。その時は気がつかなかったんですが、振り返るとほかのメンバーが私のCB400SFをすでに起こしてくれていました。足場が不安定なところに停めていたため、ひっくり返ってしまったのです。タンクが凹み、ウインカーが前後とも曲がり、エンジンは黒塗装がはがれてチェンジペダルの曲がった無残な状態。が、幸い転倒した人も怪我がなかったので幸いというべきでしょうか...。


痛々しい...すまん、CB。

 ざっとチェックしたところ、チェンジペダル以外は走行に支障がないようだったのでそのまま走行。甲府を抜けて塩山から奥多摩コースへ。奥多摩ではCBR600F4iとNSR250Rを後ろから見て走行。コーナリング中に4バルブで回っていると問題ないのですが、2バルブゾーンでコーナリングするともう2台についていけなかったですね。


記念に奥多摩にて、はい、パチリ。

 上の写真は奥多摩の河内ダムの休憩所で撮ったもの。結構疲れました。
その後は青梅から入間経由で所沢へと戻りました。時間にまだ余裕があったので、そのままバイク屋に直行。タンクなど、修理部品の取り寄せを頼んできました。が、実はハンドルもちょっと曲がっていたようです。それで奥多摩抜けて帰ってきたなんて...なんて恐ろしや。
 ともかく無事に帰ってこれて、今回の走行、2日間で約470km。来週は修理確定。

2002.06.08

梅雨入り前に。

 5月は帰省やら、友人が訪ねてくるやら、Photoshopの発売やらであんまり走っていませんでした。土曜日目が覚めると暑そうな日差し。家にいても暑いだけ、と見切った瞬間家を飛び出しました。国道254号線をひたすら北上、群馬の吉井まで行ってちょっと休憩。なぜか水辺って癒されるんですよねぇ。ほっ。


水辺にいるとなぜか癒される。

 さて、その後は碓氷峠を駆け登りました。もちろん4バルブ全開。遅い車に出くわしたらギアを2速落として4バルブ・ゾーンに突入するとエンジン音が変わり、力強く加速。やっぱりVTECはこういう時がいちばん効果的ですね。問題は、4バルブで走ると燃費がガクッと落ちること。
 軽井沢からは国道141号線で南下。下の写真は野辺山高原にて。高原の気温は22℃で十分涼しかったです。が、韮崎まで走ったところでさすがにバテてしまい、帰りは中央道で帰ってきちゃいました。本日の走行距離、373.7km。


ここまで来てしまった。八ケ岳のふもと。

2002.04.20

アルプス、そして日本海!

 約2ヶ月ご無沙汰だったツーリング。12ヶ月点検も無事終わり、行ってきました。今回のターゲットは長野・新潟。いつも通り上信越道で信州上田まで行き、そこから一般道で松本へ。松本からは北アルプスを左に見ながら日本海へ向け北上。大町・白馬を通過して糸魚川で日本海に。そこから国道8号線で柏崎まで海沿いに走りました。柏崎から小千谷へ向かうつもりが、道に迷って十日町へ。そこからリカバリーしたものの1時間ほど遠回りしてしまいました。小千谷から関越道で一気に所沢まで走破。朝6時に出てちょうど12時間かけて戻ってきました。本日の走行距離、683.7km。東京〜岡山ぐらいまで行ってしまうぐらいの距離を走ってしまいました。今回のツーリングは山・川・海・平地と全部そろっていましたね。気温も暑すぎず寒すぎず、ナイスツーリングでした。出張で見れなかった桜も見れたし。

2002.03.15-04.07

中国出張記

 3月半ばから3週間、中国に出張していました。初めて見る中国は人にあふれた活気のある街でした。(といっても行ったのは地方都市なんですけどね。)今回の出張は急遽決まったもので準備不足もあったのですが、なんとか生きて帰ってこれました。詳しい話はまたいずれ。

2002.02.16

東京湾横断

 先週あまりの寒さに断念した東京湾アクアライン。今週は天気も良く、気温も10度を越えるなどまずまずのコンディション、ということで行ってきました。首都高池袋線から、銀座を経てレインボーブリッジを渡って湾岸線で浮島へ。そこからアクアラインです。海ほたるで休憩した後一気に木更津まで渡って、千葉・柏経由で常磐道・外環道を使って帰ってきました。5時間で約200kmの行程でした。海の上から見る東京は...って、霞んでて何にも見えませんでした。360度視界は確かに素晴らしかったですが、その日の眺望はいまいちでしたね。気温は上がっているはずでしたが、実際に走ってみると寒い寒い。まぁ、久しぶりに長時間4バルブで走ったからもあるんですけど。まだまだ春は遠そうです。

2002.02.11

東京1周¥700。

 2月の3連休はまずまずいい天気。で、画策したのが「東京湾アクアライン」行き。11日に行こうと思っていましたが...寒い! いや、実際有明までは行ったんですけど、あまりの寒さに断念。結局浮島まで行かずに、レインボーブリッジを渡って環状線ぐるりで帰ってきちゃいました。また今度、暖かくなってから行くことに。本日の出費、首都高1周¥700なり。