2019.12.31

今年は入間基地ざんまい

 今年は入間基地で興味深い体験が続きました。修武台記念館の訪問に始まり、ランウェイウォークと航空祭(の前日訓練)。極めつけは妻の応募が当たったCH-47J体験搭乗。普段の生活圏を低空飛行で上空から眺めるというまたとない機会に興奮しました。

2019.12.28

ANA / BOEING 767-300ER

 帰省に利用したのはNH565、レジナンバー「JA611A」のB767-381ERで運行されました。
 ANAのB767-300は最近急速に引退が進んでいますが、その一方でB767-300ERを見る機会が増えてきました。これはおそらくB787-8/9/10の国際線への投入が続いているため、国際線仕様のB767-300ERを国内線に転用しているからだと思われます。まだERタイプはまだ20機以上が運用されているため、おそらく当面は一大勢力として残るはず。


高知空港に向けてファイナルアプローチ中。これからはこのタイプの利用が増える?

2019.12.15

予防的交換

 CR-ZのIMAバッテリー表示が最近不安定。前回走り終わった時は残5セグメントぐらいだったはずなのに、次に始動させようとすると残2セグメントとかになったりします。いくら冷え込みが厳しいとはいえ、そんなに状態が変化するか? 走行中は普通に充放電しているので実害はないのですが、どうも気になります。
 このクルマに搭載しているハイブリッドシステムは「IMAシステム」と呼ばれ、駆動用のIMAバッテリーがエンジン直結のモーターに電力を共有してエンジンを始動させます。このため通常の12Vバッテリーには大きな負荷がかからないため、容量が小さいものを使っています。ところがこの12Vバッテリーが上がるとPUを起こせないため、エンジンが始動できなくなります。これが突然発症する事例がインターネット上で散見されたため、予防的交換をすることにしました。
 適合サイズは「34B17L」ということで、量販店で同じサイズのものを購入してきました。CR-Zは19cmサイズまで対応しているようですが、該当するようなものがなかったのでPanasonic製「N-34B17L/DJ」を購入。自宅に戻って自力で交換を行いました。


もっと大きいサイズも積めますが、とりあえず同じサイズを調達してきました。

 もともとついていたバッテリー(Honda純正品だった)を見ると、平成30年2月21日に28,850kmで交換していることが判明しました。そこからは17,500km走行しているものの、平均すると使用頻度が1〜2週間に一回であることを考えるとバッテリー自体はそれなりに消耗していると思われます。10分ほどで交換は終了し、エンジンをかけて作動チェックしましたが特に問題はなし。ただ、心なしかインパネの表示が明るくなったような...?


バッテリーを搭載し、固定して端子をつなげば作業終了です。

2019.11.30

気温急降下で...

 朝、CR-Zで出かけようとイグニッションキーを回して驚きました。ハイブリッド駆動バッテリー(IMAバッテリー)残量表示が2セグメント分まで低下していたのです。そういえば先週は妻の送迎でごく近距離しか乗っておらず、使い終わったときには4セグメント分の表示だったはず...。さらに、それ以前にそれなりの距離を乗ってフル表示になったのはなんと2週間前...。おまけにここ数日は季節外れの冷え込みで、バッテリーには厳しいコンディションになっていたはずです。


これがいきなり2セグメントへ...変化度合にびっくりしました。

 考えてみればこの個体は生産されてから6年以上経過しているはずなので、そろそろバッテリー自体の劣化も怖いところです。ダメにしてしまうと交換は費用面で大変なことになるので、もうちょっと乗る頻度も上げとかないとやばいかな...?

2019.11.18

ANA / BOEING 777-300

 羽田からの戻り便、NH464はくしくも往路と同じ「JA755A」で運航されました。対応シールが貼っているにも関わらずWi-Fiが使えない理由は「機器の不具合」だそうです。


那覇空港で着陸寸前の姿を撮影しました。

 前述の通りシートもかなりくたびれてきているし、機齢を考えるとこれ以上の改修はされず、どうやらそのまま引退まで行きそうな気配です。


今回は前側のエリアに座席を指定しました。

2019.11.15-11.18

沖縄都市モノレール1000系電車

 那覇に来ると必ず使っているのが「ゆいレール」です。先日延伸開業し、東側の終点が「首里駅」から「てだこ浦西駅」へ変更になっていました。ただ、年々混雑が激しくなっているような気がする。大きな荷物を持った空港行きの人が利用するのに加え、通路幅が狭いので乗降に時間がかかるせいか、若干定刻より遅れながらの運行が常態化しているように思えます。
 一方でラッピング車両も増え、外から走っているのを見るだけでも楽しめました。


2020年4月オープン「かりゆし水族館」のラッピング車両が数両運行されていました。


内部は一般的な車両に比べるとやはり狭い。乗降に時間がかかります。

2019.11.15

ANA / BOEING 777-300

 羽田→那覇でNH475を利用しました。機材はB777-381「JA755A」、国内線ではキャパシティ最大の機体です。


羽田空港で出発を待つJA755A、久しぶりの777-300です。

 乗ってみてびっくり。シートは厚みのある旧タイプで、機内はずいぶん狭く見えました。調べてみると機齢は22年とかなりの古株です。Wi-Fiはシールが貼っていたので使えるはずでしたが、「このフライトでは使用できない」とアナウンスがありました。今時2時間半のフライトでこれがないのはつらいところです。


今回は後方座席。到着後、降りられるまでに相当時間がかかりました。

2019.11.03

やや残念だった入間航空祭2019

 今日は入間航空祭2019です。9:00スタートに合わせて自宅から徒歩で向かいました。正門ゲートに入ったのはちょうど9:00でしたが、すでに多くの人が入場してしまっており、いい場所は取れませんでした。もう30分ほど行くのを早めないとダメなようです。


すでにエプロンはものすごい人出です。これ以上近寄れませんでした。
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 9:30から展示飛行が始まりました。まずは基地所属のT-4 2機とU-4が組む編隊によるオープニングフライト。観客も盛り上がってきました。


U-4とT-4が編隊を組んで上空を通過しました。

 次に飛行してきたのが飛行点検隊のYS-11FCとU-125。YS-11FCは今年の引退が決まっており、これが一般に公開される最終フライトになると言われていました。しかもYS-11FCはオリジナルのロールス・ロイス製ターボプロップエンジンを搭載する数少ない機体。エンジン音を懐かしく感じる人も多いはずです。


U-125とYS-11FCが上空を通過。YS-11FCは8の字飛行も見せてくれました。
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 ヘリコプターによる活動紹介も行われました。CH-47Jは消火、UH-60Jは遭難者救助のデモンストレーションをエプロンの鼻先で実施していました。


CH-47JとUH-60Jがそれぞれの活動をデモしました。
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 次は基地所属のT-4による飛行。昨年は基地創設60周年ということで、6機編隊による「シルバーインパルス」の飛行がありましたが、今年は2機だけでした。昨年を見てしまっただけにちょっと物足りない...。


基地所属のT-4による飛行です。低空での飛行は迫力満点。
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 午前中の最後に行われたのはこちらも基地所属のC-1 4機による展示飛行です。かっちり隊列を組んで滑走路上空を通過し、そのうちの1機が陸上自衛隊の習志野空挺団の隊員を落下傘降下させました。その後には2機が近接編隊を組み上空を通過、会場の直上で8の字飛行を披露しました。


C-1の4機編隊が迫ってきました!
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滑走路上空で空挺隊員を降下させていきました。
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最後は2機編隊で上空を通過、8の字飛行で機動性をアピールします。
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 13:30からいよいよブルーインパルスの飛行です。パイロット紹介の後で次々にエンジンを始動して滑走路へと向かって行き、間髪を入れずに次々と離陸していきました。
 さすがに輸送機や多目的機と違い、会場に戻ってくるのは早い。入間基地上空を6機で編隊の形を変えつつ東西・南北に数回低空で横切っていきました。


スモークを吐きながら会場上空を通過していきました。


今度は3機並列を2段で構成しています。


今度は逆ダイヤモンド。機体同士の距離が近いことがわかります。


最後は十字に見える形での飛行でした。

 ここまで来て様子が違うことに気づきました。この日は曇天で、雲が低く垂れ込んできたため垂直方向に動く演目は視界不良によりキャンセルされたようです。残念ですが、雨が降らなかっただけでも幸いとしましょう。
 その影響なのか、展示のために基地に来ていた航空機の帰投が少し早まりました。せめてものサービスでしょうか、それぞれの機体はアフターバーナーを使って離陸し、翼を振りながら会場の上空を通過してくれました。まず最初に離陸したのは偵察機RF-4Jでした。古い大推力エンジンは爆音を轟かせ、飛び去っていきました。


F-4EJを改造した偵察機RF-4J、こちらもまもなく引退するそうです。
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 次は主力戦闘機F-15J。こちらは離陸から大きく写真に捉えることができました。那覇空港などで何度も見たことはありますが、これだけ近くで見るのはやはり貴重です。アフターバーナーの炎がとても印象的でした。


離陸するF-15J、アフターバーナーの炎が印象的でした。
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機動性、戦闘力は今でも世界でもトップクラスとされています。
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 続いて飛び立ったのはF-2B戦闘機。対艦戦闘に重きを置いたF-16ベースの日本独自の機体。今回入間に来ていたのは複座のB型でした。上面の減圧によって飛行機雲を発生させて鋭く旋回し、帰投していきました。


アフターバーナーを炊き、ヴェイパーを見せながら飛び去りました。
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 最後にヘリコプター群が次々に離陸。UH-60Jなどに交じって、昨日見たAH-1Sも離陸していきました。パイロットの表情がわかるほどの距離で見られてとても興味深かったです。


昨日も見たAH-1Sが帰投していきました。

 C-2が最後に帰投して航空祭は終了しました。幸い15:00には降り始める予報だった雨もなんとか持ってくれました。
 ただ、やっぱり飛行機は蒼穹のもとで見たいですね。昨日のうちにいい条件で見られていて本当に良かったです。

2019.11.02

入間航空祭2019・事前訓練

 今年も航空祭の季節になりました。我が家からは入間基地が見えるので、そこを離着陸する航空機を観察できます。さらにブルーインパルスの曲技飛行は主に基地上空で行われるため、それを自宅から見ることができるのです。実際、妻は昨年それを見ていて、本番で行われなかった演目まで見ていたのです。今年は土曜日なので、私も在宅しているのでそれを見られるはず。おまけに天気も快晴でした。入間基地のWebサイトでは離着陸の予定が公開されているので、それを頼りに自宅から観察します。

 10:00前、まずやってきたのはブルーインパルスのT-4。2-2-3機ずつに分かれて、北の方角からやってきました。


7機のT-4が3回に分かれて着陸、これは最後に到着した予備機です。

 11:00過ぎ、美保基地所属の中型戦術輸送機C-2が到着。さらにその後には東から陸上自衛隊の対戦車ヘリコプターAH-1Sが到着しました。


美保基地所属のC-2、「204」はこの間も見た機体です。


陸上自衛隊のAH-1Sも到着しました。木更津あたりから来たのかな?

 12:00過ぎに入間基地所属の中型輸送機C-1が続けて4機離陸、北へ向かっていきましたが、約30分ほどのうちに戻ってきて4機の編隊飛行や、激しい機動を見せてくれました。


入間基地所属C-1の4機編隊、市街地上空で輸送機らしからぬ機動を見せてくれました。
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 14:00前には階段で上階に上がって踊り場にカメラをセット。事前の情報通りブルーインパルスが離陸し、基地上空で事前訓練を行いました。昨年の航空祭本番では見られなかった演目「星」が見られたのが良かった。


ついに始まったメインイベント、T-4 6機による編隊飛行です。
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これが自宅で見られるなんて! 30分たっぷり楽しめました。
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最後は昨年見られなかった「星」。きれいに描かれました。
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2019.11.01

東京モーターショー2019

 翌週に予定していた有休を繰り上げて取得することになったので、今開催中の「東京モーターショー2019」に行っておくことにしました。ちょうど妻も仕事が休みになったということで、二人で出かけることに。インドに行っていたのでこちらに来るのは本当に久しぶりです。
 8:30過ぎに自宅を出て、西武池袋線・埼京線&りんかい線を乗り継ぎ、10:30ごろに東京ビッグサイトに到着。


りんかい線・国際展示場前駅から歩きます。


いよいよ入場です。入口では持物検査がありました。

 今回、会場は2つに分かれていました。まず東京ビッグサイトの晴海エリアと、有明エリアです。両者は1.5km離れているため、無料のシャトルバスが運行されるとのこと。まずは晴海側から見てみることに。
 最初に向かったのはもちろんHonda、ユーザーですからね。


ベンチの上には巨大なロゴが! ブースはかなり広かったです。

 今回の目玉はワールドプレミアの「FIT(4代目)」です。現行モデルはデザインがいまいちと感じましたが、今回はもっと「フィットらしい」造形に思えました。用途に応じて5種類の中から選べるそうです。あれ? 以前に派生の数を減らすって言ってなかったっけ...?


新型FIT。発売は来年に延期されたものの、i-MMD搭載で再び競争力は上がるか?


何はともあれCubは今でも看板商品です。


PCXベースのアドベンチャー風スクーター。

 FIT以外にはあまり見るべき新商品はなく、その代わりにこれまでのレースの歴史や、二輪ではCBシリーズの企画展のような展示になっていました。多くの人を集めてはいたものの、なんかモーターショーでわざわざ見せるようなコンテンツとはちょっと違うような気が...?


妻はアイルトン・セナの愛車に大興奮でした。
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こちらはCBシリーズの企画展。こちらもしかり。

 あとは一般向けに近日発売予定という電気自動車「Honda e」。こちらはちょっと面白そう。発売が楽しみです。


軽乗用車ぐらいの大きさかと思いきや、それなりに大きく感じました。

 一通り回った後、TOYOTAのブースを見ようと有明に回ることに。ところがシャトルバスは30分待ちで、会場の移動だけで結局1時間ほどかかりました。うーん、この運営には不満が募ります。
 全体的な印象としては、各社「あまり見せられるものがない」という感じ。また、展示の内容も以前とはかなり変わり電動化やら自動運転のテーマが多かったようです。その影響かこれまであまり前面に出てこなかったような会社・団体が目につきました。確かに、様変わりしましたね。モーターショー...。

2019.10.24-10.27

Honda / STEP WGN (G・Honda SENSING)

 両親を招いての旅行でレンタカーを借りました。もともとはフィット・ハイブリッドを借りるように申し込んでいたのですが、人気が高く確実に手配できるかわからないと言われていました。その場合は同クラスの他社製車両を用意するとのこと。当日行ってみると、残念ながらフィットは用意できなかったとのことで、代わりに同料金でステップワゴン(ガソリン車)を使えることになりました。


今回使うことになったステップワゴン。初めてのVTEC TURBO車です。


操作系はシンプルで迷うところはありませんでした。アイポイントが高いと楽です。

 このステップワゴンは1.5L VTEC TURBOエンジン搭載。いわゆるダウンサイジングターボを使っています。実際に走ってみると低速から高速までトルク感があり、とても扱いやすい印象でした。またHonda SENSINGが搭載されており、特に車線維持支援機能は高速走行時に重宝しました。バックミラーも大きく、左下方を見る補助ミラーなどもあり視界も良好。取り回しも5ナンバーサイズだけあって楽でした。使い勝手の面でも二列目まではウォークスルーもできるし、テールゲートを開けるスペースのない場所でも「わくわくゲート」で荷物の積み下ろしができるのは便利。4日間で983km走行しました。
 返却してから自車のCR-Zに戻ると、極端に視界が狭く感じました。やっぱりアイポイントが高いクルマは運転するのも気持ちの上でも楽です。

2019.10.09

燃費が出ない...

 CR-Zのタイヤ交換を行ってから1ヶ月ちょっと。ここまでで1,000km以上走っていますが、燃費が落ちています。だいたい今までの19.3km/Lから、最近は18.3km/Lほどに低下。最初はゴムが柔らかく、かつ初期の空気漏れがあるので致し方ないところですが、思っていたよりも回復してこない印象。
 また、遠出のたびに空気圧を調整(推奨値の10%増しぐらい)しているのですが、まだ低下が大きい感じです。この影響も少しあるかも。

2019.10.05

JASDF / 川崎 C-1 中型戦術輸送機

 最後に見たのが中型戦術輸送機C-1です。実はこの機種は退役が始まっていて、昨年から入間基地で解体中の機体を数回見たことがあります。エンジンカバーの塗装から見て、先月横田基地で見た機体と同じようです。


よく離着陸を見るC-1。自宅のNHKの受信料が半額なのはこの機体のおかげ?

 こちらも内部が公開されており中に入ってみました。カーゴ内は先月見たC-2に比べると、塗装色の違いもあってかなり狭く感じます。


先月見たC-2と比べると、かなり狭く感じました。

 最後はコクピットへ。クルーによる説明つきで、操縦席にまで座らせてもらえました。いい記念になりました。


なんと、コクピットで記念撮影してもらえました。嬉しいなあ。

2019.10.05

JASDF / 川崎 T-4 中等練習機

 2番目は中等練習機T-4、ブルーインパルスが使っていることで有名です。丸みを帯びた形状から「ドルフィン」のニックネームがあります。さすがにこちらはコクピット公開とまでは行きませんでしたが、それでも今までで一番機体に近寄れました。インテークの奥に見えるタービンブレードなど、今まで気づかなかったディテールが見られました。


今回は航空祭やランウェイウォーク以上に近づけました。
(画像に触れると表示が変化します)


ドルフォンは後ろ姿もセクシーでした。

2019.10.05

JASDF / 日本航空機製造 YS-11FC 飛行点検機

 体験飛行の終了後は、基地所属機の展示がありました。まず行ったのは飛行点検機YS-11FCです。昨年から航空祭などで何度もお目にかかっていますが、この機はエンジンがロールス・ロイス社製オリジナルのままの貴重な機体。ですが3日後にラストフライトを迎えるそうで、来月の航空祭には展示されるかもしれないが、内部公開はおそらくこの日が最後になるだろうとのこと。


飛行点検機YS-11FC、まもなく退役だそうです。内部まで公開されました。
(画像に触れると表示が変化します)

 客室側は飛行点検機ということで、基地施設の点検に必要な機器が搭載されていたものの、後方3列分の客室はオリジナルに近い状態でした。座席に座り窓から外を見ると、エンジンの排気口などが見られました。私は高知⇔大阪便でよく乗っていました。懐かしい景色です...。


この客室、懐かしい。窓から見える機体形状にも感動しました。
(画像に触れると表示が変化します)

 コクピットも公開されていました。スイッチや計器の多さは、やはり時代を感じさせます。ご苦労様でした。


こちらがコクピット、さすがにロートルを感じさせます。

2019.10.05

JASDF / BOEING-VERTOL CH-47J CHINOOK

 航空自衛隊・入間基地で行われた体験飛行に参加してきました。自衛隊の記念日前に行われる一般公開のイベントで、今年は7月下旬に申し込みが終了。妻が出していた葉書が当たり、輸送ヘリコプターCH-47Jに乗せてもらえることになりました。この日は輸送機C-2が4回、CH-47Jが6回飛行。我々は第3便に搭乗することになっていました。


まずはゲート前で受付。当選ハガキを見せて中へ入ります。

 11:50に稲荷山門前に集合し、マイクロバスでターミナルに向かいます。ここで搭乗同意書を記入して待合室へ。離陸30分前には担当者から注意事項の説明があり、それが終わると徒歩で移動し搭乗機へと向かいました。飛行ルートは入間基地から東に向かい、東京23区境付近までを往復する約20分の行程が設定されていました。視界のよい好天で、かなり遠くまで見渡せそうです。


今回の飛行ルート、東武東上線に沿った飛行になりそうです。

 今回乗る輸送ヘリコプター「CH-47J CHINOOK」は1961年に原形機が飛行し、今も改良型が新造されているというロングセラーモデル。特徴的なのはタンデムローターで、各々を反対向けに回転させることでカウンタートルクを相殺します。エンジンは双発で人員を50名ほど輸送できるほか、車両や機器を輸送することが可能とのこと。


エプロンを歩いて、いよいよ搭乗です。


これが搭乗したところ。この飛行に乗ったのは約30名ほどです。

 ヘリの乗り心地ですが、最初はやはり独特のガクガクした振動が出ます。また、音源に近いこともあって内部の騒音はかなりのもの。イヤーマフがないと耳が痛くなるほどです。離陸時の浮遊感は思ったほどではなく、機体ががっちりしているせいか頼りなさは感じませんでした。この日は天候がよかったこともありますが、目立った揺れはほとんどなく、上空では何かにつかまらずに機内を歩き回ることが可能なほどでした。


離着陸の様子をiPhoneで撮影しました。
(コントロールをクリックすると再生します)

 次からは飛行中に見えた景色を紹介します。このエリアは私の通勤圏でもあるので、地図はしっかり頭に入っています。このため飛行中からほぼすべての場所が判別できました。
 まずは離陸後すぐに撮影した入間基地の全景。手前が狭山市、奥が入間市です。さらに回り込んで最大ズームで滑走路端を狙うと、自宅がしっかり写っていました。少し高度を上げると、狭山丘陵の中にメットライフドームと狭山湖が見えました。思った通り、かなり視程がいい。


こちらが入間基地の全景。手前が狭山市、奥側が入間市になります。


少し高度を上げると、メットライフドームと狭山湖が見えました。

 高度を上げると、同乗の担当者から「ベルトを外してよい」というジェスチャーがあり、参加者は座席から立ち上がって機外を見始めました。コクピットも公開されており、写真を撮ることも可能でした。


コクピットの様子も撮影させてもらえました。グラスコクピットではありません。

 すぐに東京都北区近辺まで到達。ここまで来ると東京の高層ビル群がはっきり見えました。下の写真のように東京タワーや羽田空港、新国立競技場やサンシャイン60など、さまざまなランドマークが見られました。


遠くに東京の高層ビル群と、その向こうには東京湾が。望遠で撮ると東京タワーが!
(画像に触れると表示が変化します)


ゲートブリッジも写っていました。左側にはスカイツリーの姿も!
(画像に触れると表示が変化します)

 そこから右に旋回し、今度は東武東上線に沿って北西に飛行します。外環道と首都高の交差する美女木JCTや彩湖、川越街道と浦和所沢バイパスが交差する英インターが見えたほか、以前住んでいた朝霞台・志木・柳瀬川エリアが一望できました。おまけに自分の職場まで上空から観察できました。


外環道と首都高が交差する美女木JCTです。


荒川と彩湖を横断するのは、外環道の幸魂大橋です。


川越街道と浦所バイパスの交点である英インターもはっきり見えました。


右から朝霞台、志木、柳瀬川。私の旧生活圏が一望できました。

 所沢市上空に戻ってきたあたりで、再び座席に座るよう指示があり、着席してベルトを締めます。着陸は離陸と同じ位置に降り立ちましたが、そのまま滑走したこともあってほとんどショックを感じませんでした。エプロンを横断して元の位置に戻って体験飛行は終了です。自分たちの降機後、すぐに次の組が登場して離陸していきました。


まもなく着陸です。あっという間の20分間でした。

 ヘリに乗る機会はなかなかないので、貴重な体験をさせてもらえました。おまけに天気もこれ以上ないほど良かったので、いい思い出になりました。自分の職場を空から観察できるなんて感動です。機会を作ってくれた妻に感謝です。


こちらが搭乗したCH-47J。いい体験をさせてもらいました。


幕の前で記念撮影してもらいました。機会を作ってくれた妻に感謝です。

2019.09.29

ANA / BOEING 767-300

 鹿児島からの戻り便は10:30発のNH624を使いました。往路と同じくB767-381での運行、今回の機体のレジナンバーは「JA8971」。こちらも導入から24年を数える古い機体で、やはりWi-Fiサービスもなしでした。


羽田から鹿児島空港に到着したJA8971、24年物です。

 装備も往路の機体と同じ。機齢を考えるとそのまま改修されずに引退しそうな予感です。


こちらも旧来のインテリアでした。

2019.09.27

ANA / BOEING 767-300

 鹿児島への特典航空券の旅で利用したのはNH621、機材はB767-381でした。レジナンバーは「JA8324」、ANAのB767-300ではかなり古い機体に当たりました。


羽田空港で出発を待つJA8324、Wi-Fiも未装備。

 インテリアはシートこそ更新されていますが、荷棚のデザインなどはもはや古臭さを感じさせるほどです。またWi-Fiも未導入のため、サービス的にも標準レベルと比してかなり見劣りしました。まもなく引退するでしょう。


荷棚のデザインが古くさいですね...。

2019.09.15

internaviルート復活

 この日、横田基地に行くのにクルマを出した際、internaviルートが取得できるかをチェックしてみました。先週ディーラーで対応してもらったはずなので、その効果確認です。
 始動後1回目のサーバー接続には失敗したものの、信号待ちの間に改めて目的地を設定し直し、しばらく待つと「スマートルート」が送られてきました。表示されている到着予想時間も大幅に早まり、実際の到着時間から見てもかなり正確な予測になっていました。一件落着です。

2019.09.08

internaviの作動不良? 原因を聞いて脱力。

 最近CR-Zの純正ナビゲーションシステム「internavi」で表示される到着予想時間が妙なことに気づきました。例えば一般道で40km先の目的地に対し、2時間以上かかるという表示。インターナビは「到着予想時間が正確」というのが一番の売りなので、これは何かがおかしい。3月の車検より前はもっと正確に出ていたので、まずは作動状況をよく観察してみることにしました。
 まず目的地を入力すると、車載HDDの地図データに基づいてルートが表示されます。その後ナビはインターネット上のサーバーにアクセスし、そこで計算された「internaviルート」と呼ばれるルートを送ってきます。この「internaviルート」には、道路交通情報やHonda車のリアルタイム走行データ(車速など)を反映しているため、到着時間の予測精度が高くなるという仕組みなのです。
 ところが現状、サーバーへの問い合わせ後に確実に「internaviルートを取得できません」と表示が出ます。つまりは「internaviルート」での案内がなされず、車載情報だけで計算していたということになります。また、その表示は一瞬だけしか出ないので、運転中にこれに気づくのは困難。通信ができているため、どうやらサーバーに「リクエストが蹴られている」と見るのが正しそうです。


このメッセージもすぐに消えてしまうので、運転中に気づくのはまず無理です。

 いずれにしろ自分では解決できそうにないので、今春に車検を受けた(同時に地図も更新してもらった)ディーラーに持ち込んで相談してみました。「通信はできているがinternaviルートが取得できない」という打ち上げをしてしばらく待っていると、整備士の方が待合室に現れました。お店で過去の作業履歴を照会したところ「更新完了の手続きができていなかった」との説明。要するにディーラーの作業ミスという結末でした。
 「改めてサーバーへ接続できるよう登録を行ったので、しばらくすると使えるようになります」ということで、ひとまず解決の方向に向かいそうです。でも「internavi」に「リンクアップフリー」と、サービス構造と手続きが煩雑なのは何とかならないものですかね。

2019.09.07

新品タイヤを走り込み。高次元バランス!

 先日交換したMICHELIN「PILOT SPORT 4」で走り込んできました。一般道と高速で500kmほどで走行距離の約7割が一般道です。


まだウェットは試せていませんが、500kmほど走って感覚はつかめました。

 まず操作感ですが、グリップ感がしっかりあってハンドリングには安定感があります。高速では直進性が悪くなるかもと思っていましたが杞憂でした。それでいて高速走行中の車線変更も軽やか。またロードノイズも小さく、乗り心地も悪くありません。また、燃費も寿命末期で相当固くなっていたはずの前タイヤの時と変わらない燃費を叩き出せています。初期伸びがある程度出たと思うので、空気圧調整をもう一度かければ、もう少し延ばせるかもしれません。
 総じて言えば「バランス型」、しかも高いレベルで釣り合いが取れている良いタイヤだと思います。しかも価格は他社の相当品と比べてもリーズナブル。いい選択でした。

2019.09.01

TIREHOODを利用してタイヤ交換

 CR-Zのタイヤを交換してきました。前掲のようにMICHELINの「PILOT SPORT 4」です。
 今回、交換にあたっては「TIREHOOD」というWeb上でのサービスを初めて利用しました。これは三菱商事エネルギー(株)のグループ会社が運営するサービス。タイヤの購入に加え、登録されているガソリンスタンドや量販店などで交換作業を予約できるというものです。購入したタイヤは交換作業を行う場所に直送され、費用はWeb上で一括支払いするため、交換する日はクルマを持っていくだけでOK。
 私の場合は自宅のすぐ近く(クルマで1分)にあるタイヤ・ホイールの販売店があったのでそこを指定。申し込んだのが8/21で、最短の予約可能日が8/28だったため、週末のこの日に作業日を指定しておいたのです。


MICHELIN PILOT SPORT 4に履き替えてきました。


生産はドイツ、製造時期は今年の2〜5週でした。

 予約時間ちょうどに車両を持ち込み、作業は30分ちょっとで完了しました。費用は取付料と送料込みで合計80,432円(タイヤ代は64,880円)でした。事前にいろいろと価格のシミュレーションをしてみましたが、このサービスは手間と価格のバランスが取れていると感じました。
 また、装着されたタイヤを確認すると、ドイツ製で製造時期は今年の2〜5週ぐらいでした。
 さて、近日中に皮むきに行ってきましょうかね。

2019.08.25

もう限界...?

 私の愛車「CR-Z」の履くタイヤはMICHELINの「PILOT SPORT 3」。購入時から履いている標準装着のタイヤで、いわゆる「スポーツコンフォートタイヤ」にカテゴライズされるものです。
 ところが最近、タイヤのトレッド面の端のひび割れが目立ってきました。FF車なので、負荷の高い前輪側の方がやはりレベルが悪い。ここまでの走行距離は44,000km弱ですが、改めて製造年を見ると2013年の第16週ということで6年が経過しています。普段はともかく、これで連続高速走行するのは気が進みません。


後輪はもう少しましですが、FFで負荷の高い前側はこんな具合。

 まだスリップサインのNGゾーンまではもう少し持ちそうですが、最近は空気圧の低下ペースが早くなってきた気もするので、思い切って交換することにしました。BRIDGESTONEやDUNLOPなどの同クラスの製品への変更も検討してみましたが、MICHELINの後継モデルの方がコストパフォーマンスが高そうなので、そちらを選択しました。
 来週交換予定です。

2019.08.24

【番外編】青山一丁目のショールーム

 妻と渋谷に映画を見に行く前に、青山のホンダビル(ウェルカムプラザ青山)に立ち寄りました。目的は「Red Bull Honda」と「Toro Rosso Honda」のF1マシンとパワーユニットの展示を見るためです。今シーズンはレッドブルが2勝と好調なので、後半戦に入る前の夏休みサービスとして再展示を始めたようです。
 車両は昨年のものを使ったいわゆる「ショーカー」であり、今シーズンのものではありませんが、カラーリングは現状に近いので雰囲気は伝わります。現在のパワーユニットは1.5L V6ターボ+ハイブリッドですが、3.5L V10〜V12世代のエンジンを知る私にはかなり小さく見えました。


こんな感じで展示されていました。向こうは「NSX」ですね。


ショーカーですが、塗装は今と変わりません。シーズン前のテストカー?
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 ついでなので、展示されている市販車も座席やシートに座らせてもらい、楽しんできましたよ。久しぶりにCBR1000RRのシートに跨がりましたが、やっぱり胸がときめくなあ。


久しぶりに「CBR1000RR」に跨がってみました。でも200万円なんて買えない...。
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 四輪車の方では妻が「乗りたい!」とトコトコ走って行ったのが「S660」。街中で見かけて気になっていたようなのです。確かに二人でドライブするには最高かもしれませんが、これ1台だと買い物にも苦労するかも。
 私は「ヴェゼル・ツーリング」の運転席に座りました。アイポイントが高くて気持ちいい。


妻は以前から気になっていた「S660」に乗ってご満悦(笑)。
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私は「ヴェゼル・ツーリング」を試してみました。妻は「N-WGN」の内装が好みだそうです。
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 二人ではしゃぎ回って、完全に「ただの冷やかし客」になっちゃいました。

2019.08.18

ANA / BOEING 787-8

 高知からの帰路で利用したのはNH568。往路で利用したNH565の羽田への戻り便になります。そのため機材は今回もB787-8で、登録番号は「JA825A」でした。


帰りもB787-8です。乗った座席位置も往路と同じでした。


羽田A滑走路に向けてファイナルアプローチ中。快適なフライトでした。

2019.08.18

とさでん交通 3000形電車

 路面電車で高知をウロウロしていた際、東端のごめん町電停で乗車することになったのが「3000形電車」です。車内のプレートを見ると、アルナ車両で2018年に製造された最新型とのこと。車体連接の超低床式電車です。広島などでおなじみのタイプですね。
 確かに加減速は滑らかで乗り心地が良く、低床なので乗り降りも楽。とさでん交通の車両も少しづつですが進化していたんですね。


2018年に導入された新型車両です。広島などでおなじみの連接車ですね。
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2019.08.10

ANA / BOEING 787-8

 夏の帰省で利用したのはNH565、機材はB787-8でした。私は高知線で乗るのは初めてとなります。今回の搭乗機体は「JA812A」で導入初期のものであり、機齢はもう7年になるのですね。通常、航空機ではだいたい20年ほどで代替されますが、炭素繊維を中心にした複合材の機体の場合、寿命の考え方はどうなんでしょうかね?
 さて、この便は通常はB767-300で運行されているようですが、Flightradar24で調べたところこのお盆週間だけはB787-8に変更されているようです。よさこい祭り&帰省ラッシュへの対応でしょうか。


羽田⇔高知線では初めてB787に乗りました。

 さすがはB787、RR トレント1000エンジンも静かで乗り心地は最高でした。離陸時のフルパワー音で駐在時代の感覚が久しぶりに蘇りました。


高知空港に向けてアプローチ中。この後、左旋回して珍しくRW14(北側)から進入しました。

2019.07.30

いよいよ2000系の置き換えが始まる

 JR四国より新型特急気動車「2700系」の営業運転開始の発表がありました。この8月6日から高徳線特急「うずしお」、9月3日以降には土讃線特急「しまんと」「あしずり」に投入されるそうです。さらに9月28日からは岡山~高知の特急「南風」における運用も開始されるとのこと。
 今回投入されるのは全部で16両。うち2両はグリーン・普通合造車とのことで、おそらく「南風」にはこちらが使われるのでしょう。気になるのはグリーン席が2000系の18席から12席に削減されていること。利用者数を考えると致し方ない気もしますが、切符は取りにくくなるのかな...?
 いずれにせよついに始まった2000系の置き換え。平成を駆け抜けた名車もいよいよ役割を終える日が近づいてきたようです。

2019.07.07

西武鉄道 001系電車Laview(ちちぶ)

 今春から西武池袋線・西武秩父線に投入された新型特急電車「Laview」に乗ってきました。
 この001系電車は日立製作所製の8両編成。特徴は全面の曲面ガラスと大きな側面窓で、外観は今までにない斬新なデザインです。内部はイエローを基調としており、窓の大きさも相まって開放的です。窓が膝下まであるので、特に山岳部の走行中は迫力ある車窓が楽しめます。


全面はアルミの押し出し成形、3次元形状の曲面ガラスが特徴的です。


シルバー1色のすっきりした外観、客室の窓が大きい! 行先表示はフルカラーLEDです。
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 内部はイエローを基調としており、窓の大きさも相まって開放的です。窓が膝下まであるので、特に山岳部の走行中は迫力ある車窓が楽しめます。シートはやや柔らかいものの、可動式ヘッドレストもあって座り心地がいい。床はカーペットなため人が歩いていても静かです。その他の接客装備も改善されていて、客室入口の自動ドア上方にはモニターがあり走行中の前方展望も楽しめます。加速中の騒音や振動も抑えられていて快適でした。


床はカーペット、シートは黄色で統一されています。
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客室入口の上部にはモニターが。情報表示のほか全面展望も表示されていました。

 現在増備が進んでおり、2019年度内に全7編成が従来の「ニューレッドアロー」と置き変わるそうです。前面には貫通扉が設けられていることから、今後は地下鉄直通列車が設定される可能性もあるかもしれません。評判通りなかなか気合いの入った車両でした。

2019.06.24

JAL / BOEING 767-300ER

 帰路の旭川→羽田便、JL552はB767-346ER「JA658J」で運行されました。こちらは国内線で一般的なJAL SKY NEXT仕様になっていました。ただ、生産後期モデルで元国際線仕様機らしく、インテリアはB777スタイルになっていました。


旭川空港で出発準備中のJL552「JA658J」です。


房総半島上空でVターンして羽田C滑走路にアプローチしました。

2019.06.22

JAL / BOEING 767-300ER

 羽田→旭川のJL557を利用しました。この路線はB767-300で4往復運行されている路線です。いつものように座席指定をしておいたのですが、羽田に向かう間に「機材変更により座席が変わりました」とメールが着信。腑に落ちないのがシート列がどの機種にも存在しない「52」であること。一体どういうことなんだ?
 羽田でスポットにいる機体を見て疑問は氷解。このB767-346ER、レジナンバー「JA652J」は国際線用の機材だったのです。コンフィグレーションがA43というタイプで、2クラスで全席個人モニターが装備されています。これは快適なフライトになる…と思っていました。


この日のJL557は国際専用機材で運行されました。個人モニター付きだったのですが...。

 が、機内エンターテインメントは作動しないばかりか、機内Wi-Fiすら利用できない状態。USB端子がある以外は却ってサービス低下の憂き目に。
 国際線機材の間合い運用という貴重な体験でしたが、これでは単なる「外れ」を引いてしまったようです。


旭川にはほぼ定刻通りに到着しました。

2019.06.01

西武・電車フェスタ 2019 in 武蔵丘車両検修場

 通勤電車の中吊り広告の中で、西武鉄道のイベントの案内がありました。「西武・電車フェスタ 2019 in 武蔵丘車両検修場」というイベントで、飯能駅の少し西にある車両のメンテナンス基地が公開されるとのことです。入場は無料で会場行きの直通臨時列車も運行されるということで、行ってみることにしました。
 最寄り駅から池袋線の下り電車に乗り、入間市駅で臨時列車を待ちました。列車は鉄道ファンでほぼ満員。この列車はひとまず終点の飯能駅まで行き、そこから武蔵丘車両検修場に直接向かいました。


入間市駅で車両検修場に直通する臨時列車に乗り換えます。飯能駅から20分ほどで目的地に到着。
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 内部は10両編成の電車を扱うだけあって、さすがに広々としていました。まだ開場したばかりというのに下のような人出です。まずは数に限りのある先行発売グッズを手に入れるため、西武鉄道の販売ブースに並びました。


やはり10両編成の電車を扱うだけあり、中は広大なスペースがあります。
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 そこから会場内を回っていきます。まずはトラバーサーという電車を横に動かすための設備。これに乗って50mほどを往復させてもらいました。でもこれ、果たして楽しいのか!?
 その他にも10000系電車「レッドアロー」も置いてありましたが、展示しているというよりは「もともとそこにあった感」が半端ありません。外向きイベントというよりは、「お父さんの職場を訪問」みたいな雰囲気です。


トラバーサーは電車を横に動かすための設備。ヨメは楽しそうですが...?
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いつも通過待ちをさせられる10000系「レッドアロー」と、台車も展示されていました。
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新宿線特急「小江戸」のヘッドマークを出した10000系電車前にて。
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 首都圏や関西圏の私鉄も販売ブースを出していました。他にも沿線自治体なども地元名産品を出してアピール。妻はちゃっかり埼玉県マスコット「コバトン」と記念撮影。けっこう地味なキャラクターだな...(ポツリ)。


地元マスコットの「コバトン」も出動。なんとも微妙なキャラクターです。

 このイベントを俯瞰してみると、子供向けの体験型展示が多いのが特徴です。大人向けは使用済み鉄道部品の販売がメインのように見えます。展示されている車両も珍しいものはなく、普段走っているものばかり(←考えてみれば当然です)。なので体験しなければあまり見るべきものもありません。職業柄気になるものはありましたが...。


車輪を手で転がす子供。こういう体験型のイベントが多かったのが特徴でした。


個人的にはこっちが気になる。クルマ用と比べるととにかく巨大です。
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 ということで、2時間ほどでだいたい回ったので帰途につくことにしました。帰りは最寄りの高麗駅まで歩き、西武線に乗って戻ることに。うーん、個人的には微妙なイベントだったな...。


2時間弱で見学終了。帰りは最寄りの高麗駅まで歩いて電車で帰りました。
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2019.05.26

ロードノイズが減って乗り心地向上?

 先日買ったエアーコンプレッサーで、クルマの空気圧を変えて走っています。我が愛車CR-Z α Master labelの場合、推奨空気圧は前輪が220kPa、後輪が210kPa。ところが一番最初に調整しようとしたところ、250~260kPaの表示が出ました。直近では3月の車検の際に販売店で調整したと思っていたのですが...?
 数種類の設定で試した結果、バルブにホースを取り外しする際の漏れも考慮し、推奨値から+10%ぐらいにしておくことにしました。200kPaぐらいになるまでエアーを抜き、コンプレッサーの設定値を前輪が245kPa、後輪が235kPaとして再注入。


今履いているのは標準装着品のMICHELIN「Pilot Sport 3」、もうすぐ摩耗限界です。

 その設定で会津へ一泊旅行に出掛け、680km(高速380km+一般道300km)ほど走行しました。その結果で驚いたのは高速道路走行時のロードノイズが大きく減ったこと。またコツコツという小さな突き上げが小さくなり、乗り心地も若干良くなりました。一般道では路面への食いつき感が増えたものの燃費は悪くなっていないので、こちらは気分的なものかも。
 そうか、今まで高すぎたのか...。

2019.05.10

これからは定期的に

 先日、いつも読んでいる新聞の電子版に興味深い記事が出ていました。最近クルマのパンクによる事故が増えているのでは?というものです。実際に東名高速で調査したところ、空気圧の過不足あるクルマがかなりの頻度で見つかったとのこと。原因として、燃費向上により給油機会が減ったり、行ってもセルフスタンドが増えたので気軽に店員に見てもらうチャンスが減ったなどの考察がなされていました。
 さて自分を振り返ってみると、バイクに乗っていた時はパンクへの備えで空気入れとエアゲージを常備していましたが、インドから戻ってクルマだけになってからはこの点に関して無頓着になっていました。これはマズい兆候です。
 ということで思い立ったが吉日、(嫁に稟議?を切って)クルマに使える空気入れを購入することにしました。セットした空気圧まで自動でエアーを入れるコンプレッサーで、USB接続により充電して使うコードレスタイプです。


クルマにも自転車にも使えます。これで定期的にチェックしましょう。
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 話によれば1ヶ月でもずいぶん空気圧は下がるらしい。安全性のみならず燃費にも効いてくるはずなので、今後は定期的にチェック&充填するようにせねば...。

2019.05.05

ANA / BOEING 737-800

 NH564はB737-881「JA78AN」で運航されました。見返せば2016年の年末にこの機体には乗っています。クスリを飲んで痛みに耐えながら高知へ向かったという、苦い思い出のある機体です。
 さて、改めて見てみるとこの機材、導入から4年と比較的新しいものでした。ただしインテリアはB767やB787とはちょっと違っていて、色が濃くテーブルもちょっと古めかしい。Wi-Fiは入っていましたがなんだか古い雰囲気の内装でした。ANAはどうもこのあたりのポリシーがよくわかりません。


戻りはB737です。同クラスであるA320との棲み分けが謎です。


シックな色合いのシートです。極端な薄型でもない...。


見ての通り羽田はかなり混雑が予想されます。

2019.05.03

Honda INSIGHT (EX)

 義父が今冬クルマを新たに購入、Honda INSIGHT(3代目)です。妻曰く「お父さんは新しい物に好奇心旺盛」とのことで、最新式ハイブリッド車に乗りたくて車種を決めたそうです。このGW中に二度ほど後席で乗せてもらいましたが、市街地走行ではほとんどエンジンで駆動されることがなく、フィーリングはまるでEVみたいになっています。
 面白かったのはシフトレバーとパーキングブレーキレバーが廃されてボタン式になっていることで、実際のところ操作感はかなり変わっているようです。あと気になったのはナビゲーションシステム。internavi搭載ではあったもののちょっと後付感が否めません。車格や価格を考えるとここはデザインを入れて専用にするべきじゃないかなあ、と思えました。


位置づけはミドルクラス・セダン。パワーユニットは次世代を担うi-MMD。

2019.05.02

JR四国 1000形気動車(土讃線)

 妻と高知市内を歩き回り高知駅までやってきました。ずっと歩き詰めで疲れたところで時刻表を見ると、15分後に窪川行き下りの列車があることが判明したため、これに乗って実家近くまで帰ることにしました。運賃は160円なので、バスよりも20%もおトクです(?)。
 さて、ホームで待っていたのは1000形気動車ですが、なんとさらに2両が増結され3両編成になりました。ここまでこの車両で長い編成に乗るのは初めて。そこで「無人駅ではどうやって改札するのか?」という疑問が発生。単行なら中央扉を閉じて後乗り・前降りで解決するのですが、いくらなんでも最後尾の車両からお客さんを移動させるには時間がかかり過ぎます。


久しぶりに乗車しました。しかも長大編成(笑)です。
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 ちょうど我々の降りる駅も無人駅なので、その疑問はすぐに解き明かされました。降車客はすべてのドアから降りることが可能ですが、、最後尾から車掌さんがホームを歩いて乗車券を回収していました。とすると、駅員のいない駅では毎回60m近くを歩かねばならないので結構大変なはず。幹線+ローカル線ならではの光景です。

2019.04.28

【特別編】義父の釣船

 帰省して妻の実家に挨拶に行くと、義父から「明日は空いてるか? 釣りに行こう」とお誘いがありました。翌日から天気が崩れることは分かっていたので、ぜひお願いすることに。翌日、妻と私の父といっしょに義父の船に乗せてもらえることになりました。
 その船ですが、見ての通り立派なもの。これで土佐湾の沖合まで出て魚を釣ってきたのですが、船の走りの方もなかなか迫力があって凄かった。いい体験ができました。


このクラスの釣船に乗るのは初めてでしたが、想像以上に迫力がありました。

2019.04.27

ANA / AIRBUS A321

 帰省のフライトで利用したNH567は、A321-211「JA114A」で運行されました。実はこの機体は2年前に運行を開始した比較的新しいものですが、エンジンは新型にはなっていないA321ceo(current Engine Option)と呼ばれるモデルです。ANAは現在A321neoの導入を進めていますが、これは4機だけリースで運用されているもので、neoシリーズとはコンフィグレーションは同一ですが接客装備は異なっています。
 インテリアは新しい仕様でWi-Fiも入っていますが、neoにある一般席の個人モニターはないなど、やや中途半端な印象がしました。ただし、ANAサイトの機種シートマップでは特に区別されていないようです。


比較的新しい機材なのですが、A321neoとは装備が異なっていました。


出発はちょっと遅れましたが、少しは取り戻したようです。

2019.04.21

ANA / BOEING 767-300ER

 米子から羽田への戻り便はNH388、機材はB767-381ERの「JA614A」でした。レジナンバーから判る様にB767では比較的後期に納入された機体で、かつER仕様のため国際線から転用されたものだと思われます。しかも「スターアライアンス」の特別塗装機。内装は国際線に準じてB777スタイルであり、あまり古臭さは感じませんでした。Wi-Fiも導入済みの機体です。


「STAR ALLIANCE」の特別塗装機でした。他にB777にもあったはず。


インテリアはB777スタイルのもの。液晶モニターも設置された後期型です。

 驚いたのは飛行ルートで、米子を離陸してから少し北上して日本海の沖合いに出て、金沢・富山の上空を通過して栃木から南向きのジェット・ルートに合流する大迂回をしていました。


北回りのルートで羽田にアプローチしました。

2019.04.21

JR西日本 キハ40系気動車(境線)

 足立美術館から米子に戻ってきて、まだ飛行機まで時間があったので境港に足を伸ばしてみることにしました。利用したのはJR境線で、米子から終点の境港まで、弓ヶ浜半島を貫くローカル線です。ここに投入されているのが旧国鉄時代に製造されたキハ40系で、水木しげる氏にゆかりのある境港にちなみ「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターをラッピングした車両が走っています。全部で6両あるとのことなので、ぜひ全種類見てみたいものです。


まず出会ったのが「猫むすめ」号、内部も徹底的に手が入っていました。
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 内装にもシートや天井にもキャラクターが描かれており、さらには案内音声もアニメ声優を起用するなど徹底していました。また、この路線特有の装備として車内にICカード改札機が装備されていました。これは自動改札機とICカード簡易読取機があるのが起終点の米子駅と境港駅だけで、あとはすべて無人駅であるところでICカード乗車券を運用するためのものだそうです。途中駅では2両目は閉め切られ、乗降はすべて先頭車両のみという運用がされていました。


反対側は「ねずみ男」号、1両ごとに仕様が異なります。


復路の後方は「こなきじじい」号でした。


復路の先頭車両は「砂かけばばあ」号。あとの2両は交換で目にしました。

2019.04.21

JR西日本 キハ126系気動車(山陰本線・アクアライナー)

 米子から足立美術館に向かうためJR線を利用しました。美術館の最寄り駅は安来なので、県境を越えた隣駅なので一区間だけ乗車しました。往路・復路ともキハ126系2両編成での運転で、さらに往路は石見神楽ラッピングの特別塗装車でした。エンジンは450PSを一基搭載しており、JR東日本でいえばキハ110系の位置づけに近い車両といえるでしょう。


往路は「石見神楽」ラッピング車両でした。「本線」ですがワンマン運転です。
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 内部はセミクロスシートで、車体断面が四角く天井が広々しているのが特徴。内装は暖色系で落ち着きがあります。シートは柔らかめで少し沈み込むような印象ですが、座り心地はまずまずでした。


こちらは通常塗装、地方交通線の趣きがあります。


内部は暖色系で落ち着きのある色合いでした。

2019.04.20

ANA / AIRBUS A321neo

 山陰に向かうためにNH1087を利用しました。機材は最新のエアバスA321-272N「JA140A」、昨年11月に納入されたピカピカの新品です。この日の機長がちょうどドイツから日本にこの機体をフェリーしてきたそうです。普通席にも個人モニターがついて、離着陸のみならず巡航中でも前方・下方視界がリアルタイムで楽しめるので、窓側でなくても乗っていて楽しい機体です。また巡航中は機内はとても静かで快適でした。
 これからも増備が続き、地方ローカル線では主力になっていくようなので目にする機会が増えていくことでしょう。


Flightradar24でも「Brand New」と出る機体、新品のA321neoです。


10分ほど早く上空に到達しましたが、ここから右旋回して回った分定刻到着になりました。

2019.04.12

鉄道博物館@大宮に行ってみた

 金曜日に有休を取得したので、大宮にある鉄道博物館に行ってきました。ここはJR東日本・大宮駅の北側に設けられた日本最大級の鉄道に関する博物館です。休日はかなりの人出があるようなので、平日に行けるチャンスを狙っていたのです。妻がCO-OPで割引入場券を買っておいてくれたので、少しだけおトクに入れました。
 10:00開場に合わせて自宅を9:00ごろにクルマで出発。川越を経由してちょうどの時間に到着できました。


正面エントランス前にて。平日なのでゆっくり見られるはず。

 本館内部にはヒストリックな車両群が展示されていました。まずは中央にある転車台に載せられた蒸気機関車の前で記念撮影です。これを取り囲むように名車が配置されていました。


中央にある蒸気機関車、車両の大きさがわかります。

 特に私の目を引いたのは「キハ41300形」気動車です。私の大好きな2000系気動車のルーツですね。内部も落ち着いた色調で味わいがあります。これで旅してみたい。
 他にも国鉄時代の特急列車や新幹線が展示されていました。このあたりは我々にも懐かしいものです。


キハ41300形気動車、シートに座って旅気分です。
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昔懐かしい国鉄の特急電車と0系新幹線。開業当時を再現しています。
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 外や別館には最近の新幹線車両が展示されています。E1系は初の総2階建て車両、この中で駅弁を食べられるように開放されていました。粋な使い方ですね。別館ではE5系が展示、グランクラスも一度乗ってみたいものです。


最近の新幹線車両も展示されています。E5系グランクラスにも乗ってみたい!
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 我々が最も楽しんだのは歴史コーナー。ここでは鉄道インフラの進化の歴史を紹介していました。これこそ懐かしいもののオンパレードです。国鉄からJRへの移行も、もう30年前になるんですね。


きっぷ売り場の進化、みどりの窓口もずいぶん印象が変わりました。
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国鉄からJRの移行で歴史コーナーは幕を閉じます。
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 その他にも鉄道に関する写真の企画展や、鉄道模型の走行・展示もあり、一日たっぷり楽しめました。見どころもたくさんあるので、一度は訪れる価値は充分にあると感じました。ただ展示物の性格上、小さな子供が多いのでどうしても騒がしくなってしまうのが残念なところです。


これが本館の全景です。雰囲気もあって楽しめました。
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2019.04.07

JAL / BOEING 737-800

 広島からの帰路はJL260、こちらもB737-846でした。レジナンバーは「JA349J」で初めて乗る機体。


こちらは初めて乗る機体でした。導入再後期の機体ですね。

 面白かったのはその飛行ルートで、広島空港を東に向け離陸してすぐ北に旋回し、中国山地の上空から東向きに進路を変えました。そこからまっすぐ東へと飛行し、伊豆半島上空で羽田に南側からアプローチする航路に合流していました。そのおかげか到着も少し早まったようです。


まもなく羽田に到着です。定刻より少し早めに着きそうです。

2019.04.07

JR西日本宮島フェリー「ななうら丸」

 本州から宮島に渡るには連絡船を利用します。現在2社が並列で運航していますが、今回はJR西日本宮島フェリーを利用しました。
 JR宮島口駅から桟橋までは徒歩5分ほど。本州側に改札はなく料金は宮島側で支払うシステム。SuicaなどICカードが使えるのが便利です。運航は10~15分間隔、所要時間は10分ほど。昼間は本州からの便は大鳥居がよく見えるように航路を寄せるサービスをしており、なかなか粋な計らいです。
 利用した船は往復とも「ななうら丸」という一番新しい船でした。上部構造は鳥居と屋根をイメージしたユニークなデザイン。会社のWebサイトを見たところ、どうやら三隻でローテーションしているようです。甲板は3層構造で、往復とも一番上の甲板から景色を楽しめました。


ずいぶん腰高な船に見えますが、車両も運べる立派なフェリーです。

2019.04.06

JR西日本 キハ47形気動車(瀬戸内マリンビュー)

 呉から広島に向かう帰路は快速列車に乗車しました。「瀬戸内マリンビュー」という観光列車で2両編成。よく見るとキハ40系気動車の改造車でした。まさかこんな都会近郊でローカル色豊かな気動車に乗ることになろうとは(笑)。列車は1号車が指定席、2号車が自由席という変則的な編成。2号車は車端部以外はただのベンチシートでしたが、1号車の内部はテーブル付のシートがあったりソファーシートがあったりで、なかなか楽しそうな装備でした。


キハ40もだんだん数が減ってきました。こういう形で最後まで残るのかも...?
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 この日は呉→広島をノンストップで運転していましたが、交換待ちの運転停車が多く、加速も良くはないので所要時間は普通列車と大差ないぐらい。それでも久しぶりに残りわずかな古い気動車に乗れて懐かし気分を味わえました。

2019.04.06-04.07

JR西日本 227系電車(山陽本線・呉線)

 呉にある大和ミュージアム、廿日市の厳島神社を訪れるのにJR在来線を利用しました。広島地区は以前に来たときには多くの旧国鉄製車両が残存していたという印象がありますが、今回の訪問で広島駅を通過する列車を見ていると、完全に新型車両にに置き換わっていました。
 ここ数年で集中投入されたのがタイトルにもある227系電車で、赤い塗装が特徴的な3扉車です。この車両は2~3両を1単位として連結運用することで、2~8両編成を容易に構成でき、輸送量に応じた柔軟な対応ができるとされています。
 内部は転換クロスシートで、シートピッチは狭いですが足元は広々としていました。シートはやや柔らかめかな。扉付近には格納できる補助席も設置されており芸が細かい。車内は首都圏の電車にあるような煩い壁広告がなくすっきりとしていました。


こちらは呉線での車両。車内はすっきりしています。
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山陽本線は編成が長いですが、列車によって両数が違うことが多い。

2019.04.06

JAL / BOEING 737-800

 羽田→広島のJL257を利用しました。この路線は利用者がTOP10に入るほどの幹線なので大型機が充当されているかと思いきや、機材は地方線で主力のB737-846でした。座席数が控えめということは、新幹線との競合が激しいこともあるのでしょうか。この日の機体は「JA339J」、以前に羽田⇔高知線で搭乗したことのある機材でした。


一昨年の夏以来の再会です。といっても同型機は50機もあるのですが。

 羽田RW05(D滑走路)を離陸した飛行機は高度を急速に上げながらすぐに左旋回。この日は天気も良く、川崎上空から中央道に沿ったルートで富士山の北側を通り西へと向かったため、都心から調布・府中・八王子までの景色を楽しめたフライトだったようです。


近畿圏の北側をかすめて東側からアプローチしています。有視界進入ですね。

2019.03.22

燃費レースに参戦中!?

 車検を機にinternaviのパーソナル・ホームページが復活しました。新車の時には登録が不充分だったらしく、燃費や走行情報などがクルマからアップロードされなかったのですが、これが車検後からできるようになりました。おかげでWebサイトから日毎の走行距離や燃費、消耗品の交換目安が閲覧できて重宝しています。
 機種ごとの燃費レースにも参加していますが、半月が経過した時点で1,000番台近辺(参加11,000台強)とまずまずの位置につけています。私の普段の乗り方だと距離さえそれなりに走れば19km/L台を安定して出せているので、最終的には結構いい線イケるのではないかと。


だいたい安定して19km/L台で推移しているので、いい線いけるかも!?

 目指せ三桁席次!です。

2019.03.13

ETCマイレージサービスに再登録

 CR-Zの車検に併せて、ETC車載器の再セットアップを行ってもらいました。もらった登録証をもとに、その日のうちにETCマイレージサービスに申し込んだところ、4日後に事務局からIDとパスワードが届きました。
 これで朝夕割引と還元が受けられます。


3営業日で到着しました。これで割引が受けられるとともに利用記録が残せます。

2019.03.10

internaviの地図更新

 CR-Zのinternaviの地図更新が終了しました。車検終了時は進度56%で引き渡されましたが、この日のドライブの間に更新作業が無事に終了。これで圏央道や外環道で畑や住宅の中を走行せずに済みます(笑)。
 この地図更新、私は初めてだったのですが意外に面倒。まず申し込むと、販売店に下のようなDVDパッケージが送られてきます。そのDVDを入れて認証を通すと、マップの更新作業が始まるという仕組みです。高速通信機能がまだ一般的ではなかったもう10年近く前の仕組みだけに、今となっては洗練されてない感じがします。


DVDディスクで認証し、データはダウンロードするタイプでした。

2019.03.09

2nd車検終了

 CR-Zが車検から戻ってきました。木曜日の朝には引き取れる状態だったのですが、仕事の都合で木曜日は取りに行けなかったのでこの日になりました。確認してもらったところ、タイヤ・ブレーキパッドともにまだ残量が許容値内ということで、特に追加で交換すべき部品はなかったとのこと。


38,600kmで二度目の車検を受けました。不具合なしです。

 その他にも警告の出ていたミッションフルードの交換、ETCの再セットアップや、internaviの地図更新も対応してもらいました。ただ、傷が入っていたフロントバンパーの交換で費用はかさみ、なんと20万円超...。正直、痛い。

2019.03.03

通信機能使用不能? internaviがただの車載ナビに...

 CR-Zに搭載されているのは純正ナビゲーション。このナビは通信機能を持っていて、ルート計算をサーバー側で行うことができます。目的地を入力するとまずは車載情報でルートを決定しますが、その後専用のサーバーに問い合わせを行い、その時点の最新道路交通情報と照らし合わせて最適なルートをナビに送ってくる仕組み。このため最短時間で行けるよう、動的にルートを変更していく強みがあります。
 ところがこの前日、静岡に出かけた際に異変に気づきました。サーバーへの問い合わせが上手くいっていないようなのです。「認証できませんでした」というメッセージに加え「Honda販売店までご連絡ください」という表示まで現れました。USB接続の通信アダプタを差し直しても改善せず。
 翌日ナビを操作して調べてみたところ、どうやら車検毎に更新作業が必要なようです。


肝心な時に役に立たず...。

 この日は東名高速で24kmの渋滞に巻き込まれ、通常2時間のところが3時間半かかっていたわけで、この機能が生きていてくれれば時間を短縮できた可能性もなくはありません。肝心な時に役に立たなかったのは残念。

2019.02.24

まもなく二度目の車検

 CR-Zが納車されたのは2014年の3月末、ちょうど消費税アップの直前で、駆け込みで手続きが終わったのを覚えています。ということで、まもなく二度目の車検です。近くのHonda Carsに行って予約をしてきました。やはり年度末だけあって相当込み合っているらしく、クルマを持ち込むのは数日先でいいとのこと。


購入から5年(自分が乗って2年)、まもなく2度目の車検です。

 先日警告の出始めたHMMFの交換に加え、internaviの地図更新(外環道や圏央道の新規開通区間が未反映)、ついでに傷のついた部品の交換なども頼んだので、それなりに費用が肥大化する不安が...。

2019.02.17

JAL / BOEING 777-200

 大阪からの復路はJL116便、こちらはB777-289の「JA8979」での運航でした。型式から見て旧日本エアシステムで導入された機体で、機齢は21年。そろそろ退役が近づいてきているはずです。
 JALの場合、フリートのほとんどがJAL SKY NEXT仕様に改修済みなので、機体ごとの装備の差が少ないのがありがたいところです。この日のフライトは飛行時間が短く、ドリンクサービスも全員には行き渡らないほどでした。


塗装はすでに通常のものに戻っていました。

2019.02.15

JAL / BOEING 767-300ER

 大阪に向かうのにJALの特典航空券を使いました。搭乗したのはJL115便で機材はB767-346ER。レジナンバーは「JA622J」、機齢は10年弱とB767の中では後期の機体です。一般席の座席配置は2-3-2ですが、この便ではファーストクラス、クラスJとの3クラス構成。特にクラスJは設定が42席と非常に多いです。追加料金1,000円で、東京⇔大阪の短いフライトタイムで元が取れるかというと微妙な線ですが...?


Extended Rangeということは、元国際線仕様機かもしれません。

2019.02.04

大混雑回避成功! だが...

  私の通勤ルートは西武池袋線→JR武蔵野線です。ところがこの朝に家を出る直前、テレビニュース中に「武蔵野線運転見合わせ」のテロップが流れました。すぐに手元のiPadで運転状況を確認すると、千葉方面で濃霧発生のため西行き(府中本町方面)が止まっていることが判明。
 さて、これをそのまま信じると私の使う東行き(南船橋/東京方面)は動いているということになるのですが、気になるのは運転見合わせの発生時刻。私が知った時にはそこから既に20分が経過していました。武蔵野線の車両は京葉車両センター所属のため、車両基地は千葉側と、乗る駅から東側にある東所沢にあります。であるならば、今は東行きの列車が動いていても後続する列車が枯渇すると読みました。
 ここまで考えて自宅を早く出発する判断をしました。いつもより1本早い西武線の列車に乗り、池袋まで行って東武東上線に乗り換える作戦です。途中、所沢駅直前で「武蔵野線運転再開」のアナウンスがあったのですが、文字通り動いていてもダイヤは相当乱れるであろうと思ったため、そのまま池袋駅へ。東武東上線に乗り換えて職場最寄り駅まで行き、普段より打刻が30分弱遅くなったものの、無事に出勤できました。
 後で知ったのですが、運転は再開したものの区間運休のようなことになったようです。無論ダイヤは完全に狂ってしまったらしく、他線との乗り換え駅では大混雑が発生したとのこと。結果として今回の選択は正解だったわけですが、「運転再開」という言葉を信じていつも通りのルートにしていたら大変なことになっていたところでした。

 しかし、帰路には今度は池袋線で人身事故で運転見合わせ...。ひどい一日でした。

2019.02.02

特別編:入間基地修武台記念館見学会

 自宅近くにある航空自衛隊入間基地では、月に一度ほど内部にある資料館を一般に公開しています。ただし応募制で抽選により決まるとのこと。実は妻が以前2月分に応募しており当選したということで、参加してきました。
 基地のゲート前で集合し、そこから大型バスで基地内にある施設に案内され、中を見学することができました。


昨年11月の航空祭以来、二度目の訪問です。

 今回見学できる「修武台記念館」とは航空自衛隊の研修施設で、旧日本軍以来の航空にまつわる歴史資料を展示した施設です。2階には戦前のもの、1階には自衛隊の資料が展示されていました。


零戦や隼に搭載された「栄」型エンジン、空冷星形14気筒です。
(画像に触れると表示が変化します)


こちらは特攻機「桜花」、現存する唯一のオリジナル(+復元)機体です。
(画像に触れると表示が変化します)

 私が特に目を惹かれたのは、「ネ-20」の設計図面です。こちら日本で最初のジェットエンジンで、「橘花」という機体に積まれて開発が進んでいたもの。その図面が一部展示されていたのですが、当時のことなので当然手書き。誤読しにくいように注意深く丁寧に書かれた図面に、すっかり感動してしまいました。


設計図です。丁寧に書かれているのがとても印象的でした。

 隣接する格納庫では数は少ないものの、実機の展示も行われていました。


日本最初の動力飛行機と、国産の支援戦闘機三菱F-1です。
(画像に触れると表示が変化します)


T-4といえばブルーインパルスですね。こちらは模型と資料だけでした。

 見学は約2時間でしたが、係員の説明を聞きながら回っていくとちょっと時間が足りない印象でした。とはいえ貴重な資料を見られたわけで、妻のファインプレーのおかげです。

2019.02.01

JL740、成田でスタック!

 昼のニュースで、成田空港のA滑走路が閉鎖されていることが報道されていました。原因は航空機が誘導路上で身動きがとれなくなっているため。空撮映像とともに流れるアナウンスを聞いていると、何とも聞き覚えのある文言が...「日本航空740便、デリー発成田行き」。そう、私が去年まで頻繁に使っていたあの便です。
 どうやら前日からの雪で誘導路が凍結しており、滑走路からの離脱中にスリップして片足を芝生部分に落としてしまい動けなくなったようです。結果的として乗客は3時間ほど機内に閉じ込められてしまったとのこと。飛行機の運航は鉄道やバスに比べると気象的悪条件には強いと思っていたのですが、こういう落とし穴もあるんですね...。


昨年までいつも使っていた早朝到着便です。

2019.01.27

ドロドロ...

 首都圏では、もう1ヶ月以上まともに雨が降っていません。空気もカラカラに乾いて、風が強い日は砂埃が舞い上がることもあります。
 こうなると問題なのはクルマ。私のCR-Zもすっかり埃で真っ白になっていました。そこでコイン洗車場を探したところ、どの場所も自宅から遠い! 以前は近くにあったのでマメに行っていたのですが、今の場所は周囲にはまったく見当たりません。結局、隣市にあってクルマで15分ほどかかる所まで行って洗ってきました。とにかくもうドロドロで高圧水流を使わないとなんともなりませんでした...。
 雨が多ければ水の流れる筋が黒く浮くし、雨が少ないと埃で真っ白に...。どっちにしても大変です。

2019.01.06

ANA / BOEING 767-300ER

 帰路(高知→羽田)で乗ったのはNH570。機材は「JA609A」、B767-381ERでした。
 この機体も国際線から転用されたもののようです。機内Wi-Fiも入っていたので快適。調べてみると機齢は16年と新しくはありませんでしたが、インテリアはB777と同じものになっていました。また、普通席のシートは硬めのもので肘掛けにコントローラーがついているタイプでした。


羽田にアプローチ中です。房総半島上空を避けて東京湾の上を飛んでいます。


インテリアはB777スタイルのもの。Wi-Fiも入っていました。

 同じB767でも往路に比べると雲泥の差です。ANAは本当に機体ごとの装備差が大きいことを改めて実感しました。